近年、PCゲーム人口が増加しており、それに伴いゲーミングPCの需要も高くなっています。
ただ、ゲーミングPCは購入するとなると高いです。特に流行りのゲームは多くが処理が比較的重い3Dグラフィックのゲームなので、ミドルクラス以上の性能が求められます。
20万円以上はかかるので、手が出ないという方も多いです。そこで今回は、ゲーミングPCのサブスク・レンタルのメリットとデメリット、おすすめサービスについて紹介します。
すぐにでもおすすめのサブスクが見たい方はゲーミングPCのサブスク・レンタルおすすめ5選を見てもらえれば、どのようなサブスクがあって、それぞれのメリットについてわかるのでおすすめです。
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ゲーミングPCのサブスクとは?レンタルとの違いも解説
ゲーミングPCのサブスクは、一定期間、定額制でゲーミングPCが借りられるサービスのこと。
レンタルとの大きな違いは、契約期間です。
ゲーミングPCのサブスクは、1年・2年単位の中長期間での契約を基本としています。
一方レンタルは、数日から数週間単位の短期間の契約が基本です。長期契約ができるケースもあります。
ただ、長期契約をするならレンタルのほうが割高です。長い間使いたい方はサブスク、短期間にお試しで使いたい方はレンタルという使い分けができます。
初めてゲーミングPCを使いたい場合もおすすめ
初めてゲーミングPCを使いたい場合もゲーミングPCのサブスク・レンタルはおすすめであり、ゲーミングPCの使用感などについて知りたい場合も活用してみましょう。
これまでにゲーミングPCを使用した経験がなくて、いきなり数万円から数十万円する商品を買うのは踏ん切りがつかない方も多いといえます。
実際にどれくらいゲーミングPCでゲームをするかは使用してみないとわからないケースも多いため、最初はサブスク・レンタルで自分がどれくらいゲーミングPCを使用するか確認するのも有効な方法です。
さまざまなゲーミングPCがラインナップされているので、自分が気になっているゲーミングPCを試してみることもできます。
ゲーミングPCサブスクのメリット
ゲーミングPCのサブスクは、定額制で年単位でゲーミングPCを借りられます。
メーカーによっては短期間で借りることも可能です。
サブスクのメリットとしては、大きな金額を準備しないでゲーミングPCを使えるメリットのほかにも買取ができたり、サポートを受けれたりするメリットもあります。
新品・最新モデルが月額制で使える
ゲーミングPCのサブスクは、新品・最新モデルが月額制で使えます。
ゲーミングPCのレンタルは、基本的には中古品です。そのため、最新モデルが借りられないケースもあります。
最新モデルを新品で使ってみたい、という方にはサブスクがおすすめです。
基本的には中古品であってもラインナップは豊富にあるので、自分自身が気になっているゲーミングPCをレンタルしてみましょう。
また、ハイスペックからノーマルスペックまで幅広いスペックが準備されており、実際にハイスペックとノーマルスペックの両方を試して比較する方法もあります。
一台だけを継続的にレンタルする必要はないため、気になっているゲーミングPCは試してみて購入する際の参考にするのが大切です。
契約満了時に差額を払えば買取も可能
サービスごとに仕様が異なりますが、ゲーミングPCのサブスクは契約満了時に差額を支払えば買取ができるサービスが多いです。
たとえばスグゲーでは、残価設定クレジットという支払形態になっています。これは、あらかじめ支払金額から一部を残価として置いておき、この残価を払って買い取るシステムです。
また、買取ではなく贈呈扱いになるサービスもあります。契約満了時のPCの扱いは各サービスにより異なるので、買取なのか贈呈なのかについては各サービスの規約などをチェックしましょう。
マウスやキーボードなども借りられる
ゲーミングPCのサブスクでは、マウスやキーボードをPCと一緒に借りられます。
