ゲーミングPC

【10社】ゲーミングPCメーカーおすすめランキングTOP10!各メーカーの特徴を比較解説

ゲーミングPCを販売しているメーカーは、非常に多いです。メーカーごとに個性があり、製品の特徴もサポートなどサービスの特徴も大きく異なります。

ただ、そのメーカーごとの特徴の違いはわかりにくいのが難点。

そのため、はじめてゲーミングPCを購入する方は特に、メーカー選びが難しいです。

そこで本記事では、ゲーミングPCのおすすめメーカーをカテゴリごとに紹介します。各メーカーの人気モデルも紹介するので、ぜひご参考ください。

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【一覧】ゲーミングPCメーカーおすすめランキング比較表

順位 メーカー名 メリット デメリット
1位 ドスパラ
  • 出荷速度が日本一
  • 安いモデルが多い
カスタマイズの自由度が低い
2位 マウスコンピューター
  • 高コスパ
  • 初心者向けセット販売
新製品のリリースが少し遅い
3位 サイコム
  • カスタマイズ自由度が高い
  • 高品質
納期が遅い
4位 フロンティア
  • セール時のコスパが高い
  • 高品質な電源を採用
納期が遅い
5位 TSUKUMO
  • カスタマイズ自由度が高い
  • 実店舗での取り扱いが多い
値段がコロコロ変わる
6位 パソコンショップセブン
  • 選択可能パーツ数が豊富
  • 比較的安い
サポート対応時間が短い
7位 STORM
  • ケースのデザインがオシャレ
  • 高コスパ
ノートパソコンの販売がない
8位 Lenovo
  • ゲーミングノートPCの販売が多い
  • コスパが高い
ラインナップ自体は少ない
9位 パソコンショップアーク
  • 海外メーカー品の取り扱いが豊富
  • キャンペーンがお得
ホームページがわかりにくい
10位 パソコン工房
  • 実店舗でのわかりやすいサポート
  • コスパが高い
同じ構成のモデルが多い

ゲーミングPCメーカーおすすめランキングTOP10


おすすめのBTOメーカーランキングを紹介します。
どのBTOメーカーも素晴らしいです。
各メーカーの特徴を掴むことで好みのゲーミングPCを購入できるようになります。

1位 ドスパラ

ドスパラは、ゲーミングPC初心者から高く評価されている大手BTOメーカーです。

ドスパラのゲーミングPCは、低価格帯モデルのラインナップが豊富。最も安いモデルでは、10万円程度と業界随一の低価格になっています。ミドルクラスのゲーミングPCが人気ですが、そのコスパも高めです。どのモデルを選んでも、性能と比較すると安くなっています。

さらに、初心者向けのサポートも充実。故障時の無償修理は標準で1年間受け付けており、サポートは24時間365日受け付けています。ほかにも初期不良の対応期間がアプリを利用すると1ヶ月にまで延長されるなど、サポートが充実しているのもドスパラのゲーミングPCメーカーとしての大きな魅力です。

ドスパラの評判

よい評判 悪い評判
・出荷速度がBTOメーカーでも最速クラス
・ラインナップが豊富
・最新パーツの導入が早い
・カスタマイズ自由度が低い
・ノートPCが少ない

出荷速度についてはBTOゲーミングPCメーカーでも最速クラスになっています。最速で当日出荷または翌日出荷の即納モデルが非常に多いです。逆に、即納ではないモデルを探すほうが困難なほど。ほかのBTOゲーミングPCメーカーよりも、早く届きます。

さらに、ゲーミングPCのラインナップが豊富です。低価格帯モデルだけでも、10モデル程度あります。ラインナップは豊富ですが、カスタマイズの自由度が低いです。
また、ノートPCのラインナップは少なめになっています。

現行機種の主だったCPUとGPUの組み合わせを網羅しているため、カスタマイズをせずとも好みの構成のゲーミングPCを購入しやすいです。その分カスタマイズの幅が狭くなっていますが、初期構成のクオリティが高いためそれほど大きなマイナス評価にはなっていません。

>>ドスパラの評判をもっと知りたい方はコチラ

【ドスパラ人気モデル】GALLERIA RM7C-R46T おすすめカスタムモデル

メリット
標準構成で2TB SSDと32GBのDDR5メモリを搭載
  • 構成バランスが良好
  • フルHDでゲームがサクサク動く
デメリット
  • 12cmファンの空冷CPUクーラーのため冷却性能は弱め

本機は、ドスパラの人気ミドルクラスゲーミングPCです。

Core i7-14700FとRTX 4060 Tiを組み合わせており、非常に高コスパで、Apexなどの軽いゲームでフルHDの最高画質設定で144fps以上を安定して出せるほど高いです。

