ゲーミングPCは、20万円前後で買えるモデルが特に人気があります。20万円以下で買える人気ゲーミングPCもあり、この価格帯でもゲームを十分快適にプレイ可能です。
20万円前後のゲーミングPCは、人気タイトルを快適にプレイできる性能を持っています。性能が不足するケースは、一般的な用途であればまずありません。
ただ、この価格帯は人気があるだけにモデル数も多いです。選ぶのに、迷ってしまうことがあります。
そこで本記事では、20万円前後で購入できるゲーミングPCのおすすめモデルや選び方などについて解説していくので、ぜひご参考ください。
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予算20万円以下で手に入るおすすめゲーミングPC5選
まずは、予算20万円前後で手に入るデスクトップゲーミングPCのおすすめモデルを5つ紹介していきます。20万円以下で購入できるモデルが多いので、少しでも予算を抑えたい方にもおすすめです。
メーカー | 商品名 | CPU | GPU | メモリ | ストレージ | 価格 |
---|---|---|---|---|---|---|
ドスパラ | GALLERIA RM5C-R46T | Core i5-14400F | GeForce RTX 4060 Ti | 16GB | 500GB SSD | 184,980円(税込) |
ドスパラ | GALLERIA XA7R-R46T | Ryzen 7 5700X | GeForce RTX 4060 Ti | 16GB | 1TB SSD | 186,980円(税込) |
マウスコンピューター | G-Tune DG-I5G6T | Ryzen 5 4500 | GeForce RTX 4060 Ti | 16GB | 512GB SSD | 189,800円(税込) |
サイコム | G-Master Velox II AMD Edition | Ryzen 5 5600 | GeForce RTX 4060 | 16GB | 1TB SSD | 181,550円(税込) |
フロンティア | FRGAMLB760M/SG1 | Core i5-14400F | GeForce RTX 4060 | 16GB | 1TB SSD | 189,800円(税込) |
ドスパラ GALLERIA RM5C-R46T
By: dospara.co.jp
- Apexなどを144fps以上で遊べるゲーム性能
- 簡単な動画編集程度には使える作業性能
- 処理速度が高速なDDR5メモリを搭載
- ストレージ容量が小さい
本機は、ゲーム性能を重視して価格を抑えている高コスパゲーミングPCです。
GPUには、RTX 4060 Tiを採用しています。ApexをフルHDの最高画質設定で144fpsから200fps前後のフレームレートで、快適に遊べる高性能ミドルクラスGPUです。
フレームレートというのは、1秒間に画面に表示させる画像枚数のこと。多くなればなるほど、映像が滑らかになります。Apexのような対人ゲームでは、144fps以上で遊ぶ人が多いです。
20万円以下という価格帯で購入できるゲーミングPCとしては、ゲーム性能はトップクラスだと言えます。
さらに、CPUにはCore i5-14400Fを採用。エントリークラスのCPUですが、簡単な動画の編集作業程度には使える性能が魅力です。ゲーム性能も高く、RTX 4060 Tiと組み合わせてもGPUの性能を遺憾なく発揮できます。
そして、メモリにはDDR5規格を採用。2024年時点で最新の規格で、データ通信速度と処理速度が高速なのが特徴です。PCのさまざまな処理が、快適に行えます。
CPU | Core i5-14400F |
---|---|
GPU | GeForce RTX 4060 Ti |
メモリ | 16GB |
ストレージ | 500GB Gen4 SSD |
価格 | 184,980円(税込) |
ドスパラ GALLERIA XA7R-R46T
By: dospara.co.jp
- Apexを144fps以上で遊べるゲーム性能
- 十分なストレージ容量
- 650Wと余裕のある電源容量
- 作業性能はCore i5搭載モデルより低い
本機は、先述のRM5C-R46TのRyzen搭載バージョンです。
CPUがRyzen 7 5700Xに変更され、価格が少しだけ上がっています。Ryzen 7 5700Xは、世代が少し古いモデルですが、Core i5-14400Fよりもクロック周波数が高いのが特徴です。
クロック周波数というのは、CPUの動作速度を示す値のこと。具体的には、1秒間に何回振動したか、何回オンオフを切り替えたかを示す指標のこと。
CPUがどれだけ処理を高速に行うかに直結します。Ryzen 7 5700Xは作業性能とゲーム性能はCore i5-14400Fよりも低いですが、処理速度が速いためPCの動作が快適です。
