ゲーミングノートPCはやめとけ、という意見がネットなどで見られることがあります。
ゲーミングノートPCは、外出先でもゲームや作業が快適にできるのが魅力です。デスクトップよりも、気軽に運用できます。
では、なぜゲーミングノートPCはやめとけと言われるのかが問題です。
そこで本記事では、ゲーミングノートPCはやめとけと言われる理由や向き不向きなどについて紹介します。
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ゲーミングノートPCはやめとけと言われる理由
ゲーミングノートPCの向き不向きについて、簡単に解説しました。ここからは、ゲーミングノートPCはやめとけと言われる理由について、紹介していきます。
デスクトップ型より寿命が短い傾向がある
ゲーミングノートPCは、デスクトップ型に比べて寿命が短い傾向があります。
主な原因は、バッテリーです。
バッテリー寿命を縮めやすい理由が、ゲーミングノートPCにはあります。
まず、熱処理です。
デスクトップ型のゲーミングPCには、ケース内部にある程度の空間的な余裕があります。パーツ同士が隣室しにくいよう、配置できるのがポイントです。
一方ノートPCは、ケース内部にあまり余裕がありません。熱を持つパーツ同士が隣接してしまいます。熱を持つパーツが隣接すると、互いに互いを温めてしまうので熱しやすく冷めにくくなるのがネックです。
そのうえ、過密状態ではエアフローが不十分。
エアフローというのは、空気の流れのことです。過密状態では空気がスムーズに流れていかず、パーツが十分に空気に触れにくくなります。
続いて、ホコリやチリの問題です。
ゲーミングノートPCは、構造上、内部にホコリやチリがたまりやすくなっています。
もちろん、デスクトップでも溜まりますが、デスクトップはケースを開くのが簡単です。掃除も、比較的楽にできます。
一方ゲーミングノートPCは、掃除が難しいです。
そのため、ホコリやチリが溜まりがちになります。ホコリなどの汚れがたまると、パーツの負荷が高くなり、寿命が縮まるので注意が必要です。
冷却性能が比較的低い
先述したように、ゲーミングノートPCは、冷却性が比較的低いです。
内部が過密状態なので、空気の流れが悪くなります。空気の流れが悪くなると、パーツに十分に空気が触れず、冷却性能が下がるという仕組みです。
さらに、ゲーミングノートPCはパーツ同士が隣接しやすくなっています。熱を発するパーツ同士が隣接していることで、互いに熱を高めあってしまうため、温度が上がりやすくなるのがネックです。
そして、内部温度が一定以上になると、熱暴走を防ぐために、パフォーマンスを抑える機能が働きます。高性能なゲーミングノートでも、性能を十分に発揮できません。
そのうえ、熱を発するとバッテリーに負担がかかります。
冷却性能が低いゲーミングノートPCは、長時間使うと性能が低下しやすく、かつ壊れやすくなるということです。
そのため、長時間、かつ長期間安心して使いたい場合は熱対策が必須になります。
メンテナンス性や拡張性が低い
ゲーミングノートPCは、メンテナンス性・拡張性が低いです。
まずは、メンテナンスについて解説します。
デスクトップは、ケースを開けるのが簡単です。一般的なデスクトップのケース構造では、ドライバー一本で簡単に開きます。ドライバー不要で開く製品も、多いです。
ケースを開けたら、あとはピンセットでホコリをつまんだり風で吹き飛ばしたりして、簡単に掃除できます
一方ノートPCの場合、分解手順が複雑です。
ロックを解除し、バックパネルのねじを全部外して、ゴム足の下・ステッカーの下も確認します。ここまでして、ようやくケースの取り外しが可能。
そのうえ、ケースを開いた後もストレージドライブ、メモリ、ワイヤレスカードを外す手間がかかります。モジュールごとに外さないといけないので、複雑で難しいです。
続いて、拡張性について。
ゲーミングノートPCは、小型のため内部に余裕がありません。拡張性がどうしても低くなります。
これは購入後はもちろん、購入時にも影響する部分です。
購入時のカスタマイズの幅が、デスクトップより狭くなります。せっかく受注生産でカスタマイズできるショップで購入しても、カスタマイズの幅が狭いのでその恩恵をあまり受けられません。
同価格帯のゲーミングデスクトップより性能が低い
ゲーミングノートPCは、同価格帯のデスクトップよりも性能が低くなりがちです。
