ゲームやクリエイティブ作業をしている最中に、ファンの音が気になるという経験はありませんか?
ゲーミングPCは一般的なPCと比べると高性能なため、ファンの音がうるさい傾向があるのが難点です。特にゲームをプレイしている時や、負荷の高いデータ出力などの作業中は、CPUが高熱になりファンの回転数が上がるためうるさくなります。
ゲーミングPCのファンがうるさいと、ゲームや作業に集中できず困ることが多いです。
そこで本記事では、ゲーミングPCのファンがうるさくなる原因と対処法を紹介します。
また、ファンがうるさくないおすすめの静音ゲーミングPC3選も紹介するので、ぜひ参考にしてください。
本記事は「コンテンツ制作ポリシー」に則って制作されています。
また、本記事にはプロモーションが含まれます。
ゲーミングPCのファンがうるさくなる原因と対処法
原因 | 対策 |
---|---|
ゲーミングPCに高い負荷がかかっている | PCの負荷を下げる |
パーツ、ケーブルが干渉している | ケース内を整理する |
室温が高い | 室温を調節する |
ファンの冷却性能が足りていない | 高性能なファンに交換する |
CPUクーラーの放熱板にホコリが溜まっている | 放熱板を清掃する |
ファンが故障している | ファンを交換する |
ファンにホコリや汚れが溜まっている | ファンを清掃する |
ファンの回転数の設定が高い | ファンの回転数を下げる |
このように、ゲーミングPCのファンの音がうるさくなる原因は多岐にわたります。そのため、「対処したくてもどうしたらいいのか分からない」という人も多いです。
そんな人のために、ゲーミングPCのファンがうるさくなる原因と対処法をご紹介しますので、ぜひ参考にしてみてください。
【原因】ゲーミングPCに高い負荷がかかっている
ゲーミングPCに高い負荷がかかっていると、ファンがうるさくなります。
なぜなら、高負荷時はパーツが発する熱の量が大きくなり、それを冷まさなければならないからです。
高負荷時はCPUなどのパーツを高稼働状態にするために、多くの電力を使用します。電気を多く使用すると、必然的に熱を発するようになり、パーツが高温になります。
熱によるパーツの故障やパフォーマンスの低下を防ぐために、通常時よりもファンの回転数を上げて冷却しなければなりません。
したがって、PCが高負荷になるとファンの音がうるさくなります。
【対処法】PCの負荷を下げる
この場合の対処法は、PCの負荷を下げることです。
高負荷時の熱を冷却するためにファンが高回転してうるさくなっているので、負荷が下がればファンの回転数は通常に戻るためです。
ゲーミングPCの負荷が高くなる原因として、「処理が重いゲームで遊んでいる」「バックグラウンドアプリの数が多すぎる」「ブラウザのタブを大量に開いている」などが考えられます。
特に、ゲーミングPCでは、「処理の重いゲームで遊んでいる」のが原因である場合が多くなります。
「ゲームのグラフィック設定を下げる」、「バックグラウンドアプリを落とす」、「ブラウザを閉じる」など、負荷を下げる対策をしてパーツに熱を持たせないようにしましょう。
【原因】パーツ、ケーブルが干渉している
ファンにほかのパーツやケーブルが干渉していると、うるさくなります。
回転しているファンの羽にケーブルが接触していたり、ほかのパーツが干渉していたりすると、「カラカラ」「カリカリ」という異音が発生するためです。
PCパーツのケーブルは、取り付けやすくするために、ケーブル長にある程度の余裕を持たせてあります
そのため、取り付け後にケーブルがたるんでしまう場合があり、そのたるんだケーブルがファンに接触してしまいます。
ファンの周囲にある、もしくはファンから伸びているケーブルがファンに巻き込まれているため、カラカラ・カリカリという異音がしてうるさくなります。
【対処法】ケース内を整理する
パーツやケーブルがファンに干渉してうるさくなっている場合は、ケース内を整理すれば解決します。
たるんだケーブルなどの、接触している部分を解消すれば、ファンがうるさくなる原因を取り除けます。
接触しそうなケーブルを接触していないケーブルと結束バンドでまとめる、ケースに沿ってケーブルを這わせるなどで、ケース内を整理しましょう。
ほかのパーツが干渉するのは、ラベルなどのシールが剥がれかかっていて、それがファンに接触している場合などが考えられます。
どちらにしても、ケース内を見ればすぐにわかりますので、ファンに干渉しているものを取り除きましょう。
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【原因】室温が高い
室温が高いと、冷却するためのファンがうるさくなります。
室温が高いと冷却効率が下がり、その分を補うためにファンの回転数が上がるからです。
