ゲーミングPC

17インチのゲーミングノートPCおすすめ9選|選び方と使い勝手も解説

ゲームにも仕事にも使えて便利なゲーミングノートPC。モニターやキーボードが内蔵されており、周辺機器を減らせるのも魅力的です。

ただ、外付けモニターと比べると画面が小さいのがネック。そのため、高解像度で運用する場合には文字が小さくなることが多いです。ゲームの臨場感も、やはり外付けの方が高くなりがち。

より臨場感あふれるエンタメ体験がしたい場合や、より作業を快適にしたい場合はインチサイズが大きいゲーミングノートPCがおすすめです。

そこで今回は、17インチのゲーミングノートPCのメリット・デメリット、選び方、おすすめモデルを紹介していきます。

>>すぐに17インチのゲーミングノートPCおすすめモデルをチェックしたい方はここをタップ

本記事は「コンテンツ制作ポリシー」に則って制作されています。
また、本記事にはプロモーションが含まれます。

【激安】17インチのゲーミングノートPCおすすめ2選

ここまで、17インチのゲーミングノートPCの選び方などについて解説してきました。ここからは、実際におすすめの17インチゲーミングノートPCを紹介していきます。

まずは、10万円以下の激安ゲーミングノートPCの17インチモデルを2つ紹介するので、非常に安価なモデルが欲しい方はぜひご参考ください。

メーカー 商品名 CPU GPU メモリ ストレージ
マウスコンピューター mouse F7-I5I01BK-B Core i5-1235U Intel Iris Xeグラフィックス 16GB 512GB NVMe M.2 SSD
ASUS Vivobook 17 Core i5-1335U Intel Iris Xeグラフィックス 16GB 1TB NVMe M.2 SSD

マウスコンピューター mouse F7-I5I01BK-B

メリット
  • エントリーモデルとして使いやすい
  • Webカメラにプライバシーシャッターを搭載
  • 大きくて見やすい大画面
デメリット
  • 動画編集やゲーム配信は厳しい

本機は、マウスコンピューターの廉価モデルです。

画面サイズは、17.3インチ。表面加工は、非光沢が採用されています。

最大解像度は、フルHDです。ゲーミングモニターではないので、リフレッシュレートは一般的な60Hzとなります。

さらに、CPUはCore i5-1235Uです。10万円前後のモデルで採用されることがある、初心者向けのCPU。マルチコア性能は低く重い作業には不向きですが、2Dゲームの処理などには十分な性能です。

そして、Iris Xeグラフィックは、CPU内蔵のグラフィックのなかでは比較的性能が高いのが特徴。Live 2Dの演出など重い演出がない2Dゲームであれば、問題なく動作します。

軽いゲームと、簡単な作業・ブラウジングをメインで使いたい方には非常におすすめです。

CPU Core i5-1235U
GPU Intel Iris Xeグラフィックス
メモリ 16GB
ストレージ 512GB NVMe M.2 SSD

ASUS ノートパソコン Vivobook 17

メリット
  • コスパに優れている
  • 簡単な画像編集や動画編集に対応
  • 色性能に優れたIPSパネル
デメリット
  • 重たい作業をおこなうには負担が大きい

本機は、ASUSの人気激安ノートPCです。

CPUには、Core i5-1335Uを採用しています。この価格帯であれば、比較的高性能なCPUです。簡単な画像編集や動画編集など、少し重めの作業にも使えます。

GPUは、内蔵GPUのIris Xeです。2Dゲームなど、軽いゲームを動かすのに向いています。マイクラも、MODを入れず巨大建築をしない場合は動作可能です。

ただし、グラフィック設定は大幅に下げる必要があります。

さらに、モニターは17.3インチのフルHDモニターを採用し、リフレッシュレートは、60Hzと一般的なPCモニターと同等性能です。

CPU Core i5-1335U
GPU Intel Iris Xeグラフィックス
メモリ 16GB
ストレージ 1TB NVMe M.2 SSD

【初心者向け】17インチのゲーミングノートPCおすすめ3選

激安ノートPCの17インチモデルを紹介しましたが、ゲームの処理性能とグラフィック性能が低いのが弱点です。より快適にゲームで遊びたいものの安いほうがいいという方には、初心者向けGPU搭載モデルがおすすめ。