レンタルでは別途借りなければならなかったり、扱っていなかったりとさまざまです。
一方サブスクでは、キーボードとマウスが最初からセットになっているケースがあります。スグゲーの場合、ヘッドセットもセット内容に含まれるため、ネット環境さえあればすぐオンラインでゲームが楽しめるのが大きな魅力です。
ゲーミング環境を作りたいけどよくわからない方や、参考程度に借りてみたい方におすすめ。
サポートが受けられる
ゲーミングPCのサブスクは、レンタルに比べてサポートが非常に丁寧です。
初期設定は自分で行う必要がありますが、わからなければサポートに聞けます。そのほかにも、PCが急に動かなくなった場合や不具合が発生した場合などに、24時間365日サポート対応しているのが魅力です。
レンタルサービスはゲーミングPC以外も総合的に扱っているところが多いので専門知識がない場合もありますが、サブスクはゲーミングPCを専門的に扱っているため専門知識豊富なサポートスタッフが多いのも特徴となっています。
ゲーミングPCサブスクのデメリット
ゲーミングPCのサブスクはメリットばかりではありません。
デメリットを理解してから借りることをおすすめします。
代表的なデメリットとしては、借りるのに審査が必要やBTOメーカーのようにカスタマイズに対応できないなどです。
自分のスタイルに合っているか確かめましょう。
審査に落ちてしまうと利用できない
ゲーミングPCのサブスクすべてではありませんが、一部のサブスクは審査に落ちてしまうと利用できません。
審査に落ちてしまう原因は人によってさまざまといえる一方、多くの場合は支払う能力が不十分な場合や過去に支払いを延滞したなどが挙げられます。
サブスクでは毎月決まった金額をクレジットカードなどで支払うため、毎月しっかりと支払いができないと判断されると審査に落ちる可能性が高いです。
申し込みをしても絶対に利用できるわけではなく、利用できないケースも考えておきましょう。
契約プラン・スペックによっては買ったほうが安い
2年以上の長期契約になると、購入したほうが安いケースが多いです。
たとえば、24万円で買えるPCを総額27万円分の料金を使っていたということになりかねません。差額は、2万円から3万円程度になることが多いです。
そのうえ、ミドルクラスとハイスペックPCとの月額料金に大幅な差がないサービスが多いので、特にミドルクラスのパソコンの場合は、購入したほうがお得感があります。
カスタマイズには対応していない
サービスによりますが、サブスクはゲーミングPCのカスタマイズに対応していないケースがあります。
対応しているサービスも全てのPCではなく、一部対応という場合が多いです。
カスタマイズするには、サービス提供者が注文を受けてからBTOメーカーに取り寄せなければなりません。カスタマイズすると納期が最長1ヶ月程度になることがありますし、サービス提供者としては手間がかかります。
そのため、対応している場合も料金が高くなったり納期が遅くなったりすることがあるので、注意しましょう。
途中解約できないサービスが多い
ゲーミングPCのサブスクは、基本的に途中解約できません。契約期間が1年以上になるので、途中解約不可は大きなデメリットです。
たとえば「使ってみて調子がいいから実際に買いたい」と思っても、途中解約できないので購入は見送る必要があります。
契約満了すれば買取や贈呈という選択肢があるものの、すぐ解約してすぐ買えないことにストレスがかかる方にはおすすめできません。
選択肢が少ないサービスも多い
サブスクの場合、ゲーミングPCの選択肢が少ないケースが多いです。
BTOメーカーで購入する場合は、そのメーカーの現行品のなかから自分好みなものを選べます。そもそもメーカー選びからできるので、選択肢は非常に豊富です。
一方サブスクの場合は、自分が使ってみたいメーカーの製品がないケースがあります。特定のメーカーの特定のモデルを使ってみたいという場合には、使いにくいのがサブスクの難点です。
ゲーミングPCのサブスクはこんな人におすすめ!