WQHDでも多くのゲームで80fps以上を出せるので、フルHDで競技性が高いタイトルを遊びたい方にもWQHDでソロでRPGなどを楽しめます。

さらに、本機は人気の構成として、2TBのSSDと32GBのDDR5メモリを搭載している点が特徴的です。
最近のゲームは容量も大きく、さらにメモリの占有率も多くなってきており、1TB SSD、16GBメモリでは物足りないというシーンが増えつつあります。

人気がトップクラスのBTOメーカーであるドスパラの1番人気のモデルであり、初心者の方にもこれを買っておけば失敗がないという洗練されたゲーミングPCです。

>>ドスパラのおすすめゲーミングPCをもっと知りたい方はコチラ

CPU Core i7-14700F
GPU GeForce RTX 4060 Ti 8GB
メモリ 32GB
ストレージ 2TB Gen4 SSD

2位 マウスコンピューター

マウスコンピューターは、BTOゲーミングPCメーカーでは最大手のメーカーです。春日部のガレージからPC事業を始め、その後に上場し、2024年時点ではBTO業界では最大手だと言えるほどになりました。

安いモデルが多いだけでなく、品質にこだわっているのが特徴です。パソコン工房のPCブランドであるiiyamaを完全吸収合併したことにより、長野県の飯山に生産拠点を置くようになりました。iiyamaが培ってきたノウハウを活かして、品質にこだわってBTOゲーミングPCを生産しています。

さらに、生産ラインを拡充したことにより生産性を向上したうえに初期不良率を低減しました。

徹底的に品質にこだわって生産されたゲーミングPCが比較的安い値段で手に入るのが、マウスコンピューターの他社メーカーと比べた際の大きな魅力です。

マウスコンピューターの評判

よい評判 悪い評判
・スターターセットが豊富
・サポートや保証が手厚い
・最短翌営業日に発送
・実店舗が少ない
・デザインが地味

マウスコンピューターは、初心者向けのゲーミングPCメーカーとしても定評があります。

キーボードやマウス、ヘッドセットなどがセットになった初心者向けのスターターセットが豊富です。セット内容の含まれるゲーミングPCと周辺機器は、どちらも人気モデルになっています。それらを個別で購入するよりも安いので、初心者には最適です。

ほかにも、24時間365日のサポート体制や標準3年間の保証など手厚いサポートもマウスコンピューターがゲーミングPCメーカーとして人気が高い理由となっています。

しかし、実店舗が全国で9店舗しかないため、実際に見て購入したい人には向いていません。
さらに、地味なデザインが多いため、煌びやかなデザインが好みの人は、ほかのメーカーをおすすめします。

>>マウスコンピューターの評判をもっと知りたい方はコチラ

【マウスコンピューター人気モデル】G-Tune DG-I7G7S(ホワイトカラーモデル)

メリット
  • 高性能水冷CPUクーラーを搭載
  • フルHDで144fps付近で遊ぶのに最適
  • BTOでも少ないホワイトカラーを採用
デメリット
  • 内部パーツのイルミネーションがカスタマイズ

本機は、ゲーム性能に重きを置いているホワイトカラーのゲーミングPCです。

CPUには、Core i7-14700Fを採用しています。20コア28スレッドで、ゲーム性能・マルチスレッド性能ともに高いのが特徴です。CPU単体の処理能力も高いため、ゲームはもちろん作業でも活躍する万能なCPUです。

メモリには最新のDDR5-5600を搭載しており、メモリにもこだわりを感じるモデルとなっています。
最適化不足のゲームでもより快適にプレイでき、オープンワールドやスペースシムをよくプレイする方におすすめです。

さらに、GPUにはRTX 4070 SUPERを採用しています。現在プレイされているほとんどのゲームを快適にプレイできる性能をもっています。

そして、高性能な水冷CPUクーラーを標準搭載しています。普段からゲームや仕事などで、長時間ゲーミングPCを起動している方には特に最適です。

数の少ないホワイトカラーであり、性能も高水準にまとまった優秀なゲーミングPCです。
ドスパラと同様に人気メーカーであるマウスコンピューターの人気No.1PCであるため、多くの人におすすめできる製品です。

CPU Core i7-14700F
GPU GeForce RTX 4070 SUPER
メモリ 32GB
ストレージ 1TB NVMe M.2 SSD

3位 サイコム

サイコムは、フルカスタマイズができるBTOゲーミングPCメーカーです。

フルカスタマイズは、マザーボードやケースなどを含むあらゆるパーツのカスタマイズができることを指します。他社では選べないことが多いCPU、マザーボード、ケースなどさまざまなパーツを複数の選択肢のなかから選択可能です。