ゲーミングPCは外気を利用してパーツを冷却するので、室温が低ければパーツも冷えやすくなりますが、室温が高ければ冷えにくくなります。
夏になると特にうるさいと感じる人もいますが、その原因は室温が高すぎることです。
PCケース内に取り込んだ空気の温度が高いと、冷却効率が落ちるため、結果としてファンの回転数が上がってうるさくなります。
【対処法】室温を調節する
室温が高くてファンがうるさくなっている場合は、室温を下げましょう。
室温がケース内の冷却に十分な温度になっていれば、ファンの回転数を抑えられますので、うるさくなくなります。
夏は扇風機ではなく、エアコンで室温を下げるのが効果的です。扇風機は、手軽に涼をとれる便利なアイテムですが、室温を下げる効果は見込めません。
エアコンがない場合は、以下の方法で対策できます。
- 窓を開ける
- 植物で作るグリーンカーテン
- すだれ
重要なのは室温を下げる点なので、そこを意識して対策すると、ファンがうるさい原因を取り除けます。
【原因】ファンの冷却性能が足りていない
ファンの冷却性能が低いと、ファンが高回転数になりやすいためうるさくなります。
冷却性能が高いファンであれば、低回転数でも十分に冷却できる場合でも、冷却性能が低いファンでは、高回転数でなければ冷却できないためです。
よくあるのが、CPUクーラーのファンです。高温になりやすい高性能なCPUに、冷却性能が十分でないCPUクーラーを装着していると、常に高回転数でファンが回ってしまいます。
このように、パーツが発する熱に対して、十分な冷却性能がないファンを装着していると、ファンが高回転数になってうるさくなります。
【対処法】高性能なファンに交換する
冷却性能不足でファンが高回転数になってしまってうるさい場合は、ファンを高性能なものに交換しましょう。
冷却能力の高いファンを使用すれば、高回転数にならずともパーツやケース内の温度を下げられるからです。
ファンの羽の枚数が多く風量の多いファンなどを使用すれば、風量の少ないファンよりも少ない回転数で十分に冷却できるため、うるさくなりません。ただ、ほとんど熱をもたないパーツに高性能なファンを使用すると、かえってうるさくなってしまうケースもありますので、注意が必要です。
かえってうるさくなってしまうケースは稀なので、基本的には高性能ファンに交換すればファンが静かになると考えて問題ありません。
なお、当メディアがおすすめする高性能なファンは『CORSAIR FN1140 CO-9050071-WW』です。
商品名 | ![]() |
---|---|
メーカー | CORSAIR |
サイズ | 120mm |
回転数 | 600~1500rpm |
ノイズ | 24dBA |
風量 | 43CFM |
【原因】CPUクーラーの放熱板にホコリが溜まっている
CPUクーラーの放熱板にホコリが溜まると、熱がこもるため、ファンがうるさくなります。
放熱板にホコリが溜まっていると、本来は放出される熱が放出しきれずにこもってしまいます。それによって、パーツの温度が上がってしまって、ファンの回転数が上がってしまうためです。
CPUからの熱は、放熱板に伝わって放出されます。そこにホコリが溜まっていると、ホコリが蓋の役割をしてしまうため、熱がこもります。
そうなると、大した負荷をかけていないにもかかわらず、パーツが高温になってしまって、それを冷却するためにファンが高回転数になります。
そのため、放熱板にホコリが溜まっていると、負荷がかかるような状態でなくともファンの音がうるさくなります。
【対処法】放熱板を清掃する
この場合の対処法はシンプルで、CPUクーラーの放熱板を清掃しましょう。
放熱板にたまったホコリが根本的な原因なので、それを取り除けば問題が解決します。
基本的には、エアダスターなどで放熱板のホコリを吹き飛ばせばよいですが、喫煙する方はヤニ汚れにホコリが付着してしまっていますので、綿棒などで丁寧に拭き取るようにしてください。
CPUクーラーの放熱板を清掃して、放熱性能を戻してあげればファンがうるさくなる悩みが解決します。
【原因】ファンが故障している
冷却ファンが故障していたり、劣化して調子が悪くなっていたりすると異音がするようになります。
理由は、故障または劣化するとファンの冷却効率が落ちるためです。効率よく冷やせなくなったので、回転数を上げて無理に冷やそうとして、うるさくなります。
また、劣化などによってファンの羽が割れていると「ガタガタ」と大きな音が出てうるさくなります。これは空気抵抗が変わってしまって、いびつな回転になってしまうためです。
このように、ファンが故障していたり、破損していたりするとうるさくなります。
【対処法】ファンを交換する
ファンが故障や破損している場合は、ファンを新しいものに交換しましょう。