そこで今度は、ゲームにも使いやすい初心者向け17インチのゲーミングノートPCのおすすめモデルを3つ、紹介していきます。

メーカー 商品名 CPU GPU メモリ ストレージ
マウスコンピューター mouse K7-I7G50BK-A Core i7-12650H RTX 2050 16GB 512GB NVMe M.2 SSD
MSI Katana-17-B13VEK-4339JP Core i7-13620H RTX 4050 16GB 1TB SSD
ASUS TUF Gaming F17 FX707VV Core i7-13620H RTX 4060 16GB 1TB SSD

マウスコンピューター mouse K7-I7G50BK-A

メリット
  • ゲームの処理性能が高い
  • 軽いゲームなら60fpsでプレイできる
  • ゲーム以外にもビジネスでも利用可能
デメリット
  • 動画編集やゲーム配信は動作が重たくなる

本機は、ゲームと仕事両方で使いやすい初心者向け17インチゲーミングノートPCです。

CPUには、Core i7-12650Hを採用しています。世代が一つ前のCPUですが、ゲームの処理性能が高いのが魅力です。3Dゲームの処理でも、まったく困る場面がありません。

そのうえ、マルチコア性能も比較的高めなので、作業にも使いやすいです。

さらに、GPUにはGeForce RTX 2050を採用しています。

初心者向けのGPUですが、軽い3Dゲームなら60fpsでプレイできる性能があるのが魅力的です。競技性の高いゲームにはあまり向きませんが、一人プレイ用のゲームには最適。

また、モニターは17.3インチのフルHDモニターを採用しています。リフレッシュレートは、PC性能に合う60Hz。

重量は、約2.56kgと17インチのゲーミングノートPCのなかでは、比較的軽くなっています。

FPSやTPSはプレイせず、3DグラフィックのRPGなどをメインでプレイする方や、ゲームと外出先での仕事の両方で使いたい方におすすめです。

CPU Core i7-12650H
GPU GeForce RTX 2050
メモリ 16GB
ストレージ 512GB NVMe M.2 SSD

MSI Katana-17-B13VEK-4339JP

 

メリット
  • マルチコア性能が比較的高い
  • エントリーモデル内ではトップクラスのスペック
  • 最大リフレッシュレート144Hz
デメリット
  • 重たい作業を同時並行するのは難しい

本機は、初心者向けのゲーミングノートPCとしては、比較的高性能の17インチモデルです。

CPUには、Core i7-13620Hを搭載しています。8コア16スレッドで、ゲーム性能が高いです。動画編集などのマルチコア性能も比較的高めなので、作業にも十分使えます。

GPUには、RTX 4050を搭載。初心者向けモデルに搭載されるなかではトップクラスの性能です。

Apexでは、フルHDの最高画質設定で90fpsを超えます。高画質設定では、144fps付近になる場面もあるので、FPS/TPSなどにも使いやすいです。

さらに、モニターの最大リフレッシュレートは144Hz。PC性能と釣り合っており、外付けモニターを使わなくても性能を最大限引き出せます。

これだけの性能で約17万円なので、コスパが非常に高いです。

CPU Core i7-13620H
GPU GeForce RTX 4050
メモリ 16GB
ストレージ 1TB SSD

ASUS TUF Gaming F17 FX707VV

メリット
  • バランスの取れたゲーミングノートPC
  • 17インチサイズを生かした高い冷却性能
  • MIL規格の耐久性
デメリット
  • 最大消費電力が約240Wでやや多い

本機は、耐久力と冷却性能に優れたASUSから販売されているTUFブランドのゲーミングノートPCです。

CPUには、Core i7-13620Hを採用しています。
Intel 第13世代モデルですが、10コア16スレッド・最大4.9GHzのクロック数をもち、十分現役で活躍できるスペックを持っています。

さらに、GPUにはRTX 4060を採用しています。Apexでは、フルHDの高画質設定で200fps付近でプレイできるGPUであり、ミドルクラスのゲーミングノートPCで広く使われているモデルです。

モニターは最大リフレッシュレート144HzのフルHD17インチモニターを採用。

また、本機はMIL規格を取得しています。振動や衝撃に対して高い耐性をもっているため、リュックやキャリーケースに入れての持ち運びでも問題ありません。

冷却性能も高く、17インチの筐体サイズを生かして大型のファンとヒートパイプを搭載しています。

全体的にバランスが良く、17インチモデルのゲーミングノートPCにおいて基本的な性能を網羅しているため、最初の1台を探している方にもおすすめです。

CPU Core i7-13620H
GPU GeForce RTX 4060
メモリ 16GB
ストレージ 1TB SSD

【コスパ最強】17インチのゲーミングノートPCおすすめ4選

ゲーミングノートPCの17インチモデルで、ゲームを高フレームレートで遊びたい場合は、これまで紹介したモデルよりも高性能なモデルが必要になります。重い作業に使いたい場合も、同様です。