そのため、サイコムを使えば自分の好みと用途に最適化したゲーミングPCを手に入れられます。

ストームがフルカスタマイズを辞めたことによって、業界内でもトップクラスのカスタマイズ性を誇るゲーミングPCメーカーになりました。老舗の安心感と信頼感もあり、利用しやすいメーカーです。

サイコムの評判

よい評判 悪い評判
・フルカスタマイズなのに初心者でも使いやすい
・全パーツのメーカーが明記されている
・高品質なパーツを採用している
・高品質なため高価格
・納期が遅め

サイコムは、フルカスタマイズに対応していながらも、初心者にやさしいメーカーです。一般的には、フルカスタマイズのメーカーは初心者向きではありません。

理由は、相性問題があることです。たとえば、電源容量に対して搭載させるパーツの消費電力が大きいとPCが動かなくなるという問題があります。

そのため、サイコムには、あんしんチェッカーという機能があり、相性問題を気にせずに安心してカスタマイズ可能です。

また、全パーツのメーカーが明記されています。多くのBTOゲーミングPCメーカーでは、パーツのメーカーは明記されません。同じゲーミングPCでも、時期によって使うパーツのメーカーが違うということがあります。

一方サイコムは、常に同じメーカーのパーツを採用。カスタマイズ画面でメーカーと型番を記載しているので、安心してカスタマイズできます。

しかし、パーツが高品質なため、価格が高めになっており、組み立てにも時間がかかるため納期が遅めです。

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【サイコム人気モデル】G-Master Velox II Intel Edition

メリット
  • 隙がない初期構成
  • 作業にもゲームにも使いやすく快適
  • 静音性が高い
デメリット
  • サイコムのなかではカスタマイズ性が低め

本機は、サイコムのなかでも特に人気の高いゲーミングPCです。

CPUとGPUは、Core i5-14400FとRTX 4060の組み合わせ。Valorantであれば、フルHDで400fpsが出せる程度の性能です。Apexでは、144fps付近で安定します。

多少重いオープンワールドなども安定して60fps以上を保てるため、競技性が高いゲームでも一人で遊ぶゲームでも使いやすい構成です。

さらに、静音性が高いケースを採用しています。

Fractal Design POP Silent White TG Clearという、自作PCでも人気の高い静音ケースです。瀝青製の吸音フォームが各所に貼られており、これが内部のノイズと振動を吸収します。夜中にゲームをプレイしても、迷惑にならない程度には静かです。

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CPU Core i5-14400F
GPU GeForce RTX 4060 8GB
メモリ 16GB
ストレージ 1TB NVMe M.2 SSD

4位 フロンティア

フロンティアは、ヤマダ電機グループに属しているBTOゲーミングPCメーカーです。

充実した構成の製品を多く販売しています。コスパが高い構成のモデルも多いです。そのうえ、低価格帯のモデルでも1TB以上の大容量ストレージを搭載しているのが特徴。

他社メーカーでは、低価格帯には500GBのストレージが搭載されることが多いです。それと比べると、ストレージのアップグレードをしなくても使いやすいのが魅力だと言えます。

ゲームをプレイするなら、ストレージは1TB以上がおすすめです。近年のゲームは1作品で30GB以上する作品が多い傾向があります。そのうえ、DLCやアップデートなどで容量がさらに大きくなっていくので、容量が大きくて困ることがありません。

フロンティアの評判

よい評判 悪い評判
・セールのお得度が高い
・厳選された選びやすいラインナップ構成
・ヤマダ電機グループの安心感
・カスタマイズ幅が狭い
・パーツのメーカーが不明

セール時のお得度に関しては、業界内でも随一だと言えます。新生活セールなどの時期ごとのセールだけでなく、週間セールなどを頻繁に開催。人気モデルが大幅割引になることが多いです。セール時を狙えば、高性能なゲーミングPCを割安で手に入れられるため、非常にお得になります。

さらに、ラインナップがわかりやすいのもフロンティアの魅力のひとつです。イタズラにモデル数を増やすことがなく、構成の品質を高めラインナップを厳選しています。シリーズごとの違い、モデルごとの差がわかりやすいので初心者でも選びやすいです。

しかし、カスタマイズ幅が狭くなっており、搭載しているパーツのメーカーが不明という欠点もあります。

フロンティアは、初心者から上級者まで幅広いユーザーに優しいゲーミングPCメーカーなのがフロンティアの最大の魅力だと言えます。

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【フロンティア人気モデル】FRGPLB760W/SG1

メリット
  • ゲームにも作業にも使いやすい構成
  • ゲーム性能に対するコスパが高い
  • 水冷クーラーを搭載
  • メモリ容量が大きい
デメリット
  • 作業性能も求めるならコスパが低い

