近年eスポーツの影響でゲームプレイヤーが増加しており、ゲームの快適なプレイには「ゲーミングマウス」が欠かせないアイテムとなっています。
特に最近のゲーミングマウスは軽量・多機能に加えて長時間のプレイでも疲労が少なくなるように設計されているので、プロゲーマーやハードな使い方をするユーザーにも人気の商品です。
高い性能と快適性を備えたゲーミングマウスは普段使いにも適しており、搭載されているマクロ機能にショートカットを割り当て、オフィス系ソフトに有効活用している人も少なくありません。ゲームをやらない在宅ワーカーでも、その多機能さからゲーミングマウスを選択する人が多くなっています。
本記事では、そんなゲーミングマウスについて初心者にもわかりやすく解説していきます。
もし、すぐにおすすめのゲーミングマウスをチェックしたい方は、下記から選んでタップしてみてください。
>>万人向けのゲーミングマウスはこちら
>>有線のゲーミングマウスはこちら
>>無線のゲーミングマウスはこちら
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【迷ったらこれ!】万人向けおすすめゲーミングマウス5選
初めてゲーミングマウスを買う時、「どれが自分に合っているのかわからない」と考える人は少なくありません。
ここでは「迷ったらこれ!」というおすすめゲーミングマウスを紹介します。
初心者ゲーマーにもおすすめのモデルなので、商品選びの参考にしてください。
商品型番 | G703 | RIVAL 3 WIRELESS | DAREU EM901X-PK | ZOWIE EC1-C | TUF Gaming M3 Gen II |
---|---|---|---|---|---|
商品画像 | |||||
メーカー | Logicool | SteelSeries | DAREU | BenQ | ASUS |
重量 | 95g | 106g | 85g | 270g | 59g |
ボタン数 | 6 | 6 | 5 | 5 | 6 |
最大DPI | 25600 | 18000 | 12000 | 3200 | 8000 |
接続方式 | 無線 | 無線 | 無線 | 有線 | 有線 |
Logicool G703
By: logicool.co.jp
- オプションで好みの重量に調整できる
- 使いやすいエルゴノミクスデザイン採用
- 1回の充電で60時間使用できる
- ワイヤレスなので、接続が切れる可能性がある
人の手の形に合わせて作られたエルゴノミクスデザインの本マウスは、最新のセンサーを搭載した数多くの人気タイトルをプレイするのに適したモデルです。
60時間のバッテリー駆動という「疲れ知らずのタフさ」は、ユーザーの楽しみを中断することなく長時間プレイの相棒になります。本製品は手になじみやすくフィット感が高いので、それを持つ手との一体感があり、ゲームの世界を縦横無尽に行動するのにふさわしいモデルです。
ワイヤレス仕様のためケーブルの煩わしさはなく、PC本体が離れていてもゲーミングに差し支えはありません。
オプションで重量の調整ができる重りがあるので、使用感にこだわる人にもおすすめです。
SteelSeries RIVAL 3 WIRELESS
By: steelseries.com
- クリックが高耐久
- さまざまな持ち方に対応できるエルゴノミクスデザイン採用
- 1回の充電で400時間使用できる
- ワイヤレスなので、接続が切れる可能性がある
- 便利機能がほとんどない
フィンガーグリップ・クローグリップ両方の持ち方でもフィットするエルゴノミクスデザインで、長時間のプレイでも疲労を軽減するように開発されたモデルがこの「RIVAL 3 WIRELESS」です。
疲れ知らずのボディ形状に加え、一般的なマウスをはるかに超える6000万回のクリックにも耐えるスイッチは、ヘビーユーザーの連続ショットによる連打でも壊れることなく正確なクリックができます。
感度のよい2.4GHzワイヤレス使用により、セキュリティ面を気にせず使えるので、普段使いや仕事など活躍の場に制限がありません。
最大400時間のバッテリー駆動は業界トップクラスで、電池切れの心配なくゲーミングに没入できます。
DAREU EM901X-PK
By: amazon.co.jp