そこで今度は、ゲーミングノートPCの17インチモデルのなかから、高性能かつ比較的安価なコスパ最強モデルを4つ紹介していきます。

メーカー 商品名 CPU GPU メモリ ストレージ
MSI Katana-17-B13VFK-4334JP Core i7-13620H RTX 4060 16GB 1TB SSD
ASUS ROG Strix SCAR 17 X3D G733PYV Ryzen 9 7945HX3D RTX 4090 32GB 1TB SSD
HP OMEN17 Core i7-13700HX RTX 4080 16GB 1TB SSD
GIGABYTE AORUS 17X AXG-64JP664JP Core i9-14900HX RTX 4080 32GB 1TB SSD

MSI Katana-17-B13VFK-4334JP

 

メリット
  • 高コスパモデルで使いやすい
  • ゲームの処理性能が高い
  • 冷却性能が高い
デメリット
  • ゲーム配信時には負荷バランスに注意が必要

本機は、FPS/TPSで有利な性能を備えながらも、価格を抑えている高コスパモデルです。

CPUには、Core i7-13620Hを採用しています。10コア16スレッドの高性能CPUで、Core i7-12700Hよりも安価なのが特徴です。ゲームの処理性能が非常に高く、配信などにも使える程度のマルチコア性能もあります。

GPUには、RTX 4060を採用。フォートナイトではフルHDの最高設定でも、130fps付近が出せます。高設定なら、175fpsにまで伸びる場面もあり、144fps付近でプレイするのに最適です。

さらに、モニターは17.3インチのフルHDモニターを採用しています。最大リフレッシュレートが144Hzなので、PC性能との相性がいいです。

そして、Cooler Boost 5という高性能クーラーを搭載しているのも本機の魅力のひとつ。ゲーミングノートPCは熱を持ちがちですが、本機は冷却性能が高いため高熱になりにくいのがいいところ。

全体的な構成のバランスがよく、汎用性が高い17インチゲーミングノートPCが欲しい方におすすめです。

CPU Core i7-13620H
GPU GeForce RTX 4060
メモリ 16GB
ストレージ 1TB SSD

ASUS ROG Strix SCAR 17 X3D G733PYV

メリット
  • 配信やクリエイティブ作業などのマルチコア性能も高い
  • 現行最高クラスの性能
  • 240Hz対応のWQXGAモニターを搭載
デメリット
  • ゲームプレイだけならやや性能を持て余す

本機は、ゲームを高画質・高フレームレートで遊べて、作業にも強い最強スペックのゲーミングノートPCです。

CPUには、Ryzen 9 7945HX3Dを搭載しています。モバイル向けハイエンドのCPUで、16コア32スレッドと非常に高性能です。ゲームなどのシングルコア性能が高いのはもちろん、配信やクリエイティブ作業などのマルチコア性能も高いのが魅力。

そのうえ、メモリが32GBと大容量です。CPU性能とメモリ容量とをあわせて、作業に強い構成になっています。

さらに、GPUにはRTX 4090 Laptopを採用。フォートナイトをフルHD高画質設定でプレイした場合、240fpsを安定して出せる性能を持つGPUです。
重量級のオープンワールドであるCyberpunk2077においても、ウルトラ設定で100fps以上を出すことができるため、あらゆるゲームを快適にプレイすることができます。

そして、モニターは最大リフレッシュレートが240Hzの17インチモニターです。フルHD、またはWQHDの高フレームレートで遊ぶのに、適した性能を有しています。

処理性能・グラフィック性能が高く、メモリ容量が大きいため幅広い用途で活躍する17インチゲーミングノートPCです。

CPU Ryzen 9 7945HX3D
GPU GeForce RTX 4090
メモリ 32GB
ストレージ 1TB SSD

HP OMEN17

メリット
  • ゲーム性能が特に高いゲーミングノートPC
  • クリエイターにもおすすめの性能
  • オープンワールドゲームも快適
デメリット
  • ゲーム配信や動画編集をしないならややオーバースペック