ファンは構造がシンプルなので、簡単に直せそうに見えますが、自力での修理はほとんどうまくいきません。新しいものに交換した方が手間も少なく、確実です。
ケースファンはそのまま新しいものに交換すれば問題ありません。CPUクーラーの場合は、放熱板部分はそのままにして、ファンだけ交換する方法もあります。
こちらの方が費用を抑えられますので、CPUクーラーの場合はファンだけ交換する方法や水冷式に交換すると冷却効果があがります。
故障や破損などが解消されれば、冷却性能が戻りますので、ファンがうるさくなることはありません。
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【原因】ファンにホコリや汚れが溜まっている
ゲーミングPCのファンにホコリや汚れが溜まっていると、ファンがうるさくなります。
ホコリや汚れによりファンがうるさくなる原因は、冷却効率の低下と回転のゆがみです。
ファンにホコリがたまってしまうと、付着したホコリの分だけ羽の形状が変わってしまうため、十分な風量を送れなくなります。また、空気抵抗も変わるので、回転がゆがみます。
ひどい場合は、ガタガタといった異音がする場合もあるので注意しなければなりません。
したがって、ファンにホコリや汚れが溜まるとファンがうるさくなります。
【対処法】ファンを清掃する
対処法はファンを清掃することです。
ホコリや汚れを取り除いて、正常な状態に戻ればファンがうるさくなくなります。
エアダスターなどでホコリを飛ばすのが効果的ですが、エアダスターの風でファンが回ってしまうと、しつこい汚れが飛ばない場合があります。
その際は、ファンを手で固定しながらエアダスターを吹きましょう。
また、喫煙している場合は、ヤニ汚れが付着していますので、ファンの羽を丁寧に拭き取るのをおすすめします。
冷却性能が戻ればファンはうるさくなくなりますので、まずは清掃しましょう。
【原因】ファンの回転数の設定が高い
必要以上にファンの回転数を高く設定していると、ファンがうるさくなります。
設定で回転数を変えていると、低回転数でも十分に冷却できるような状態でも、設定どおりにファンが回転するためです。
PC初心者にありがちですが、「冷えた方がよいだろう」と、よくわからないまま設定を変更している場合があります。
本来は低回転数で設定されているところを、高回転数に設定変更していると、常時高回転に近い状態になりますので、ファンの音がうるさくなります。
このように、必要以上にファンを高回転数に設定しているとファンがうるさくなります。
【対処法】ファンの回転数を下げる
この場合は、ファンを適切な回転数に設定しなおして対処しましょう。
必要以上に回っている部分の回転数を下げれば、高負荷時以外はファンがうるさくならないためです。
ファンの回転数を制御するソフトやBIOSで設定できますので、適切な回転数に変更しましょう。適切な回転数は、使われているパーツによって変わりますので、温度監視ソフトを使用して、CPUなどの温度を見ながら調節するのをおすすめします。
適切な回転数を見つけて設定すれば、必要以上にファンが回らなくなりますので静かになります。
ゲーミングPCのファンがうるさいときにやってはいけないこと
ゲーミングPCのファンがうるさいときの対処法を紹介しましたが、逆にやってはいけないこともいくつかあります。知らずにやってしまうと、故障しかねないので注意してください。
そんなゲーミングPCのファンがうるさいときにやってはいけないことを、4通り紹介します。
放置して使い続ける
ゲーミングPCのファンがうるさい状態で放置して使い続けると、最悪の場合故障する危険性があります。
たとえば異常がないのにファンがうるさいのは、パーツが高熱を発しているときです。
そのまま長時間使い続けると、熱を発するパーツにもファンにも高い負荷がかかります。長期間同じような運用をしていると、確実にパーツ寿命が縮むので注意しましょう。
また、異常がないと思っていても実は異常があったというケースもあります。
原因がわからない場合は放置せず、修理サービスなどを利用して原因究明をプロに任せ、対処してもらいましょう。
保冷剤などで直接冷やす
ゲーミングPCのファンがうるさいのは熱を発しているからだと考え、保冷剤などで直接冷やす方もいます。
ただ、保冷剤をケースに貼り付けるなどして直接冷やすのは、結露が発生する危険性があるのでおすすめできません。
パソコンに限らず、稼働中の機械に水分が入り込むのは故障に繋がります。
そもそも、保冷剤などを使ってもケースが冷えるだけで内部の熱は落ちません。保冷剤を貼り付ける場所によってはエアフローを阻害してしまうため、むしろ悪影響になります。
特にノートPCはサイドに排気口、下部に吸気口があり、下に保冷剤を敷くことでエアフローが塞がってしまいかねません。