- 有線、無線のどちらでも使用できる
- 軽量なので扱いやすい
- 充電スタンドに置くだけで簡単に充電できる
- クリック音が大きめ
- 便利機能がほとんどない
有線と無線の両方に対応しているゲーミングマウスであり、進化した内骨格デザインで薄くて軽量ながら耐久性に優れているのが魅力です。
軽量なゲーミングマウスはゲームプレイ中の機動性が向上するため、一瞬の判断や反応が求められるFPSゲームなどで真価を発揮します。
付属のマグネットRGBスタンドに置くだけで簡単に充電ができて、少しの充電で最大10日間連続使用可能な点も特徴です。
人工工学によって手にフィットするデザインなので、長時間使用していても疲労をあまり感じません。
BenQ ZOWIE EC1-C ゲーミングマウス
By: benq.com
- クリックが高耐久
- ケーブルの付け根が斜め上を向いているので、マウスパッドとケーブルが擦れにくい
- ドライバー不要で、接続するだけで簡単に使える
- マウスを左側に置く人には使いにくい
- 便利機能がほとんどない
エルゴノミクスデザインに基づいた形状で、右利き用のモデル。クローグリップ向けに設計されていますが、指先でしっかり持つタイプの人にもおすすめのモデルです。
有線なのでプレイ場所とPC本体が近い環境での使用に限定されますが、ケーブルの根本が斜め上を向いている独特の形状のおかげで、マウスパッドとの擦れが軽減し無線のような使い心地があります。
有線マウスなので、接続はプラグアンドプレイ。手間のかかる設定不要で、即ゲーミングを楽しめるのが強みです。
車輪のようなホイールは、指が滑りにくく細かい操作がしやすいデザインなので、ネットのブラウジングでも快適さを体験できます。
ASUS TUF Gaming M3 Gen II
By: asus.com
- 59gの超軽量ボディ
- 環境が変わっても設定を保持できるオンボードメモリ搭載
- 防水・防塵・抗菌加工が施されている
- 便利機能がほとんどない
59gの超軽量ボディに8000DPIの高感度センサーを持つ、エルゴノミクスデザインの有線ゲーミングマウスです。
ゲームのタイトルに合わせたDPI調整も可能で、切り替えの段数は4段。各タイトルに最適化したDPIで、手に汗握る臨場感を崩さずプレイを楽しめます。
IP56の防水・防塵性能に加え、ボディ表面には抗菌ガードが施されているので、手汗による故障や雑菌の繁殖を抑え清潔さを維持したままプレイが可能です。
オンボードメモリ機能があるので、自分用に設定したマウスを出先のパソコンでそのまま使用できるのは大きなメリット。デバイスの違いによるストレスを解決します。
【有線】おすすめゲーミングマウス5選
有線マウスの利点は「稼働時間に制限がないこと」です。ケーブル付きのため少々マウスパッドとの摩擦抵抗がありますが、時間を気にせず目の前の世界に没入できる一体感は、無線では得られない醍醐味があります。
ここではそんなおすすめの有線ゲーミングマウスを紹介していきます。
商品型番 | G203 | Basilisk V3 | MZ1 – ZY’S RAIL | HARPOON RGB PRO | RIVAL 5 |
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商品画像 | |||||
メーカー | Logicool | Razer | Xtrfy | CORSAIR | SteelSeries |
重量 | 85g | 127g | 56g | 85g | 85g |
ボタン数 | 6 | 11 | 6 | 6 | 9 |
最大DPI | 8000 | 26000 | 16000 | 12000 | 18000 |
Logicool G203
By: logicool.co.jp
- 軽さと耐久性を兼ね揃えている
- 6個のプログラムボタンを搭載
- ゲーミングマウスとしては非常に安価
- エントリーモデルとして無難にまとめられた性能だが、それゆえに特化した部分がない
外観の可愛らしい色とは対照的に、有線でもハードな使い方に耐えられる耐久性と正確性を備えた「初心者にもおすすめ」な有線ゲーミングマウスがこの「G203」です。
手の小さい人にもフィットする大きさで、ケーブルも柔らかいものを使用しているため、女性ゲーマーでも扱いやすくケーブルの抵抗をあまり感じません。