本機は、高いゲーム性能を誇るうえに作業にもある程度使いやすい構成バランスが良好なゲーミングPCです。

CPUには、Core i5-14400Fを採用しています。10コア16スレッドで、処理性能がエントリークラスのCPUとしては高いのが特徴です。

フルHDの動画編集程度なら、作業にも使えます。

さらに、GPUにはRTX 4060 Tiを採用。Apexなどの軽いゲームでは、フルHDの最高画質設定で144fps以上で安定します。多少重いゲームでも快適に遊べるので、幅広いゲームで遊びたい方におすすめです。

そして、本機は水冷クーラーを搭載しており、夜に長時間ゲームをプレイしても、熱と騒音に悩まされにくいです。

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CPU Core i5-14400F
GPU GeForce RTX 4060 Ti
メモリ 32GB
ストレージ 1TB NVMe M.2 SSD

5位 TSUKUMO(ツクモ)

TSUKUMOは、2021年にヤマダホールディングスに吸収され、ヤマダ電機系列となったBTOゲーミングPCメーカーです。BTOメーカーとしては老舗の部類で、なおかつ信頼性が高いヤマダ電機系列になったことによって、より信頼性と安定性が増しています。

さらに、ミドルクラス以上のゲーミングPCが比較的安い値段で販売されているのが特徴です。その反面、エントリークラスのラインナップは控えめになっています。

ミドルクラス以上の性能のゲーミングPCを安く手に入れたい方や、最初から快適性が高いゲーミングPCを購入したい初心者の方におすすめのBTOゲーミングPCメーカーです。

TSUKUMOの評判

よい評判 悪い評判
・期間限定セールのお得度が高い
・実店舗での展示なども多い
・カスタマイズの自由度が高い
・ノートPCがない
・セール頻度が少ない

TSUKUMOは、期間限定セールのお得度が非常に高いです。以前はセールを頻繁には行っていませんでしたが、2024年時点ではセールの頻度が高くなってきています。

さらに、実店舗での展示販売が多く行われています。ヤマダホールディングスに合併されたことによって、ヤマダ電機の実店舗で購入可能になりました。通販だと不安があるという方には、特におすすめのメーカーです。

そして、カスタマイズの自由度が高いのがTSUKUMOの最大の特徴となっています。

大手BTOメーカーのなかでは、トップクラスにカスタマイズの幅が広いです。他社ではなかなか選択肢がないCPU・GPU・電源ユニットなども、豊富な選択肢のなかから選べます。徹底的に自分好みにカスタマイズしたいけど、比較的安くゲーミングPCを手に入れたいという方には最適なメーカーです。

しかし、ツクモブランドのノートPCがなかったり、セール頻度が少なかったりなどの評判もあります。

>>TSUKUMOの評判をもっと知りたい方はコチラ

【TSUKUMO人気モデル】G-GEAR GE7J-H242/BH

メリット
  • フルHDで200fps前後で遊べる
  • WQHD適性も高い
  • ゲーム性能重視な安いモデルとして不足感がない構成
デメリット
  • メモリ容量が少なめ

本機は、TSUKUMOのゲーム性能重視の人気ミドルクラスゲーミングPCです。

CPUには、Core i7-14700Fを採用しています。20コア28スレッドのCPUで、ゲーム性能が高いのが特徴です。
RTX 4070 Ti SUPERと相性がよく、ボトルネックを起こさないバランスの取れたCPUです。

さらに、本機はフルHDで200fps以上で遊べる性能があります。ApexではフルHDで220fps前後、WQHDでも100fpsから144fpsまで出せるのが魅力的です。

ゲーム性能・作業性能共に高く、ケースも拡張性が高いTSUKUMOオリジナルのミドルタワーケースで全体的に洗練された構成となっています。

また、TSUKUMOは各パーツの信頼性が高いのも魅力的です。

パーツにまでこだわりつつ、安いゲーミングPCを適宜カスタマイズしながら購入したいという方には、特に最適なモデルだと言えます。

>>TSUKUMOのおすすめゲーミングPCをもっと知りたい方はコチラ

CPU Core i7-14700F
GPU GeForce RTX 4070 Ti SUPER
メモリ 16GB
ストレージ 1TB NVMe M.2 SSD

6位 パソコンショップセブン

パソコンショップセブンは、静音モデルや水冷モデルが充実しているBTOゲーミングPCメーカーです。

大手と比べると知名度は低いものの、品質とサービスは大手と比べても引けを取りません。ゲーミングPCのラインナップの充実度とカスタマイズ性の高さに関しては、大手よりも勝ると言えます。