さらに、RTX 4060 Tiの性能を引き出せる程度のゲーム性能があります。
また、Core i5-14400F搭載モデルよりもストレージ容量が大きくなっているのも魅力的。より多くのゲームやファイルをインストールできます。
よりサクサクと快適にPC作業を楽しみたい方、ゲームをプレイしたい方におすすめのモデルです。
CPU | Ryzen 7 5700X |
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GPU | GeForce RTX 4060 Ti |
メモリ | 16GB |
ストレージ | 1TB Gen4 SSD |
価格 | 186,980円(税込) |
マウスコンピューター G-Tune DG-A5G6T
By: mouse-jp.co.jp
- Apexを144fps以上で安定して遊べるゲーム性能
- エアフロー効率が高い
- メンテナンスしやすい
- 作業性能が低い
本機は、ゲーム性能に対して価格が低い20万円以下で買える高コスパゲーミングPCです。
ゲーム性能は、Apexを144fps以上で安定して遊べる程度。CPUの性能が低いためか、200fps以上を出すのは最高画質設定では難しいですが、価格に対して十分な性能があります。
CPUは作業性能が低いものの、普段使いやオフィス作業程度なら問題ありません。ゲームとネットをメインにして、たまに作業をする人には最適です。
さらに、エアフロー効率が高いのが本機のよいところ。
エアフローというのは、空気の通り道のこと。底面の大型給気口から効率よく外気を取り込み、GPUやCPUなどの発熱の大きなパーツを直接冷却し、温かくなった空気を自然な流れで後部から排出する仕組みです。
そのうえ、ストレージベイを上段にまとめて配置しています。ケーブルマネジメント機構も搭載しており、内部がスッキリするのがよいところです。エアフロー効率のよさにも、一役買っています。
また、底面大型給気口にはマグネットで簡単に着脱できるフィルターを搭載。底面からホコリが入り込みにくく、フィルターは外して水洗いできるためメンテナンスも楽です。
CPU | Ryzen 5 4500 |
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GPU | GeForce RTX 4060 Ti |
メモリ | 16GB |
ストレージ | 512GB NVme M.2 SSD |
価格 | 189,800円(税込) |
サイコム G-Master Velox II AMD Edition
By: sycom.co.jp
- Apexなどを144fps前後で遊べるゲーム性能
- カスタマイズの幅が広い
- 高性能な空冷クーラーで冷却性能が高い
- 静音性能が高いケースを採用
- 作業性能は低め
本機は、細部のクオリティを高めながら価格を抑えている高コスパゲーミングPCです。
ゲーム性能は、Apexなどの軽いゲームでフルHDの最高画質設定で144fps前後が出せる程度。20万円以下で買えるゲーミングPCとしては、十分な性能があります。
一人用のオープンワールドなども、60fps程度で快適に遊べるため、幅広いゲームで遊びたい方に最適です。
さらに、冷却性能が高いのがよいところ。
高性能な空冷クーラーを搭載しており、負荷をかけてもPC内部に熱がこもりにくいです。安心して、ゲームを長時間プレイ可能。
そして、静音性能が高いのも本機の大きな魅力です。静音性能とデザインの良さに定評のある「Fractal Design POP Silent White TG Clear」を標準採用。フロントが密閉されているため、内部で発生した音が外に漏れにくいです。
そのうえ、真っ白のケースにクリアサイドパネルを採用しており、デザイン性が高くなっています。
総じて、20万円以下という価格帯のなかでは非常にクオリティが高いゲーミングPCです。
CPU | Ryzen 5 5600 |
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GPU | GeForce RTX 4060 |
メモリ | 16GB |
ストレージ | 1TB NVMe M.2 SSD |
価格 | 181,550円(税込) |
フロンティア FRGAMLB760M/SG1
- Apexを144fps前後でプレイできるゲーム性能
- 作業性能とゲーム性能のバランスが良好
- カスタマイズの幅が広い
- 電源容量に大きな余裕がある
- DDR5メモリではなくDDR4メモリを採用している
本機は、20万円以下という価格のなかで限界までクオリティを高めているゲーミングPCです。
