エントリークラスGPUのGTX 1660 SUPERは、お手軽にゲームを始めたいライトゲーマーや安価でゲーミングPCを手に入れたい人におすすめです。
一方、2022年1月下旬にRTX 3050が発売されているのに、2019年発売のGPUを選ぶメリットがあるのかと思われる方もいらっしゃるのではないでしょうか。
そんな疑問を解決すべく、本記事では最新GPUとの性能比較や特徴を詳しく解説します。
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GTX 1660 SUPERのゲーム性能・ベンチマーク比較と評価
フルHD、FF14は高画質、それ以外のゲームは低画質で計測しています。
Apex Legends | フォートナイト | VALORANT | FF14 | |
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GTX 1660 SUPER | 145fps | 317fps | 278fps | 125fps |
RTX 3050 | 166fps | 320fps | 338fps | 122fps |
RTX 3060 | 171fps | 364fps | 278fps | 163fps |
Apex Legendsにおいて144fps以上出ており、フォートナイト、VALORANTにおいても240fps以上をキープできています。
そしてFF14では、RTX 3050を上回るfpsを計測。
GTX 1660 SUPERは、RTX 3050と肩を並べる性能を持っている点が分かります。
GTX 1660 SUPERはどんなGPU?特徴を解説
GTX 1660 SUPERは、GTX 1660のグレードアップ版として2019年下旬に発売されました。メモリにGDDR6を採用し、従来型と比べてグラフィックス性能が向上しています。
ベンチマークを比較すると、スコアが約600以上も伸びているのがわかります。
また上位モデルのGTX 1660 Tiより価格が安いにもかかわらず、性能面がほぼ同じであるため、コスパに優れたGPUです。
ローエンドモデルの決定版
GTX 1660 SUPERは、ローエンドモデルの決定版と言えるGPUです。
リリースから2年以上が経過している現在でも、エントリークラスのゲーミングPCがほぼすべてGTX 1660 SUPERを採用している点で、評価の高さがうかがえます。
GTX 1660 SUPERの魅力は、ゲーミング性能とコスパを両立している点です。
上位モデルであるGTX 1660 Tiと同等の性能を有しながら、GTX 1660並みの価格が設定されています。
より上位の性能を有するRTX 2060やRTX 30シリーズとは、明確にすみ分けができており、ローエンドモデルの第一候補になるGPUです。
適切な解像度はフルHD
GTX 1660 SUPERは、フルHD環境で最適なパフォーマンスを発揮するGPUです。
GTXシリーズはRTXシリーズのようなレイトレーシング機能はありません。WQHDや4Kなどの、より高い解像度を求めるならば上位モデルのRTX 3060をおすすめします。
一方で、ゲームプレイにおいては充分なスペックを有するため、ゲーミングモニターの主流であるフルHDで高フレームレートを保てます。
フルHDで充分だという場合には、価格を抑えられる点からもGTX 1660 SUPER搭載モデルがおすすめです。
エントリークラスに搭載される主流モデル
GTX 1660 SUPERは、エントリークラスのゲーミングPCに多く採用されています。
2023年現在、GPUの高騰は続いていますが、GTX 1660 SUPER搭載のゲーミングPCは13万~15万円ほどで購入可能です。
モデルによっては、さらに安い製品もあり、初めてゲーミングPCを購入する方の大きな味方となっています。
15万円前後のゲーミングPCは人気が高く、各メーカーが力を入れている価格帯なので、選択肢が広いのも嬉しいポイント。
Core i5または同スペックCPUとの組み合わせでゲームに適した性能と価格の安さを両立しているので、低予算での購入が可能です。
中古市場でも安価に入手できる
GTX 1660 SUPERは、中古市場で入手がしやすい点も大きなメリットです。
人気の高いGPUであり、種類も豊富なため、状態のよい中古モデルが多く販売されています。
新品でも価格が抑えられているモデルですが、中古市場ではより安価に入手できるため、できる限り価格を抑えてゲームを楽しみたい方におすすめです。
2~3年の間、フルHD環境でゲームを楽しみながら予算を貯めて、最新のGPUを購入するといった方にも最適なモデルとなります。
GTX 1660 Tiとの比較は必要
中古市場での購入を検討している方は、GTX 1660 Tiとの比較が必要です。
GTX 1660 Tiは、GTX 1660 SUPERと性能差が2%程度とほとんど変わらない性能で、価格が高いモデル。
新品での購入では、GTX 1660 SUPERを選ぶメリットが大きいため、比較する必要はありません。
