ゲーミングPCの性能を左右する重要なパーツといえるグラボですが、2023年の最新ゲームを楽しむためには、どのグラボを選ぶべきなのか迷った経験ありませんか。
こちらの記事では、ゲーミングPCにおすすめのグラボ5選を紹介し、グラボの選び方や比較表も記載します。
ほかにもグラボを販売しているおすすめメーカーやグラボに関する質問をまとめていますので、参考にしてください。
>>すぐにゲーミングPCのおすすめグラボをチェックしたい方はここをタップ
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現行のグラボ比較表
2023年に販売されているグラボの比較表を記載します。
主にNVIDIAとAMDのグラボによるラインナップです。
デスクトップ用とモバイル用では、性能に違いがあるため、分けた比較表にしています。
ゲームの推奨スペックなどはデスクトップ用を基準にしているため、モバイル用を選ぶときには注意が必要です。
デスクトップPC用
デスクトップPC用のGPU性能比較表を記載します。
グラボを搭載しているおすすめゲーミングPCのリンクも載せていますので、気になる人はチェックしてみてください。
GPU | ベンチマークスコア | ビデオメモリ | TDP | リンク |
---|---|---|---|---|
GeForce RTX 4090 | 35949 | 24GB | 450W | RTX 4090搭載おすすめゲーミングPC |
Randeon RX 7900 XTX | 29251 | 24GB | 355W | |
GeForce RTX 4080 | 28056 | 16GB | 320W | |
Radeon RX 7900 XT | 26193 | 20GB | 300W | |
GeForce RTX 4070 Ti | 22742 | 12GB | 285W | |
Radeon RX 6950 XT | 22236 | 16GB | 335W | |
GeForce RTX 3090 | 19932 | 24GB | 350W | RTX 3090 搭載おすすめゲーミングPC |
Radeon RX 6800 XT | 18792 | 16GB | 300W | |
GeForce RTX 4070 | 17944 | 12GB | 200W | |
GeForce RTX 3080 | 17692 | 10GB | 320W | RTX 3080 搭載おすすめゲーミングPC |
Radeon RX 6800 | 15456 | 16GB | 250W | |
GeForce RTX 3070 | 13789 | 8GB | 220W | RTX 3070 搭載おすすめゲーミングPC |
Radeon RX 6750 XT | 13492 | 12GB | 250W | |
GeForce RTX 4060 Ti | 13473 | 8GB | 160W | |
GeForce RTX 3060 Ti | 11893 | 8GB | 200W | RTX 3060 Ti搭載おすすめゲーミングPC |
GeForce RTX 4060 | 10665 | 8GB | 115W | |
Radeon RX 6650 XT | 9746 | 8GB | 180W | |
GeForce GTX 1660 SUPER | 6122 | 6GB | 125W | |
GeForce GTX 1650 | 3710 | 4GB | 75W | GTX 1650搭載おすすめゲーミングPC |
ノートPC(モバイル)用
ノートPC(モバイル)用のGPU性能比較表を記載します。
デスクトップPC用と比べるとベンチマークスコアが低いです。
ゲーミングノートPCでスペックを調べる場合はこちらを参考にしてください。
GPU | ベンチマークスコア | ビデオメモリ | TDP |
---|---|---|---|
GeForce RTX 4090 | 21670 | 16GB | 150W |
GeForce RTX 4080 | 18871 | 12GB | 150W |
GeForce RTX 4070 | 12106 | 8GB | 115W |
Radeon RX 6800M | 11756 | 12GB | 145W |
Intel Arc A770M | 10780 | 16GB | 150W |
GeForce 4060 | 10434 | 8GB | 115W |
Radeon RX 6700M | 9316 | 10GB | 135W |