ゲーミングノートPCのパーツは、小型化されている「ノートPC専用パーツ」が使われます。
たとえばCPUとGPU。同じ「Core i7-13700」「RTX 4060」でも、ノートPC用の小型パーツが使われるということです。
小型化には、それ相応のコストがかかります。
これが、ノートパソコンが高めの価格設定になることが多い理由です。
さらに、小型化しているため、デスクトップPC向けのパーツよりも、性能が抑えられています。
そのため、同価格帯のデスクトップ型ゲーミングPCよりも、ゲーミングノートPCのほうが性能が低くなりがちです。
持ち運ぶには大きいモデルが多い
持ち運んでさまざまな場所で使えるのがゲーミングノートPCの良さですが、実際に持ち運ぶのは一苦労。
ゲーミングノートPCは、一般的なノートパソコンより厚く重いです。これは、GPUなどの高性能なパーツを搭載させているのが理由。一般的なノートパソコンには、GPUは搭載されないことが多いです。このパーツの違いで、厚みと重量が変わるのがポイント。
さらに、外でPCゲームをするという機会はそう多くありません。電源カフェなどでゲームをしている人は、作業をしている人に比べると少ないです。
もちろん、友人宅にゲーミングPCを持って行って一緒に遊べるのは便利。とはいえ、ゲーミングPCを持ち運ぶようなシチュエーションがあまりないことには変わりありません。
持ち運べるというメリットがあまり受けられないため、ゲーミングノートPCはやめとけと言われています。
ただ、人によるところが大きいです。
たとえば外で作業がしたいクリエイターの方は、高性能なノートPCを求めてゲーミングノートPCを購入するケースがあります。外出先で作業をすることのある仕事や趣味がある方にとっては、ゲーミングノートPCの恩恵は大きいです。
結局のところゲーミングノートPCが合うかどうかは、人によります。
大事なのは、自分の好みや用途などと照らし合わせて、ゲーミングノートPCが最適かどうかを考えることです。
ゲーミングノートPCを買って後悔しないための選び方
ゲーミングノートPCには難点もありますが、向いている方には非常に快適な製品です。とはいえ、選び方を間違えれば買って後悔することもあります。
そこで今度は、ゲーミングノートPCを買って後悔しないための選び方について簡単に解説するので、ぜひご参考ください。
遊びたいゲームの推奨スペックから選ぶ
ゲーミングノートPCを選ぶときは、遊びたいゲームから選ぶことも大切です。
PCゲームには、推奨スペックが記載されています。ストアページなどでチェックできるので、まずはそれをチェックしましょう。
ただ、高フレームレートを目指す場合はそれを上回る性能が必要です。
フレームレートというのは、1秒間に画面に表示させる画像の枚数のこと。画像の枚数が多くなるほど、映像が滑らかになります。高フレームレートで遊ぶと、敵の動きをより細かく追えるようになるため、対人戦のゲームに有利。
人気ゲームの場合、調べれば高フレームレートを出すのに最適なスペックが出てくることが多いです。
本記事でも、紹介するモデルではどの程度のフレームレートが出るかを簡単にですが、明記しています。
それらを参考にしながら、遊びたいゲームを快適にプレイできるゲーミングノートPCを選びましょう。
サイズと重量から選ぶ
ゲーミングノートPCは、持ち運びができるのが利点です。
このような利点を最大限享受できるように、携帯性を考えてモデルを選びましょう。
携帯性で選ぶ際は、インチサイズと重量をチェックすることが大切です。
インチサイズは、14インチから15インチ程度が一般的といわれています。
それより大きくなれば、ゲーミングノートPCでは大きい部類です。
画面のサイズが大きくなれば、当然本体サイズも大きくなり、持ち運びにくくなります。
15インチまでが、持ち運びやすいと言える範囲です。
続いて、重量について。
ゲーミングノートPCは一般的なノートPCより重く、重量は2.2kg程度が相場になっています。
そのため、2.1kg以下の製品を選びましょう。
より携帯性に優れたモデルがほしい場合は、より軽い製品を選ぶことが大切です。
ディスプレイのサイズと性能から選ぶ
ゲーミングノートPCは、モニター性能で選ぶのも大切です。
モニター性能で大事なのは、最大解像度と最大リフレッシュレート。
まずは、最大解像度について。
解像度というのは、画面に表示されるドット数のことです。解像度が高くなるほど、ドット数が増えます。