ゲーミングPCやクリエイターPCなどコンセプトモデルが充実しており、それぞれのラインナップ数が豊富。他社では少ない傾向がある静音モデルと水冷モデルも豊富に用意されているため、静音性や冷却性能を重視する方にとっては特に適したゲーミングPCメーカーだと言えます。

パソコンショップセブンの評判

よい評判 悪い評判
・静音ケース採用モデルが他社よりも多い
・ハイエンドゲーミングPCのラインナップが豊富
・ケースを含む各項目を自由にカスタマイズできる
・サポート時間が短い
・公式ページのユーザビリティが低い

パソコンショップセブンは、カスタマイズ項目が非常に豊富です。ケースに関しては特に、BTOゲーミングPC業界随一のラインナップを誇ります。50種近くもあるケースのなかから、自由に選択可能です。搭載パーツによっては選べないケースもありますが、それでも選択肢が非常に豊富。

さまざまなデザイン性と機能を持ったケースが用意されており、見た目も機能・性能もより自分好みに近づけられます。

カスタマイズに理解のある方にとっては、非常に最適なゲーミングPCメーカーです。

ただし、サポート時間が平日の10:00~17:00と短くなっており、公式ページがPCとスマホで見え方が異なるなどのよくない評判もあります。

【セブン人気モデル】ZEFT Z47G

メリット
  • さまざまな作業を快適にこなせる
  • WQHDでも144fps以上で遊べる
  • セール時のコスパの高さが圧倒的
デメリット
  • 通常時のコスパは高くない
  • 搭載メモリが一世代前のDDR4

本機は、セブンの人気が高いミドルクラスのゲーミングPCです。

CPUには、Core i5-14400Fを採用しています。10コア16スレッドの高性能CPUで、エントリーからミドルクラスのゲーミングPCに広く使われています。

GPUにはRTX 4060を採用。ミドルクラスながら多くのゲームを快適にプレイできる性能を持っています。
軽いゲームならばWQHDの高画質でもプレイや、240Hzの高リフレッシュレート環境でもプレイもできる優秀なGPUとなっています。

そして、標準構成ではケースに拡張性が高い「Thermaltake Versa H26」を採用。360mmまでの水冷ラジエーターを搭載できるうえに、ケース自体もエアフロー効率が高い高冷却仕様になっています。

初期構成でも高品質かつ高性能ですが、カスタマイズすることによって、より自分好みに変更可能です。

人気モデルということもあってセール対象になることも多く、セール時には異次元だと言えるほどの高コスパになります。

CPU Core i5-14400F
GPU GeForce RTX 4060
メモリ 32GB
ストレージ 1TB NVMe M.2 SSD

7位 STORM(ストーム)

STORMは、コスパが高いゲーミングPCやパーツを数多く販売しているメーカーです。

以前はフルカスタマイズが特徴でしたが、現在はフルカスタマイズが不可能になった代わりに、初期構成のクオリティを高めています。初期構成にそれぞれ細かく違いを持たせており、カスタマイズしなくても高性能・高品質なゲーミングPCを購入できるのが特徴です。

フルカスタマイズを不可能にしてパーツの在庫数を減らしたことや、茨城県の自社工場で生産していることなどが、性能と品質に比べて価格が安い理由になっています。

STORMの評判

よい評判 悪い評判
・コンセプトモデルが充実している
・老舗の安心感と信頼感がある
・ケースのデザインがおしゃれ
・出荷に時間がかかる
・最新モデルの切り替えが遅い

コンセプトモデルが充実しており、ゲーミングPCだけでなくビジネスPCやクリエイターPCなどが用意されています。それぞれに数多くのモデルがあり、選択肢が非常に豊富です。

クリエイターPCに関しては、作業性能が高くゲームも快適に遊べるモデルが割安で販売されています。そのため、作業にもゲームにもPCを使いたいという方にとってはコスパが非常に高いです。

さらに、ケースのデザインにも定評があります。フロント2面ガラスケース、270ド強化ガラスケースなど、ほかのBTOメーカーではなかなか採用されないデザインが多いです。さまざまなデザインから好みのものを選択できるのも、STORMの大きな魅力だと言えます。

>>STORMの評判についてもっと知りたい方はコチラ

【STORM人気モデル】GK-PSK144F46Ti

メリット
  • メモリ容量が大きく使いやすい
  • 白で統一された美しいデザイン
  • 即納モデルで最短当日出荷
デメリット
  • カスタマイズの幅が狭い