まず、作業性能とゲーム性能のバランスが良好。CPUにはCore i5-14400Fを採用しており、趣味程度の動画編集作業や画像編集作業なら快適に行えます。もちろん、オフィス作業は非常に快適です。
ゲーム性能は、Apexなどの軽いゲームを144fps前後で遊びやすく、重めのゲームでも60fpsを下回りにくい程度。作業性能を下げることなく、ゲーム性能をしっかりと保っています。
さらに、電源容量に余裕があるのも魅力的です。850Wの80PLUS GOLD認証電源を採用しており、重い負荷をかけてパーツをフル稼働させてもまだ余裕があります。電源効率もこの価格帯としては非常に高く、消費電力を抑えやすいのもよいところです。
また、カスタマイズの幅が非常に広いのも魅力的。予算と好みに応じて、CPUやGPUのアップグレードやストレージの追加など、幅広いカスタマイズが楽しめます。
CPU | Core i5-14400F |
---|---|
GPU | GeForce RTX 4060 |
メモリ | 16GB |
ストレージ | 1TB NVMe M.2 SSD |
価格 | 189,800円(税込) |
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予算20万円以下で手に入るおすすめゲーミングノートPC5選
ここまで、予算20万円前後で手に入るデスクトップ型のゲーミングPCのおすすめモデルを5つ紹介してきました。価格帯を限定すればゲーム性能は似てくるものの、作業性能や静音性能・冷却性能など、細部には大きな違いが出ます。
今度は、そんな予算20万円前後で手に入るゲーミングノートPCのおすすめモデルを5つ紹介していくので、ノートPCが気になる方はぜひご参考ください。
メーカー | 商品名 | CPU | GPU | メモリ | ストレージ | 価格 |
---|---|---|---|---|---|---|
ドスパラ | GALLERIA XL7C-R45-5 | Core i7-13700H | GeForce RTX 4050 Laptop | 16GB | 500GB SSD | 174,980円(税込) |
レノボ | LOQ 15IRX9 | Core i7-13650H | GeForce RTX 4060 Laptop | 16GB | 512GB SSD | 154,990円(税込) |
マウスコンピューター | NEXTGEAR J6-A7G60GN-A | Ryzen 7 7840HS | GeForce RTX 4060 Laptop | 32GB | 1TB SSD | 199,800円(税込) |
MSI | Katana-17-B13VEK-4339JP | Core i7-13620H | GeForce RTX 4050 Laptop | 16GB | 1TB SSD | 169,800円(税込) |
レノボ | Legion 5i Gen 9 – ルナグレー | Core i5-13400HX | GeForce RTX 4050 Laptop | 16GB | 512GB SSD | 164,890円(税込) |
ドスパラ GALLERIA XL7C-R45-5
By: dospara.co.jp
- 多少重めのゲームでも60fpsを出しやすい
- さまざまな作業が快適に行える処理性能
- 堅牢なつくりのケース
- バッテリー駆動時間が短い
XL7C-R45-5は、20万円以下でありながら作業性能もゲーム性能も犠牲にしていない、バランスのよいゲーミングノートPCです。
CPUには、Core i7-13700Hを採用しています。世代がひとつ前のCPUですが、動画編集などにも使えるほど高性能なのがよいところです。
さらに、GPUには、RTX 4050を採用。多少重めのゲームでも、60fps程度でプレイできる性能があります。そのうえ、Apexなどの軽めのゲームでは、少し設定を落とせば144fps付近で快適にプレイできるのがよいところです。エントリークラスではあるものの、十分高性能だと言えます。
そして、ケースが堅牢なのもドスパラのゲーミングノートPCのよいところです。傷がつきにくく。ついたとしても視認しにくいつくりになっています。小傷を気にせずに、持ち運びやすいです。
バッテリー駆動時間が短いなどの難点はあるものの、電源を確保できる場所で使うのであれば、持ち運びにも適したゲーミングノートPCだと言えます。
CPU | Core i7-13700H |
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GPU | GeForce RTX 4050 Laptop |
メモリ | 16GB |
ストレージ | 500GB SSD |
価格 | 174,980円(税込) |
Lenovo LOQ 15IRX9
