ゲーミングPC

4K対応スペックのゲーミングPCおすすめ10選!目安のスペックや失敗しない選び方もご紹介

「4K環境でゲームを楽しみたいけど、快適に遊ぶのに必要なスペックがわからない」という悩みをお持ちではありませんか?

4Kとは、フルHDの(1920×1080)縦と横を2倍にした「3840×2160」に対応する映像のことです。画素数はフルHD(207万画素)の4倍となる「約829万画素」で、精細かつ美麗な映像を楽しめます。

65型の大型テレビでも映像が荒くならず、綺麗な映像を楽しめる反面、出力するための性能が必要です。特にPCゲームでは、高性能なゲーミングPCがなければ、遊ぶことすらままならない場合もあります。

そこでこの記事では、4K解像度でPCゲームを楽しみたい方のために4K解像度対応のゲーミングPCおすすめ8選を紹介します。

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4Kでゲームが快適に遊べるおすすめのゲーミングPC一覧表

本記事で紹介している4Kでゲームが快適に遊べるゲーミングPCの一覧表です。

商品名 GALLERIA RM7R-R57
G-GEAR GE7J-E250/BH ZEFT R61GD arkhive Gaming Custom
AG-AG8B85MGB7-GC1
GALLERIA XA7R-R58 7800X3D搭載 GALLERIA ZA7R-R58 G TUNE FG-A7A70 G-Master Hydro Z890 Extreme GIGABYTE AERO 16 OLED BSF-A3JP964SP Prestige-16-AI-Studio
B1VFG-7003JP
メーカー ドスパラ ツクモ セブン ARK ドスパラ ドスパラ マウスコンピューター サイコム GIGABYTE MSI
CPU Ryzen 7 5700X Core i7-14700F Ryzen 7 9800X3D Ryzen 7 9700X Ryzen 7 7800X3D Ryzen 7 9800X3D Ryzen 7 9700X Core Ultra 7 265K Core i9-13900H Core Ultra 7 155H
グラボ GeForce RTX 5070 GeForce RTX 5070 GeForce RTX 5070 GeForce RTX 5070 GeForce RTX 5080 GeForce RTX 5080 GeForce RTX 5080 GeForce RTX 4080 SUPER GeForce RTX 4070 Laptop GeForce RTX 4060 Laptop
メモリ 16GB 32GB 32GB 32GB 16GB 32GB 32GB 32GB 32GB 32GB
ストレージ 500GB 1TB 1TB 1TB 1TB 1TB 2TB 1TB 1TB 1TB

【価格重視】4Kでゲームが快適に遊べるおすすめのゲーミングPC4選

4Kでゲームが快適に遊べるゲーミングPCのなかでも、低価格なモデルに絞ってご紹介します。

最高画質で遊べるゲームは多くありませんが、設定を下げれば4Kでも快適にゲームが遊べるモデルを厳選しました。4Kでもゲームが快適に遊べるゲーミングPCをできるだけ価格を抑えて手に入れたい方は、ぜひ参考にしてみてください。

ドスパラ GALLERIA RM7R-R57 5700X搭載

メリット
  • コスパが非常に高い
  • エアフローに優れたPCケースを使用
  • フロント部にも多数の入出力ポートを備えている
デメリット
  • ストレージ容量が少ない

ドスパラのミドルクラスのゲーミングPCで、非常にコスパが高いモデルです。

CPUにはRyzen 7 5700X、グラボにはGeForce RTX 5070を採用しており、多くのゲームで4K設定で遊べる性能となっています。
また、RTX 5000シリーズは最新のDLSS4にも対応しており、以前よりアップスケーリング機能が強化されています。そのため、比較的重めのゲームであっても、4Kかつ60fps近くでプレイできます。