ゲーミングPCのサブスクがおすすめな人は、以下の3点に当てはまる人といえます。
- 初めてゲーミングPCを利用する人
- デスクトップゲーミングPCとゲーミングノートPCを比較したい人
- ハイクラスのゲーミングPCを体験してみたい人
初めてゲーミングPCを利用する人
初めてゲーミングPCを利用してみて使用感などについて知りたい人や、これからゲームをするにあたって自分が本当にゲームを面白いと感じるか体験したい人におすすめです。
ゲーミングPCを購入した後に自分がゲームをしなくなるケースは多いため、購入前に自分がどれくらいの頻度でゲームをするか把握することが必要になります。
サブスクなら月額料金を支払うだけで利用ができるので、ゲーミングPCを購入してから使わなくなるよりも費用面はかなり抑えられます。
デスクトップゲーミングPCとゲーミングノートPCを比較したい人
ゲーミングPCには主にデスクトップPCとノートPCの2種類があるため、自分がどちらのゲーミングPCの方が使いやすいか比較できます。
デスクトップゲーミングPCの方が基本的には性能面では優れているケースが多いですが、どうしても置き場所が必要になるのでスペースを確保しなければいけません。
一方でゲーミングノートPCはコンパクトで置き場所などに困らない反面、どうしても性能面では同価格帯のデスクトップゲーミングPCよりも低い傾向にあります。
ハイクラスのゲーミングPCを体験してみたい人
自分でいきなりハイクラスのゲーミングPCを購入するのはハードルが高いけれど、実際にハイクラスのゲーミングPCがどれくらいの性能を持っているか知りたい人もサブスクが適しています。
ハイクラスのゲーミングPCは100万円を超えるものもあるため、どうしても自分で購入するのは難しいです。
しかし、サブスクでは毎月数千円程度からハイクラスのゲーミングPCを使えるので、これから買い替えを検討している場合は先に体験してから購入を検討できます。
ゲーミングPCのサブスク・レンタルおすすめ4選【個人利用可】
ゲーミングPCのサブスクとレンタルとは、どちらにも良さがあります。また、前述のメリット・デメリットはサービスごとに異なる部分が多いです。そこで、ゲーミングPCのサブスク・レンタルサービスのなかからおすすめを4つ紹介します。
サブスク・レンタルサービス | メリット | デメリット |
---|---|---|
スグゲー | 豊富なラインナップ 周辺機器が全てセットになっている 144Hzモニターが付いてくる サポートが手厚い Xbox Game Pass Ultimateが付いてくる |
契約期間の種類が少ない PC本体のみの契約ができない 残価設定クレジット |
BREAJON | 3ヶ月目から途中解約できる 3年継続利用すると追加料金なしで貰える 3年継続後に返却した場合は最新PCを最大40%割引で購入できる |
周辺機器は付属しない ラインナップが固定されている 申込み停止になることがある |
モノカリ | 審査不要 短期間から長期間まで対応している レンタルサービスのなかでは比較的安い オフィス搭載モデルもレンタル可能 納期が早い |
ゲーミングPCはノートのみ 似たようなスペックのモデルが多い エントリークラスがハイスペックと記載されている |
APEX RENTALS | 審査不要 WindowsだけでなくMacも提供されている 最短2泊3日から対応している ノートPCだけでなくデスクトップも選べる |
パーツの世代が古い 料金が高い |
スグゲー
スグゲーは、大手PCメーカーLenovoが運営しているゲーミングPCサブスクです。大手が提供していることもあり、安心感があります。最新のパソコンもサブスクで利用できるのが特徴です。
メリット | デメリット |
---|---|
・豊富なラインナップ ・周辺機器が全てセットになっている ・144Hzモニターが付いてくる ・サポートが手厚い ・Xbox Game Pass Ultimateが付いてくる |