しかし、中古市場においては、価格差がほとんどなくなるため、より性能のよいGTX 1660 Tiを選ぶメリットが存在します。
ただし、体感できる性能差ではないため、状態や価格面を考慮して、どちらのモデルを選ぶか決めるのがおすすめです。
GTX 1660 SUPERを搭載したゲーミングPCのおすすめ
ここまで、GTX 1660 SUPERの特徴について解説しました。
GTX 1660 SUPERはエントリークラスのゲーミングPCに多く採用されているGPUです。
以下では、GTX 1660 SUPER搭載のおすすめゲーミングPCについてまとめます。
【販売終了】ドスパラ GALLERIA RM5C-G60S
By: dospara.co.jp
コスパに優れたスタンダードなゲーミングPC
ガレリアシリーズのなかで、お求めやすい価格が人気のゲーミングPCがRM5C-G60Sです。
CPUはCore i5-13400F、メモリ16GB、ストレージは500GBを搭載。第13世代CPUが抱える排熱の問題を、ガレリア独自の排熱機構と「静音パックまんぞくコース」の大型ファンで解消しています。
ライトユーザー向けのモデルですが、メモリやストレージは拡張性も高く、長期間活躍できるゲーミングPCです。
予算に余裕がある方は、電源ユニットを余力のあるモデルにすると、将来的なアップグレードにも対応できます。
エントリークラスのゲーミングPCでも、長く使用したい方におすすめです。
メーカー | ドスパラ |
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CPU | Core i5-13400F |
グラボ(GPU) | GTX 1660 SUPER |
メモリ | 16GB |
ストレージ | SSD:1TB |
【販売終了】GALLERIA RM5R-G60S 4500搭載
By: dospara.co.jp
Ryzen 5 4500を採用した廉価モデル
RM5R-G60Sは、RM5C-G60S同様、コスパに優れたエントリークラスのゲーミングPCです。
CPUにRyzen 5 4500を採用し、より価格を抑えているのが特徴。非常にお手軽に購入できる価格は魅力です。
メモリ・ストレージ・電源ユニットといったパーツは、RM5C-G60Sと同様の構成で、十分な性能を持っています。
幅広いカスタマイズ性のよさも健在で、初心者からミドルクラスのユーザーまで多くの方におすすめです。
CPUファンは、AMD標準CPUファンを採用していますが、Ryzen 5 4500は熱量が多いモデルではないので、大きな問題にはなりません。
初めてのゲーミングPC、お手軽に購入したい方はぜひ検討してみてください。
メーカー | ドスパラ |
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CPU | Ryzen 5 4500 |
グラボ(GPU) | GTX 1660 SUPER |
メモリ | 16GB |
ストレージ | SSD:1TB |
【販売終了】ドスパラ Lightning AT5 Ryzen5 4500搭載モデル
By: dospara.co.jp
ビジネスユースにも活躍するモデル
Lightning AT5は、CPUにRyzen 5 4500を採用したモデルです。
コンパクトなデザインで、ビジネスユースにも活躍。高い処理性能とゲーミング性能を両立したモデルです。
お手軽な価格設定と、快適なプレイを楽しめるゲーミング性能が魅力。
メモリは16GB、ストレージは500GB SSDと十分なスペックを誇ります。
GALLERIAシリーズに比べ、クリエイティブユースやビジネスユース寄りのモデルで、さまざまな場面でパフォーマンス発揮。
トータルバランスに優れたモデルが欲しい方におすすめです。
メーカー | ドスパラ |
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CPU | Ryzen 5 4500 |
グラボ(GPU) | GTX 1660 SUPER |
メモリ | 16GB |
ストレージ | SSD:500GB |
【販売終了】マウスコンピューター G-Tune DG-I5G1D
By: mouse-jp.co.jp
第13世代のCPUを採用したエントリークラス
G-Tune DG-I5G1Dは、CPUにCore i5-13400Fを搭載したゲーミングPCです。
第13世代モデルのCore i5を採用し、処理速度を向上しつつも、価格を抑えています。
メモリは16GB、ストレージは500GBです。エントリークラスとしては、十分な性能を誇り、ゲーム用途はもちろん、クリエイティブユースにもストレスなく活躍できます。
メモリやストレージをはじめとする、さまざまなパーツをカスタマイズできるので、自分の好みに合わせたゲーミングPCを購入可能。電源ユニットやCPUファンを安価にアップグレードできる点も嬉しいポイントです。