同スペック帯でも最安値クラスの約20万円程度で4Kでのゲームプレイが楽しめるゲーミングPCが手に入りますので、できるだけ初期投資を抑えたい方などにおすすめです。

メーカー ドスパラ
CPU Ryzen 7 5700X
グラボ(GPU) GeForce RTX 5070
メモリ 16GB
ストレージ 500GB SSD

ツクモ G-GEAR GE7J-E250/BH

メリット
  • 最新のGeForceRTX 5070を搭載
  • メモリの容量が多い
  • 高品質なASRock製マザーボード採用
デメリット
  • RGBライティングを求めている方には不向き

ツクモのゲーミングPCブランド「G-Gear」のミドルレンジモデルで、4K環境でも優れたパフォーマンスを発揮できるゲーミングPCです。

CPUはCore i7-14700F、グラボはGeForce RTX 5070を搭載。最新のGPUであるGeForce RTX 5070は新規格であるGDDR7のVRAMを12GB搭載しており、4Kのゲーム環境でもハイパフォーマンスを発揮します。

4Kなどの高解像度環境では、VRAMの容量が不足すると大幅なfps低下などが起こるため、本機に搭載されているRTX 5070のVRAM 12GBは非常に優秀です。

グラフィック処理能力も高いので、4Kで快適にゲームを楽しめるゲーミングPCです。

メーカー ツクモ
CPU Core i7-14700F
グラボ(GPU) GeForce RTX 5070
メモリ 32GB
ストレージ 1TB SSD

パソコンショップセブン ZEFT R61GD

メリット
  • ガラスサイドパネルで映えるデザイン
  • 高品質なパーツを多数採用
  • GPUの性能を引き出すハイエンドCPU搭載
デメリット
  • 品質が高いパーツを採用している分価格が高め

セブンから販売されているミドルハイエンドクラスのゲーミングPCであり、CPUの性能の高さが特徴的です。

CPUにRyzen 7 9800X3D、GPUにGeForce RTX 5070を搭載しています。
CPUはゲーム用にチューンされた最新世代のRyzenであり、GPUの性能を最大限発揮できる組み合わせとなっています。

4K環境はもちろんのこと、重いゲームであるタルコフやモンスターハンターワイルズなどでも高フレームレートでゲームが楽しめます。

また、ケースにはThermaltake製のミニタワーケースを採用。コンパクトながら拡張性が高く、水冷クーラーやハイエンドGPUの拡張にも耐えられる設計となっています。
サイドパネルには強化ガラスも採用しており、RGBライティングも楽しめます。

ほかにも、電源やSSD、マザーボードなどでも有名なメーカーの製品を多数採用しており、高品質なゲーミングPCを求めている方におすすめです。

メーカー パソコンショップセブン
CPU Ryzen 7 9800X3D
グラボ(GPU) GeForce RTX 5070
メモリ 32GB
ストレージ 1TB SSD

ARK arkhive Gaming Custom AG-AG8B85MGB7-GC1

メリット
  • 最新のCPU・GPUを搭載
  • OCされたDDR5メモリを32GB搭載
  • 品質の高い有名メーカーのパーツを多数採用
デメリット
  • ミニタワーケースのためパーツの増設は難しい

ARKから販売されているのミドルハイエンドモデルで、最新のCPU・GPUを搭載し、ミニタワーケースでコンパクトにまとまっているゲーミングPCです。

CPUはRyzen 7 9700X、グラボはGeForce RTX 5070を搭載。どちらも最新のモデルであり、4Kのゲームを快適にプレイできるスペックとなっています。
特に、RTX 5070は新機能であるDLSS4に対応しており、前世代よりも自然なアップスケーリングで4K解像度でも高フレームレートのゲームプレイが楽しめます。

また、本機は使用しているパーツも非常に高品質な製品であるのが魅力です。
GIGABYTE製のケース、SilverStone製の電源は850WのGOLD PLUS認証を獲得しています。
さらに、Kingstone製のSSDやCPS製の空力に則したCPUファンなどどれをとっても高水準なパーツとなっています。