By: lenovo.com
- Apexで144fps付近が出せるゲーム性能
- 動画編集などにも使える作業性能
- AIによる自動調整が優秀
- 急速充電に対応
- ストレージ容量が小さい
LOQ 15IRX9は、全体的な性能バランスが良好な20万円以下で買えるゲーミングノートPCです。
約15万円という価格で、RTX 4060を搭載しているのが非常に魅力的。デスクトップ型よりも値段が高くなりがちなノートPCにおいて、RTX 4060搭載モデルは18万円以上が基本です。
そのうえ、CPUにはCore i7-13650HXを採用しています。世代はひとつ前ですが、ノートPC向けのミドルクラスCPUで性能が高いのがよいところです。Core i7-13650Hの性能強化版で、ゲーム性能が特に伸びているのが特徴。
もちろん、作業性能も高く、動画編集などのクリエイティブな用途にも十分使えます。
さらに、本機はAIによる自動調整に対応。ゲームプレイ時の負荷などを観測し、自動で最適化する機能です。CPU負荷が高いソフトウェアとGPU負荷が高いソフトウェアを同時に起動する場合は特に、処理が高速で快適になります。
また、急速充電にも対応。一般的なノートPCと比べて稼働時間が短くなりがちなゲーミングノートPCですが、充電速度が高速なので、ストレスがかかりにくいです。
CPU | Core i7-13650H |
---|---|
GPU | GeForce RTX 4060 Laptop |
メモリ | 16GB |
ストレージ | 512GB NVMe M.2 SSD |
価格 | 154,990円(税込) |
マウスコンピューター NEXTGEAR J6-A7G60GN-A
By: mouse-jp.co.jp
- Apexを144fps付近で遊べる
- メモリ容量が大きく動作が快適
- 最大リフレッシュレート165Hzの高性能モニターを採用
- カラーリングは好みが別れる
本機は、非常にまとまりのよい20万円以下のゲーミングノートPCです。
CPUには、Ryzen 7 7840HSが採用されています。ゲーム性能だけでなく、作業性能も高いのが特徴のCPUです。動画編集や画像編集など、クリエイティブな用途にもマルチに活躍できます。それでいて価格が低く、消費電力も抑えられているためコスパが高いです。
作業に関しては、メモリ容量が大きいのも動画編集などに使いやすい理由だと言えます。
もちろん、ゲームにおいてもメモリは重要です。サンドボックスなど、遊び方によっては要求スペックよりも高い性能が必要になるようなゲームジャンルにおいては、メモリ容量が大きいPCは相性がよいと言えます。
さらに、GPUにはRTX 4060を採用。Apexなどの軽めのゲームを144fps以上で遊べる性能があります。
ディスプレイのリフレッシュレートが最大165Hzであり、ゲーム性能との相性がよいのも魅力的です。
リフレッシュレートというのは、1秒間に画面に表示される画像の枚数のこと。フレームレートと同じもので、モニター側ではリフレッシュレートと呼んでいます。同じものなので、両者は対応していなければなりません。
144fps以上が出せる本機の性能に対し、165Hzというのは高すぎず低すぎず程よい性能です。
CPU | Ryzen 7 7840HS |
---|---|
GPU | GeForce RTX 4060 Laptop |
メモリ | 32GB |
ストレージ | 1TB NVMe M.2 SSD |
価格 | 199,800円(税込) |
MSI ゲーミングノート Katana 17 B13V Katana-17-B13VEK-4339JP
By: ark-pc.co.jp
- 幅広いゲームを60~100fps付近で遊べる
- 動画編集などの作業に使いやすい性能
- 17.3インチの大画面で作業もゲームも快適
- 冷却性能が高い
- 大きく重いので持ち運びには若干不向き
本機は、扱いやすさが魅力の20万円以下で買えるゲーミングノートPCです。
ゲーム性能は、幅広いゲームを60~100fps付近で遊べる程度。Apexやフォートナイトなどであれば、設定を少し下げれば144fps付近で安定します。Steamのさまざまなゲームを遊ぶのにも、FPSやTPSをプレイするのにも向いている性能です。
さらに、作業性能は動画編集などにも使える程度に高くなっています。ゲーム配信に使うにはメモリ容量に不安があるものの、軽いゲームの配信や雑談配信程度なら、まったく問題がありません。作業や配信など、幅広い用途で使えます。
そして、画面サイズが大きいのが非常に魅力的です。17.3インチの大画面で、ゲームの迫力が損なわれません。アイコンや文字が小さく表示されることもなく、ゲームでも作業でも視認性が高いです。
