ゲーミングPC

RTX 3080の性能解説|人気タイトルのFPSも掲載

RTX 3080は世代が古く、現在RTX 3080を搭載したゲーミングPCは基本的に販売されておりません。RTX 3080よりも新しい世代の製品を搭載した次世代機・後継機については、以下の記事で紹介しておりますので、ぜひご確認ください。

本記事では、RTX 3080搭載ゲーミングPCのおすすめ4選を紹介しています。

RTX 3080はハイスペックなグラボで、非常に高いゲーミング性能が魅力です。

本記事では、

  • RTX 3080が人気タイトルでどれくらいのFPSが出せるのか
  • RTX 3070とRTX 3080 tiとの違いとは?
  • RTX 3080に組み合わせるCPUのおすすめは?

について解説しています。ぜひゲーミングPCのCPU、グラボ選びの際に参考にしてみてください。

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RTX 3080とはどんなGPU?特徴を解説

RTX 3080は、2020年9月にリリースされたハイクラスのグラボです。

GPUメモリは10GB、12GBと2種類が用意されています。前モデルに比べ、40%以上ゲーミング性能が向上したモデルです。

以下では、RTX 3080の特徴について解説します。

ミドル~ハイエンドクラスのGPU

RTX 3080は当初、ハイエンドなグラボとしてリリースされました。

現在はより上位のモデルが登場しており、ミドルクラス~ハイエンドクラスの位置づけにあります。

RTX 3080は、優れたゲーミング性能を誇り、高グラフィック・高リフレッシュレートでのプレイが可能です。

前モデルからの性能向上が凄まじく、RTX 2080に対しては26%以上、RTX 2080 Tiに対しては17%の性能強化がされています。

レイトレーシングやDLSSといった新機能も十分に活かされたモデルです。

4K環境でも安定してプレイ可能

RTX 3080は、4K環境での安定したゲーミング性能を発揮するモデルです。

CUDAコアの増加やメモリ規格や容量の向上により、美しいグラフィックが求められるタイトルで活躍するモデルとなっています。

フルHD環境では、オーバースペック気味な性能を有しており、WQHD環境や4K環境での高リフレッシュレートが求められるタイトルで真価を発揮。

最新タイトルが、リアルなグラフィックよりの傾向にある点は、RTX 3080を選択する大きなメリットです。

10GBと12GBモデルがリリースされている

RTX 3080には、メモリ容量10GB、12GBのモデルがリリースされています。

RTX 3080 10GBは、2020年9月にリリースされ、その後2022年1月にRTX 3080 12GBがリリースされました。両者は、メモリ容量の違いにより性能が異なるモデルです。

以下では、それぞれの特徴について解説します。

RTX 3080 10GBの特徴

RTX 3080 10GBは、リリース当時、ハイエンドモデルとして高いゲーミング性能を誇るグラボでした。

RTX 3080 10GBの性能を引き出すため、高い性能を持ったCPUが必要。ハイエンドモデルとはいえ、ユーザーにとってコスト面が大きなネックでした。

2020年当時は、RTX 3080の性能を十分に活かせるタイトルも少なく、一部のヘビーユーザーを対象にしたモデルという位置づけです。

その後、さまざまな上位モデルが登場しましたが、現在でもミドルクラス~ハイエンドクラスのゲーミング性能を発揮します。

RTX 3080 12GBの特徴

RTX 3080 12GBは、2022年1月にリリースされたRTX 3080のアップデートモデルです。

GPUメモリが20%アップ、メモリ帯域も向上しています。

RTX 3080 10GBに比べ、性能が10%程度強化されており、上位モデルのRTX 3080 Tiに匹敵する性能を持ったモデルです。

ハイエンドモデル並みのスペックを誇りますが、コスパ面や上位モデルの存在により搭載モデルは限定的でした。

消費電力が高い

RTX 3080の問題点に、消費電力の高さが上げられます。

RTX 3080の消費電力は、10GBで320W、12GBで380Wです。380Wの消費電力は、上位モデルのRTX 3090やRTX 3080 Tiを上回っています。

同様に、RTX 3080 10GBは、消費電力こそ上位モデルよりも低いですが、性能を考慮したワットパフォーマンスが上位モデルよりも優れていると言えません。

RTX 3080は、ゲーム用途に特化したモデルなので、ワットパフォーマンスが悪くなります。

ただし、ゲーム用途では高い性能を持っている点や、ハイエンドモデル並みの電源ユニットを採用していれば大きな問題にはなりません。

BTOメーカーでは選択肢が少ない

RTX 3080のもう一つの問題点に、搭載ゲーミングPCの入手が難しい点が上げられます

残念ながら、すでにBTOメーカーではRTX 3080搭載ゲーミングPCの取り扱いが減っており、一部のメーカーでのみ入手できます。

同等の性能を持った代替モデルの登場や、コスパに優れたモデルによってRTX 3080の採用が減ったためです。

一方、2023年現在購入できるRTX 3080搭載ゲーミングPCの多くでは、RTX 3080 10GBを採用しています。

価格面で優れたモデルもあるので、ゲームプレイをメインに購入を考えている方におすすめです。

RTX 3080は人気タイトルでどれくらいのFPSが出せる?