市販の冷却台はエアフローも考えられている製品が多いので、ゲーミングノートPCを冷やしたい方は冷却台の導入をおすすめします。
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電流が流れる状態で掃除する
ゲーミングPC内部を掃除するときは、電流が流れないようにしましょう。たとえば電源を落としたとしても、電源ケーブルなどが繋がったままだと、ケーブル内部に残った電器が流れてしまう可能性があります。
掃除する時は電源コードを含む全てのコードを取り外し、10分程度放置しましょう。
ノートPCを掃除する場合は、バッテリーも取り外してください。バッテリーが取り外せない製品の場合、ケーブルを抜いてから10分ほど放置して慎重に掃除しましょう。
電流が流れる状態で掃除すると、故障するリスクがあるだけでなく、感電リスクもあります。
必ず、電流が流れない状態にしてから掃除してください。
静電気が発生しやすい環境で掃除する
静電気が発生しやすい環境で掃除すると、パソコンが壊れる危険性があります。
前述のように、服装は帯電しにくい綿素材がおすすめです。手袋も通常のものではなく、静電気防止手袋を使いましょう。
念のため、手袋をする前に金属に触れて静電気を逃がしておくことをおすすめします。
掃除する周囲にも、静電気が発生しやすい素材のものは置かないようにしてください。
ファンの静音性が高いゲーミングPCおすすめ3選
どうしてもゲーミングPCのファンの音が静かにならない場合は、買い替えを検討しましょう。ゲーミングPCを買い替える際は、静音性が高いファンを搭載しているモデルがおすすめです。
そこで、ファンの静音性が高いゲーミングPCのなかから、おすすめを3つ紹介します。
メーカー | 商品名 | CPU | グラボ(GPU) | メモリ | ストレージ |
---|---|---|---|---|---|
ARK | ![]() AG-IR20B76AGL6I-F7C |
Core i7-14900KF | GeForce RTX 4060 Ti | 32GB | SSD:2TB |
サイコム | ![]() |
Core Ultra 5 245K | GeForce RTX 4060 Ti | 16GB | SSD:1TB |
セブン | ![]() |
Ryzen 7 7700 | GeForce RTX 4060 | 32GB | SSD:1TB |
ARK|arkhive Gaming Custom AG-IR20B76AGL6I-F7C
By: ark-pc.co.jp
- 防音素材を使用したケース
- 耐ノイズに優れた大型の水冷式CPUクーラーを採用
- 標準で2TBのSSDを搭載
- 高性能なため高価格
本機は、産業グレードの防音パネルを搭載したケース「Define 7 Compact」を使用したミドルクラスのゲーミングPCです。
前面・上面・側面に防音パネルが設置してあるため非常に静音性が高いのが特徴です。
また、CPUクーラーには耐ノイズ性に優れたCORSAIR製の水冷モデルを採用。
360mmラジエータを備えた大型クーラーであり、静音性能だけでなく非常に高い冷却性能を持っています。
性能面でも優れており、CPUには第14世代のCore i7-14900KFを搭載。ゲーム性能では最新モデルのCore Ultraシリーズに勝るスコアを出しており、ゲーム性能を重視する方にはおすすめのCPUとなっています。
さらに、ストレージには2TBのSSDを、メモリにはDDR5-5600のオーバークロックモデルを32GB搭載するなど、スペック以外の面でも非常に高水準のゲーミングPCとなっています。
静音性に優れたケースと水冷CPUクーラーを搭載したゲーミングPCを求めている方におすすめです。
CPU | Core i7-14900KF |
---|---|
グラボ(GPU) | GeForce RTX 4060 Ti |
メモリ | 32GB |
ストレージ | SSD:2TB |
CPUクーラー | Corsair NAUTILUS 360 RS ARGB(水冷) |
サイコム|Silent-Master NEO Z890
By: sycom.co.jp
- 静音性は非常に優れている
- カスタマイズ幅が広い
- シンプルなデザインで合わせやすい
- パーツの品質がよいため価格が高い
サイコムのSilent-Masterシリーズは、静音性に特化した数種類のケースが魅力のモデルです。
ケースは独自のエアフロー構造で組まれている為、標準的なタワー型PCに10db以上の差を付けて静音だという検証結果も出ています。10db違うだけで音の聞こえ方に3倍もの違いがあるため、静かな空間を追求する人にとって間違いないモデルです。
静音性以外にも、拡張性が高いのも魅力。電源ユニットを850~1000以上にすることで、GPUにRTX 4070 Ti SUPERを搭載できます。