Intel Arc A730M | 8677 | 12GB | 120W |
GeForce RTX 4050 | 8536 | 6GB | 115W |
GeForce RTX 3060 | 8261 | 6GB | 115W |
Intel Arc A550M | 5041 | 8GB | 80W |
GeForce GTX 1650 | 3453 | 4GB | 50W |
【基本】ゲーミングPC用のグラボの選び方
ゲーミングPC用のグラボを選ぶ際には、多くのポイントを考慮する必要があります。
1番重要なのは、性能ですが、性能ばかり気にしていると失敗してしまう恐れがあるため、見出しのポイントを参考に、自分に合ったグラボを選びましょう。
性能から選ぶ
4K解像度やVRゲームなど、高い性能を求める場合は、GeForce RTX 4090やRadeon RX 7900 XTXというグラボを選択しましょう。
FPSやMMORPGのようなゲームを快適にプレイしたい人は、バランスのよいミドルスペックに位置しているモデルがおすすめです。
できる限り予算を抑えつつ、古いゲームや軽いゲームを楽しみたい人は、GeForce GTX 1650のようなエントリーモデルが向いています。
目的のスペックに合わせましょう。
大きさから選ぶ
PCケースに搭載できるサイズから選ぶ方法です。
性能やデザインがよくても、PCケースに搭載できなければ意味がありません。
高性能になるとサイズが大きくなりますので、高性能グラボを搭載したい場合はフルタワーケースが必要です。
ほかにも補助ピンの数や消費電力も一緒に確認することをおすすめします。
グラボを選ぶ際には、サイズや補助ピンの数、消費電力も確認してから購入しましょう。
冷却性能から選ぶ
グラボに搭載されている冷却性能から選ぶ方法です。
同じ性能のモデルでも付属しているファンのサイズや数が違います。
ゲーミングPCを長時間使用すると発熱するため、冷却性能は必要不可欠です。
高性能モデルになると簡易水冷を搭載しているモデルもあります。
長時間ゲームをプレイする予定の人は、冷却性能が優れているモデルを選ぶのがおすすめです。
【用途別】ゲーミングPC用のグラボの選び方
ここまでで、基本的なゲーミングPC用のグラボの選び方はお分かりいただけたと思います。
ここでは、用途によってどのようなグラボを選べばいいのかを解説します。基本を抑えつつ、用途別に最適なグラボを選ぶための参考にしてみてください。
ゲーム用途のグラボの選び方
ゲーム用途であれば、ゲームが快適に動くスペックのグラボを選ばなければなりません。もちろんハイスペックなものが望ましいのですが、オーバースペック過ぎると、無駄に費用がかさむだけです。
そのため、使用しているモニターの改造どを考慮しながら、快適にゲームで遊べるスペックを確保するのが重要になります。モニターの解像度が大きいほど、描画負荷が高くなることを踏まえ、重いゲームであっても60fpsは出せるものを選びましょう。
具体的には、フルHD環境なら「GeForce RTX 3060 Ti」、WQHD環境なら「GeForce RTX 3070」、4K環境なら「GeForce RTX 3080」を目安にグラボを選ぶのをおすすめします。
配信や動画編集がしたい場合のグラボの選び方
ゲーム実況配信やゲームの動画を投稿したい場合は、ゲーム用途のグラボよりワンランク上のグラボを選ぶのがおすすめです。
まず、配信や動画投稿では、ゲームの画面が綺麗に映っているのが重要になります。また、画面がカクカクせずになめらかに動いているのも重要です。この2点を満たすためには、グラフィック設定を高画質にしつつ、60fps以上を確保する必要があります。
これだけならば、先に解説した「ゲーム用途のグラボの選び方」で問題ありませんが、配信やゲーム画面の録画では、ここにプラスアルファの負荷がかかりますので、ある程度スペックに余裕がないと安定した動作が見込めません。
安定した高画質で配信や動画撮影をするために、ゲーム用途のグラボよりワンランク上のグラボが最適になります。
3DCADなどのモデリングソフトを使いたい方のグラボの選び方
3DCADなどのモデリングソフトを使いたい方は、ハイエンドのグラボを選びましょう。
見えていない部分の描写を省けるゲームとは違い、モデリングソフトは精密な描写をし続けなければならないため、大きな負荷がかかります。そのため、半端な性能のグラボだと、カクついてしまって作業が快適にできませんので注意しましょう。
本来、3DCADなどのモデリングソフトは、ゲームとは違って高速なレスポンスが必要ありませんので、描画に特化した専用のグラボを使用するのが一般的でしたが、現在のゲーム用のグラボは性能が高いので、快適にモデリングソフトを使えます。
