ゲーミングPC

【2024年】配信や動画編集におすすめのゲーミングPC8選|配信に必要なものも紹介

近年、配信をする人が増えています。

気軽に配信できるアプリや、プラットフォームが昔と比べると増えました。そのうえ、コロナで配信を見る人が増え、配信という行為に興味を持つ人も増えています。

さらに、スマホひとつだけでも配信可能です。誰でも配信者になれる時代だと言えます。

ただし、PCがあるほうが配信の幅が広がるのも事実です。

ゲーム配信などは、スマホやタブレットだけではできません。ゲーム配信がしたい方や、幅広い配信がしたい方などには、高性能のゲーミングPCがおすすめです。

そこで本記事では、配信におすすめのゲーミングPCや配信に必要なものなどについて解説していきます。

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また、本記事にはプロモーションが含まれます。

配信用ゲーミングPCおすすめ5選【初心者~上級者】

ここまで、配信用ゲーミングPCの選び方について紹介してきました。それらを参考にすれば、自分に合う配信用ゲーミングPCを選ぶのは難しくありません。とはいえ、ゲーミングPCは数が非常に多いです。

そこで今度は、配信用ゲーミングPCのおすすめモデルを5つ紹介していきます。初心者向けから上級者向けまで幅広く紹介するので、ぜひご参考ください。

メーカー 製品名 CPU GPU メモリ ストレージ
ドスパラ GALLERIA XA7C-R46T Core i7-14700F GeForce RTX 4060 Ti 32GB 1TB NVMe Gen4 SSD
ドスパラ GALLERIA ZA7C-R47S Core i7-14700F GeForce RTX 4070 SUPER 32GB 1TB NVMe Gen4 SSD
マウスコンピューター G-Tune FZ-I7G7A Core i7-14700KF GeForce RTX 4070 Ti SUPER 32GB 2TB NVMe Gen4×4 SSD
マウスコンピューター G-Tune FZ-I9G90 Core i9-14900KF GeForce RTX 4090 64GB 2TB NVMe Gen4×4 SSD
フロンティア FRGBLZ790/B Core i7-14700F GeForce RTX 4070 Ti SUPER 32GB 1TB NVMe SSD

ドスパラ GALLERIA XA7C-R46T

メリット
  • ユーザーの使いやすさを考慮したモデル
  • ミドルレンジのPCでありながら25万円以下で買える
  • 安定した作業環境を維持する冷却性能
デメリット
  • バランスは優れているが、突出した部分が少ない

本機は、雑談配信とゲーム配信に使いやすいゲーミングPCです。

CPUは、Core i7-14700Fを採用しています。Core i7-14700から内蔵グラフィックを排除したモデルです。処理性能は、Core i7-14700と違いがありません。Intelの特徴であるシングルコアはもちろん、マルチスレッド性能が高いので、ゲーム配信や動画編集で使いやすいです。

さらに、RTX 4060 Tiを採用しています。軽いゲームなら144fps以上のフレームレートを安定して出せるので、視聴者に快適なゲーム映像を届けられるのがいいところです。

メモリは標準で32GB搭載されているため、重いゲームはもちろん、ゲームをしながらの配信や動画編集にも活躍するスペックです。

そして、本機はこのスペックで25万円未満の価格なのが魅力的。この構成であれば、25万円以上するモデルが多いです。同等性能のほかのモデルよりも、コスパが高いモデルだと言えます。

CPU intel Core i7-14700F
GPU NVIDIA GeForce RTX 4060 Ti
メモリ DDR4-3200 16GB×2(32GB)
ストレージ NVMe Gen4 SSD 1TB

ドスパラ GALLERIA ZA7C-R47S

メリット
  • クリエイティブ作業に幅広く対応
  • 水冷CPUクーラーを標準搭載
  • 23個のUSBポートを搭載した配信向けのマザーボード
デメリット
  • ストレージ容量に悩む部分がある

本機は、GALLERIA ZA7C-R47をベースに、使用パーツを配信向けに特化させたモデルです。配信や動画編集などさまざまなクリエイティブな作業に使うためのPCとなっており、配信で使う様々な拡張機器を接続するために23個のUSBポートを搭載している点が特徴です。

CPUは一般的に広く使われているCore i7-14700Fの上位モデル「Core i7-14700KF」です。

また、CPUクーラーにはDeepCoolの最上位モデル「LS520」を搭載。高い冷却性能を持ちつつも、騒音を抑えており、配信に影響の出るノイズが発生しにくいようになっています。

GPUは、RTX 4070 SUPERという高性能モデルを搭載しています。軽いゲームならフルHDで200fpsは出せるのがいいところです。配信しながらでも、安定したフレームレートが出せます。

配信でも144fps近いフレームレートを出したい方には、最適なGPUだと言えます。

メモリには最新規格のDDR5メモリを32GB搭載しているため、配信はもちろん、最適化不足のゲームや重い動画編集ソフトでも快適に動かせます。

高性能ゲーミングPCと同等の性能で、配信に特化したモデルが欲しい方におすすめです。

CPU intel Core i7-14700KF
GPU NVIDIA GeForce RTX 4070 SUPER
メモリ DDR5-4800 16GB×2(32GB)
ストレージ NVMe Gen4 SSD 1TB