本機は、STORMの人気ゲーミングPCです。

特徴的なのは、ゲーム性能の高さと白で統一された美しいデザインです。

まず、GPUにはRTX 4060 Tiを採用しています。1秒間に画面に表示される画像の枚数を示すフレームレートが、ApexではフルHDの最高画質設定で144fps以上で安定する性能です。フレームレートが高いほうが、映像がより滑らかになり、敵の動きの視認性が高くなるためゲームに有利になります。

そのうえ、おおくのゲームを快適にプレイできる性能です。幅広いゲームを快適に遊びたい方に、おすすめ。

さらに、メモリが32GBと大容量です。これだけの容量があれば、特にメモリ消費を気にすることなく快適に使えます。CPUの性能も高いため、作業適性も高いです。

ケース、内部パーツは白で統一されており、パノラマガラスと相まってほかにはないスタイリッシュなデザインとなっています。

>>STORMのおすすめゲーミングPCをもっと知りたい方はコチラ

CPU Core i5-14400F
GPU GeForce RTX 4060 Ti 8GB
メモリ 32GB
ストレージ 1TB NVMe M.2 SSD

8位 Lenovo(レノボ)

Lenovoは、香港に本社を置く大手PCメーカーです。IBMやNEC、富士通などの名だたるメーカーの部門を買収し、販売モデルの種類を広げています。IBMから買収したThinkPadシリーズの関連事業が、特に有名です。

そんなLenovoも、LegionというゲーミングPCを販売しています。

LenovoのゲーミングPCは、デスクトップとノートPCの両方ともコスパが高いです。カスタマイズ性は高くないものの、性能と仕様に対して価格が低い傾向があります。

さらに、ゲーミングノートPCの品質が非常に高いのが特徴。ほかのノートPC事業で培った技術を活かして、高品質なゲーミングノートPCを比較的安い値段で販売しています。

ゲーミングノートPCを探している方には特に、おすすめのメーカーです。

Lenovoの評判

よい評判 悪い評判
・ゲーミングノートPCの実用性が高い
・旧モデルもしばらく格安で販売し続ける
・デザイン性が高いゲーミングPCが多い
・デスクトップの種類が少ない
・サポート窓口が統一されていない

ゲーミングノートPCについては、業界でも随一のクオリティを誇ります。ThinkPadなどさまざまなノートPCを手掛けているだけあり、実用性が非常に高いです。

たとえばモニターのベゼルが狭かったり、ゲーム性能だけでなく作業性能も高いモデルが多かったり、実用するうえでストレスになる要素を削っているのが特徴。そのうえ、薄型軽量のモデルが多いです。

持ち運びにくいモデルが多いゲーミングノートPCのなかで、Lenovoは持ち運びを重視したモデルを多数販売しています。

さらに、旧モデルをしばらく格安で販売し続けることが多いのもLenovoの大きな魅力です。旧モデルは破格だと言える値段設定になっていることが多く、コスパが特に高くなっています。

ただし、デスクトップの種類がほかのBTOメーカーに比べて少ないです。

【Lenovo人気モデル】Lenovo Legion 5i Gen 9:カスタマイズモデル

メリット
  • 作業性能とゲーム性能のバランスが良好
  • WQXGA高精細モニターを搭載
  • 急速充電対応で使いやすい
デメリット
  • ストレージが小さい

本機は、作業性能とゲーム性能のバランスが良好なLenovoの高コスパモデルです。

CPUには、Core i7-14650HXを採用しています。16コア24スレッドで、シングルコア性能もマルチスレッド性能も両方高い高性能CPUです。処理性能が高いだけでなく、処理速度も高速。ゲームや動画編集、配信などさまざまな作業を快適にこなします。

さらに、GPUにはRTX 4060を搭載。Apexなどの軽いゲームなら、100fpsから144fps付近で快適にプレイ可能です。多少重めのゲームでも、60fpsを下回りにくいためさまざまなゲームを快適に遊べます。そのうえ、イラスト制作などの作業にも強いので、ゲーム用としても作業用としても使いやすい構成です。

全体的にクオリティが高く、急速充電対応・極狭ベゼルと実用性も非常に良好。それでいて価格が約18万円なので、ゲーミングノートPCとしては非常に高コスパです。

LenovoのノートPCメーカーとしてのノウハウを最大限発揮してつくられた、秀逸なモデルだと言えます。

>>LenovoのおすすめゲーミングPCをもっと知りたい方はコチラ

CPU Core i7-14650HX
GPU GeForce RTX 4060 Laptop GPU 8GB
メモリ 16GB
ストレージ 512GB NVMe M.2 SSD

9位 パソコンショップアーク

パソコンショップアークは、BTOゲーミングPCだけでなく、MSIやRazerなどの完成品モデルも数多く取り扱っているPCショップです。昔は他社メーカー品の販売だけでしたが、2020年11月にオリジナルBTOブランドarkhiveの販売を開始し、注目度を高めています。