用途がモデリングソフトの使用のみであれば特化したモデルでも問題ありませんが、ゲームやそのほかの用途と兼用したい場合は、GeForceシリーズのハイエンドモデルを選びましょう。
グラボを販売しているおすすめメーカー
ゲーミングPC用のグラボを販売しているメーカーは多数ありますが、ここではとくにおすすめのメーカーを紹介します。
各メーカーの特徴と強みを理解し、自分に合ったグラボを選びましょう。
ASUS
ASUSは、世界中で高い評価を受けている台湾の企業です。
とくにゲーミング分野においては、多くのプロゲーマーやゲーム愛好者から支持されています。
ASUSのグラボは、高品質で信頼性が高いのが特徴です。
ROG StrixシリーズやTUF Gamingシリーズなど、ゲーミング向けの特化モデルも豊富にラインナップされており、最新のゲームを最高設定で楽しめます。
また、ASUSは冷却技術が優秀です。
特に、エアクーリングと水冷クーリングの両方を採用したハイブリッドクーリングシステムは、革新的で、ほかのメーカーにはない独自の技術といえます。
価格帯も幅広く、エントリーモデルからハイエンドモデルまで、さまざまなニーズに応える製品が揃っているため、初心者から上級者まで、おすすめのメーカーです。
玄人志向
玄人志向は、日本国内のPCパーツメーカーとして、その名が広く知られています。
とくにグラボでは、コスパのよいモデルが多く、初心者から上級者まで幅広く対応したラインナップが魅力です。
玄人志向のグラボは、その名の通り、玄人のニーズにも応える高い性能を持ちながら、エントリーユーザーにも向いています。
GALAKUROシリーズなど、多岐にわたる製品が展開されており、自分のプレイスタイルや予算に合わせて選択可能です。
日本国内メーカーとしての強みは、サポート体制の充実しており、万が一のトラブル時でも、日本語でのサポートが受けられるため、安心して使用できます。
また、品質にもこだわりがあり、長く使い続けられる魅力的なメーカーです。
ZOTAC
ZOTACは、香港を拠点とする国際的なPCパーツメーカーで、とくに小型のグラボが有名です。
コンパクトなケースやモバイルPCに最適なサイズのグラボを提供しており、その革新的なデザインと技術で世界中で人気を博しています。
ZOTAC GAMING GeForceシリーズなど、最新のゲームを快適にプレイできるモデルが揃っており、省スペースを重視するユーザーにとって理想的なグラボです。
冷却技術にも優れており、小型ながらも効率的な冷却システムを搭載しています。
長時間のゲームプレイでも、安定した性能を提供し、オーバーヒートの心配が少ないのが特徴です。
省スペースを求める人や、デザインにこだわる人にとって、ZOTACのグラボは最適といえます。
ゲーミングPC向けのおすすめグラボ5選
最新のゲームを最高の画質とフレームレートで楽しむためには、適切なグラボの選択が欠かせません。
しかし、市場には数多くのモデルが存在し、どれを選べばよいのか迷ってしまうため、ゲーミングPCに最適なグラボを5つ厳選してご紹介します。
初心者から上級者まで、あらゆるニーズに応えるモデルをラインナップしていますので、ぜひ参考にしてください。
メーカー | 商品名 | ビデオメモリ | 冷却タイプ | サイズ |
---|---|---|---|---|
玄人志向 | NVIDIA GeForce RTX4060 搭載 GALAKURO GAMINGシリーズ | GDDR6 8GB | 空冷 | 237x118x41 mm |
ZOTAC | GAMING GeForce RTX 4070 Ti TRINITY | GDDR6X 12GB | 空冷 | 306.8×119.4×58.5 mm |
ASUS | Phoenix GeForce GTX 1650 OC Edition 4GB GDDR6 V2 | GDDR6 4GB | 空冷 | 174x126x39 mm |
Sapphire | NITRO+ AMD RX 6750 XT ゲーミング OC 12GB | GDDR6 12GB | 空冷 | 310×130.75×62.19 mm |
MSI | GeForce RTX 4090 SUPRIM LIQUID X 24G | GDDR6X 24GB | 空冷+水冷 | 280x140x43 mm |
玄人志向 NVIDIA GeForce RTX4060 搭載 GALAKURO GAMINGシリーズ