本機は、前世代のパーツを用いたコスパの高い17インチのゲーミングノートPCです。

CPUには、Core i7-13700HXを採用しています。
Intel 第13世代モデルですが、16コア24スレッド・最大5.0GHzのクロック数をもち、十分現役で活躍できるスペックを持っています。

さらに、GPUにはRTX 4080を採用しています。Apexでは、フルHDの高画質設定で200fps付近でプレイできる性能を持っています。

そして、モニターは最大リフレッシュレート240Hzの17インチモニターを採用。そのうえ、最高解像度がQHDと高いのが特徴です。

ゲームを高フレームレートで遊ぶのにも、QHDで作業を効率化するのにも向いています。重い作業もできるので、クリエイターにもおすすめのゲーミングノートPCです。

CPU Core i7-13700HX
GPU GeForce RTX 4080
メモリ 16GB
ストレージ 1TB SSD

GIGABYTE AORUS 17X AXG-64JP664JP

メリット
  • 現行世代最高クラスの性能を誇る
  • 幅広い用途で使えるモデル
  • ストレージ(容量)が大きくデータ保存に困らない
デメリット
  • 重たい作業をするならメモリ増設も視野に入れる

本機は、現行世代最高クラスの性能を誇る17インチ型ゲーミングノートPCです。

CPUには、Core i9-14900HXを採用しています。ノートPC向けのCPUとしては、2023年現在最高性能を誇るパーツです。

24コア32スレッドで、処理性能が非常に高いのが魅力。どのような作業をしても、処理性能が不足することはありません。3DCG制作、ゲーム制作、配信、動画編集など、幅広い用途に使えます。

さらに、GPUにはノートPC用のRTX 4080を採用。Apexでは、WQHDでも高画質設定なら200fps程度で遊べます。

重いことで有名なFF15でも、フルHDの高設定で160fps付近が出せる性能です。

そして、最大リフレッシュレート240HzのWQHDモニターを採用しています。17インチという画面の大きさを活かして、ゲームも作業もより快適に楽しめるのがいいところです。

ゲームも作業も、より快適に行える高性能なゲーミングノートPCが欲しい方には、特におすすめのモデルだと言えます。

CPU Core i9-14900HX
GPU GeForce RTX 4080
メモリ 32GB
ストレージ 1TB SSD

17インチゲーミングノートPCのメリット・デメリット

メリット デメリット
  • 文字やアイコンが見やすい
  • ゲームや映像コンテンツの臨場感が高くなる
  • 作業効率が上がる
  • 大きくて重い
  • 持ち運びがしにくい

以上が、17インチゲーミングノートPCのメリットとデメリットです。

まず、17インチという画面の大きさ自体がメリット。画面が大きいため、文字やアイコンが見やすくなります。WQHD対応のモニターでも、それほど文字が小さくならないのがいいところです。

画面が大きいことでゲームや映像コンテンツの臨場感が高くなり、作業効率も上がります。

一方、大きいため重い製品が多いのがデメリットです。大きく重いので、持ち運びは比較的しにくくなります。

もちろん、大きいカバンがあれば持ち運びは可能です。

ただし、15インチのゲーミングノートPCと比べると持ち運びはしにくくなります

一方、画面の大きさ重視の18インチよりは持ち運びがしやすいです。持ち運びができるギリギリのサイズだと言えます。

これらのメリットとデメリットを照らし合わせ、自分に合うかどうかを見極めましょう。

17インチゲーミングノートPCの選び方

17インチゲーミングノートPCのメリットとデメリットを紹介しました。17インチはメリットもデメリットも、大きいです。メリットをより大きくして満足感を高めるには、モデルをしっかりと選ぶことが大切。

そこで今度は、17インチゲーミングノートPCの選び方を紹介していきます。

CPU性能で選ぶ

ゲーミングノートPCは、CPU性能で選ぶのが大切です。

PCを選ぶときは、はじめにCPUをチェックしましょう。

CPUは、PCのデータ処理を担うパーツです。処理性能の大部分は、CPUで決まります。CPUの性能が高ければプレイできるゲームと行える作業の幅が広くなり、低ければ狭まってしまうため非常に大切です。