8000DPIの解像度は決して高い数値とは言えませんが、比較的ライトなゲームタイトルをストレスなく遊ぶにはちょうどよいスペックのマウスです。
その低価格さからコスパ重視のユーザーにも人気が高く、初ゲーミングマウスとしておすすめできます。
Razer Basilisk V3
By: razer.com
- 11個のプログラム可能なボタンが搭載されているので、工夫次第で便利に使える
- 親指レスト付きなので、長時間使用しても疲れにくい
- 親指レストの面積分摩擦が大きい
- 重量がやや重め
遅延を起こさず正確で素早い入力を求めるユーザーに好まれる有線ゲーミングマウスとしておすすめなのがこのBasilisk V3です。
手にフィットしやすい人間工学に基づいたフォルムに加え、26000DPIという感度の高いセンサーを使用しているので、アマチュアからプロゲーマーまで使う人を選びません。
鮮やかなLEDで外観を彩り、搭載された11個のボタンはユーザーに多様なシーンでの使い方や機能を発揮できるので、重量級タイトルからライトな作品までこの一台でプレイできます。
親指レスト付きなので、指の負担を抑え腱鞘炎の予防にも効果的です。
Xtrfy MZ1–ZY’S RAIL
By: xtrfy.jp
- 超軽量なので、少ない力で快適に使える
- 肉抜き穴のおかげで通気性が良いので、手のひらが蒸れない
- 集合体恐怖症の人などにはデザインがキツい
- 便利機能がほとんどない
ボディに明けられた多数の穴から内部のLEDが光る…という特徴的な外観を持つ「軽量化に特化した」ゲーミングマウスがこのMZ1–ZY’S RAILです。
わずか56gという軽量さを維持し、有線マウスの「安定した操作性」と「バッテリー要らず」の利点を備えた本モデルは、ヘビーユーザーの長時間のプレイを妨げません。
特徴的なハニカム構造(穴あき)が内部のLEDをさらに鮮やかにし、ユーザーに近未来的なシーンでのプレイを提供します。設けられた穴は「手のひらの冷却」にもなるので、手汗による操作ミスの防止にも。
ボディは人間工学に基づいた持ちやすく疲れにくい形状です。
CORSAIR HARPOON RGB PRO
By: corsair.com
- クリックやボタンが高耐久
- 専用のソフトでさまざまなカスタマイズが可能
- 肝心の専用ソフトウェアが使いにくい
- ケーブルの付け根が左に寄っているので、人によっては使いにくく感じる場合がある
高精度な光学ゲーミングセンサーを搭載し、最大12,000dpiまでの解像度調整が可能です。
軽量設計の85gボディに6つのプログラマブルボタンを備え、ボタン耐久性に優れるオムロン製スイッチを採用。
カスタマイズ可能なRGBバックライトを搭載し、統合管理ソフトウェア「iCUE」に対応しています。
これにより、ゲームプレイのパフォーマンスを向上させるとともに、個々のユーザーの好みに合わせたカスタマイズが可能です。
SteelSeries RIVAL 5
By: steelseries.com
- 摩擦が少なく、高耐久なメッシュケーブルを採用
- 防水・防塵性を備えた超高耐久なスイッチを使用
- プログラム可能なボタンを9個搭載している
- オールマイティな性能なので、特化した機能がない
フィンガーグリップ・クローグリップ両対応のボディは多用途マウスの名にふさわしく、耐久性の高いボタンを使用しているので、連打・連射の多いゲームに向いています。
ケーブルとマウスパッドとの摩擦を軽減するケーブルカバーを使用しているので、有線マウスでありながら無線のように軽く決定的瞬間を逃しません。
色鮮やかなLEDは、ゲーミングマウスとしての存在感を大きくし、最新かつ近未来的なデバイスを操作している感覚を体験できます。
9個のプログラム可能なボタン付きなので、タイトルによってはキーボード不要で遊べるので、机の上を有効利用したい人におすすめです。
【無線】おすすめゲーミングマウス5選
無線マウスの利点は「PC本体が離れていても使える」ことと「広い操作範囲」です。BluetoothならUSBポートを占有しないので、ノートPCがメインのユーザーには選択の第一候補になっています。
ここからは「おすすめの無線ゲーミングマウス」を紹介していきますので、商品選びの参考にしてください。