・契約期間の種類が少ない ・PC本体のみの契約ができない ・残価設定クレジット |
スグゲーは、「すぐゲームができる」をコンセプトにしています。
コンセプト通り、キーボード・マウス・モニターなど、周辺機器が全てセットになっているのが大きなメリットです。
そのうえ、モニターは144Hzのゲーミングモニター。プランはエントリー・スタンダード・プレミアムの3つ用意されており、どれを選んでも144Hzモニター含む周辺機器が付属します。
さらに、ラインナップが比較的豊富です。PCメーカーが運営しているだけあり、エントリーモデルからハイスペックモデルまで幅広いスペックのゲーミングPCが用意されています。
サポートも24時間365日対応しており、手厚いです。PCに関することだけでなく、ゲーミングに関することならなんでも対応しています。
サポートサービスはLegion Ultimate Supportという本来年額料金がかかりますが、スグゲーに契約すれば無料です。
また、Xbox Game Pass Ultimateが付いてきます。
契約期間としては、1年契約または2年契約のみになっており、1年未満の短期契約や3年以上の契約はできません。
途中解約もできないので、1年または2年はずっと使い続けることになります。
さらに、スグゲーはPCと周辺機器とのセットでしか契約できません。たとえば「ゲーミングPC以外は全部揃えたい」という方がスグゲーを使う場合、セットの周辺機器が邪魔になってしまいます。
そして、最も大きなデメリットがジャックスの残価設定クレジットを利用している点です。
残価設定クレジットは、本体価格の一部の価格が残るように設定し、その額を引いた金額を1年または2年で分割して支払うシステムになっています。
契約終了時に買い取る場合は、「最初に設定された価格」を支払う形です。
残価設定クレジットを利用しているため、スグゲーの利用にはショッピングローンと同等の審査を受けることになります。そのため、ゲーミングPCサブスクのなかでは、特に審査が厳しいです。
買い取るつもりで利用する場合は大きなデメリットではありませんが、返却する場合は注意しましょう。
BREAJON
By: breajon.com
BREAJONは、株式会社ガッジェスが運営しているPCサブスクサービスです。月額9800円のSTプランと、月額5450円のLSプランの2つから選択できるのが特徴。ゲーミングPCのみの契約ができるので、周辺機器は全て持っているという方や自分で揃えたいという方におすすめのサービスです。
メリット | デメリット |
---|---|
・3ヶ月目から途中解約できる ・3年継続利用すると追加料金なしで貰える ・3年継続後に返却した場合は最新PCを最大40%割引で購入できる |
・周辺機器は付属しない ・ラインナップが固定されている ・申込み停止になることがある |
BREAJONは、利用3ヶ月目からはいつでも解約可能で、解約料金もかかりません。
利用3ヶ月以内で解約する場合は、3ヶ月から利用期間を差し引いた期間分の利用料金が手数料としてかかります。
さらに、3年継続利用すればそのままゲーミングPCが貰えるのでお得です。
返却する場合は、BREAJONの最新モデルをどれでも40%割引で購入できます。
使い続けるにしても、返却するにしてもお得なのが大きなメリットです。
デメリットとしては、BREAJONのサブスクは、周辺機器が付属しません。
既に持っている方や自分で揃えたい方にとってはメリットですが、それ以外の場合には大きなデメリットです。
周辺機器も欲しい場合は、スグゲーのほうが向いています。
さらに、プランによってラインナップが固定されているのが難点です。
LSプランでは、Core i5-13400FとRTX 3060を搭載したSSD 1TBモデルが届きます。
STプランでは、Core i7-13700FとRTX 4060 Tiを搭載したSSD 1TBモデルです。
いずれも場合によっては構成が多少変動することがあるものの、同等スペックのものが届きます。幅広いラインナップのなかから選びたいという方には、あまり向いていません。