他社メーカー品も含めれば、ラインナップが豊富なのが非常に魅力的です。

さらに、カスタマイズの選択肢も豊富。CPUやマザーボードなど、幅広いパーツをカスタマイズ可能です。既製品のほうが買いやすい初心者の方にも、徹底的にカスタマイズしたい中上級者の方にもおすすめしやすいゲーミングPCメーカー兼ショップだと言えます。

パソコンショップアークの評判

よい評判 悪い評判
・パーツのメーカーと型番を明記している
・海外メーカーの製品を豊富に取り扱っている
・PCパーツの取り扱いが豊富
・発送が遅め
・ホームページが見づらい

パソコンショップアークは、採用しているパーツのメーカーと型番を明記しています。カスタマイズ時に型番などを確認して、より自分好みのパーツを選べるのがよいところです。パーツにまでこだわりたい上級者の方でも、安心してカスタマイズを楽しめます。

さらに、海外メーカーの製品の取り扱いが豊富です。

MSIの認定ショップということもあり、MSIの人気ゲーミングPCや周辺機器・パーツを多数取り扱っています。ほかにも、RazerやASUS、GIGABYTEなどのメーカー品の取り扱いが非常に豊富です。

BTOに限らず、幅広いモデルから自分に合うものを選べる楽しさがあります。

【アーク人気モデル】arkhive Gaming Custom AG-AR8B55MGL7S-A31

メリット
  • ゲーム向けに強化されたCPUを搭載
  • WQHDでも144fps以上で遊べる
  • コスパが高く、ミドルハイエンドクラスとしては安い
デメリット
  • 搭載メモリが一世代前のDDR4

本機は、高性能かつ高品質なアークの人気ゲーミングPCです。

CPUには、Ryzen 7 5700X3Dを採用しています。3D付くモデルは、ゲーミング性能を強化したモデルです。
Ryzen 5を採用することで価格を抑えながらゲーミング性能は高い水準を維持しており、コスパ重視の方にはもってこいのCPUです。

もちろん、AMDの特徴であるマルチスレッド性能の高さも健在で、作業適性も非常に高いです。動画編集や配信、ツクールやウディタを使ったゲーム制作など幅広い用途で快適に使えます。

さらに、GPUにはRTX 4070 SUPERを採用。

WQHDでも、Apexなどで144fps以上で安定して遊べる性能があります。多少重いゲームでも、WQHDで80fps以上で遊べるため、WQHD環境で使うのに適しているGPUです。もちろん、フルHDでも超高フレームレートで快適に使えるうえに、4Kでも60fps程度で動作するゲームもあります。

CPU Ryzen 7 5700X3D
GPU GeForce RTX 4070 SUPER 12GB
メモリ 32GB
ストレージ 1TB NVMe M.2 SSD

10位 パソコン工房

パソコン工房は、マウスコンピューターと同じMCJグループに属するゲーミングPCメーカーです。ゲーミングPCブランド「LEVELインフィニティ」を販売しています。LEVELインフィニティには、安いモデルが非常に多いです。

ラインナップ数はBTOメーカー業界でも随一。安いモデルだけでも、初期構成が細かく分かれています。選ぶのには少々苦労しますが、選び方さえわかっていれば自分好みのゲーミングPCを見つけやすいメーカーです。

さらに、実店舗を多く構えています。店舗によるサポートを受けやすく、トラブル時にも安心です。

パソコン工房の評判

よい評判 悪い評判
・豊富なラインナップ
・安いモデルやコスパが高いモデルが多い
・実店舗による充実のサポート
・在庫切れが多い
・注文後にキャンセルが原則できない

パソコン工房の最大の魅力は、安いモデルとコスパが高いモデルが多いことです。価格あたりの性能だけなら、BTO業界でもトップクラスだと言えます。

そのうえ、セールとキャンペーンを頻繁に行っています。セール期間には大賞モデルが数千円から数万円やすくなったり、無料アップグレードが行われたりするのがポイントです。いずれの場合でも、圧倒的に高いコスパでゲーミングPCを購入できます。

さらに、モデルのラインナップが豊富なので安いゲーミングPCに絞ったとしても、選択肢が豊富です。

ただ、その反面、似たような構成のモデルが多く並んでいます。わかりにくいところがあるのが、玉に瑕です。同じ構成のコラボモデルが複数存在するため、CPUやGPUなどのパーツで検索すると同じような構成のモデルが一覧に並びます。