商品型番 | OROCHI V2 | M8 WIRELESS FROSTY MINT |
TUF Gaming M4 Wireless |
SABRE RGB PRO WIRELESS |
Atlantis Wireless Superlight |
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商品画像 | |||||
メーカー | Razer | Xtrfy | ASUS | CORSAIR | Lamzu |
重量 | 60g | 55g | 62g | 79g | 55g |
ボタン数 | 6 | 6 | 6 | 6 | 6 |
最大DPI | 18000 | 26000 | 12000 | 26000 | 26000 |
Razer OROCHI V2
By: razer.com
- 60gと軽量なので使いやすく、持ち運びにも便利
- 1回の充電で、Bluetooth接続なら約1000時間、無線接続なら約450時間使える
- 便利機能がほとんどない
- 小型なので手の大きい人は使いにくく感じる場合がある
手の小さい人でも使いやすい形状で、そのコンパクトさから「バッグに入れて出先でも使える」無線ゲーミングマウスがこのOROCHI V2です。
小型で使う場所を選ばないので、ゲーミングに限らず一般使いや仕事用としても高いパフォーマンスを発揮し、60gという超軽量でかつ高耐久のスイッチはユーザーに安心を提供します。
Bluetoothで950時間・無線で425時間という類を見ないバッテリー持続時間は、有線マウスのように電池残量を気にせず使えるので、出先で電池交換の手間がなく経済的です。
公式サイトでの購入の場合、ボディのデザインをお好みで変更できるサービスがあるので、気になる人はチェックしてみてください。
Xtrfy M8 WIRELESS FROSTY MINT
By: xtrfy.jp
- 軽量かつ高感度で、FPSやTPSに特化したマウス
- マウスを浮かせて移動させた際にブレにくい設計
- 充電しながらプレイが可能
- 便利機能がほとんどない
- ゲーミングデバイスらしい見た目は楽しめない
わずか55gという軽量のボディに最大26000DPIの高感度センサーを採用したeスポーツ向けに作られたマウスがこのM8 WIRELESSです。
可愛らしい外観ですが、独自のオリジナル左右対称形状で手になじみやすく、操作の精度が高まります。ウルトラ・ローフロントで先端を低くし、マウスを浮かせてスワイプした時にもブレのない位置決めが可能です。
バッテリー駆動は約75時間ですが、専用のケーブルを使用すれば充電しながらプレイを続行できるので、タイムロスの心配がありません。
フィンガーグリップ・クローグリップ両対応な形状で、「あまりボディが光らない」マウスを選びたい人におすすめします。
ASUS TUF Gaming M4 Wireless
By: asus.com
- 両手利き用に設計された珍しいモデル
- 高耐久かつ高精度のボタンを採用
- 抗菌ガード処理が施されているので清潔
- DPIなどの設定変更が面倒
市販のゲーミングマウスでは珍しい両手利き用に設計されたモデルで、サイズは多くの人が使いやすいと感じる中型程度のマウスです。
12000DPIの高感度センサーは、多数のタイトルのプレイに適しています。センサーの感度も変更可能で、激しい動きが必要なタイトルや精密射撃に重点を置くタイトルでもストレスのないプレイが可能です。
連打・連射に耐えられる高耐久・高精度のボタンを使用しているので、入力ミスが最小限になり、決定的瞬間を逃しません。
PBTカバーは「ASUSの抗菌ガード処理」をしているので、手汗で汚れても雑菌の繁殖を最小限にし、清潔さを保ちます。
CORSAIR SABRE RGB PRO WIRELESS
By: corsair.com
- プロeスポーツ選手との共同開発なので、eスポーツ用として品質が高い
- 専用のソフトでDPI設定やキーの割り当てが可能
- 手にフィットするエルゴノミクスデザインを採用
- 肝心の専用ソフトが使いにくい
フィンガーグリップ・クローグリップ両対応な形状で、プロのeスポーツプレイヤーが実際に使用テストをおこなって完成したモデルが「SABRE RGB PRO WIRELESS」です。