マウスコンピューター G-Tune FZ-I7G7A

メリット
  • 幅広いゲームタイトルを遊べる
  • 動画編集やゲーム配信も高画質で取り組める
  • 冷却性能が高くて熱暴走による不安定さを解消
デメリット
  • ゲームプレイだけならスペックを持て余す

本機は、ゲーム配信やゲーム実況動画の編集に最適な性能を持っているゲーミングPCです。

CPUには、Core i7-14700KFを採用しています。16コア24スレッドと、Core i7-14700Fと同時処理できる命令の数は同じですが、クロック周波数が3.40GHzとCore i7-13700Fの2.10GHzに比べ高くなっています。
クロック周波数が高いため、処理速度が高速になるのがいいところ。配信や動画編集をサクサクとこなせます。

さらに、GPUにはRTX 4070 Ti SUPERを採用。フルHDでは、240fpsを目指せるゲームもあるほどの高性能GPUです。WQHD解像度でも、140fps以上が出せます。

配信で使ったとしても、設定を上げすぎなければ144fps以上でプレイ可能です。FPSのゲーム配信や実況動画に最適な性能だと言えます。

そして、メモリがDDR5-5600の高速モデルかつ32GBと大容量です。これだけの性能があれば、重いゲームも配信可能。そのうえ、多少重い配信画面を作ったとしても、対応できます。

配信の幅を広げたい方におすすめのゲーミングPCです。

CPU intel Core i7-14700KF
GPU NVIDIA GeForce RTX 4070 Ti SUPER
メモリ DDR5-5600 16GB×2(32GB)
ストレージ NVMe Gen4×4 SSD 2TB

マウスコンピューター G-Tune FZ-I9G90

メリット
  • 重量級タイトルのリアルタイム配信も快適
  • ヘビーユーザーにもおすすめできるスペック
  • 高負荷作業でも安心しておこなえる
デメリット
  • スペックを扱い切るには専門知識が求められる

本機は、Vtuber配信もこなせるほどのハイエンドゲーミングPCです。

CPUには、Core i9-14900KFを採用しています。現行世代では、最高クラスの性能を持つCPUです。

24コア32スレッドで、並列処理できる命令の数が非常に多いのが特徴。Live 2Dを動かすためのソフトとOBS、ゲームを全て同時に動かしても問題ないほどの性能があります。マルチスレッド性能が非常に高いため、配信や動画編集向きです。

さらに、GPUにはRTX 4090を採用しています。4K解像度でも、100fps以上で快適にプレイできる最高クラスのGPUです。フルHDならオーバースペックだと言える性能なので、配信でもフレームレートを大きく落とさずに済みます。

グラフィックが綺麗なオープンワールドゲームなどの配信がしたい方や、4Kの動画が作りたい方には最適です。

そして、メモリが64GBと非常に大容量。これだけあれば、どのような作業でもメモリ不足に陥りません。

Vtuberとして3D配信もできるような、総じて最高性能のゲーミングPCです。

CPU intel Core i9-14900KF
GPU NVIDIA GeForce RTX 4090
メモリ DDR5-480032GB×2(64GB)
ストレージ NVMe Gen4×4 SSD 2TB

フロンティア FRGBLZ790/B

メリット
  • 水冷式CPUクーラーと大口径ファンで冷却性能が高い
  • 1000Wの大容量電源ユニットを搭載
  • 拡張性やメンテナンス性に優れている
デメリット
  • ゲームプレイだけならオーバースペック

本機は、Core i7-14700FとRTX 4070 Ti SUPERを組み合わせたミドルハイエンドのゲーミングPCです。

この組み合わせであれば、配信をしながらでも、フルHDで144fpsでプレイできます。FPSやTPSなどフレームレートが重要なゲームを配信でプレイしたい方に、最適な構成です。

さらに、水冷式CPUクーラーを搭載しています。

CPUクーラーには空冷式と水冷式の二種類があり、水冷式のほうが冷却性能が高いです。

空冷式は、ファンが風を送ることでCPUを冷やします。風の力だけなので、どうしても冷却性能には限界があるものです。そのうえ、熱を持つとファンの回転数が上がり、音が大きくなります。

一方水冷式は、冷却液がCPUから熱を奪いながら循環し、ラジエーターという金属部品に熱をためる方式です。ラジエーターにファンが風を送ることで冷却し、再度冷却液が循環します。

液体の力と風の力の両方を使うため、空冷式より冷却性能が高いです。そのうえ、ファンの負担が小さくなるため静音性能も高くなります。

本機は、配信や動画編集などの負荷が高い作業を行う際の発熱を抑えられるのが特徴です。発熱を抑えることで、熱暴走による性能低下が起きず、配信がより安定します。

CPU intel Core i7-14700F
GPU NVIDIA GeForce RTX 4070 Ti SUPER
メモリ DDR5-5600 16GB×2(32GB)
ストレージ NVMe SSD 1TB

配信用ゲーミングPCおすすめモデル3選【最高性能】

ここまで、配信用ゲーミングPCのおすすめモデルを5つ紹介してきました。今度は、最高性能のゲーミングPCに絞って、配信用におすすめのモデルを3つ紹介していきます。Vtuber配信がしたい方や、せっかくだから最高クラスのゲーミングPCが欲しい方はぜひご参考ください。