なお、申込み殺到によるキャンセルが発生することもあるので、気になる場合はお早めに契約することをおすすめします。
モノカリ
By: komono.me
モノカリは、幅広いアイテムをレンタルできるサービスです。ゲーミングPCは、そのなかの一つのカテゴリという扱いとなっています。レンタルサービスなので、サブスクと違い短期間でのレンタルやさまざまなアイテムと同時にレンタルできるのが特徴です。
メリット | デメリット |
---|---|
・審査不要 ・短期間から長期間まで対応している ・レンタルサービスのなかでは比較的安い ・オフィス搭載モデルもレンタル可能 ・納期が早い |
・ゲーミングPCはノートのみ ・似たようなスペックのモデルが多い ・エントリークラスがハイスペックと記載されている |
モノカリは審査不要で誰でも使えるため、サブスクで審査が通らなかった人にも、おすすめです。
さらに、レンタル期間を1日単位で細かく設定できるため、4日間だけお試しで使ってみたいという人にも向いています。
料金は各アイテムによって個別に設定されており、ゲーミングPCの場合は最安値で4日間9000円程度とサブスクに比べると高いですが、レンタルサービスのなかでは比較的安価です。
また、納期は最短当日受け取りとなっています。
モノカリは、ゲーミングノートPCのみの取り扱いのため、デスクトップPCが使いたい場合は、ほかのメーカーから選びましょう。
さらに、スペックに難があります。
ラインナップは10種類以上あるものの、スペックが似たようなものばかりです。CPUはRyzen 5 4600H、GPUはGTX 1650 Tiまたは1660というPCが大多数なので、10種類以上あっても選択肢は少なくなってしまいます。
そのうえ、これらの構成はエントリークラスに当てはまるのに対し、サイト内では「ハイスペック」と記載されており、不親切です。
ゲーミングPCに特化したサービスではないので仕方がない部分もありますが、ある程度ゲーミングPCに関する知識がある方は物足りなく感じる可能性が高いです。
APEX RENTALS
By: apex106.com
APEX RENTALSは、カメラ関連のレンタルをメイン商材として扱うサービスです。カメラマン、編集者などの仕事をしている方から人気があります。パソコンも幅広く取り扱っているので、カメラとパソコンを合わせてレンタルするのにおすすめです。
メリット | デメリット |
---|---|
・審査不要 ・WindowsだけでなくMacも提供されている ・最短2泊3日から対応している ・ノートPCだけでなくデスクトップも選べる |
・パーツの世代が古い ・料金が高い |
APEX RENTALSは、DellのゲーミングPCを取り扱っています。
Dellのみですが、製品ラインナップが比較的豊富で選びやすいです。
さらに、ゲーミングではありませんが、Macも提供されています。
趣味ではゲーミングPCを使い、仕事ではMacを試してみたいという方におすすめです。
レンタル期間は、最短1泊2日となっています。
ゲーミングPCがレンタルできるサービスとしては、最短クラスです。
お金はかかりますが、長期間のレンタルにも対応しています。
APEX RENTALSでレンタルできるゲーミングPCは、構成パーツの世代が古いです。
たとえばG15は、Core i7-11800HとRTX 3060を搭載しています。
これはAPEX RENTALSで借りられるゲーミングPCのなかでも、比較的新しい製品です。
第11世代Core i7と、2013年発売のGPUで、最新モデルには使われません。
このような古い世代のパーツを搭載している製品が多くなっています。
ゲーミングPCとはどのようなものかを試すにはちょうどいいですが、本格的に最新ゲームをプレイしたい方や最新モデルに近い製品を試したい方には不向きなサービスです。
ゲーミングPCのサブスクと分割払いどっちがお得?