プロゲーマーの厳しいテストと人間工学に基づいた形状は使う人やシーンを選ばず、多種多様なタイトルのゲーミングだけでなく普段使いでもその性能を発揮します。
別のパソコンで使用する時も「オンボードメモリ機能」があるので、パソコンに接続するたびにゲーミングマウスを再設定する必要がありません。
最大90時間の連続稼働が可能なので、長時間プレイでも充電切れの心配がない点も魅力です。
Lamzu Atlantis Wireless Superlight Gaming Mouse
By: lamzu.com
- 有線、無線のどちらにも対応できる
- 軽量なので女性や子供でも使いやすい
- おしゃれなデザイン
- 便利機能がほとんどない
重さ55gという軽量のモデルで外観もシンプルですが、そのなかに26000DPIの高感度センサーと高耐久のボタンを搭載した「ハードなゲーミング」にも使えるマウスです。
フィンガーグリップ・クローグリップ両対応で、手の小さい人にもフィットする形状は未成年者や女性にも扱いやすいサイズ。ゲーミングだけでなくクリエイティブ作業や在宅ワークでも使いやすく活躍の場を選びません。
約70時間のバッテリー持続時間がありますが、ケーブルを繋いで有線マウスのように使うこともできます。USB Type-Cケーブルの差し込み口が狭く、幅の広い他社のケーブルは使えないので注意してください。
【ゲームジャンル別】おすすめゲーミングマウス
番外編として、ゲームジャンル別のおすすめゲーミングマウスをご紹介します。
そのジャンルに特化しているモデルが多いので、他のジャンルでは使いにくく感じてしまう場合もありますが、重点的にプレイしたいジャンルがある方は、ぜひ参考にしてみてください。
商品型番 | Ultralight 2 – Cape Town | G600t | Naga Trinity |
---|---|---|---|
商品画像 | |||
メーカー | Finalmouse | Logicool | Razer |
重量 | 47g | 133g | 120g |
ボタン数 | 4 | 20 | 最大19 |
最大DPI | 3200 | 8200 | 16000 |
FPS・TPS向けのおすすめゲーミングマウス
・Finalmouse Ultralight 2 – Cape Town
By: amazon.co.jp
- わずか47gと超軽量なので、手が疲れにくい
- 抵抗の少ないケーブルを採用していて、無線と変わらない使用感
- 自分の手に合わせてマウスの形状をカスタマイズできる
- FPSやTPS以外ではただの軽いマウスになってしまう
FPSやTPS向けのゲーミングマウスで重要なのは、軽さです。
なぜなら、エイムの精度を高めるためには、身体のパフォーマンスを一定に保つのが重要となるからです。つまり、重いゲーミングマウスを使用して手が疲れてくるなどはもってのほかということです。
そのため、本体重量が軽いゲーミングマウスがFPSやTPSではおすすめです。
本製品は重量がわずか47gと超軽量で、長時間プレイしていてもほとんど負担になりません。また、非常に軽量なので、ローセンシでも素早い動きが可能。
ゲーミングマウスとしての便利機能はほぼありませんが、FPSやTPSにおいてはデメリットになりません。
MMORPG向けのおすすめゲーミングマウス
・Logicool G600t
By: amazon.co.jp
- キーを割り当てられるボタンが20個も搭載されている
- クリックが3つ搭載されている
- どっしりとした重量で、安定感がある
- FPSやTPSで使うには重すぎる
- 多機能かつ多ボタンなので、使いこなすのに慣れが必要
MMOを快適にプレイしたい場合は、このロジクール G600tが圧倒的におすすめです。
理由は、本機に搭載された圧倒的な数のボタン。各ボタンにキーや機能を割り当たられますので、ほとんどのMMOではこれ1つで全てのスキルが使えます。
また、本機はクリックボタンが3つ搭載されているのもポイントです。本来は3つ目のクリックを押しながらサイドボタンを操作すると、シフト押しのように別の割り当てが呼び出されるというものですが、ここにもキーの割り当てができます。