4Kでゲームを楽しめるスペックをもっており、なおかつ高品質なコンパクトゲーPCが欲しい方におすすめです。

メーカー ARK
CPU Ryzen 7 9700X
グラボ(GPU) GeForce RTX 5070
メモリ 32GB
ストレージ 1TB SSD

【快適度重視】4Kでゲームが快適に遊べるおすすめのゲーミングPC4選

ゲームを4Kで快適にプレイできるゲーミングPCを紹介します。

必要スペックが高いため、全体的にハイエンドなモデルが多めです。そのため、値段が高額な製品が多くありますが、よりゲームを快適に遊びたい方はぜひチェックしてみてください。

ドスパラ GALLERIA XA7R-R58 7800X3D搭載

メリット
  • 使いやすい標準構成
  • 拡張性や冷却性能にも優れている
  • クリエイティブ作業にも対応できるスペック
デメリット
  • メモリが16GBと価格に対して小さい

グラボにRTX 5080を搭載したモデルで高画質・高フレームレートでゲームを楽しめるため、本格的にゲームをしたいと考えている方におすすめです。

重厚感あふれるガンメタリック塗装はインテリアとしても魅力的といえ、スペック面でもデザイン面でも優れているゲーミングPCになります。

大人気ゲームタイトルの推奨スペックをほとんど満たしているため、幅広いゲームタイトルに対して問題なく動作するモデルです。

注意点として価格に対してメモリが16GBと小さいので、ワンランク上の快適さを手に入れたいならメモリ増設も視野に入れてみてください。

メーカー ドスパラ
CPU Ryzen 7 7800X3D
グラボ(GPU) GeForce RTX 5080
メモリ 16GB
ストレージ 1TB Gen4 SSD

ドスパラ GALLERIA ZA7R-R58 9800X3D搭載

メリット
  • 最新のCPUとGPUを搭載したハイエンド構成
  • 高いレベルでのクリエイティブ作業にも対応
  • ゲームプレイに最適な組み合わせ
デメリット
  • ゲームプレイだけではオーバースペック

ドスパラで販売されているゲーミングPCのなかでも最上位クラスのスペックを持っており、ゲーマーだけでなくクリエイターにもおすすめの1台です。

CPUにRyzen 7 9800X3D・GPUにGeForce RTX 5080と標準構成のバランスにも優れているため、購入すれば何年間にもわたって安定した動作が期待できます。
特に、Ryzen 7 9800X3Dはゲーマーからの評価が非常に高く、重量級のゲームや最適化が乏しいゲームでフレームレートの向上が多く報告されているCPUでもあります。

4K・高リフレッシュレート環境でのゲーム配信や動画編集でも問題なく動作するだけでなく、DDR5メモリ32GBとスムーズな作業をサポートするのも特徴です。

また、長時間ゲームやクリエイティブ作業ができるように、エアフローにもこだわった設計がされており、PCケース内に熱がこもりにくくなっています。

構成のバランスが非常によく、最高のゲーム体験を求めている方におすすめのゲーミングPCとなっています。

メーカー ドスパラ
CPU Ryzen 7 9800X3D
グラボ(GPU) GeForce RTX 5080
メモリ 32GB
ストレージ 1TB Gen4 SSD

マウスコンピューター G TUNE FG-A7A70

メリット
  • コスパが非常に高い
  • 最新のAMD製CPU・GPUを搭載
  • オリジナルのフルタワーケースで今後の拡張も余裕
デメリット
  • スペックを使い切るためには専門知識が必要
  • サイズが大きいためある程度広いスペースが必要

CPUに Ryzen 7 9700X、GPUにRadeon RX 9070を搭載した、AMD環境のハイエンドゲーミングPCです。

Radeon RX 9070はベンチマークベースでGeForce RTX 5070 Tiに匹敵するスコアを出しながら、安価かつ供給の安定性が高いという点で非常に優れています。