メーカー 製品名 CPU GPU メモリ ストレージ
ドスパラ GALLERIA UA9C-R49 Core i9-14900KF GeForce RTX 4090 32GB 1TB Gen4 SSD/2TB HDD
マウスコンピューター DAIV FW-X3N20 Intel Xeon w3-2423 NVIDIA RTX 2000 Ada 64GB 1TB SSD
フロンティア FRGBLSZ790/SG3 Core i9-14900F GeForce RTX 4090 32GB 2TB M.2 NVMe SSD

ドスパラ GALLERIA UA9C-R49

メリット
  • Vtuber配信も可能
  • 配信しながら高フレームレートで遊べる
  • ゲーム制作などクリエイティブ用途でも快適
デメリット
  • 配信や動画編集などをしないならオーバースペック

本機は、ドスパラの最高性能ゲーミングPCです。

CPUには、Core i9-14900KFを採用しています。24コア32スレッドという構成で、配信や動画編集などの重い作業を非常に快適に行えるのが特徴です。

そのうえ、オーバークロック時には最大5.8GHzというクロック周波数が出ます。処理速度が非常に速いです。配信や動画編集、ゲーム制作などあらゆる作業をサクサクとこなせます。

さらに、GPUにはRTX 4090を採用。4Kでも高フレームレートを出せる最高クラスのGPUなので、プライベートで4K出のゲームプレイがしたい方におすすめです。4K動画の編集にも、もちろん使えます。

配信ではオーバースペック気味ではあるものの、どのような重いゲームでも配信できるというのは大きな利点です。

メモリは32GBと配信や動画編集では十分ですが、ほかにより重い作業をすることがある場合は64GBにカスタマイズすることをおすすめします。

CPU Core i9-14900KF
GPU GeForce RTX 4090
メモリ DDR5-4800 16GB×2(32GB)
ストレージ 1TB Gen4 SSD/2TB HDD

マウスコンピューター DAIV FW-X3N20

メリット
  • 動画編集に使いやすい構成
  • クアッドチャネルによる安定したメモリ性能
  • 大量の処理を高速で行える
  • クリエイティブな作業に向いている
デメリット
  • クリエイター以外には使いにくい

本機は、マウスコンピューターが発売しているワークステーションです。

CPUには、Intel Xeon w3-2423を採用しています。6コア12スレッドと、ゲーミングPC向けのモデルと比較すると控えめです。それでも、コア数の倍のスレッド数があるため、並列処理には向いています。

特徴的なのは、ブーストクロックです。4.20GHzと高速なので、重い作業をブーストクロックして行うのに向いています。

さらに、OSにWin11 Pro for workstationを採用しているのがいいところです。大量の処理を高速で実行するために作られたOSで、実際に処理速度が非常に速いのが特徴。動画編集などの処理速度が重要な作業には、最適です。

GPUとして採用されているRTX 2000 Adaは、ベンチマークスコアで見るとRTX 3060程度のゲーミング性能を持っています。
ゲーム次第では、フルHDで144fps程度を目指せる性能がありますが、ゲーミングPC向けのモデルではないため、ゲーミング性能はそこまで高くありません。

そして、16GBメモリを4つ搭載したクアッドチャネルも魅力的。メモリを複数搭載させることで、動作が安定しやすくなります。クアッドチャネルの64GBの本機は、動作の安定性が非常に高いです。

重い作業をしても、動作が不安定になることがありません。

クリエイター以外には勧めにくいPCですが、その反面、クリエイターには非常におすすめのPCです。

CPU Intel Xeon w3-2423
GPU NVIDIA RTX 2000 Ada
メモリ DDR5-4400 16GB×4(64GB)
ストレージ 1TB Gen4 SSD

フロンティア FRGBLSZ790/SG3

メリット
  • 現行最高のゲーミング性能
  • 特徴的なビジュアルのパーツを採用
  • 1500Wの超大容量電源を搭載
  • 配信にも動画編集にもそのほかクリエイティブな作業にも使いやすい
デメリット
  • メモリが32GBとCPU・GPUに対して少なめ

本機は、現行最高のゲーミング性能を誇るゲーミングPCです。

CPUには、Core i9-14900Fを採用しています。24コア32スレッドで、マルチスレッド性能が高いCPUです。配信や動画編集など、同時にさまざまな命令を実行しなければならない作業に向いています。

そのうえ、最大クロック数が5.8GHzと高いです。ブーストしなくても非常に処理が高速なので、CPUに無理させすぎることなくサクサク動かせます。

GPUにはRTX 4090を搭載。4Kでも高フレームレートで遊べる性能がある、現行最高性能のGPUです。CPUの処理性能とあわせて、配信しながら高フレームレートで遊べる性能だと言えます。

ストレージは2TBと大容量です。ゲーム配信をする方でも、ストレージが不足しにくいのがいいところ。動画編集をする場合はこれでも不足するので、外付けSSDやHDDを使うのがおすすめです。

また、電源に1500Wの80PLUS Platinum電源を搭載。有り余る電源容量と高い電源効率で、RTX 4090の性能を余すことなく発揮させることができます。

さらに、グラフィックカードを縦置きするデザインや、CPUクーラー、メモリ、GPUもRGBライティングに対応しているため、配信で映すゲーミングPCとしても非常に映えるビジュアルとなっています。

CPU intel Core i9-14900F
GPU GeForce RTX 4090
メモリ DDR5-5600 16GB×2(32GB)
ストレージ 2TB M.2 NVMe SSD