ゲーミングPCのサブスクは、契約期間終了後に買取やプレゼントといった形で使い続けられます。長期契約の場合は終了時には同価格でもスペックが向上していたりするので、買い替える人も多いです。
そのため、「実質分割払いと変わらない」という見方もできます。
では、ゲーミングPCのサブスクと分割払いとではどちらがお得なのか、見ていきましょう。
スグゲーのスタンダードプラン対象となっているLenovo Legion T550を、比較対象とします。
本機はRyzen 7 5800・RTX 3060 Ti搭載モデルで、価格は約21万円です。
スグゲーのスタンダードプランを2年間利用する場合、月額料金は8500円になります。これを24ヶ月支払うと、残価を除いた総額は20万4000円です。ここに残価が加わることになりますが、支払総額は約30万円となっています。
一方分割払いの場合、楽天カードのシミュレーションを用いた結果、36回払いで月々の支払いが7261円、総額は26万1408円となりました。
支払総額は、サブスクよりも分割払いのほうがお得です。
分割払いに対応しているおすすめBTOメーカー3選
支払総額だけで比較すると、ゲーミングPCはサブスクを利用するより分割払いで購入するほうがお得です。そこで、分割払いに対応しているBTOメーカーのなかから、おすすめメーカーを3つ厳選してご紹介します。
ドスパラ
ドスパラは、業界トップクラスの人気があり利用ユーザー数が多いBTOメーカーです。
GALLERIA(ガレリア)という人気シリーズがあり、エントリークラスからハイエンドクラスまで幅広いスペックのゲーミングPCを取り扱っています。カスタマイズしなくても十分通用するレベルなのが大きなメリット。
ラインナップがエントリークラス・ミドルクラス・ハイエンドとわかりやすく分けられているため、パーツ知識に乏しい初心者の方にもおすすめです。
さらに、全体的にスペックと比べて価格が安いため、コスパも優れています。
納期が長くなるのがBTOメーカーのデメリットですが、ドスパラには翌日出荷可能パソコンもあるので、納期が気になる方にもおすすめです。
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マウスコンピューター
マウスコンピューターは、基本構成のクオリティが非常に高いことで人気があります。カスタマイズの自由度は低いですが、同じCPUを搭載しているモデルで搭載GPUごとにラインナップが分かれており、選びやすいのが大きな魅力です。
ラインナップ数も非常に豊富で、カスタマイズしなくても自分の求めるスペックのPCが手に入ります。
ただ、ラインナップが豊富すぎて知識がないと迷いやすいです。マウスコンピューターを利用する際は、どんなゲームをプレイしたいのかを考えてからPCを選ぶことをおすすめします。
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サイコム
サイコムは、カスタマイズの自由度が圧倒的に豊富な老舗BTOメーカーです。
サイコムのゲーミングPCは、マザーボード・CPU・GPU・メモリ・ストレージの種類・容量など幅広い項目をカスタマイズできます。各パーツの選択肢も非常に豊富なので、カスタマイズしてより自分好みのゲーミングPCを作りたいという方には特におすすめです。
その反面、カスタマイズ必須なのでパーツ知識に乏しい方は調べながらでないと難しいというデメリットがあります。
とはいえ、各パーツがどれほどの性能を誇るのかは調べればすぐにわかるので、初心者の方でも手間さえかければ自分好みにカスタマイズ可能です。
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ゲーミングPCのサブスクに関するよくある質問
ここまで、ゲーミングPCのサブスクについて紹介してきました。ただ、まだ説明しきれていない部分もあります。そこで、最後にゲーミングPCのサブスクに関するよくある質問と、その答えについて紹介しましょう。
ゲーミングPCのサブスクの審査内容は?
ゲーミングPCのサブスクの審査では、支払い能力や信用について確認しているので、注意が必要です。
審査を行っている機関などは、サービスによって異なります。たとえばスグゲーは、ジャックスの残価設定クレジットを利用しているため、審査を行うのはジャックスです。信用情報などを信用機関を通して調べています。
これまでローンの支払いが滞ったことがある方、クレジットカードの支払いが遅延したことがある方は審査に落ちることがあるので注意しましょう。
ゲーミングPCのサブスクの審査に落ちる原因は?