CPUにCore i7 12700K、RTX 3080の構成の場合、各人気タイトルでどれくらいのFPSが出せるのか紹介します。12700Kを選んだ理由は、RTX 3080が搭載されたゲーミングPCのCPUの組み合わせに採用されていることが多いためです。

Apex Legends

画質設定 低 282 fps
画質設定 中 223 fps
画質設定 ウルトラ 127 fps

Valorant

画質設定 低 309 fps
画質設定 中 245 fps
画質設定 ウルトラ 139 fps

RUST

画質設定 低 295 fps
画質設定 中 234 fps
画質設定 ウルトラ 133 fps

Escape from Tarkov

画質設定 低 185 fps
画質設定 中 147 fps
画質設定 ウルトラ 83 fps

フォートナイト

画質設定 低 221 fps
画質設定 中 175 fps
画質設定 ウルトラ 100 fps

RTX 3080搭載 おすすめのゲーミングPC 4選

RTX 3080を搭載した製品は現在販売されておりません。RTX 3080の次世代機・後継機については、以下の記事からご確認ください。

ここまで、RTX 3080の特徴やゲーミング性能について解説しました。

RTX 3080は、ゲーミング性能に特化した、高いパフォーマンスを発揮するモデルです。

以下では、RTX 3080搭載のデスクトップゲーミングPCをまとめます。

【販売終了】TSUKUMO G-GEAR GA9J-G223ZBN/CP1

GA9J-G223ZBN/CP1は、CPUにCore i9-13900KFを採用した、ミドルスペックのゲーミングPCです。

グラボはRTX 3080、メモリは32GB、ストレージは1TB SSDを搭載。ハイエンドモデルに匹敵するゲーミング性能を誇ります。

ミドルスペックとして扱いやすいスペックを持っているだけでなく、搭載されているメモリとストレージも十分な容量が確保されていてゲームプレイ以外にも柔軟に対応可能です。

ゲーム配信や動画編集をしたいと考えているクリエイターにも、おすすめのモデルといえます。

メーカー TSUKUMO
CPU Core i9-13900KF
グラボ RTX 3080
メモリ 32GB
ストレージ 1TB NVMe SSD

【販売終了】TSUKUMO G-GEAR GA7J-J230/ZB

GA7J-J230/ZBは、高いゲーミング性能を誇るミドルスペックのゲーミングPCです。

CPUはCore i9-13900KF、GPUはRTX 3080を搭載。第13世代のCore i9を採用し、RTX 3080の性能を最大限に引き出します。

採用されているCPUとグラボのバランスについても考えられているため、使用中も安定した動作ができるのも大きな魅力です。

耐久性・安定性・信頼性を追求したASUS製TUF GAMING シリーズを搭載して、圧巻のパフォーマンスと使いやすさを両立しています。

メーカー ドスパラ
CPU Core i9-13900KF
グラボ RTX 3080
メモリ 32GB
ストレージ 1TB NVMe SSD

【販売終了】TSUKUMO G-GEAR GA7J-D230/B

G-GEAR GA7J-D230/Bはミドルスペックとして十分なスペックを持っている一方、コスパにも優れていて初めてのゲーミングPCとしてもおすすめです。

また、拡張性にも優れているモデルでM.2スロットを2つ用意されているため、システム用とデータ用で分けて保存できます。

ほかにも安定性を高めるためにコンポーネントが強化されており、CPUに安定した電力供給をして温度環境に左右されずに動作可能です。

細かい部分までユーザーが安心して使用できるように意識されたPCパーツ構成といえます。

メーカー TSUKUMO
CPU Core i7-13700F
グラボ RTX 3080
メモリ 32GB
ストレージ 1TB SSD

【販売終了】Razer ゲーミングノート Razer Blade 17 FHD 360Hz – RTX 3080 Model RZ09-0406CJC3-R3J1

Razer Blade 17 FHD 360Hz – RTX 3080 Model RZ09-0406CJC3-R3J1は、デスクトップクオリティのゲームプレイができるゲーミングノートPCです。

高性能が求められているゲームを安定してプレイできるようにPCパーツ構成がされており、ゲームプレイ以外にのクリエイター作業にも向いています。

搭載されているディスプレイは360Hz FHDでスムーズに動くため、競技ゲームで最高のパフォーマンスを発揮して、高レベルのリアリティと躍動感あるアクションで没入感が高いです。

キーボードは個別にバックライトを光らせられるので、自分自身の好みに合わせながらカスタマイズができます。

メーカー Razer
CPU Core i7 11800H
グラボ RTX3080_Laptop
メモリ 32GB
ストレージ 1TB SSD

RTX 3080とRTX 3070ではどれくらいFPSが違う?