画面のドット数が多くなることで、より繊細な表現ができるようになり、画質がよくなったと感じるのがポイントです。
そのうえ、ドット数が多いと画面の表示領域が広くなります。作業領域が増えるので、作業しやすくなるのもいいところです。
ただし、解像度が高くなればドットが増える分、大きな画面が必要になります。高解像度を小さい画面で表示すると、文字やアイコンが小さく見えてしまいがちです。
そのため、解像度をチェックする際は画面サイズもチェックしましょう。
続いて、リフレッシュレートについて。
リフレッシュレートは、フレームレートと同じです。PCなどの出力元の機器ではフレームレート、モニターなどの出力先の機器ではリフレッシュレートと呼びます。
この二つは同じものなので、対応していなければなりません。
たとえば、PC側は200fpsを出そうとしているのに、モニターが144Hzまでしか対応していない場合、最終的な映像は144fpsになります。
この不和をなくすために、高フレームレートが出せるPCには高リフレッシュレートモニターが必要です。
性能とモニターのリフレッシュレートが合っているかどうか、チェックしましょう。
【結論】ゲーミングノートPCが向いている人、向いていない人
向いている人 | 向いていない人 |
---|---|
・場所を選ばずに使いたい ・周辺機器にお金をかけたくない ・省スペースで活用したい |
・将来的に拡張も視野に入れている ・周辺機器にもこだわりたい ・コスパに優れたゲーミングPCが欲しい |
ゲーミングPCは、どこにでも簡単に持ち運べます。
自宅でも、デスクの上だけでなくリビングやベッドの上などさまざまな場所で使えるのがいいところです。
さらに、自宅以外にも持ち運べます。たとえばネットカフェ、喫茶店、コワーキングスペースなどです。
これが、非常に便利。
そのため、出先でゲームをプレイしたり、仕事をしたりしたい方にはゲーミングノートPCが向いています。
反面、拡張性が低いというのが欠点です。拡張を視野に入れたいならデスクトップPCのほうがおすすめ。
なお、周辺機器についてはこだわる必要がないというだけで、こだわることはできます。この点に関しては、そこまで気にする必要はありません。
ゲーミングノートPCがほしい人向けのおすすめモデル5選
ここまで、ゲーミングノートPCはやめとけと言われている理由や、買って後悔しないための選び方などについて紹介してきました。
それでもゲーミングノートPCがほしいという方のために、今度は実際におすすめのモデルについて紹介します。
メーカー | 商品名 | CPU | GPU | メモリ | ストレージ |
---|---|---|---|---|---|
ドスパラ | GALLERIA XL7C-R45 | Core i7-13700H | GeForce RTX 4050 Laptop | 16GB | 1TB Gen4 SSD |
マウスコンピューター | NEXTGEAR J6-A7G60GN-A | Ryzen 7 7840HS | GeForce RTX 4060 Laptop | 32GB | 1TB NVMe SSD |
レノボ | Legion 7i Gen 9 エクリプスブラック | Core i7-14700HX | GeForce RTX 4060 Laptop | 16GB | 512GB Gen4 SSD |
MSI | Core i7-13620H | GeForce RTX 4060 Laptop | 16GB | 1TB NVMe SSD | |
レイザー | Blade 14 RZ09-0482VJH3-R3J1 | Ryzen 9 7940HS | GeForce RTX 4060 Laptop | 16GB | 1TB NVMe SSD |
ドスパラ GALLERIA XL7C-R45
By: dospara.co.jp
- マルチスレッド能力が高い
- コスパに優れていて初心者でも使いやすい
- フルサイズキーボードを搭載
- メモリが小さい
GALLERIA XL7C-R45は、処理性能が高いのが特徴のゲーミングノートPCです。
本機に搭載されているCore i7-13700Hは、14コア20スレッドの高性能モデル。ゲームなどのシングルスレッド性能だけでなく、動画編集などのマルチスレッド性能も高いです。
重い作業でも、比較的快適にこなせます。