ゲーム配信に必要な7つの周辺機器

ここまで、配信におすすめのゲーミングPCを紹介してきました。配信をするには、マイクやミキサーなどの周辺機器も必要になります。そこで今度は、ゲーム配信に必要な周辺機器とおすすめの周辺機器を7つ紹介していくので、ぜひご参考ください。

マイク

配信をするなら、マイクは必須です。ヘッドセットのマイクでも配信はできますが、音質があまりよくありません。ヘッドセットに搭載されているマイクは、VCなどの通話を前提に設計されています。

そのため、音質や機能は最低限です。

配信をする場合は、別途マイクを導入することをおすすめします。

マイクにはコンデンサーとダイナミックがありますが、配信用としてはコンデンサーがおすすめです。ダイナミックマイクはミキサーが必要な製品が多く、初心者には必要な周辺機器が増えるのがネック。

一方コンデンサーマイクは、USBに対応しているマイクが多いです。

集音性能も高いので、雑談配信やゲーム配信がしやすくなります。

Blue Yeti X

配信用マイクとしては、Blue Yeti Xがおすすめです。

幅広い配信者に人気のBlue Yetiの性能強化モデルで、USBマイクとしては最高クラスで音質がいいのが魅力的。そのうえ、価格が約2万円と高すぎないのもいいところです。

音質傾向は、フラット。配信向けのマイクには低音を強く拾うモデルが多いですが、本機はそのようなこともなく、バランスよく音を拾います。

そのうえ、ノイズが入りにくいのがいいところです。ゲインを上げすぎなければホワイトノイズもなく、リップノイズなども入りにくくなっています。

さらに、指向性を変えられるのがいいところです。

無指向性と単一指向性、双指向性、ステレオの4種類から選択できます。背面のつまみで簡単に切り替えられるのが、いいところです。

  • 単一指向性:正面の音のみ拾う
  • 無指向性:360度の音を披露
  • 双指向性:前後の音を拾う
  • ステレオ:左右に音が振り分けられる

雑談配信、対面のトーク配信、ゲーム配信、ASMR配信など幅広い用途で快適に使えます。

モニター

ゲーミングPCを使うなら、モニターも必要です。デスクトップPCにはモニターがないので、配信に限らず必ず必要になります。

モニターは、解像度とリフレッシュレートとサイズが重要です。

解像度は、画面に表示されるドットの数を示す値のこと。ドットの数が増えることで画像や映像をより細かい部分まで描写できるので、画質がよくなります。そのうえ、画面の表示領域が広くなるので画面が広くなったような感覚になり、作業効率が高くなるのが特徴です。

ただ、解像度だけが高い場合は使いにくくなります。解像度が高くなると、画面サイズも大きくならなければいけません。狭い画面に多くのドットが並ぶため、アイコンや文字サイズが小さくなってしまいます。

フルHDなら24インチ以上、WQHDなら27インチ以上、4Kなら30インチ以上が基本です。

さらに、リフレッシュレートは1秒間に画面に表示される画像の枚数のこと。フレームレートと同じです。そのため、高フレームレートで遊びたい場合、モニターのリフレッシュレートが高くないと意味がありません。

BenQ ZOWIE XL2746K

おすすめのモニターは、BenQ ZOWIE XL2746Kです。

・最大リフレッシュレート:240Hz
・解像度:フルHD
・画面サイズ:27インチ
・応答速度:0.5ms

フルHDの27インチモニターで、画面が大きめなのが特徴です。配信ではさまざまな画面を同時に表示させなければならない場面があるので、画面サイズが大きいのは非常に魅力的だと言えます。

さらに、リフレッシュレートが240Hzと高いです。本記事で紹介したPCの多くは200fps以上が出せる性能があるので、相性がいいと言えます。

リフレッシュレートが高すぎても低すぎても、フレームレートと合わないのがポイント。リフレッシュレートが高すぎる場合には、映像の乱れが発生することがあります。PC性能と一致していることが重要です。

そして、応答速度が高速なのも魅力的。

応答速度は、画面の色が切り替わるのにどれだけ時間がかかるかを表す値のことです。これが速くなると、映像のブレが軽減されます。より映像を滑らかに楽しめるだけでなく、ブレが少ないためFPSなどで敵を狙いやすくなるのがいいところです。

ヘッドセット

配信をするなら、ヘッドセットまたはヘッドホンも必要です。ゲームの音や配信のBGMをスピーカーで流すと、マイクがそれを拾ってしまいます。イヤホンは長時間使うと痛くなることがあるので、自分の頭に合うヘッドセットまたはヘッドホンを使うのがおすすめです。

ヘッドセットを選ぶうえで大切なのは、音質と装着感。

音質に関してはある程度いいほうが、ゲーム音をよりよい状態で楽しめるようになります。配信者が楽しんでいるかどうかで、配信の面白さが変わるので、案外重要な点です。

そのうえ、音質に関しては定位感も考慮するのがおすすめ。定位というのは、音の方向と距離のことです。定位感がいいというのは、音の方向と距離を正確に聞き分けやすい状態を指します。

定位感がいいヘッドセットを使うことで、FPSなどのゲームでより有利になるのがポイントです。

また、装着感も重要。配信となると、少なくとも1時間以上は使うことになります。頭が痛くならないよう、装着感が良好でなおかつ自分に合うヘッドセットを選ぶのが重要です。