3Dゲームを快適にプレイしたい場合、また、作業にも使いたい場合は「Core i7-13700H」がおすすめ。

これは、最新世代の高性能CPUです。14コア20スレッドで、処理性能が高いのが特徴。

コアとスレッドは、どちらもデータの処理に使われる部分です。1つのコアのなかに、いくつかのスレッドが入っているイメージ。

ゲームは、基本的には複数のコアをまたがず、シングルコアで動作します。

一方配信や動画編集などは、複数のコアをまたぐマルチコアで動作するものです。マルチコアの処理は、スレッド数が多いほど負荷が軽減されます。

Core i7-13700Hはコア数とスレッド数が両方多く、ゲームにも作業にも使いやすいCPUです。

これを基準にして、作業をあまりしないならCore i5-13500H、より重い作業をしたいならCore i9-13900Hという風に用途で選ぶと性能不足になる可能性は低くなります。

GPU性能で選ぶ

GPUは、グラフィックの処理を行うパーツです。主に、3Dグラフィックの処理を担います。

3Dゲームをプレイするときは、CPUよりもGPUの使用率が高くなるのが特徴です。2Dゲームをプレイするときは、逆にCPUの使用率が高くなります。

さらに、GPUはフレームレートにも大きく関わるパーツです。

フレームレートというのは、1秒間に何枚の画像を画面に表示させるかを示す値のこと。単位は、fps(frames per second)です。144fpsなら、1秒間に144枚の画像が連続で表示されます。

パラパラ漫画と同じように、画像の枚数が多くなるほど、映像の動きが滑らかになるのがポイントです。敵の動きを追いやすくなるため、FPSやTPSなど競技性が高いゲームでは、144fps以上の高フレームレートが好まれます。

GPUを選ぶ際は、プレイしたいゲームでどれだけのフレームレートが出せるかを基準にするのがおすすめです。

たとえば、ApexをフルHDの高画質設定で144fps以上でプレイしたい場合、RTX 4060が基準になります。より安定させたい場合は、RTX 4070もおすすめです。

2Dのメトロイドヴァニアなどをメインで遊びたい場合は、GTX 1650以上の性能であれば問題ありません。

自分が普段プレイすることが多いゲームジャンルを基準にして、GPUを選びましょう。

メモリ・ストレージ容量で選ぶ

メモリとストレージの容量も、17インチのゲーミングノートPCを選ぶ際は大切です。

メモリとは、PCが処理するデータを一時的に置いておくための領域のこと。作業台のようなものです。メモリが大きくなるほど、より大きなデータを処理できるようになります。メモリの容量が小さければ、CPU性能が高くても処理能力が低くなるので注意しましょう。

ゲーミングノートPCであれば、16GB以上が基準です。

配信やプログラミング、3Dモデリングなど負荷の高い作業をしたい場合は、16GBでは足りない可能性もあるので、32GBも視野に入れましょう。

ストレージは、PCにインストールしたデータを保存する領域のことです。ストレージの容量が大きければ、より多くのゲームやファイルをインストールできます。

ゲームは容量が比較的大きいので、1TB以上は欲しいです。

また、ストレージにはSSDとHDDの2種類があります。

SSDは、データの読み書きが速いのが特徴です。PCの起動、ゲームのロードが速くなり、よりPCライフが快適になります。

その分、高価なのがデメリットです。

一方HDDは、SSDより安価なのがメリット。安いので、低めの予算でも大容量にしやすいです。

ただ、SSDよりも起動やロードは遅くなります。

おすすめなのは、1TB SSDです。容量をより大きくしたい場合は、1TB HDDを追加すると安く抑えられます。

ゲーミングノートPCは、デスクトップ型よりもカスタマイズの幅が狭いですが、ストレージの容量アップができるメーカーは多いので、満足のいく容量にアップさせましょう。

もちろん、予算に余裕があればメモリの容量アップもおすすめです。

最大リフレッシュレートで選ぶ

17インチゲーミングノートPCを選ぶときは、モニターの最大リフレッシュレートもチェックしましょう。

リフレッシュレートとは、1秒間に何枚の画像をモニターに表示させるかを示す値のことです。PC側ではフレームレート、モニター側ではリフレッシュレートと呼ばれます。単位は、Hz(ヘルツ)です。

リフレッシュレートと、フレームレートはある程度一致している必要があります。

たとえばPC側が200fpsでモニターに信号を送ったとしても、リフレッシュレートが144Hzの場合は、最終的に表示される映像は144fpsになってしまうためです。

そのうえ、フレームレートとリフレッシュレートが離れすぎていると、画面にひびが入ったような映像の乱れが発生することがあります。

自分が出したいフレームレートを基準にするのが、おすすめです。

最大解像度で選ぶ

モニターの最大解像度も、大切なポイントです。

解像度は、画面に表示されるドット数を表しています。解像度が高くなるとドット数が多くなり、より繊細な画像・映像の表現が可能です。細かい部分まで描写できるようになり、画質が綺麗に見えます。