さらに、RTX 4050を搭載。Apexなどの軽いゲームなら、フルHDで画質設定を少し落とせば、144fpsを狙えます。多くのゲームを60fps以上144fps以下の範囲で、快適に遊べるのが魅力です。
そして、テンキー搭載キーボードも魅力的。ノートパソコンの内蔵キーボードには、少し珍しい配列になっています。
キー配列を縮めることでフルサイズキーボードを搭載しており、慣れるまでは大変ですが、慣れれば使いやすいです。
また、これだけの性能を備えていますが、同価格帯のなかではコスパが高いゲーミングノートPCといえます。
メーカー | ドスパラ |
---|---|
CPU | Core i7-13700H |
GPU | GeForce RTX 4050 Laptop |
メモリ | 16GB |
ストレージ | 1TB Gen4 SSD |
マウスコンピューター NEXTGEAR J6-A7G60GN-A
By: mouse-jp.co.jp
- フルHD環境で144fpsを出せる
- 最新規格のDDR5メモリを32GB搭載
- 165Hz対応の16インチ液晶
- 本体色の好みが分かれるデザイン
本機は、フルHD(WUXGA)環境で144fps前後を出すのに最適なスペックを持つゲーミングノートPCです。
本機に搭載されているRTX 4060は、Apexなどの軽いゲームなら、最高画質設定でも144fpsを出せます。グラフィック品質の設定などを少し下げれば、より安定するのがいいところです。
そのため、競技性の高いゲームをプレイするのに向いています。
また、メモリには最新規格のDDR5を大容量32GB搭載しています。
RTX 4060と合わせて、重いオープンワールドゲームや最適化の乏しいゲームでもある程度快適にプレイすることができます。
さらに、最大3画面の出力に対応しているのも魅力的です。
HDMI、Mini DisplayPort、USB Type-Cを活用して最大3画面に画面出力ができます。本体内蔵モニターを合わせて4画面。ゲームをプレイしながらのチャット、ブラウジングなどを快適に行えます。
もちろん、外部モニターを接続して作業を快適化するのにも活用可能です。
非常にコスパが高いことも魅力であり、初心者を含めあらゆる方におすすめできるゲーミングノートPCです。
メーカー | マウスコンピューター |
---|---|
CPU | Ryzen 7 7840HS |
GPU | GeForce RTX 4060 Laptop |
メモリ | 32GB |
ストレージ | 1TB NVMe M.2 SSD |
レノボ Legion 7i Gen 9 エクリプスブラック
By: lenovo.com
- 最新のパーツを搭載している
- 冷却性能が優れている
- 高性能だが持ち運びもできる重量
- 有線LANポートが非搭載
レノボの薄型の最新ゲーミングノートです。
こちらのモデルは、CPUをCore i7-14700HX、グラボにGeForce RTX 4060 Laptopを搭載しており、さまざまなゲームを快適にプレイできます。
メモリはDDR5-5600、ストレージはGen4 SSDを搭載しているため、データ通信やゲームロードが速いです。
重量は2.24kgとゲーミングノートとしては比較的軽量で持ち運びにも向いています。
ディスプレイは16インチの3.2K液晶になっており、リフレッシュレートは240Hzです。
普段使いや仕事にも使えるデザインになっているため、自分のゲーミングライフスタイルに合ったモデルを探している人におすすめです。
メーカー | レノボ |
---|---|
CPU | Core i7-14700HX |
GPU | GeForce RTX 4060 Laptop |
メモリ | 16GB |
ストレージ | 512GB Gen4 SSD |
MSI Cyborg-14-A13VF-4164JP
By: ark-pc.co.jp
- 処理能力が非常に高い
- 幅広い作業に高いレベルで対応できる
- 持ち運びやすいサイズ
- ゲームプレイだけならスペックを持て余す
Core i7-13620Hは、10コア16スレッドのCPU。ノートPC用のCPUとしては、ミドルクラスのマルチスレッド性能を誇ります。
ある程度の重い作業でも、快適にこなせるのがいいところです。ゲーム配信、動画編集、プログラミングなど幅広い作業に使えます。
そのうえ、メモリが標準でDDR5-5600、16GBあるので、処理性能を活かしやすいです。
さらに、ゲーム性能も高くなっています。