Apex Legends

画質設定 RTX 3080 RTX 3070
画質設定 低 282 fps 260 fps
画質設定 中 223 fps 202 fps
画質設定 ウルトラ 127 fps 100 fps

Valorant

画質設定 RTX 3080 RTX 3070
画質設定 低 305 fps 290 fps
画質設定 中 245 fps 201 fps
画質設定 ウルトラ 139 fps 101 fps

RUST

画質設定 RTX 3080 RTX 3070
画質設定 低 295 fps 248 fps
画質設定 中 234 fps 197 fps
画質設定 ウルトラ 133 fps 112 fps

RTX 3080とRTX 3080 tiではどれくらいFPSが違う?

Apex Legends

画質設定 RTX 3080 RTX 3080 ti
 画質設定 低 282 fps 299 fps
画質設定 中 223 fps 240 fps
画質設定 ウルトラ 127 fps 171 fps

Valorant

画質設定 RTX 3080 RTX 3080 ti
画質設定 低 305 fps 309 fps
画質設定 中 245 fps 248 fps
画質設定 ウルトラ 139 fps 187 fps

RUST

画質設定 RTX 3080 RTX 3080 ti
画質設定 低 295 fps 339 fps
画質設定 中 234 fps 268 fps
画質設定 ウルトラ 133 fps 152 fps

BTOメーカーで選ぶRTX 3080搭載モデルの代替先

RTX 3080は優れたゲーミング性能を持ったグラボです。4K環境でも快適なプレイができるほど、高い性能は魅力があります。

しかし、RTX 3080搭載モデルは、一部のBTOメーカー以外では取り扱いされていません。

選択肢が少ない点は、ユーザーにとってはデメリットと言えます。

RTX 3080の取り扱いが少なくなった理由は、同等性能を持ったほかモデルの登場や上位モデルの存在です。

以下では、BTOメーカーから購入可能なRTX 3080搭載モデルをご紹介します。

同等の性能ならRTX 3070 Tiがおすすめ

RTX 3080の強力なライバルとなったグラボがRTX 3070 Tiです。

RTX 3070 Tiは、RTX 3080 10GBに比べ、パフォーマンスは10%程度劣ります。

しかし、価格設定が23%ほど安くなっており、現在でも低下傾向にあるコスパに優れたモデルです。

WQHD環境でのプレイをメインにする方には、RTX 3070 Tiで十分な性能も持っているため、ミドル~ハイエンドクラスのゲーミングPCにRTX 3070 Tiが多く採用されています。

ハイクラスのゲーミングPCにも採用されるケースもあり、現在でも高い人気を誇るモデルです。

取り扱いBTOメーカーも豊富なので、選択肢が多いので、ぜひ参考にしてください。

>>【2023年】RTX 3070ti搭載のゲーミングPCおすすめ8選 | 特徴や性能も解説

予算が許すならRTX 3080 Tiがおすすめ

RTX 3080 Tiは、RTX 3080 12GBに近い性能を持ったグラボです。

上位モデルのRTX 3090に匹敵するゲーミング性能の高さを持っています。

RTX 3080 Tiの人気は非常に高く、上位モデルのRTX 3090とRTX 3080 12GBが早々にBTOメーカーで取り扱いが減少しました。

4K環境での快適なプレイを楽しめるモデルとして、ヘビーユーザーにも評価されています。

コスパが特別に優れたモデルではありませんが、より上位のRTX 40シリーズと比べるとハイエンドクラスを価格を抑えて購入できる点が魅力です。

RTX 3080の購入を検討しているユーザーにとっては、少々予算を追加すれば入手できるため、検討してみてください。

>>【2023年】RTX 3080 Tiの性能レビューとゲーミングPCのおすすめモデル6選

RTX 3080に組み合わせるCPUのおすすめは?

 

RTX 3080に組み合わせるCPUのおすすめは、Core i7-13700K/Ryzen 9 5900X/Core i9-12900K/Core i9 13900Kの4つです。

コスパや価格を重視するならCore i7-13700K、Ryzen 9 5900Xを選びましょう。

より価格面を考慮するなら、第12世代Core i7-12700Kを採用するのもおすすめです。ただし、11世代以前のモデルは、性能差が大きいので選ばないように注意しましょう。

とにかく性能を重視したい方は、Core i9 12900K、Core i9-13900Kを選びましょう。RTX 3080の性能を最大限引き出せます。

また、マルチタスク処理や高い演算能力を持っているので、配信者やクリエイティブな業務をしている人におすすめです。

まとめ

本記事では、RTX 3080を搭載したおすすめのゲーミングPCについて紹介しました。

RTX 3080はハイスペックなグラボとなっているため、人気タイトルを144fps、240fpsで楽しむことができます。

RTX 3070やRTX 3080 tiとの比較データも掲載しているので、ゲーミングPCのグラボ選びの際はぜひ参考にしてみてください。