メモリやストレージも理想通り増やせるので、拡張性を重視する人にもおすすめです。
CPU | Core Ultra 5 245K |
---|---|
グラボ(GPU) | GeForce RTX 4060 Ti |
メモリ | 16GB |
ストレージ | SSD:1TB |
CPUクーラー | Noctua NH-U12S(空冷) |
セブン|ZEFT R60ADB
By: pc-seven.co.jp
- 防音パネルを使用したケース
- メンテナンスしやすいダストフィルターを採用
- デュアルチャンバー構造や高効率なエアフローなど冷却性能も十分
- ゲーミングPCらしいデザインを求める方には不向き
ZEFT R60ADBは、セブンのゲーミングPCのなかでも静音性を重視したゲーミングPCです。
ケースにはANTEC製の「P10 FLUX」を採用。前面・上面・両側の4面に防音素材を使用したパネルを使用しており、非常に高い遮音性をもっています。
また、独立式のPSU/HDDチャンバーによりケース内に熱がこもりにくく、静音性能と冷却性能を両立したミドルタワーケースとなっています。
カスタマイズも充実しており、ケース・マザーボード・電源ユニットのパーツを決めることでRTX 5080などの最高峰のパーツを搭載可能です。
標準構成でも、DDR5メモリを32GB搭載していたり、水冷CPUクーラーを搭載しているなど、スペックだけでなくパーツの品質も高い水準となっています。
電源ユニットやファンに適応したパーツしか搭載できないため、初心者でもミスなく構築できるのも魅力です。
自分の理想を形にできるので、ゲーミングPCに一切妥協したくない人におすすめです。
CPU | Ryzen 7 7700 |
---|---|
グラボ(GPU) | GeForce RTX 4060 |
メモリ | 32GB |
ストレージ | SSD:1TB |
CPUクーラー | CoolerMaster MASTERLIQUID 240 CORE II(水冷) |
ゲーミングPCのファンがうるさい時によくある質問
ゲーミングPCのファンがうるさい時によくあるQ&Aを紹介します。
こんなときはどうしたらいい?といった内容に触れていますので、ぜひご一読ください。
ゲーミングPCのファンの対処をしてもうるさい場合は?
ゲーミングPCのファンの対処をした後もうるさい場合は、「音の原因はファンではなかった」「対処が不十分だった」の2つが考えられます。
対処が不十分だった可能性がありますので、もう一度丁寧に対処してみましょう。また、やっていない対処法があれば実践してみるのもおすすめです。
それでもうるさい場合は、音の原因はファンではない可能性が高いです。
ただ、原因を特定するのが難しいため、まずはファンを新品に交換するのをおすすめします。それでもうるさければ、ファン以外の部分が原因なのが確定します。
このように、原因を特定するためには、ひとつずつ可能性を消していく方法が確実なので、地道に対処しましょう。
どうしてもわからないときは、修理に出しましょう。
原因が特定できない場合はどうしたらいい?
原因が特定できない場合は、家族や知人などで分かる人に聞くか、修理に出すのをおすすめします。
よくわからないまま触ってしまうと、故障の原因になるからです。最悪の場合はゲーミングPCが使えなくなってしまう可能性もあります。
無理にパーツを外そうとして破損させてしまう場合や、外したパーツの接続を間違えて壊してしまうのはよくあるパターンです。
ファンが原因なのかを特定しようとしてマザーボードを破損させてしまうと、そのゲーミングPCはもう使えなくなってしまう可能性もあります。
このような失敗をしないためにも、よくわからない場合は、分かる人に聞くか、修理に出しましょう。
自分で対処できない場合はどうしたらいい?
自分で対処できない場合は、原因が特定できない場合と同様に、家族や知人の分かる人に聞くか、修理に出しましょう。
分かる人に対処してもらえば、ゲーミングPCを壊すことなく確実に直せるからです。
自分で対処できない場合は、無理に自分でやろうとせずに、分かる人に聞くか修理に出しましょう。
まとめ
ゲーミングPCは、ファンを回転させてパーツを冷やすという都合上、どうしてもある程度の音が出てしまいます。
ただ、明らかにファンの音が大きすぎる場合は、負荷がかかりすぎていたりどこかに不具合が生じていたりする可能性が高いです。
ゲーミングPCのファンがうるさい場合、まずはその原因を突き止めるのが大切。原因を理解して適切な対処をすれば、正常な音に戻ります。
故障している場合は修理または買い替えが必要になるので、注意が必要です。
いずれにせよ、まずはゲーミングPCのファンがうるさい原因を突き止めることから対応をはじめましょう。