RTX 4060は、軽いゲームならWQXGA環境でも60fpsを出しやすいです。フルHDなら、144fps以上も十分狙えます。
そして、内蔵モニターがWUXGAに対応しており、画面サイズが14インチと小さいので、外出先でもゲームを楽しめるゲーミングノートPCです。
また、144Hzの最大リフレッシュレートに対応しています。WUXGAではこのリフレッシュレートが活きるタイトルは少ないものの、フルHDでゲームをプレイする場合は活かしやすいです。
全体的に、それぞれのパーツの良さを活かせるように作られています。
メーカー | MSI |
---|---|
CPU | Core i7-13620H |
GPU | GeForce RTX 4060 Laptop |
メモリ | 16GB |
ストレージ | 1TB NVMe SSD |
Razer Blade 14 RZ09-0482VJH3-R3J1
By: ark-pc.co.jp
- QHD解像度と240Hzのリフレッシュレートを備えている
- 本体が2kg未満で持ち運びやすい
- ベイパーチャンバー冷却システムを搭載している
- スロットに空きがないため、内蔵ストレージの拡張が難しい
レイザーのコンパクトな設計にも関わらず、高いパフォーマンスを発揮するゲーミングノートPCです。
CPUには、Ryzen 9 7940HS、グラボは、GeForce RTX 4060 Laptopを搭載しており、高負荷のゲームや日常作業を快適にできます。
さらに、その重量はわずか1.84kgと軽量でありながら、堅牢なアルミニウム製のシャーシにより耐久性が非常に高いです。
ディスプレイはQHDの240Hzリフレッシュレートに対応しているため、FPSのような動きの激しいゲームも快適にプレイできます。
また、携帯性に優れており、ゲーマーがどこへでも高性能なゲーム環境を持ち運べることも大きな魅力です。
メーカー | レイザー |
---|---|
CPU | Ryzen 9 7940HS |
GPU | GeForce RTX 4060 Laptop |
メモリ | 16GB |
ストレージ | 1TB NVMe SSD |
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ゲーミングノートやめとけという人向けのおすすめデスクトップ3選
ゲーミングノートPCをやめとけという人向けにおすすめのデスクトップ型ゲーミングPCを紹介します。
デスクトップのほうが高性能で低価格の傾向があるため、持ち運びをしない人や置き場所が確保できる人におすすめです。
メーカー | 商品名 | CPU | GPU | メモリ | ストレージ |
---|---|---|---|---|---|
ドスパラ | GALLERIA RM5C-R46T | Core i5-14400F | GeForce RTX 4060 Ti 8GB | 16GB | 500GB Gen4 SSD |
ドスパラ | GALLERIA XA7C-R47 | Core i7-14700F | GeForce RTX 4070 12GB | 32GB | 1TB Gen4 SSD |
マウスコンピューター | G-Tune FZ-I7G7A | Core i7-14700KF | GeForce RTX 4070 Ti SUPER | 32GB | 2TB Gen4 SSD |
ドスパラ GALLERIA RM5C-R46T
By: dospara.co.jp
- ゲーム性能が高いモデル
- 多くのゲームタイトルを安定して遊べる
- パーツ構成のバランスがいい
- 処理性能がそこまで高くない
本機は、ゲーム性能が高いのが魅力のゲーミングPCです。
処理性能に関しては、そこまで高くありません。エクセルなどの簡単な作業は快適にこなせますが、動画編集には使いにくいです。
短めのフルHDの動画を作る程度には、使えます。
高いのは、ゲーム性能です。
RTX 4060 Tiというミドルクラスのなかでも比較的性能が高いGPUを搭載させても、ボトルネックが起きません。
ボトルネックというのは、CPUの処理性能がGPUの性能に追いつかず、GPUの性能を引き出せなくなることを指します。
つまり、本機はGPUの処理性能をしっかりと活かせるということです。
さらに、RTX 4060 TiはApexではフルHD・最高画質設定で、144fps以上の張り付きで遊べる性能があります。
