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ARKが重い?カクつく原因や対処法を環境別に解説!

世界中でプレイされているオープンワールド恐竜サバイバルアクション、『ARK: Survival Evolved』。

そんなARKのようなサンドボックス型のサバイバルアクションゲームは、アクセスできるオブジェクトが膨大なため、動作が重いという問題が常に付きまといます。

「ARKをプレイするとき、いつもカクついて思うようにプレイできない」という方も多いのではないでしょうか。

そこで今回は、ARKが重くて困っている方のためにARKが重い原因と対処法を解説します。

PC版・PS4版・Switch版の環境別に原因と対処法を詳しく解説するので、ぜひ最後までご覧ください!

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【共通】ARKが重い原因と対処法

プラットフォームに共通して言えるARKが重い原因と対処法を解説します。

プラットフォームに関係ない原因ですので、ハード面ではなく環境やプレイスタイルが主な原因になっています。

【原因】回線に問題がある

回線速度が遅いと動作が重く感じる場合があります。

ARKのようにインターネットに接続するゲームは、サーバーとデータのやり取りをしています。

回線の速度が遅いと、プレイヤーのゲーム画面とサーバー上のデータに矛盾が生じてしまいます。

例えば、木を切ったとします。

この時行われるプロセスは、木を切る→「木を切った」という情報がサーバーに送信される→「木が切られてオブジェクトが消えて素材を入手した」という情報がサーバーから返信される。といった流れになります。

このプロセスに遅延があると、操作に対してのレスポンスが遅くなりますので重く感じます。

【対処法】回線を変更する

回線が遅い場合は回線を変更するのが効果的です。

ただ、回線を変更する前に、以下のことを試してみましょう。

まず、ルーターやモデムの再起動を行いましょう。

ルーターやモデムは、長時間動作し続けるとパフォーマンスが低下する場合があります。

再起動によって、機器が本来のパフォーマンスを取り戻せば重い症状が改善される可能性があります。

ルーターやモデムの再起動で改善しなかった場合は、少し時間を置いてみましょう。

何らかの原因で回線が混雑して、回線が遅くなっているだけの可能性もあります。

この場合は、一時的に遅くなるだけですので、少し時間を置けば改善する可能性があります。

少し時間を置いても改善しない場合は、回線の変更を検討しましょう。

【原因】建築物が多い・大きい

ARKはフィールド上のどこにでも自由に建築できるのが魅力の一つですが、建築物が多いと重くなります。

理由はシンプルで、描画しなければならないオブジェクトが増えるからです。

同様の理由で、建築物が大きい場合も重くなる可能性があります。

また、フィールドにあるオブジェクトが少ない草原のような場所より、森の中のようなオブジェクトが多い場所に大きい拠点を作ると顕著に重くなります。

ほかにも、フィールドのオブジェクトが少なくても、細かいパーツを大量に組み合わせて作った建築物などは、負荷が高いので重くなる原因になります。

【対処法】建築物を減らす・コンパクトにする

この問題は、重くなっている理由がシンプルな分、解決方法もシンプルで、表示されるオブジェクトを減らせばいいだけです。

建築物を減らす、またはコンパクトにするだけで重い問題は解決できます。

ただ、「必要な建築物ばかりで減らせない」という方もいると思います。

その場合は、建築物の装飾を減らすなどで、オブジェクトの数を減らしてみましょう。

それでも重い場合は、建築物を分散させてみましょう。不便にはなりますが、描画範囲外に建築物を移すと処理が軽くなります。

このように、表示されるオブジェクト数に気を配って建築すれば、この問題を解消できる可能性が高くなります。

【PC版】ARKが重い原因と対処法

ここからは、PC版のARKが重い原因と対処法について解説します。

PC版のARKをプレイしていて重いと感じている方は、ぜひここを参考にしてみてください。

【原因】スペックが足りていない

ARKが重い原因で、最も多いのがスペック不足です。

解説の前にARKの必要動作環境を見てみましょう。

プロセッサー Intel Core i5-2400/AMD FX-8320 or better
メモリ 8 GB RAM
グラフィック NVIDIA GTX 670 2GB/AMD Radeon HD 7870 2GB or better
ストレージ 60 GB 利用可能