また、メモリ32GB、ストレージがSSD 2TBと大容量になっており、ゲームプレイだけでなく動画編集などのクリエイティブな作業も快適にできます。

ケースにはG-Tuneのハイエンドモデル専用のフルタワーケースが採用されています。

フルタワーサイズによる高いエアフローと大型CPUクーラーによって最強クラスの冷却性能をもちながら、メンテナンス性と拡張性を兼ね備えたハイエンドにふさわしいケースとなっています。

最高峰の性能を求める方や、価格を抑えながら高性能なゲーミングPCを求める方におすすめのゲーミングPCです。

メーカー マウスコンピューター
CPU Ryzen 7 9700X
グラボ(GPU) Radeon RX 9070
メモリ 32GB
ストレージ 2TB SSD

サイコム G-Master Hydro Z890 Extreme

メリット
  • CPUとGPUの両方に水冷システムを採用している
  • CPU、GPU、メモリ、電源ユニットなど細かい部分までカスタマイズが可能
  • 使用されているパーツが高品質
デメリット
  • ほかのBTOメーカーに比べると高価格

標準スペックは、CPUにCore Ultra 7 265K、グラボにRTX 4080 SUPERですが、カスタマイズが可能になっており、グラボはRTX 4090まで選択可能です。

サイコムの特徴である、水冷クーラーがCPUだけでなくグラボにも搭載されており4Kのような負荷でも内部の熱が上がりません。CPUやメモリ、ストレージもカスタマイズできるため、目的のスペックに合わせられます。

RTX 4090までグレードアップをさせれば、モンスターハンターワイルズなどアクションがあるゲームでも4Kで安定した描写を行うことができます。

冷却性が非常に優れているため、負荷のかかるゲームをプレイしたい人におすすめです。

メーカー サイコム
CPU Core Ultra 7 265K
グラボ(GPU) GeForce RTX 4080 SUPER
メモリ 32GB
ストレージ 1TB NVMe SSD

4Kでゲームが快適に遊べるおすすめのゲーミングノートPC2選

4K画質でゲームが快適に遊べるゲーミングノートPCのなかでも、特におすすめな製品を2つ紹介します。

ゲーミングノートPCにおいてはスペックだけでなく、ディスプレイも4Kに対応しているモデルを厳選しました。

ARK GIGABYTE AERO 16 OLED BSF-A3JP964SP

メリット
  • 16インチのディスプレイは有機ELパネルで4K対応
  • 耐久性と強度を兼ね備えたデザイン
  • 大容量メモリと高速SSDを搭載
デメリット
  • 平均7時間のバッテリー

CPUにCore i9-13900H、グラボにRTX 4070 Raptopを搭載しており、ゲーミングノートPCでハイスペックです。

ディスプレイが4K、90Hz対応しており、滑らかで綺麗なグラフィックを出力できます。ほとんどのゲームを4Kで60fps以上だせるスペックです。

メモリが32GB、ストレージがCドライブにSSD 1TBとデスクトップと同等の容量になっています。重量が2.1kgと家ではもちろん、持ち運んで外出先でも楽しめるゲーミングノートPCです。

メーカー GIGABYTE
CPU Core i9-13900H
グラボ(GPU) GeForce RTX 4070 Laptop 8GB
メモリ 32GB
ストレージ 1TB NVMe SSD

MSI Prestige-16-AI-Studio-B1VFG-7003JP

メリット
  • 4Kかつ有機ELの高精細モニター
  • 16インチながら約1.6kgと非常に薄型・軽量
  • 低電力性能に優れたCPUでバッテリーが長持ちする
デメリット
  • 重いゲームではモニター性能を最大限発揮できない
  • 最大リフレッシュレートは60Hz

CPUにCore Ultra 7 155H、グラボにRTX 4060 Laptopを搭載しているゲーミングノートPCです。

モニターには4Kに対応した有機ELが採用されており、外付けモニターなしで4K解像度を楽しむことができます。
さらに、有機ELは黒の発色が非常にきれいなため、あらゆるゲームでより没入感の高い体験ができます。