多くのゲームを安定したフレームレートで遊べるので、さまざまなゲームをプレイしたい方におすすめです。
また、ゲーム性能に対して低価格なのも本機の魅力のひとつ。Core i7-14700Fではなく、Core i5-14400Fを搭載させていることで低価格になっています。
ゲーム性能を考えると、バランスがいい構成になっており、コスパが高いです。
メーカー | ドスパラ |
---|---|
CPU | Core i5-14400F |
GPU | GeForce RTX 4060 Ti 8GB |
メモリ | 16GB |
ストレージ | 500GB Gen4 SSD |
ドスパラ GALLERIA XA7C-R47
By: dospara.co.jp
- 構成のバランスに優れている
- 幅広いゲームタイトルをプレイできる
- 冷却性能が高くて安定して動作する
- バランスは優れているが突出もしていない
本機は、構成のバランスに優れているゲーミングPCです。
Core i7-14700Fは、処理性能が高いCPU。マルチスレッド性能が高く、配信などでも十分に使えます。軽いゲームであれば、ゲーム開発にも使える性能です。同人ゲーム開発者にも、おすすめ。
さらに、RTX 4070と組み合わせることでフルHD環境では、軽いゲームなら200fps以上が狙えます。WQHD環境でも、144fpsで遊べるタイトルが多いです。
この二つの組み合わせであれば、ゲームも作業も快適になります。
そして、熱対策がされている点も魅力的です。
高性能化すると、熱が問題になります。本機は冷却効率を高めるための工夫があるので、安心です。両サイド前方にメッシュ加工がされていますが、この孔径が従来より30%アップしています。
さらに、標準ファンの最大回転数も高いです。風量のコントロールもでき、静音性を維持しながらPCの負荷に応じて回転数を上げ下げできます。
全体的に性能が高く、高価になりすぎることもないバランス感覚に優れたゲーミングPCです。
メーカー | ドスパラ |
---|---|
CPU | Core i7-14700F |
GPU | GeForce RTX 4070 12GB |
メモリ | 32GB |
ストレージ | 1TB Gen4 SSD |
マウスコンピューター G-Tune FZ-I7G7A
By: mouse-jp.co.jp
- 水冷CPUクーラーで高い冷却性能と静音性能
- 高画質でゲームを遊べる
- 動画編集やゲーム配信も高いレベルでできる
- ゲームプレイだけならオーバースペック
本機は、非常に高い処理性能とゲーム性能が特徴のモデルです。
Core i7-14700KFは、20コア28スレッドの最新CPU。シングルスレッドとマルチスレッドが両方高く、重い作業に強いです。
ゲーム性能に関してはCore i7-13700KFと大きな差がないため、ゲームだけなら宝の持ち腐れ。
その反面、ゲームにも作業にも使いたい方には最適なCPUだと言えます。
さらに、RTX 4070 Ti SUPERを搭載。
Apexでは、フルHDの最高画質設定の場合、フレームレート上限の300fpsに達します。WQHDでも、200fps近く出せる性能です。
そのうえ、4Kでも100fps程度で遊べるタイトルがあります。
原神などのオープンワールドゲームを4Kで遊びたい方にも、おすすめです。
そして、水冷CPUクーラーを搭載しており、冷却性能と静音性能が高いのも魅力的。
水冷式は、循環液が熱を吸い取り、ラジエーターという金属部品に熱を集める方式です。ラジエーターにファンの風が当たることで、冷却されます。
どこをとっても性能が高いゲーミングPCです。
メーカー | マウスコンピューター |
---|---|
CPU | Core i7-14700KF |
GPU | GeForce RTX 4070 Ti SUPER |
メモリ | 32GB |
ストレージ | 2TB Gen4 SSD |
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ゲーミングノートPCに関するよくある質問
ここまで、ゲーミングノートPCとデスクトップPCを比較しながら、それぞれについて解説してきました。最後に、ゲーミングノートPCに関するよくある質問の答えについて、紹介します。
わからないことや不安なことがある方は、ぜひご参考ください。
ゲーミングノートPCが壊れたらどうすればいい?