よりゲーミングPCらしいデザインが好みの方は、オプションでガラスサイドパネルのカスタマイズもおすすめ。
メーカー | マウスコンピューター |
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CPU | Core i5-13400F |
グラボ(GPU) | GTX 1660 SUPER |
メモリ | 16GB |
ストレージ | SSD:500GB |
【販売終了】マウスコンピューター G-Tune PG-I5G1D
By: mouse-jp.co.jp
コスパに優れたエントリークラスのゲーミングPC
G-Tune PG-I5G1Dは、コスパに優れたエントリークラスのゲーミングPCです。
エントリークラスのなかでも、コスパがよいパーツを多く採用しており、価格を抑えています。
ただし、ゲーミング性能を妥協しているわけではなく、エントリークラスとして優れたゲーミング性能を発揮。コスパと性能を両立している点は大きな魅力です。
CPUは第13世代Core i5-13400F、メモリは16GB、ストレージは512GBを搭載。マザーボードにIntel B660チップセットを採用し、高い耐久性や将来性を発揮します。
持ち運びに適したハンドルを採用しているコンパクトPCケースで、シックなデザイン性と優れた耐久性を両立。
安価で性能の高いゲーミングPCが欲しい方におすすめです。
メーカー | マウスコンピューター |
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CPU | Core i5-13400F |
グラボ(GPU) | GTX 1660 SUPER |
メモリ | 16GB |
ストレージ | SSD:512GB |
【販売終了】フロンティア FRGTB660/SG4
細かなカスタマイズ性に優れたBTOパソコン
Core i7-12700Fを標準搭載。
低価格でカスタマイズが可能なので、SSDの容量を増やしたりHDDを搭載したりと、お好きな構成にできます。
CPUクーラーにはサイドフロー型を採用しており、エアフローが構築。高いレベルでの熱対策が行われ、高い冷却機能が期待できます。
80PLUS BRONZE取得の電源ユニット搭載で、負荷時の消費電力を抑えられるのもメリットです。
メーカー | フロンティア |
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CPU | Core i7-12700F |
グラボ(GPU) | GTX 1660 SUPER |
メモリ | 16GB |
ストレージ | SSD:1TB |
【販売終了】レノボ IdeaCentre Gaming570i
By: lenovo.com
ビジネスユースでも違和感のないデザイン
CPUはCore i5-12400F、メモリは8GB、ストレージは512GBを搭載。フルHD環境でパフォーマンスを発揮できるスペックを誇ります。
ライト向けのゲームプレイから、動画・画像編集といったクリエイティブな作業も快適に行えるモデルです。
フロントにファンを搭載し、冷却性能も向上。ビジネスユースにも違和感のないデザインは、さまざまな場面で活躍します。
グラボはRTX 3060までのモデルがあるため、1660 SUPERでは物足りない人にもおすすめです。
メーカー | レノボ |
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CPU | Core i5-12400F |
グラボ(GPU) | GTX 1660 SUPER |
メモリ | 8GB |
ストレージ | SSD:512GB |
【販売終了】フロンティア FRGXB760/A/NTK
幅広いユーザーに向いているデザイン
フロンティアの公式サイトから、販売されているエントリークラスのゲーミングPCです。
第12世代のCore i5-12400Fを搭載。第13世代のCore i5には性能面で劣りますが、ゲームプレイでは問題なく高いパフォーマンスを発揮します。
PCケースの前面にはUSBポートやイヤホンジャックが付いており、差しやすい形状です。
シンプルなデザインのため、どの部屋に置いても違和感がありません。
メーカー | フロンティア |
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CPU | Core i5-12400F |
グラボ(GPU) | GTX 1660 SUPER |
メモリ | 16GB |
ストレージ | SSD:512GB |
まとめ
本記事では、GTX 1660 SUPERの特徴やGTX 1660 SUPER搭載のおすすめゲーミングPCを解説しました。
GTX 1660 SUPER搭載のゲーミングPCは、フルHD環境で高いパフォーマンスを発揮し、安価に購入できるメリットがあります。
エントリークラスながら、長期的に活躍できるモデルでもあるので、ぜひGPU選びの参考にしてください。