また、本機は薄さと軽さが特徴的です。最薄部で約1.9mm、さらに16インチサイズながら1.6kgとゲーミングノートの中では最軽量の部類に入ります。

スペックも高く、モニターもきれいで、薄型軽量とノートPCとして最高峰の仕上がりとなっています。

FPSゲームをプレイせず、オープンワールドやRPGをメインにプレイする方に特におすすめしたいゲーミングノートPCです。

メーカー MSI
CPU Core Ultra 7 155H
グラボ(GPU) GeForce RTX 4060 Laptop
メモリ 32GB
ストレージ 1TB SSD

4Kでゲームを遊ぶために必要なスペック


4Kでゲームを遊ぶために必要なゲーミングPCのスペックをご紹介します。

最低限必要なスペックと快適に遊べる推奨スペックに分けて解説しますので、ぜひ参考にしてみてください。

4Kでゲームを遊ぶために最低限必要なスペック

ゲームを4K解像度で楽しむために、最低限必要なスペックです。

CPU Core i7-11700以上
グラボ(GPU) GeForce RTX 3060/Radeon RX 6600 XT以上
グラボメモリ(VRAM) 8GB以上
接続端子 HDMI2.0/DisplayPort 1.2以上

このスペックが4Kでゲームを遊ぶために必要な最低限のラインになります。

4Kで使うにはかなり低いスペックなので、アップスケーリング機能頼りになるうえに、VRAMが8GBしか搭載されていないため画質を上げにくくなっています。VRANの不足は大幅なfps低下を引き起こす原因になるため、無理に画質を上げるとまともにプレイできなくなります。

4Kでゲームを楽しむためには、少なくともこのスペックよりも上のゲーミングPCを選ぶのがおすすめです。

4Kで快適にゲームを遊ぶための推奨スペック

4Kでゲームを快適に遊べる推奨のスペックです。

CPU Core i7 14700以上
グラボ(GPU) GeForce RTX 4070 Ti SUPER以上
グラボメモリ(VRAM) 16GB以上
接続端子 DisplayPort 1.2以上

必要スペックと比べると、一気にハイエンドよりのスペックになります。

このスペックであれば、ネイティブ画質(アップスケーリング機能を使用していない状態)でも快適に遊べるゲームが多くなります。ネイティブ画質では重い場合はアップスケーリング機能を使用すれば非常に快適に遊べます。

高画質かつ60fps以上で4Kゲーミングを楽しみたい方は、紹介したスペックを参考にゲーミングを選びましょう。

4KゲーミングPCの選び方

4K解像度に対応するゲーミングPCの選び方をご紹介します。

お気に入りのゲーミングPCを見つけるために、ぜひ参考にしてみてください。

グラボとCPUの性能バランスを重視する

4Kで快適に遊べるゲーミングPCを選ぶ際は、グラボとCPUの性能バランスが非常に重要です。

特に、グラボだけ性能のよいものを選んでしまって、CPUの性能が追い付かずにグラボの性能を引き出しきれないというのは、よくある失敗です。

4Kで快適にゲームを楽しむためにはグラボの性能をしっかりと活かす必要があり、グラボの性能を活かすためには処理能力の高いCPUが必要になります。

したがって、どちらか一方のみを特化させるのではなく、どちらも性能のよいものを選びましょう。

グラボのVRAMを確認する

4Kなどの高解像度環境ではVRAM(グラボに搭載されているメモリ)の容量が、快適度に大きくかかわってきます。

VRAMにはグラフィックをスムーズに表示するために必要なアセットなどを一時保存するため、VRAM容量が不足すると大幅なfps低下を引き起こします。なかには、60fps程度から急に20fps程度になってしまうケースもあり、そうなるとゲームプレイどころではなくなってしまいます。

画質を下げるとこの問題を解消できますが、きれいな画面でゲームを楽しみたい場合はVRAMの容量をしっかりと確認してからゲーミングPCを選びましょう。

パーツがしっかりと冷却できるモデルを選ぶ

熱によるパフォーマンスの低下を防ぐためにも、パーツがしっかりと冷却できるゲーミングPCを選びましょう。

4Kなどの高解像度環境では、グラボやCPUに高い負荷がかかり発熱しやすくなります。その際に冷却が十分に行われないとパフォーマンスの低下が起こり、快適にゲームを楽しめなくなる可能性があります。