この表がARKの必要動作環境なのですが、重い原因で最も多いのがスペック不足という理由はここにあります。

というのも、このスペックでは動かすのが精いっぱいで、とても快適に遊べないからです。

もちろん、これは必要動作環境であって、快適に遊べる推奨動作環境ではないので当然です。

ARKを快適に遊ぶためには、2024年現在のミドルスペック以上のゲーミングPCが必要になりますので、重い場合は自分のPCのスペックをチェックしてみましょう。

【対処法】ゲーミングPCを新調する

スペック不足でARKが重い場合は、ゲーミングPCの新調を検討しましょう。

ARKはかなり重いゲームですので、快適に遊ぶためには、それなりにマシンパワーのあるゲーミングPCを用意しなくてはなりません。

ARKを快適に遊びたいなら、以下の製品が特におすすめです。

商品名 GALLERIA XA7C-R46T
メーカー ドスパラ
CPU Core i7-14700F
グラボ GeForce RTX 4060 Ti 8GB
メモリ 32GB
ストレージ 1TB SSD

GALLERIA XA7C-R46Tは、20万円台でありながら非常に高性能なミドルスペックモデルです。

恐竜たちがどれだけ密集しても、カクつくことなく滑らかで高画質な映像出力を維持します。

「ARK以外のゲームでもよくカクつく」という方は、ぜひこの機会にGALLERIA XA7C-R46Tに買い替えてみてはいかがでしょうか。

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【対処法】スペックが足りていないパーツを交換する

スペック不足の場合、ゲーミングPCを新調せずにパーツの交換で解決する場合があります。

全体的にスペックが高いPCを使用しているのに、一部分だけスペックが低い場合などがそうです。

例えば、「CPUとグラボのスペックは高いがメモリが少ない場合」や「CPUとメモリは十分だがグラボのスペックが低い場合」などです。

この場合はメモリを増設する、もしくはグラボを交換するだけで快適にARKで遊べるゲーミングPCになります。

以下にARKで快適に遊べるスペックの目安とおすすめの記事を表にまとめましたので、参考にしてみてください。

【原因】グラフィック設定が高すぎる

それなりにスペックが高いゲーミングPCでプレイしているのに重いという方は、グラフィックの設定が高すぎるのが原因かもしれません。

ただでさえ重くなりがちなジャンルのゲームですので、ほかのゲームのような感覚でグラフィック設定をするとマシンパワーが不足してしまいます。

ほかのゲームはグラフィック設定を高くしても快適に遊べるけど、ARKだけ重いという方は、PCの性能とグラフィック設定のバランスが取れていない可能性があります。

重いと感じた場合は、グラフィック設定をチェックしてみましょう。

【対処法】グラフィックを適切な設定にする

グラフィック設定が高くて重くなっていた場合は、グラフィックを適切な設定に変更しましょう。

プリセット設定を下げても問題ありませんが、できるだけグラフィックにこだわりたい方は細かく設定しましょう。

その場合に意識したいのは、「常に描写されているか?」という点です。

影や光に関する設定やテクスチャの品質がこれにあたります。常に描写を軽減できるので、軽くなったのを一番実感しやすい設定項目になります。

ほかにもLoDや環境隠蔽などの、見えない部分や見えにくい部分の描写設定を下げるのもおすすめです。

上記の設定から少しずつ設定を下げていって、快適に遊べるベストな設定を見つけましょう。

【PS4版】ARKが重い原因と対処法

ここからはPS4版のARKが重い原因と対処法について解説していきます。

PS4版のARKで快適に遊びたい方は、ぜひ参考にしてみてください。

【原因】グラフィック設定を下げていない

ここまで、ARKは重いゲームだということをお伝えしてきましたが、正直なところ、ARKで快適に遊ぶにはPS4はマシンパワー不足です。

もちろんPS4版はPS4で遊べるように最適化していますが、それでもマシンパワー不足を補えるほど軽量化されていませんので、基本的には重いままです。

そのため、グラフィック設定を下げずにプレイしていると、重いと感じる方が多くなります。

重いと感じている方で、グラフィック設定を変更していない方はこれが原因の可能性が高いです。

【対処法】グラフィック設定を変更する

PS4版で重い症状を改善する一番簡単な方法は、グラフィックの設定を下げることです。