そのうえ、画面の表示領域が広がるため作業も効率化可能です。

ただ、小さいモニターで解像度を高くすると、文字やアイコンが小さく表示されます。17インチのゲーミングノートPCであれば、フルHDまたはWQHDがおすすめ。

一般的な解像度は、フルHD。ゲームを高フレームレートで楽しみたい場合は、フルHDがおすすめです。

次点で対応しているモデルが多いのが、WQHD。フルHDより一つ上の解像度で、画面の表示領域をより広く取れるようになります。

ゲームはもちろん、作業にも使いやすいです。

持ち運びのしやすさで選ぶ

17インチのゲーミングノートは、15インチや16インチのゲーミングノートと比べると、持ち運びには不向きです。

持ち運びのしやすさを最初から捨ててしまい、家のなかで使うと決めてしまうのもおすすめ。

ただ、持ち運びもしたい場合は、少しでも軽量のモデルを選ぶのが大切です。

ゲーミングノートPCの重量は、2.2kg以下なら比較的軽いと言えます。17インチの場合は、2.6kg以下なら、軽い部類です。

外出先でも使いたい場合は、2.6kg以下の比較的軽い17インチゲーミングノートPCを選びましょう。

17インチのゲーミングノートPCに関するよくある質問

ここまで、17インチのゲーミングノートPCのおすすめモデルを紹介してきました。最後に、ゲーミングノートPCの17インチモデルに関するよくある質問の答えについて、解説していきます。何か疑問がある方は、ぜひご参考ください。

17インチのノートパソコンの使い勝手は?

17インチのノートパソコンは、画面の表示面積が大きくなることで高解像度で運用しても、文字が小さくなりにくいため、使いやすいです。

ゲームでは、アイコンやテキストがしっかりと見えます。プログラミングのような文字を打ち込む作業でも、文字の視認性が高いため作業効率が高くなるのがいいところです。

ただし、持ち運びは若干しにくくなります。持ち運びができないというほどではないものの、長時間持ち歩くのは面倒です。職場との往復や、近所のカフェまで持ち歩く程度なら特に問題はありません。

ゲーミングノートPCの17インチモデルはドスパラにはない?

ゲーミングノートPCの17インチモデルは、ドスパラにはありません。

ドスパラは、デスクトップ型に力を入れています。ゲーミングノートPCのラインナップは、全部で3種類です。画面サイズは、全て15インチになっています。

そのほか、ケースのつくりなどに関してもエントリークラスのUL7C-AA3 US以外は共通です。エントリークラスモデルだけは、筐体のカラーが黒だったり重量が軽かったりという違いがあります。

また、ほかのBTOメーカーに関しても17インチのゲーミングノートPCのラインナップは少ないです。MSIなど、一部ショップでのカスタマイズに対応しているメーカーのモデルが多い傾向があります。

ゲーミングノートPCの17インチモデルを中古で買うのはアリ?

ゲーミングノートPCの17インチモデルを中古で買うのも、おすすめです。

中古のメリットは、安く購入できること。世代が一つ前の最高性能クラスのモデルが、10万円台から20万円台で購入できる可能性があります。

ただし、中古は耐用年数が比較的短いです。PCの耐用年数は、一般的には3年から5年とされています。当然、使用済みの中古はそれより短い可能性が高いです。

とはいえ、使用年数やパーツ交換の有無などによって耐用年数が違うので、中古から選ぶ際はそれらの情報が記載されているかどうかチェックするのがおすすめ。

求めるスペックのゲーミングノートPCが安いからとすぐ購入するのではなく、しっかりと吟味しましょう。

まとめ

本記事では、17インチのゲーミングノートPCのおすすめモデルなどについて紹介してきました。

17インチは、ゲーミングノートPCのなかでも特に大きいサイズです。14インチから16インチまでが一般的で、メーカーによっては17インチは取り扱いがないケースもあります。

モデル数が比較的少ないですが、そのなかから自分の求める性能を備えているかどうか、しっかりとチェックするのが大切です。プレイしたいゲームの推奨スペックや、今回紹介した性能の目安などを参考にしながら、じっくりとモデル選びをするのがおすすめ。

自分に合った17インチの大画面ゲーミングノートPCを選び、ゲームも作業もより快適にしましょう。