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- 故障しても安心できる3年保証付き
- フルHD環境に最適なスペック
- 冷却性能の高い空冷ファンを2基搭載
- WQHD以上の環境では、重いゲームが快適に遊べない場合がある
玄人志向の非常に人気のグラボです。
本モデルは、8GBのGDDR6メモリと、Boost Clockが2475MHzのコアクロックを備えています。
PCI-Express x8(4.0対応)のインターフェースと8ピンの補助電源を使用しており、本体寸法は237 x 118 x 41mmです。
ディスプレイ接続のためのポートとして、DisplayPort x3とHDMI x1が用意されています。
非常に人気のモデルなため、在庫切れに注意しましょう。
メーカー | 玄人志向 |
---|---|
ビデオメモリ(VRAM) | GDDR6 8GB |
冷却タイプ | 空冷 |
メモリクロック | 17Gbps |
サイズ | 237x118x41 mm |
ZOTAC GAMING GeForce RTX 4070 Ti TRINITY
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- 信頼性が高いZOTAC製のグラボ
- ゲーム用途であれば文句なしのスペック
- 内部が見えるPCケースに最適なおしゃれなデザイン
- サイズが大きいので、コンパクトなPCケースには入らない場合がある
ZOTACの信頼性とクオリティが反映されているグラボです。
本モデルは、NVIDIA GeForce RTX 4070 Tiを搭載しており、12GBのGDDR6X RAMを搭載しています。
この組み合わせにより、高解像度のゲームや複雑な3Dレンダリング作業もスムーズです。
さらに、最新のDLSS(Deep Learning Super Sampling)にも対応しており、リアルタイムの画像処理においても優れたパフォーマンスを発揮します。
RTX 4070 Tiは、全世代のRTX 3080 Tiよりも消費電力が少ないという点が非常に好評です。
メーカー | ZOTAC |
---|---|
ビデオメモリ(VRAM) | GDDR6X 12GB |
冷却タイプ | 空冷 |
メモリクロック | 21Gbps |
サイズ | 306.8×119.4×58.5 mm |
ASUS Phoenix GeForce GTX 1650 OC Edition 4GB GDDR6 V2
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- 安価にゲームを楽しめる
- コンパクトなPCケースにも搭載できる
- 冷却性能の高い空冷ファンを搭載
- WQHD以上の環境での使用には向いていない
ASUSのエントリークラスで、コンパクトなグラボです。
サイズは2スロットで、長さは174mmとなっており、限られたスペースでも取り付けられます。
メモリはGDDR6を採用しており、従来のGDDR5バージョンよりもメモリ帯域幅が50%以上増加しているため、ゲームを快適にプレイ可能です。
冷却の面では、デュアルボールファンベアリングを採用しており、スリーブベアリング設計よりも耐久性に優れています。
これにより、長時間のゲームプレイやヘビーな作業でも安定した冷却性能です。
GeForce GTX 1650を搭載したい人におすすめのグラボといえます。
メーカー | ASUS |
---|---|
ビデオメモリ(VRAM) | GDDR6 4GB |
冷却タイプ | 空冷 |
メモリクロック | 12Gbps |
サイズ | 174x126x39 mm |
Sapphire NITRO+ AMD RX 6750 XT ゲーミング OC 12GB
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- 黒と白の2色から好きなカラーが選べる
- GeForce RTX 4060 Tiと同等のスペックで、フルHD環境に最適
- 冷却性能の高い空冷ファンを3基搭載
- レイトレーシングが苦手
SapphireのAMD RX 6750 XTを搭載しているグラボです。
こちらのグラボは、AMD Radeon RX 6750を搭載しており、12GBのGDDR6 RAMを備えています。
ブラックとホワイトのカラーがあり、サイズは2.79 x 24.64 x 16.51 cmで重量は1kgです。
電圧は1ボルトで、リチウムイオン電池1個が含まれています。