また、冷却性能が高いのも本機の魅力のひとつ。CPUとGPUを連結して冷やす仕組みを採用しているうえに、新設計の高性能クーラーを搭載しています。長時間ゲームや作業をしても、高熱になりにくいです。
汎用性が高く、長時間でも使いやすいなど、総合的に非常に扱いやすいゲーミングノートPCだと言えます。
CPU | Core i7-13620H |
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GPU | GeForce RTX 4050 Laptop |
メモリ | 16GB |
ストレージ | 1TB SSD |
価格 | 169,800円(税込) |
Lenovo Legion 5i Gen 9 – ルナグレー
By: lenovo.com
- 幅広いゲームを60~100fpsで遊べる
- 作業性能が高いCPUを採用
- WQXGAモニターで作業がしやすい
- 急速充電が可能な大容量バッテリーを搭載
- ストレージ容量が小さい
本機は、作業もゲームも非常に快適な20万円以下のゲーミングノートPCです。
ゲーム性能は、幅広いゲームを60~100fpsで遊べる程度。軽いゲームなら、設定を少し下げれば144fps以上でのプレイも可能です。重いゲームでも、60fpsを下回りにくく、steamでさまざまなゲームを購入して遊びたい方に向いています。
さらに、作業性能が高いのが本機のよいところです。動画編集や画像編集など、クリエイティブな作業にも十分快適に使える性能があります。
そのうえ、WQXGAモニターを採用しているのが非常に魅力的。フルHDよりも高い解像度で、画面の表示領域が広いのが特徴です。画面の表示領域が広がることによって、作業時のソフトウェアの視認性が高くなるだけでなく、二つのウインドウを横に並べて作業する際に便利になります。
また、80Whの大容量バッテリーを搭載。連続駆動時間は約6時間と、ゲーミングノートPCのなかでは比較的長いです。急速充電にも対応しており、10分間で30%の充電ができます。30分充電すれば、70%です。
長時間使いやすいため、作業にもゲームにも向いているゲーミングノートPCだと言えます。
CPU | Core i5-13400HX |
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GPU | GeForce RTX 4050 Laptop |
メモリ | 16GB |
ストレージ | 512GB Gen4 SSD |
価格 | 164,890円(税込) |
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予算20万円台で手に入るゲーミングPCセットモデルおすすめ3選
ここまで、予算20万円で手に入るゲーミングPCを紹介してきました。当然、ゲーミングPC本体のみなので、周辺機器を揃えるのに別途予算が必要になります。選ぶ周辺機器によっては、20万円を大幅に超えることもあるので、注意が必要です。
そこで今度は、予算20万円台で周辺機器も一緒に手に入るゲーミングPCのおすすめセットモデルを3つ紹介していきます。
メーカー | 商品名 | CPU | GPU | メモリ | ストレージ | 価格 |
---|---|---|---|---|---|---|
マウスコンピューター | NEXTGEAR JG-A5G60(スターター5点セット) | Ryzen 5 4500 | GeForce RTX 4060 | 16GB | 512GB NVMe SSD | 169,900円(税込) |
マウスコンピューター | G-Tune DG-I5G60(スターター7点セット) | Ryzen 5 4500 | GeForce RTX 4060 Ti | 16GB | 500GB NVMe SSD | 239,800円(税込) |
フロンティア | FRGK-B650M/SK1 | Ryzen 5 4500 | GeForce RTX 4060 | 16GB | 500GB NVMe SSD | 207,800円(税込) |
マウスコンピューター NEXTGEAR JG-A5G60(スターター5点セット)
By: mouse-jp.co.jp
- 軽いゲームを144fps付近で遊べるゲーム性能
- Logicoolの人気エントリーモデルで統一された周辺機器
- 最大リフレッシュレート180Hzの高性能モニター
- 作業性能はそんなに高くない
本機は、普段使いとゲーム用だと考えると圧倒的にコスパが高い20万円以下で手に入るゲーミングPCセットモデルです。
性能はメリット・デメリットの項目に記載した通り、ゲーム性能重視。作業は普段使いやオフィス作業には問題ありませんが、クリエイティブな作業には使いにくいです。ゲームでは、Apexで144fps以上で遊べる性能があります。
魅力的なのは、その性能を備えて、なおかつ周辺機器もセットになって約17万円という低価格であること。