Razer Kraken

ヘッドセットでおすすめなのは、Razer Krakenです。

ゲーマーというよりも、配信者に人気があるモデルになっています。

まず、装着感が良好です。側圧があまり強くないので、メガネをかけていても痛くなりにくいのがいいところ。フィット感も高く、顔を激しめに動かしても外れにくいです。Live 2Dで激しく頭を動かしたい場合でも、使えます。

さらに、音質も良好です。Razerらしい足音などのSEを強調するようなチューニングになっています。FPSなどを配信でプレイする方には特に、おすすめです。

もちろん、SEだけでなく低音がよく使われるゲームミュージック全般との相性がいいので、ゲーム音楽をよりよい状態で楽しめます。

キャプチャーボード

キャプチャーボードというのは、ゲーム機の映像と音声をPCに投影させるための機械のことです。SwitchやPS5などのゲーム機のタイトルも配信したい方には、必需品となっています。

キャプチャーボードにゲームハードを接続し、キャプチャーボードをPCと接続。これで、OBSなどの配信ソフトでゲームハードの画面をキャプチャできるようになります。使い方は、どの製品も非常に簡単です。

そんなキャプチャーボードを選ぶ際に重要なのは、対応している端子とパススルー出力の有無の二つ。

解像度に関しては、配信はフルHDが基本なので、あまり気にする必要はありません。フルHDに対応しているキャプチャーボードが、主流です。

対応している端子については、種類によって接続できるゲーム機が変わります。HDMIに対応していれば、近年のゲームハードの多くを接続可能です。

ただ、HDMIのみに対応しているキャプチャーボードの場合は、レトロゲームを接続できません。レトロゲーム機の多くは、コンポジット端子です。これとHDMIの両方を搭載していれば、最新ゲームもレトロゲームも配信できます。

そして、パススルー出力について。

パススルー出力というのは、モニターとPCの両方に出力することです。モニターでは、テレビに接続したときと同様に遅延のない映像が見られます。PCに映す場合にはどうしても遅延が発生することがあるので、遅延を気にするならパススルー出力がおすすめです。

AverMedia LIVE GAMER EXTREAME 3 GC551G2

AverMedia GC551G2は、多くの配信者に人気の定番キャプチャーボードです。

フルHD60fpsはもちろん、4K30dpsにも対応しています。PS5など4Kに対応しているゲーム機でも使えるのが、いいところです。

さらに、パススルー出力ができます。遅延がない映像をチェックできるうえに、パススルー出力の場合4K60fps、フルHD240fpsまでの映像が見られるのがいいところです。

そして、3.5mmのLINE端子が搭載されています。音声をミキサーに入力して、ミックスした音声を音声ソースとしてOBSなどで使えるのも本機の魅力です。

ただし、ゲーム機との接続はHDMIとLINE端子の2種類。コンポジット端子には対応しておらず、レトロゲームの実機配信には不向きなので注意しましょう。

とはいえ、全体的に高性能かつ高機能で使いやすいキャプチャーボードです。

webカメラ

実写配信やLive 2DでのVtuber配信をする場合は、Webカメラも必要です。ゲーム配信でも、実写のワイプを配信画面に出したい場合には、Webカメラが必要になります。

Webカメラは、フルHDの60fpsに対応していることが重要です。それより性能が低い場合は、快適な配信画面が作れません。60fpsを下回ると、映像が少しカクカクとしてしまいます。フルHDより低い解像度だと、映像があまり綺麗になりません。

そのうえで、快適性を高めるような機能が搭載されているかどうかが大切です。

Logicool StreamCam C980

配信用のWebカメラでおすすめなのは、Logicool StreamCam C980です。

本機は、フルHDの60fpsに対応しています。実写配信や実写のワイプを綺麗かつ滑らかにできるので、おすすめです。

さらに、クリップ式なのでモニターなどに簡単に取り付けられます。取付場所は自由ですが、正面を向いた画角が配信上は望ましいため、モニター上部に付けるのが最もおすすめです。

そして、本機には人間の顔を検知して顔の動きに追従する機能があります。顔が動いてもスムーズに対応できるうえに、ピントも自動で合わせられるので楽です。

ミキサー

ミキサーは、主にマイクなどのオーディオ機器を接続したり、音声エフェクトをかけたりするのに使います。XLR端子のマイクの場合は必須ですが、USBマイクの場合は必須ではありません。

ただ、視聴者をより楽しませたい方には、USBマイクを使っている場合でもミキサーの導入をおすすめします。

ミキサーがあれば、さまざまなオーディオ機器を接続して、音をミックスできるのがいいところです。たとえばギター配信をする場合は、ギターと声をうまくミックスできます。

また、単純に音質という面でもミキサーがあるほうが有利です。マイクのノイズが低減されるなどの効果があります。

そのうえ、複数の音のミックスをつまみで感覚的に調整できるのも便利です。単純に音に関する配信上の利便性を上げるという意味でも、視聴者をより楽しませるという意味でも、ミキサーは活躍します。

YAMAHA AG03MK2

YAMAHA AG03MK2は、配信者の間では定番のミキサーです。大人気の前機種よりも音質がよくなりました。ノイズがより少なくなっているので、さまざまなマイクの音質向上に使えます。

さらに、配信でよく使うボリュームのつまみが下部に集中しており、操作性が良好です。つまみの近くにはアイコンがあり、どの音声を調整できるのかが一目でわかります。慣れれば見ずに調整できるようになるので、非常に便利です。