多くのMMOでは、ターゲットの切り替えやダッシュがTabやShiftキーに割り当てられているので、これらをクリックに割り当てると快適性がぐっと上がります。
工夫次第で、どんどんMMOが快適になるゲーミングマウスですので、MMOを重点的にプレイしたい人におすすめです。
アクションゲーム・MOBA向けのおすすめゲーミングマウス
・Razer Naga Trinity
By: amazon.co.jp
- サイドボタンが7つの貴重なモデル
- 12個、7個、2個のサイドボタンの中から、好きなものをいつでも付け替えられる
- どっしりとした重量で、安定感がある
- FPSやTPSで使うには重すぎる
- プレイするジャンルを頻繁に変える人は付け替えが面倒
Razer Naga Trinityは、プレイするゲームジャンルに合わせて、サイドボタンを付け替えられる多用途モデルです。
付け替えられるサイドプレートは、12ボタンのMMO用、7ボタンのMOBA用、2ボタンのFPS用があり、特にMOBA用の7ボタンの製品はなかなか無いので貴重です。
7ボタンは意外と便利で、MMOほどサイドボタン数を必要としないMOBAやアクションゲームに適しています。12ボタンよりも押しやすく、直感的に使えるのも利点です。
また、サイドボタンにはそれぞれ好きなキーを割り振れます。スキルだけではなく、便利機能も割り当てておけば利便性がぐっと向上します。
普段プレイしていてやりにくいと感じている部分が一気に解消されますので、MOBAやアクションゲームを重点的にプレイしたい人はぜひチェックしてみてください。
ゲーミングマウスと一般的なマウスとの違いは?
ゲーミングマウスと一般的なマウスとの違いは、大きく分けて3つあります。
- 搭載されているセンサーが高性能
- 高耐久なハイグレードスイッチ
- 高いポートレート性能
ゲーミングマウスはその用途から高性能センサーが使われており、手元のかすかな動きにも反応します。一般的なマウスでは、読み取り精度の低さゆえプレイに支障が出る可能性は否定できません。
力強く連続したクリックにも耐えられるよう耐久性の高いボタンが使用されているのも一般的なマウスとの違いです。高耐久で故障に強く、自分に合ったものを長く使いたい人ならゲーマーでない人にもおすすめです。
PC側に情報を送信する速度(ポートレート)が早いのもゲーミングマウスの強みで、この速度が早いほど1秒当たりの情報密度が高くなり、細かい操作を反映させてストレスフリーなプレイができます。
ゲーミングマウスの選び方
ゲーミングマウスの理想的な選び方は「店頭にあるモデルを直接手に取ってみる」ことです。直接手で使う以上、自分の手にフィットしたものを選ぶのは、優先すべき要素で快適なプレイ環境を構築するうえで必須になります。
フィット感を確認したうえで選ぶポイントは次の5点です。
- 無線または有線
- ボタン数
- DPI・IPS
- 重さ
- オンボードメモリの有無
ここから各項目について簡単に解説していきます。
無線または有線で選ぶ
ゲーミングマウスを選ぶうえで、無線と有線のメリット・デメリットをまとめてみました。
種類 | メリット | デメリット |
---|---|---|
無線 | 自由に動かせる 机の上がすっきりする PC本体が離れていても使える |
マウス本体が重くなる 通信が不安定になる場合がある 充電・電池交換が必要 有線よりも高価 |
有線 | 軽量 通信が途切れない 低価格なモデルが多い 充電や電池交換が不要 |
コードが煩わしい 使用可能範囲が狭い |
このほかにも、「無線の場合、紛失の可能性」や「有線マウスのケーブル内部の断線」などの要素もあり、有線・無線のどちらが優れているかどうかは断言できません。
有線・無線どちらにもメリット・デメリットがあり、自室の環境や使い方により「どちらが最適なのか?」を選択する必要があります。
ボタン数で選ぶ
高機能のゲーミングマウスには多くのボタンが付いているモデルがあり、アクションに対するショートカット・ゲームタイトルごとのプロファイルが設定可能です。
多くのタイトルを遊ぶ場合、各タイトルに応じたプロファイルを設定しておけば、次回ゲームを起動した時にボタンひとつで設定を呼び出せます。そのほか、連射などのショートカットを登録すればボタンを連打する労力を軽減できるので、腱鞘炎の予防にも。