周辺機器は、モニター以外はすべてLogicoolの人気エントリーモデルで統一されています。キーボードはメンブレンですが、複数キー同時押し機能であるNキーロールオーバーがあり、ゲームに使いやすいです。打鍵感も、メンブレンのなかではゴム感があまりなく、良質だと言えます。
そして、高性能なモニター。最大リフレッシュレートが、180Hzと高いです。設定を軽くして高フレームレートで遊びたい場合に、重宝します。
この価格帯のセットモデルに付いてくるモニターとしては、非常に高性能です。
総じて、コスパが高いゲーミングPCセットモデルだと言えます。
CPU | Ryzen 5 4500 |
---|---|
GPU | RTX 4060 |
メモリ | 16GB |
ストレージ | 512GB NVMe SSD |
キーボード | Logicool G213r |
マウス | Logicool G304 |
ヘッドセット | Logicool G431 |
モニター | iiyama G-MASTER GB2470HSU-B6 |
価格 | 169,900円(税込) |
マウスコンピューター G-Tune DG-I5G60(スターター7点セット)
By: mouse-jp.co.jp
- Apexを144fpsで遊べるゲーム性能
- 軽い動画編集などにも使える作業性能
- JG-A5G60よりも周辺機器が少し高性能
- 付属する周辺機器の種類が豊富
- 20万円を超える
本機は、万人におすすめの20万円台のゲーミングPCセットモデルです。
まず、性能面のバランスが優れています。Apexを144fpsで遊べるゲーム性能があり、なおかつ軽い動画編集などにも使える作業性能があり、汎用性が高いです。幅広いゲームと作業に使いたい方には、最適なセットモデルだと言えます。
さらに、ヘッドセットがJG-A5G60に付属するモデルよりも少し高性能なのも本セットモデルの魅力のひとつです。
G435は、8000円から9000円台で売られているゲーミングヘッドセット。ワイヤレスで、18時間の連続使用ができます。それだけのバッテリーを搭載しているのに、重量はわずか165gと非常に軽量です。超軽量かつ持続性の高いバッテリー、そして良好な音質を備えています。
そして、マウスパッドやゲームパッドも付属。
マウスパッドはキーボードも上に載せられる大判のモデルで、キーボード打鍵時の振動音を抑えられます。そのうえ、マウスも大きく振り回しやすいので、利便性が高いです。
総じて、すぐゲームを始められるうえに普段使いなどの利便性も考えられている優秀なゲーミングPCセットモデルだと言えます。20万円を超える値段ですが、コスパはむしろ非常に高いです。
CPU | Core i5-14400F |
---|---|
GPU | RTX 4060 |
メモリ | 16GB |
ストレージ | 500GB NVMe |
キーボード | Logicool G213r |
マウス | Logicool G304 |
ヘッドセット | Logicool G435BK |
モニター | iiyama G-MASTER GB2470HSU-B6 |
マウスパッド | Logicool G240f |
ゲームパッド | Logicool F310r |
価格 | 239,800円(税込) |
フロンティア FRGK-B650M/SK1
- Apexを144fpsでプレイできる
- 中量級ゲームでも100fpsを維持しやすい
- 付属の周辺機器の性能が高い
- 作業性能は若干低め
本機は、付属周辺機器の性能が高いのが魅力の20万円台のゲーミングPCセットモデルです。
ゲーム性能は、Apexを144fpsでプレイできる程度。中量級のゲームでも、100fpsを維持しやすいので、幅広いゲームを快適にプレイできると言えます。多少重めのゲームでも、60fpsを下回ることはなかなかありません。
対して作業性能は控えめで、ゲーム性能重視の構成になっています。
さらに、付属品が非常に魅力的。モニターはフロンティアのオリジナルブランドですが、それ以外はすべてHyperX製品で揃えられています。
どれもエントリーモデルですが、性能が高く人気のモデルです。
キーボードはメンブレンですが、メカニカルに近い打鍵感があります。キーをどの位置で押しても、均一かつスムーズに押下されるのでゲームプレイ中もタイピング中も非常に快適です。反応もよく、使いやすいキーボードだと言えます。
マウスは、センサー精度が高いのが特徴。感度を最大6200dpsまで細かく調整できるので、低感度が好きな人も高感度が好きな人も安心です。
そのうえ、キーマクロ機能もあります。機能性能ともにエントリーモデルとしては高く、コスパがよいです。
CPU | Ryzen 5 4500 |