そして、イコライザー調整も細かく可能。プリセットも複数内蔵されており、初心者から上級者までが扱いやすいミキサーです。

また、これ単体で効果音は出せませんが、エコーはかけられます。エコーを瞬時に切り替えたいときにも、便利に使えるミキサーです。

編集ソフト

動画編集をする場合は、動画編集ソフトが必要になります。

Aviutlなどの無料ソフトでもある程度は可能ですが、無料ソフトではできることが限られます。さまざまな追加機能を入れることもできるものの、操作が複雑になるため、初心者向けとはあまり言えません。

最初から有料ソフトを使うのが、おすすめです。

また、動画投稿者だけでなく自前で切り抜き動画を作りたい配信者の方も、しっかりとした有料の編集ソフトを使いましょう。切り抜き動画も、クオリティが高いほうが新規視聴者に見られやすいです。

<h4>Adobe Premiere Pro</h4>
編集ソフトでおすすめなのは、Adobe Premiere Proです。サブスクリプション形式のソフトですが、料金に見合うだけの価値があります。

まず、プロ向けの映像編集ソフトなので高度な編集がしやすいです。そのうえ、ほかの編集ソフトでは複雑な操作が必要なエフェクトを、Premiere Proでは簡単な操作でかけられます。

一見難しそうな編集が簡単にできるので、初心者にも使いやすいです。

もちろん、プロ並みの編集技術を目指すには勉強が必要になります。

それでも、操作しやすいソフトなうえにノウハウがネットに豊富にアップされているため、勉強がしやすいです。動画編集をしたことがない方でも、使いながら勉強していくことでクオリティの高い動画が作れるようになります。

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配信や動画編集に必要なゲーミングPCのスペックとは

配信や動画編集をする場合、ある程度の性能が必要です。必要なスペックの目安を知らなければ、適切なモデルは選べません。

そこでまずは、配信や動画編集に必要なゲーミングPCのスペックの目安について、解説していきます。

配信に必要なゲーミングPCのスペック

配信と言っても、そのスタイルはさまざまです。ゲーム配信をする場合と、雑談配信のみの場合とでは、必要なスペックは変わります。

ここでは、ゲーム配信と雑談配信の二つをメインにすることを想定して、必要なゲーミングPCのスペックを紹介するので、ぜひご参考ください。

CPU

配信は、OBSなど複数のファイルを同時に動かす必要があります。OBSだけでも、配信画面に表示させる素材の数によっては重くなることが多いです。

そのため、マルチスレッド性能が高いCPUが必要になります。

CPUにはコアとスレッドというものがありますが、これが非常に重要です。

コアは、演算回路のこと。コアひとつに対して、ひとつの命令を処理します。

スレッドは、同時に処理できる作業の単位のことです。4コア4スレッドの場合は、処理できる作業の数はコア数と同じ4になります。

一方4コア8スレッドの場合、コアは4つなのに8つまで作業を処理可能です。

このように、1つのコアで複数の作業を行うことをマルチスレッドと呼びます。

マルチスレッド性能が高いと、配信などの同時にさまざまな処理を並行しなければならない作業に有利です。

そんなマルチスレッド性能が高いCPUとして、おすすめなのは「Core i7-13700」というパーツ。

16コア24スレッドで、高いマルチスレッド性能を持っています。そもそものコア数も多いので、処理性能が全体的に高いです。

世代がひとつ前で、配信用のハイエンドPCで人気があったCore i9-12900Kを上回る性能があります。

この性能があるため、雑談配信やゲーム配信、作業配信など幅広い配信をこなせるのがいいところです。

GPU

GPUは、グラフィックの処理を行うパーツです。GPUがないと、ゲームを快適に遊べません。

配信用ゲーミングPCであれば、RTX 4060以上がおすすめです。

ゲーム配信では、グラフィック性能が重要。グラフィックの性能が低いと、動きがカクカクしてしまい、快適な配信ができなくなります。

RTX 4060は、軽いゲームで144fpsが出せるのがいいところです。

fpsというのは、フレームレートの単位のこと。

フレームレートは、1秒間に画面に表示される画像の枚数を示す値です。これが多くなると、動きが滑らかになります。

RTX4060は、配信しながらだと144fpsは難しいですが、それでもカクつくようなゲームのほうが少ない程度には性能が高いです。

ここを最低ラインとして考えて、配信でプレイしたいゲームのジャンルなどからGPUを選びましょう。

メモリ

メモリは、PCが処理するデータを一時的に保管しておくための領域です。配信は一般的にはメモリの消費量が大きいので、快適に配信をするには大容量なメモリが必要になります。

具体的には、32GB以上がおすすめです。

ゲーム配信をする場合は、32GB以上は必須。
理由は、配信とゲームの両方ともがメモリ消費量が大きいことです。

配信は、同時に複数の作業を行います。OBSで素材をいくつか組み合わせている場合は、それだけでも重いです。

そこにゲームが加わるとなると、処理の負荷はより高くなります。

さらに、昨今は推奨メモリ容量が16GBのゲームが多いです。16GBだと、配信ソフトにメモリを回せなくなります。

そのため、ゲーム配信をするなら32GB以上がおすすめです。

動画編集に必要なゲーミングPCのスペック

動画編集は、求めるクオリティなどにもよりますが、基本的には配信よりもやや低めのスペックで対応可能です。

たとえばゲーム動画の場合、フルHD解像度が一般的になります。You Tubeなら、動画時間は10分から20分程度が多いです。この程度の動画編集なら、配信よりも必要なゲーミングPCのスペックは低くなります。