マクロ機能を悪用した「自動化による不在プレイ」でなければゲームの規約違反にはならないので、登録できるボタン数が多いゲーミングマウスは初心者にもおすすめです。
DPI・IPSで選ぶ
ゲーミングマウスの選択時には、DPI(解像度)やIPS(トラッキング速度)などの数値もチェックしておきましょう。
マウスのDPIは単位距離当たりの移動ドット数で、数値が大きいほど画面上で長距離の移動ができます。言い換えると「細かい動作で画面の端から端まで移動できる」ということなので、少ない動作で方向転換やマップの移動が可能になる…ということです。
IPSはトラッキング速度とも言われ、この数値が大きいほどマウスの素早い動きを正確に感知できます。一般的なタイトルなら150IPSもあれば問題ありませんが、400IPSあれば理想です。
重量で選ぶ
マウスの重量も快適なプレイには欠かせない要素で、一概に軽いほうがよいとは言えません。それぞれのメリットとデメリットを簡単にまとめました。
種類 | メリット | デメリット |
---|---|---|
軽い | 疲れにくい 瞬間的な操作がしやすい |
エイムがブレやすい 有線の場合、ケーブルの重さが枷に |
重い | 正確な操作がしやすい エイムしやすい |
指が滑りやすい マウスが動かしにくい 長時間のプレイに不向き |
操作感の好みやマウスの持ち方によっても変わってくるので、初めての購入なら店頭で実機を触ってみて選ぶのが理想的です。ネットの見た目だけでは自分に合ったフィット感・操作性はわかりません。
ゲーミングマウスは一般的なマウスよりも比較的高価なので、実機を体験してからの購入のほうがムダな費用も掛からないので、おすすめな方法です。
オンボードメモリの有無で選ぶ
オンボードメモリとは、マウスのボタンに割り当てた機能や設定をマウス本体に保存しておく機能のことです。この機能があれば、出先の別のPCでも自分に合わせたマウスの設定でゲームをプレイできます。
このオンボードメモリの機能はゲーミング以外でも使用できるので、会社支給のPCでも「自分用にカスタマイズしたマウスを使いたい」という人には選択肢としておすすめです。
ゲーミングマウスのおすすめメーカー
ここからはゲーミングマウスを販売しているおすすめのメーカーを紹介していきます。
最近は「手にフィットする」「疲れにくい」など人間工学に基づいた形状のものが各メーカーから開発・販売されており、高額なものが高性能で使いやすいとは言い切れません。
ここに紹介している以外にも多くのメーカーがゲーミングマウスを開発・販売しているので、気になる人は探してみてください。
Logicool(ロジクール)
ロジクールはスイス・ローザンヌに本社を置くLogitech International S.Aの日本法人で、ゲーミングデバイスに特化した「Logicool G」は国内外のプロゲーマーにも有名です。
マクロ機能が搭載されたゲーミング向けのキーボードやマウス・左手デバイスは人気の商品で、ゲーミング用途に限らず愛用しているユーザーは少なくありません。
ゲーミングマウスも有線・無線と多くのラインナップがあり、初心者ユーザーにも馴染みのあるメーカーです。
Razer(レイザー)
レイザーは、アーバイン(カリフォルニア州)とシンガポールの2か所に本拠地を置き、マウスやキーボード・ノートPCなどを開発・販売しているメーカーです。
他社メーカーよりも数段高い解像度を持つゲーミングマウスの販売から爆発的に人気が上がっており、爬虫類や昆虫の名前を付けたデバイスはゲーマーに人気の商品です。
ゲーミングに特化した周辺機器を多数販売しており、ゲーマーだけでなく多くのクリエイターにも人気の高い高性能なデバイスが揃っています。
Xtrfy(エクストリファイ)
エクストリファイは「ハイエンドeスポーツ機器」で有名な会社で、ヨーロッパ北部スウェーデンのスコーネに本拠地を置くブランドです。比較的新しい会社ですが、プロゲーマーに特化したゲーミングデバイスをメインに、世界55か国で販売しています。
ゲーマーのパフォーマンスを優先した商品はプロゲーマーにも人気が高く、世界中に愛用しているユーザーが存在します。
表面に多数の穴が空いている特徴的な外観は、軽量化にこだわるヘビーユーザーに人気のモデルで、売り切れ必至の商品です。