審査に落ちた場合、その理由は教えてもらえません。
ただ、基本的には各種ローンやクレジットカードなどの審査に落ちる原因と同じです。以下に、例をいくつか記載します。
- 収入が不安定な仕事をしている
- 支払金額に対して収入が低い
- 過去にローンや後払い料金などを滞納したことがある
- 他社からの借入金額が多い
安定して支払いが可能な状況かが、審査に通るかどうかを分けます。特に他社からの借入金額が多い方や、過去に滞納したことがある方は審査が厳しいです。
自分で審査に落ちてしまう可能性があると考えているケースや、すでに審査に落ちてしまっているケースでもサブスクを利用する方法はあります。
ゲーミングPCのサブスクには審査ありのものと審査なしのものがあるため、審査に対して不安を抱えているなら審査なしのサブスクを選びましょう。
ただし、審査なしのサブスクであってもクレジットカードなどは必要であるケースが多く、実際にはクレジットカードの審査には通らなければなりません。
審査なしでも利用できるサブスクはある?
審査なしでも利用できるサブスクもあるため、審査ありのサブスク利用ができなかった場合は審査なしの利用がおすすめです。
審査なしでも十分に借りられるゲーミングPCは豊富なので、審査ありのサブスクにこだわって探す必要はありません。
注意点としては審査なしで借りられる分、少し月額料金が高めに設定されているケースも多いです。
サブスクやレンタルを審査なしで利用する場合、月額料金について比較しておきましょう。
レンタル期間はどれくらいに設定するべき?
レンタル期間をどれくらいで設定するべきかですが、あまり長い期間を設定するとほかのゲーミングPCを試せないなどのケースが考えられます。
ほかにもゲーミングPCをサブスクでレンタルしたけれど、自分で想像しているよりも使用している時間が短いケースも少なくありません。
基本的には短めにレンタル期間は設定しておいて、レンタル期間終了時に継続的に使用したいと思うかどうかを含めて判断するのが大切です。
初期設定は必要?
ゲーミングPCのサブスクでは、初期設定は客が自分で行うシステムになっています。
ただ、初期設定でわからないことがあればサポートに相談すれば教えてもらえるので、安心です。
また、PCの初期設定はそこまで難しくないです。これまでゲーミングPCを購入したことがない方も、安心して利用しましょう。
サブスク利用中の増設は可能?
サブスク利用中のメモリなどの増設・カスタマイズは、サポート対象外になります。
利用中の増設・カスタマイズ自体は自己責任で行なえますが、サポートが受けられなくなったり返却できなかったりするので、注意が必要です。スグゲーの場合は、問答無用で契約満了後に買い取ることになります。
最初から買い取るつもりで利用する場合は増設してもよいですが、そうでないなら増設はしないほうがおすすめです。
ゲーミングPCのサブスクが買取になるのはどんなケース?
ゲーミングPCのサブスクは使用状態によっては買取になるため、サブスクでレンタルしているゲーミングPCは丁寧に扱わなければなりません。
基本的には過失による故障に加えて規約違反になる使用をすれば、買取もしくは有償修理などの対象になります。
ただし、あくまでもゲーミングPCを落としたりして強い衝撃を与えた過失のケースが対象になり、普通に使用して故障した自然故障は保証対象内になっているケースがほとんどです。
過失であっても自然故障であってもゲーミングPCが故障してしまった段階で、サブスク契約しているメーカーに相談して具体的な対処方法については確認しましょう。
まとめ
ゲーミングPCはノーマルスペックの商品であっても数万円から数十万円するため、なかなか購入まで決断ができないケースは珍しくありません。
しかし、ゲーミングPCのサブスク・レンタルを活用すれば、購入しなくても月に数千円からゲーミングPCを使えます。
これまでもゲーミングPCを使用していたなら性能などについても把握しやすいですが、初めてのゲーミングPCなら最初はレンタルで性能などについて比較するのがおすすめです。
それぞれのサブスク・レンタルを取り扱っているサイトなどによって細かい内容は異なっているため、細かい内容についてはしっかりと自分で調べてから納得できる内容を選びましょう。