最悪の場合はPCの故障にまで発展する可能性がありますので、CPUは水冷式で冷やす、エアフローが優秀なケース、ケースファンが多数搭載されているなどの冷却能力の高いゲーミングPCを選びましょう。

4K対応ゲーミングPCについてよくある質問


4K解像度のゲーミングPCについて、よくある質問をまとめました。
4Kで楽しむためにはハイエンドなゲーミングPCが必要なため、失敗をしたくないと感じる方も多いはずです。少しでも疑問を減らして、お気に入りのゲーミングPCを見つけましょう。

4kにするとフレームレートが下がるって本当?

解像度が上がれば上がるほど、描写の画素数が増えるため、フレームレート(fps)は下がります。
画素数が増えると処理をする情報が増えるためです。

フルHDと4Kですと画素数が4倍違うため、単純な計算でフルHDで240fpsを4Kにすると60fpsになります

下がってしまったfpsを少しでも向上させたい人は、NVIDIAのRTXシリーズに搭載されている、DLSSの使用がおすすめです。
すべてのソフトに対して効果があるのではないのとRTXシリーズのみなどデメリットもありますが、非常に効果的な方法といえます。

FPSゲームには4Kは不利?

動きの激しいゲームでは、解像度4Kは不利です。
FPSはフレームレート(fps)によって勝敗が変わるゲームなため、グラフィックよりもフレームレート(fps)を重視しましょう。

画質も大事ですが、4Kで144fpsや240fpsに張り付くスペックを求めてしまうと、要求スペックが高すぎてしまいます。
解像度が上がるにつれて視認性が向上するため、ヴァロラントのような軽いFPSゲームであれば、フルHD360fps張り付きよりも4Kで144fpsがやりやすい人もいます。

基本的にはフレームレート(fps)が下がるため、不利といえますが、一定のフレームレート(fps)を確保できるのであれば、一概にいえません。

4Kでゲームをする時の注意点は?

解像度が4Kに対応しているゲームなのかを確認するなど、注意点はさまざまあります。
4Kを目的としてゲーミングPCを購入する際には、スペックを注意するのはもちろんですが、4Kに対応しているゲーミングモニターを準備しましょう。

モニターのなかでもDisplayPort 1.2以上に対応しているモデルでないと出力ができないです。解像度が大きくなるとゲーム画面内の文字が小さくなります。

設定により変更できるタイトルもありますが、できないタイトルの場合はモニターを大きくするしかありません。プレイしているゲームがUIやフォントを調整できるか、事前に調べておくことをおすすめします。

解像度が大きくなるとマウスの移動量も増えるため、解像度を変更した際にはマウスの速度を再設定が必要です。4K向きのゲーミングPCを買った後でもフルHDでプレイ可能で、設定も下げられます。必要スペックと対応しているモニターがあれば、後から変更できる項目もあります。

自分の目的のゲームとモニターは最低限調べておきましょう。

まとめ


解像度4KのゲーミングPCを紹介しました。4Kは画素数がフルHDの4倍もあり、非常に綺麗なグラフィックを再現できます。

ゲームを4Kでプレイするためには、高いスペックのゲーミングPCが必要です。

また、ゲーミングモニターも4Kに対応している製品でないと4K出力ができないため注意しましょう。

おすすめのグラボは、GeForce RTXシリーズで、DLSS設定でフレームレート向上が見込めます。

なお、FPSゲームの場合はフレームレートが下がる影響があるため、4Kでのプレイは不向きです。

一方で、MMORPGやシミュレーションはグラフィックが綺麗になるために4Kでのプレイに向いています。自分のプレイしたいゲームによって4K対応のゲーミングPCを購入するかを決めるのがおすすめです。