SteelSeries(スティールシリーズ)
スティールシリーズは、デンマーク・コペンハーゲンで2001年創業の品質・技術・機能性に特化したゲーミングデバイス専門の会社です。
プロゲーマーから高い支持を得ているメーカーで、マウスだけでなくヘッドセットやキーボード・スピーカなどゲーマーに人気のラインナップを揃えています。
軽量化に特化したハニカム(穴あき)マウスは人気の商品で、ネット通販でも売り切れ必至のモデルです。
ASUS(エイスース)
エイスースは、台湾台北市に本社を置くPCおよびPCパーツや周辺機器メーカーで、国内でも数多くのハイエンドゲーミングPCを販売しています。プロゲーマーからの支持が高く、人間工学に基づいたデザインのマウスはプロ・アマチュアに限らず人気の高い商品です。
センサーの感度や耐久性が高く、日常使いがメインのユーザーにもファンがいるので「定番」で信頼できるメーカーと言えます。
ゲーミングマウスについてよくあるQ&A
ここからは、ゲーミングマウスについてよくある質問に回答していきます。使い慣れた人でも「意外と知らなかった」ことや「コレ必要なの?」といった疑問のなかから特に多かったものを解説しています。
初めてゲーミングマウスを買う人や、普段から使っていて疑問に思ったことなどをいくつか回答しているので、デバイス選びの参考にしてください。
無線とBluetoothとの違いは?
無線とBluetoothは両方ともワイヤレスですが、接続方法に違いがあり、それぞれメリット・デメリットがあります。以下に簡単にまとめているので最適な接続方法を選んでください。
種類 | メリット | デメリット |
---|---|---|
無線 | 専用レシーバーで即使用できる 種類が豊富 |
接続にUSPポートが必須 |
Bluetooth | 障害物に強い USBポート不要 |
ペアリングの手間がある OS起動直後は反応しない |
余談ですが、USB3.0のデータ通信でHDDのデータ書き込みをしている時、2.4GHz帯のノイズが出るため、無線・Bluetoothともに通信障害が出る恐れがあるので注意してください。
マウスパッドは必須?
マウスパッドを使用すると、搭載しているセンサーの感度が良くなり正確な操作が可能になります。
それに加えて「適度な滑り心地」があるため、「素早く止まる」「素早く動く」などといった急な動作でも正確でキビキビした動きが可能です。
マウス底面の消耗も低減できるので、マウスソールの寿命も上がります。
モデルによってはワイヤレス充電が可能なものもあるので、予算に余裕があるなら購入を検討してみましょう。
手が小さい人におすすめのゲーミングマウスは?
今回の記事で紹介したモデルのなかでは…、
などは手が小さい人でもおすすめできるモデルになっています。
もちろん、手が小さい人はサイズの小さいマウスでないとダメだということはないので、実際に店頭で触って確認することをおすすめします。
ゲーミングキーボードとゲーミングマウスのメーカーは同じ方が良い?
基本的にはメーカーを揃えた方が便利です。
なぜなら、キーの割り当てやマクロの登録などを行うユーティリティーソフトを共有できるからです。
違うメーカーのものを使用している場合は、各々の対応しているユーティリティーソフトを使用しなければなりませんが、メーカーを統一していれば一つのソフトで簡単に設定ができます。
ただ、裏を返すと利点はその程度であって、別々のメーカーのものを使用していても全く問題はありません。
基本的にはメーカーを揃えた方が便利ですが、ユーティリティーソフトを使い分けるのが苦にならないのであれば、違うメーカーのものを使用していても問題ありません。
まとめ
本記事では有線・無線のメリットからゲーミングマウスの選び方について解説しました。現在は多くのメーカーがゲーミングマウスを販売しており、今回紹介したのはその一部でしかありません。
大きさだけでなく、形状や重さ・ボタン数など選び方ひとつで、ゲームの快適さは格段に変わります。
一般向けマウスと違い高性能で高価なため、外観や値段だけで選んでしまうと逆にストレスになり、楽しむどころではありません。最悪の場合手首を痛めてしまう可能性もあるので、店頭で実機に触ってみるのが一番の選び方です。
この記事の情報が、最適なゲーミングデバイス選びの一助になれば幸いです。