とはいえ、モデル探しの難しさを差し引いても非常に魅力的な安いゲーミングPCメーカーです。

【パソコン工房人気モデル】LEVEL-M17M-144F-SLX-SAKURA

メリット
  • Core i5-14400FとRTX 4060 Tiの構成で最安値クラス
  • フルHDで200fps近くで遊べる
  • WQHDでも快適に遊べる
  • 動画編集に強い性能を持っている
デメリット
  • ストレージ容量が小さい

本機は、Core i5-14400FとRTX 4060 Tiの組み合わせでは最安値クラスのゲーミングPCです。

この二つの組み合わせであれば、Apexなどの競技性が高いゲームをフルHDで200fps前後で遊べます。WQHDでも、80fpsから100fps程度で遊べるのがよいところです。原神やフロムゲーなどの一人用のゲームを高解像度で遊びたい方にも、競技性が高いゲームで遊びたい方にも向いています。

さらに、動画編集に強いです。

Core i5-14400Fの処理性能とエンコード処理性能が高いうえに、DDR5メモリを採用しているのがその理由。DDR5はデータ通信速度が高速なのが特徴です。そのうえ、ストレージにも高速SSDを採用しています。データの処理やストレージへのアクセス頻度が高い動画編集には、最適な構成です。

また、デザインも良好。白ケースを採用しています。ガラスサイドパネルの部分には黒いベゼルがあり、内部には白いパーツと黒いパーツの両方が使われているのが特徴です。モノトーンでおしゃれなデザインとなっています。

>>パソコン工房のおすすめゲーミングPCをもっと知りたい方はコチラ

CPU Core i5-14400F
GPU GeForce RTX 4060 Ti 8GB
メモリ 16GB
ストレージ 500GB NVMe M.2 SSD

ゲーミングPCメーカー選びに関するQ&A

ここまで、さまざまなゲーミングPCメーカーについて紹介してきました。どのメーカーにも、大きな魅力があります。メーカーごとの特徴をしっかりと把握して、人気モデルが好みに合うかどうかも考慮しつつメーカーを選ぶのがおすすめです。

最後に、そんなゲーミングPCメーカー選びに関するよくある質問の答えを紹介していきます。

ゲーミングPCメーカーを選ぶ際のポイントは?

ゲーミングPCメーカーを選ぶ際のポイントとして重要なのは、「自分の潜在需要の把握」です。

潜在需要というのは、自分が本来何を求めているのかということ。ゲーミングPCが欲しいというのが表層の需要だとして、どのようなゲーミングPCが欲しいのかというのが潜在需要になります。

高性能なゲーミングPCをなるべく安く購入したいのか、単純に低価格なゲーミングPCが欲しいのか、徹底的にカスタマイズできるゲーミングPCがほしいのか。そのようなことを把握しておけば、適切なメーカーを選びやすくなります。

大手のゲーミングPCメーカーを選んだほうがよい?

大手かどうかは、ゲーミングPCメーカー選びでは重要ではありません。

大手でなくとも、優れたゲーミングPCメーカーは数多くあります。それどころか、カスタマイズ性や採用しているパーツの明瞭性で言えば、大手よりも中小メーカーのほうが優れているケースが多いです。

サイコムやパソコンショップセブンが、その例だと言えます。この二つは決して大手ではありませんが、カスタマイズ性の高さは大手よりも上です。コスパに関しても、大手と引けを取りません。

大事なのは、大手かどうかということではなく、自分に合うメーカーかどうかで選ぶことです。

BTOゲーミングメーカーのほうがいいの?

基本的には、BTOゲーミングメーカーをおすすめします。

NECや富士通など、BTOブランドを展開していないメーカーにもよいメーカーは多いです。富士通は特に、昔から法人向けサーバーを数多く展開していることもあり、一般向けPCの評価も高い傾向があります。

ただ、ゲーミングPCに関しては一般PCメーカーは弱い企業が多いです。同じ価格帯で、BTOメーカーであればより高性能なモデルが手に入ります。品質に関しても、BTOメーカーのほうが高いです。

一般向けや業務用に関してはBTO以外も大きな強みがありますが、ゲーミングPCに関しては2024年時点ではBTOメーカーのほうが強いため、BTOメーカーを選ぶことをおすすめします。

まとめ

本記事では、ゲーミングPCメーカーについて紹介してきました。

BTOゲーミングブランドを抱えているメーカーをメインで紹介しましたが、どのメーカーも個性が強いです。Lenovoはノートパソコン事業で培った実用性の高さが魅力で、パソコンショップセブンはカスタマイズ性の高さが魅力。ほかのメーカーについても、それぞれに個性と強みがあります。

それらを比較して、自分の潜在需要と照らし合わせ、自分に最適なゲーミングPCメーカーを探しましょう。