ここでは「フルHD解像度で20分程度の動画」を編集すると仮定して、ゲーミングPCのスペックの目安を解説するので、ぜひご参考ください。

CPU

CPUは、Core i5-13400以上が望ましいです。

これより性能が下がると、フルHDの20分程度の動画でも、処理性能が足りなくなる可能性があります。

Core i5-13400は、10コア16スレッドのCPUです。Core i5シリーズとしては、マルチスレッド性能が高いのが特徴となっています。Core i7-12700よりも、性能が高いです。

ゲーム性能が高く、動画編集などのマルチスレッドが必要な処理にも強いのが魅力だと言えます。

このスペックであれば、基本的には性能が不足しません。

GPU

GPUは、配信用と同じ基準の「RTX 4060」以上が望ましいです。

結局、フレームレートは動画にすると60fpsなどに落とすのが一般的。

ただ、プレイ中にはフレームレートは高いほうがいいです。RPGなら60fpsが出せればいいですが、FPSなら特に144fps付近があったほうがプレイがしやすくなります。

144fps付近あると、敵の動きを追いやすくなるのがいいところです。

もちろんRPGでも、近年は60fpsを出すのにそれなりのスペックが必要になります。これも、RTX 4060以上なら対応可能です。

メモリ

動画編集用のゲーミングPCのメモリは、最低16GBを目安にしましょう。

フルHDの動画編集だけなら、32GBはオーバースペック気味です。

16GBもあれば、不足することはあまりありません。You Tube動画で、そこまでメモリ消費が激しい編集をすることは基本的にはないのが理由。

ただし、録画段階ではゲームと録画ソフトの両方の処理が必要です。16GBを基準にして、なるべくメモリ容量が大きいモデルを選びましょう。

ゲーム配信用PCの選び方

ゲーム配信用PCの選び方

ここまで、配信用ゲーミングPCに必要なスペックについて紹介してきました。配信と動画編集では、必要なスペックの目安は変わります。とはいえ、困った場合は配信用のスペックを基準にして選べば、動画編集用としても困ることはありません。

ただ、ほかにも配信用ゲーミングPCを選ぶうえで大切なポイントがいくつかあります。

そこで今度は、配信用ゲーミングPCの選び方について解説していくので、ぜひご参考ください。

配信スタイルから選ぶ

配信スタイルによって、必要なゲーミングPCのスペックは変わります。先述のスペックは、ゲーム配信を前提とした基準です。

ゲーム配信に使うなら、先述の通りのスペックを基準にするのがおすすめ。もちろん、より配信を快適にしたい場合には、より高性能なゲーミングPCを使うのもアリです。

ただ、雑談配信をメインとしてゲーム配信はしない場合は、少しオーバースペック気味だと言えます。

雑談配信をメインとする場合、GPUの性能はあまり必要ありません。配信画面を動かせる程度のグラフィック性能があればいいので、エントリークラスのGPUでも対応可能です。

ただ、配信という処理自体が重いことに変わりはないので、CPUの処理性能とメモリ容量はある程度必要になります。

とはいえ、ゲームがない分、削ることは可能です。

「Core i5-13400」以上のCPUで、「16GB」以上のメモリ容量があれば快適に雑談配信ができます。

Core i5-13400は、第13世代のエントリークラスCPUです。初心者向けではありますが、10コア16スレッドでマルチスレッド性能が高く、配信に十分使える処理性能があります。

また、Vtuber配信がしたい場合は先述のスペックと同等以上の性能を持つゲーミングPCが必要です。

Live 2Dの場合は、同等の性能で問題ありません。

3D配信がしたい場合は、Core i9-13400などの高性能CPUと64GBの大容量メモリを搭載しているゲーミングPCがおすすめです。どちらも、現行のゲーミングPCでは最高クラスだと言えます。

このように、配信スタイルによって必要なゲーミングPCの性能が大きく変わるため、ゲーミングPCを選ぶ前に配信スタイルを決めておくのが重要です。

25万円以上の価格帯から選ぶ

配信用ゲーミングPCを選ぶ際の予算は、最低でも25万円は必要です。

先述の配信用ゲーミングPCに必要なスペックを満たすモデルは、25万円以上が多い傾向があります。セール時にはそれより安くなるモデルもありますが、通常時で25万円を下回るようなモデルはなかなかありません。

そのため、ゲーム配信を前提とする場合は最低でも25万円必要です。

Vtuberではなく、雑談配信のみを行う場合は15万円から20万円のゲーミングPCでも、対応可能。予算感覚も、配信スタイルによって異なります。

Vtuberとして3D配信をしたい場合は、最低でも40万円です。メモリ容量を重視すると50万円以上になることが多いので、予算は多めに用意しておきましょう。

デスクトップPCから選ぶ

ゲーミングPCにはデスクトップ型とノート型がありますが、配信用としてはデスクトップのほうがおすすめです。

ノートPCは、負荷が高い作業をするとすぐに高熱になります。冷却台を使っても、冷却がなかなか追い付かないことが多いです。デスクトップ型のほうが、内部にゆとりがあるうえに高性能のクーラーを搭載させやすいため発熱は抑えられます。