ビデオ出力インターフェースとしてHDMIを採用しており、AMDは図形処理装置メーカーとして有名です。
AMDのグラボの搭載を考えている人に向いています。
メーカー | Sapphire |
---|---|
ビデオメモリ(VRAM) | GDDR6 12GB |
冷却タイプ | 空冷 |
メモリクロック | 18Gbps |
サイズ | 310×130.75×62.19 mm |
MSI GeForce RTX 4090 SUPRIM LIQUID X 24G
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- 高解像度環境で重いゲームを快適に遊べるハイエンドモデル
- 3DCADなども快適に使える
- 静音性と冷却性能に優れたファンを採用
- 消費電力が大きいのでランニングコストが高い
MSIのハイエンドモデルのグラボです。
本モデルは、NVIDIA GeForce RTX 4090という強力なグラフィックコプロセッサを搭載しており、24GBのRAMサイズと2.64GHzのGPUクロック速度を誇ります。
240mmのラジエーターにMSIのSILENT GALEファンを2基搭載しているので、高い静音性と冷却性能を両立しているのが特徴です。
さらに、低温時にファンが完全に停止する「ZERO FROZR」機能があり、熱が発生すると自動的に回転を開始するため、効率的な冷却ができます。
大きさと重さはありますが、予算を気にしないでハイスペックのゲーミングPCを組み立てたい人におすすめです。
メーカー | MSI |
---|---|
ビデオメモリ(VRAM) | GDDR6X 24GB |
冷却タイプ | 空冷+水冷 |
メモリクロック | 21Gbps |
サイズ | 280x140x43 mm |
ゲーミングPC用のグラボに関するよくある質問
ゲーミングPC用グラボの選び方や使用方法についてのよくある質問を記載しました。
とくに、ゲーマーからよく寄せられる質問とその回答を紹介します。
メーカーによる違いはなに?
グラボのメーカーによって、デザイン、冷却技術、価格などに違いがあります。
例えば、ASUSは高品質で信頼性が高く、ZOTACは小型で革新的なデザインが特徴です。
メーカーによって、さまざまな特徴があるため、それを理解するとより自分に合っているグラボを見つけられます。
同じスペックを搭載しているグラボでもメーカーによって冷却性能や価格、デザインが異なるため、注意が必要です。
自分のニーズと予算に合ったメーカーを選びましょう。
ゲーミングPCにグラボは絶対に必要なの?
ゲーミングPCにおいて、グラボはゲームの描画を担当する重要な部分になっており、最新のゲームを高画質で楽しむためには、グラボが必要になる場合が多いです。
ただし、軽いゲームをプレイするだけであれば、CPU内蔵のGPUでも十分な場合もあります。
必要不可欠ではないですが、ゲームをする目的でPCを購入する場合はグラボを搭載しているモデルがおすすめです。
デスクトップPCであれば、後からグラボを搭載する選択もできます。
GPUとグラボの違いってなに?
GPU(Graphics Processing Unit)は、グラフィックの計算を行うプロセッサーで、グラボのチップとなる部分です。
対して、グラボはGPUを含む、PCに取り付けるカード全体を指します。
冷却ファンやメモリなども含まれるため、GPUはグラボの一部と言えます。
一般的には、グラボとGPUどちらも同じ意味で使われていることが多いです。
GPUのほかに、グラボの重要な画像保存をする重要部品のビデオメモリは、グラボの部品に属しています。
CPUとグラボはどちらを重視するべき?
結論から言うと、どちらも同じように重要視するべきです。
なぜなら、グラボが性能を発揮するためにはCPUの処理能力が大きくかかわってくるためです。
そのため、グラボの性能が良くてもCPUの性能が低いとグラボの性能を引き出せず、ワンランク下のグラボと同等の性能になってしまうといったケースもあります。
したがって、CPUとグラボは性能のバランスが重要ですので、どちらも同じように重要視しましょう。
まとめ
こちらの記事では、現行のグラボの比較、選び方のポイント、おすすめメーカー、よくある質問と回答など、幅広いトピックにわたって解説しました。
ゲーミングPCにおすすめのグラボを選ぶ際は、性能、大きさ、冷却性能などを考慮しましょう。
自分のプレイスタイルや予算に合ったグラボを選ぶと、快適なゲームを楽しめます。
こちらの記事で紹介した5選のなかから、最適なグラボを選んで自分好みのゲーミングPCに仕上げましょう。