ゲーミングノートPCが壊れたら、修理か買い換えかを選択しましょう。
メーカー品の場合は、保証があります。保証で修理費用が無料になるケースがあるので、保証内容をチェックしましょう。
保証期間外であれば、状態にもよりますが、修理費用は高くなりがちです。
ノートPCの場合は、デスクトップより修理行程が複雑なため、特に見積もりが高くなる傾向があります。
なお、ストレージのデータを吸い出したい場合は、より高額です。
場合によっては、新品のハイエンド機が買える程度の見積もりになることもあるので、注意しましょう。
ゲーミングノートPCの寿命は何年くらい?
長くて5年、通常は3年です。
ただ、酷使していた場合には2年程度で壊れることもあります。
長時間使用すると、故障するリスクは高いです。
そのため、使用期間が短くても、使い方によっては突然故障することがあります。
衝撃を与えてしまった場合やバッテリーに負荷をかけた場合は特に、故障しやすいです。
ほかにも、寿命を縮める要因があります。
自覚がないまま寿命を縮めているということも、多いです。
そのため、使用期間が2年を超えた時点で、買い換えの準備を進めておくことをおすすめします。
データのバックアップは、特にしっかりと行うようにしましょう。先述の通り、吸い出しは高額になりやすいです。
ゲーミングノートPCはゲーム以外にも使える?
ゲーミングノートPCは、ゲーム以外にも使えます。
もちろん、性能によりけりです。
処理性能が高いモデルの場合は、動画編集や配信にも使えます。ほかのクリエイティブな作業にも、使いやすいです。
そこまで処理性能が高くなくても、ビジネス用途で使う人は大勢います。
ただ、用途の幅によりスペックはさまざまです。
そのため、自分の用途に最適なスペックのゲーミングノートPCを購入することが、非常に重要になります。
ゲーミングノートPCの連続使用時間は長い?
ゲーミングノートPCの連続使用時間は、一般的には7時間から8時間です。
ただ、モデルによっては10時間を超える場合があります。
基本的には、性能が高いゲーミングノートPCほどバッテリー消費が激しいです。
高性能なパーツは、それだけ電力消費が大きくなります。
さらに、経年劣化やバッテリーの摩耗などで、持続時間は短くなるため。外出時には、アダプターも持ち運びましょう。
まとめ
本記事では、ゲーミングノートPCはやめとけと言われる理由や、おすすめのゲーミングノートPCなどについて紹介してきました。
ゲーミングノートPCはやめとけという意見もありますが、実際は好みや用途によるところが大きいです。持ち運ぶことがあるのであれば、ゲーミングノートPCは非常に快適だと言えます。
最も大事なのは、自分の用途や好みから最適なPCを購入することです。
ゲーミングノートPCを買って後悔しないように、また、買わずに後悔しないように用途などから適切なPCをじっくりと選びましょう。