発熱による性能低下の心配をあまりしなくてもいいので、デスクトップのほうが配信用としては快適です。

さらに、配信用となるとゲーミングノートPCの良さを活かせないのも、デスクトップのほうがおすすめな理由のひとつとなっています。

ゲーミングノートPCは持ち運べるのがいいところですが、配信は部屋で行うものです。持ち運べるかどうかは関係ないので、ゲーミングノートPCを選ぶ理由がありません。

1TB以上のSSDを搭載しているモデルから選ぶ

ストレージに関しては、1TB以上のSSDがおすすめです。

容量が1TB以上必要な理由は、配信素材やゲームなどで容量を消費すること。雑談配信だけだとしても、音楽素材や画像素材・映像素材などを使うことがあります。よりよい配信を目指せば目指すほど、素材は増えるものです。

これらの素材で消費する容量は、バカになりません。

さらに、ゲーム配信をする場合はゲームでも容量を消費します。さまざまなゲームを配信する場合は、1TBでも足りなくなることがあるほどです。

そのため、最低でも1TBの容量が必要になります。

HDDではなくSSDがおすすめな理由は、SSDのほうがデータ通信速度が速いことです。

ゲームのロードだけでなく、配信ソフトの動作もより速くなります。データの読み書きが行われる作業全般がサクサク動くようになるので、配信用ゲーミングPCはSSDが基本です。

ただ、ゲーミングPCを選ぶ時点でストレージは基本的にSSDになります。HDDのみを搭載しているゲーミングPCはあまりないので、ストレージの種類に関してはそれほど気にする必要はありません。

配信用ゲーミングPCに関するよくある質問

ここまで、配信用ゲーミングPCのおすすめモデルや配信に必要な周辺機器などについて、詳しく紹介してきました。最後に、配信用ゲーミングPCに関するよくある質問の答えを解説していきます。

わからないことがある方は、ぜひご参考ください。

ゲーミングPCで配信する方法は?

PCに必要な機器を接続し、配信ソフトの設定を行えばゲーミングPCで簡単に配信できます。

配信ソフトは、OBSが一般的です。OBSの「シーンの作成」から、配信画面を作成できます。事前に集めておいたフレーム素材をソースとして設置したり、ゲーム画面をソースとして設定したりすれば配信画面を作成可能です。

そうして配信画面を作ったら、今度は自分の配信アカウントとの紐づけを行います。この方法は、配信プラットフォームによって変わるので注意しましょう。

アカウントとの連携ができて、配信画面が完成し、機器の接続も完了すれば配信ボタンを押すだけです。

また、配信を切るときはOBSの配信終了ボタンを押します。

ゲーミングPCでVtuber配信をするのに適した性能は?

ゲーミングPCでVtuber配信をするのに適したスペックは、以下の通りです。

CPU Core i9-13900以上
GPU GeForce RTX 3070以上
メモリ 32GB以上

配信ソフトとゲームだけでなく、Live 2Dを動かすためのソフトが必要になります。その分、配信に必要な処理性能が高いです。Core i9-13900以上であれば、2D配信・3D配信問わず快適に動きます。

GPUは、3D配信をするならRTX 3080以上あったほうがいいですが、基本的にはRTX 3070以上で問題ありません。あとは、遊びたいゲームを快適に遊べるスペックを基準に、選びましょう。

また、同時に動かすソフトの数が一般的な配信よりも多いため、メモリの容量も当然大きい必要があります。2Dの場合は32GBで十分ですが、3Dの場合は念のためより大きいメモリを搭載させるのがおすすめです。

ゲーミングPC2台で配信するメリットは?

ゲーミングPCを2台使って配信することで、配信に必要な処理を切り分けられます。

たとえば配信用PCとゲーム用PCに分ければ、ゲームの処理の負荷をゲーム用PCに担わせることが可能です。これにより、配信をしながらでもフレームレートが下がらなくなります。そのうえ、配信用PCの処理性能も圧迫しにくいです。

また、Vtuberの場合はバーチャルの肉体の動きを認識させるPCと配信用PCで分けて、配信する人もいます。

さまざまな配信スタイルで、より快適に配信できるように処理の負担を分散させられるのがいいところです。

ゲーム用PCの映像を配信用PCに投影させる場合は、キャプチャーボードなどを使います。案外簡単に2台での配信ができるので、配信をより安定させたい方にはおすすめです。

おすすめの配信プラットフォームは?

基本的には、You Tubeがおすすめです。

You Tubeは利用者が多く、また、配信と動画の両方で活動できるのが強み。配信に関して疑問が生じたときも、ネット上に豊富な知識がアップされています。トラブルのときなどに求めるヘルプを見つけやすいのも、You Tubeの強みです。

ただし、配信スタイルや目的などによって適したプラットフォームは変わります。

あまり多くない人数でマイペースに配信したいなら、ツイキャス。ASMR配信だけをするならSPOONなど、さまざまな選び方があります。

ひとつに絞り過ぎず、さまざまなプラットフォームの情報を集め、自分に最適な配信場所を見つけるのがおすすめです。

まとめ

本記事では、配信用ゲーミングPCの選び方とおすすめモデル、配信に必要な周辺機器などについて紹介してきました。

配信に使うなら、ある程度スペックが高いゲーミングPCが必要です。周辺機器も、たとえばマイクなどの必需品にはこだわることをおすすめします。これらにこだわらなければ、快適な配信は作れません。

より快適で楽しい配信が作れるように、自分の配信スタイルなどから必要なゲーミングPCや周辺機器の性能を見極めることが、最も重要です。