ただ、PC版と違ってPS4版ではグラフィック設定で変更できる項目が多くありません。

グラフィックのクオリティに関する項目はほとんどありませんが、OFFにできるものは全てOFFにしましょう。

特に、垂直同期はエラー落ちの原因にもなっていますので、優先してOFFにするのをおすすめします。

PS4 ProやPS5でプレイしている場合は、高画質化という項目がありますので、軽くしたい場合はこちらも忘れずにOFFにしておきましょう。

【原因】初期のPS4を使用している

ARKが重い原因に、初期のPS4を含むノーマルPS4でプレイしているというのが挙げられます。

ノーマルのPS4はスペックがギリギリなので、ARKで快適に遊べるほどのパフォーマンスを発揮できません。

さらに、初期型のPS4を使用している場合は、経年劣化によるパフォーマンスの低下も合わさって、より重い症状が出やすくなります。

また、PS4はストレージにHDDを採用しているため、読み込み速度が低速です。

そのため、ゲームに必要なデータを呼び出すのに時間がかかってしまい、重いと感じる原因になっています。

【対処法】PS4のスペックアップをする

この問題を解決するには、PS4のスペックをアップさせるしかありません。

ただ、パーツの交換などでPS4のCPUやGPUのスペックを上げるのは難しいので、作業が比較的簡単なストレージの換装をしましょう。

PS4のストレージをHDDからSSDに換装するだけで、読み込み速度が倍以上速くなります。

ゲームのグラフィックデータの呼び出しが速くなるので、動作がスムーズになります。

ほかにも、PS4 Proを使用して遊ぶという方法もあります。

基本スペックが向上していますので、ノーマルのPS4よりもARKで快適に遊べます。

最後に、PS4の項目なので趣旨がずれますが、可能であればPS5に乗り換えるのが一番効果的です。

【スイッチ版】ARKが重い原因と対処法

スイッチ版のARKが重い原因と対処法について解説していきます。

ARKがプレイできるプラットフォームの中で、重いと悩んでいる方が最も多いと思いますので、ぜひ参考にしてみてください。

【原因】ハードの処理能力が追い付いていない

スイッチ版のARKが重い原因は、ハードの処理能力が低いからです。

PS4でも重いゲームを、PS4よりもスペックの低いスイッチでプレイしているので、重いのも仕方ありません。

スイッチ向けにテクスチャの簡素化や描画距離を短くするなどの工夫がされていますが、それでも重い場面ではfpsが20程度まで落ちてしまいます。

スイッチの場合はスペック不足という根本的な問題を解消する方法はありませんので、他の方法で軽くするしかありません。

【対処法】ガンマ値を下げる

スイッチ版はグラフィック設定で調整できるのはガンマ補正だけですので、ここを調整しましょう。

ガンマ補正は出入力している機器同士の色合いを調整する機能で、ここを調節することで余計な処理をしなくて済むようにします。

大した負荷ではありませんが、スイッチ版はグラフィック調整でできることが少ないので、軽くするためにもできるだけやっておきましょう。

ガンマ補正の調整とともに、影のチェックボックスを外すのも忘れずにしておきましょう。

【対処法】コマンドで沸きリセットをかける

恐竜などの生物が沸きすぎると重くなってしまいますので、コマンドで沸きをリセットしましょう。

一時期は無限沸きバグがあったため、この沸きリセットがかなり有用だったのですが、バグが解消された今も軽量化に役立ちます。

やり方は、オプションからコンソールを開いて、DestroyWildDinosと入力すればできます。

プレイ中に重くなってきたと感じたらコマンドを実行してみましょう。

まとめ

ARKが重い原因と対処法を環境別に解説してきました。

ARKは重いゲームなので、どうしたら軽くできるのかと悩んでいた方も多いと思います。

まず、共通の問題として、回線の問題と建築物の多さや大きさが原因であると解説しました。

対処が難しい場合もありますが、できる範囲で対処しましょう。

PC版は、スペック不足とグラフィック設定の問題があります。解説した対処法を参考に改善しましょう。

PS4版とスイッチ版は、できることが少ないなかで、重い問題を解消するためにできることを解説しました。

スペック面はどうしようもありませんが、記事を参考にできる限りの改善策をしてみましょう。

自分のプレイしている環境に合わせて、適切な対処をして快適にARKを楽しんでください。