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GPU | Radeon RX 7600 |
メモリ | 16GB |
キーボード | HyperX Alloy Core RGB |
マウス | HyperX Pulsefire Core |
ヘッドセット | HyperX Alloy Cloud Core |
モニター | フロンティア FR2450B 23.8型 狭額縁ワイドLED液晶モニター |
マウスパッド | HyperX Pulsefire Mat Mサイズ |
ストレージ | 500GB NVMe SSD |
価格 | 212,800円(税込) |
20万円以下のゲーミングPCを選ぶメリット・デメリット
メリット | デメリット |
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20万円前後のゲーミングPCは、FPSやTPSをフルHDの最高画質設定で144fps以上を狙いやすいモデルが多いです。15万円以上20万円以下であれば、RTX 4060以上の高性能GPUを搭載しているモデルが選択肢に入ります。それらを購入すれば、価格を抑えながらゲーム性能が高いゲーミングPCを購入できるのがよいところです。
ただし、作業性能に関しては意図的に落としてあるモデルも多くあります。作業性能を落とすと、ゲーム性能を上げても価格をある程度は抑えられるのが理由です。
仕事としてクリエイティブな作業にも使う場合には、20万円前後では足りない場合があります。
あくまでも、ゲームと軽い作業や趣味の作業などをメインの用途として考えるのがおすすめです。
20万円以下のゲーミングPCの選び方
ここまで、20万円で買えるゲーミングPCについて紹介してきました。20万円も予算があれば、ゲームも普段遣いも快適なゲーミングPCが手に入りやすいです。とはいえ、さまざまなモデルがあるので、自分好みのモデルを購入するには選び方も重要。
そこで今度は、20万円で買えるゲーミングPCの選び方について解説していきます。
スペックで選ぶ
予算を限定するとスペックが似通ってきますが、モデルごとに細かな差があります。
たとえば同じGPUを搭載している場合でも、CPUがCore i5-14400FかCore i7-14700Fかで作業性能もゲーム性能も異なるため、スペックは注意深くチェックするのがおすすめです。
GPUはRTX 4060以上なら、144fpsから200fps程度の高フレームレートでゲームを遊べます。20万円前後という予算の縛りであれば、これより大幅にスペックアップすることは稀です。
大切なのは、CPU選び。
RTX 4060搭載モデルでたとえば17万円程度であれば、Ryzenシリーズが搭載されていることが多いです。Ryzenシリーズはゲームには使いやすいものの、作業性能はそれほど高くありません。マルチタスクは特にあまり得意ではないので、動画編集などに使いたい場合はCore i7-14700Fなどを搭載しているモデルを選ぶのがおすすめです。
逆に、ゲーム性能重視で作業性能は普段遣い程度で問題ない場合は、Ryzenシリーズを搭載しているモデルやエントリークラスのCore iシリーズを搭載しているモデルを選びましょう。価格を抑えながら、ゲーム性能を高くできます。
また、メーカーによっては、CPUのグレードアップ・ダウンが購入時にできる場合があるので、カスタマイズ画面をチェックするのも忘れないようにしましょう。
遊びたいゲームで選ぶ
ゲーミングPCのスペックに関しては、遊びたいゲームを基準にするのもおすすめです。
たとえば、ApexやVALORANTなど軽いゲームをメインで遊びたい場合、RTX 4060で十分だと言えます。CPU性能も、それほど高くなくても問題ありません。たとえばCore i5-14400FとRTX 4060の構成で、144fps以上が安定して出せます。
VALORANTなら、最高画質設定でも200fps以上を狙いやすいです。
一方、RUSTなどの重めのゲームも快適に遊びたい場合には、より高い性能が必要になります。CPU性能も必要になるので、Core i7-14700FとRTX 4070などのミドルハイクラス程度の性能があったほうが高フレームレートで安定しやすいです。
ただ、この構成になると安くても25万円程度は必要になります。
予算とも相談しながら、自分の遊びたいゲームを快適に遊べるスペックを参考にして、ゲーミングPCを選びましょう。
用途で選ぶ
遊びたいゲームのタイトルやジャンルだけでなく、用途で選ぶのもおすすめです。
ブラウジングとゲームをメインで考える場合は、20万円以下のゲーミングPCで不自由ありません。先述のような、ゲーム性能を重視してCPU性能を落としている構成でも快適です。
ただ、たとえばゲームを遊びながら別のモニターで動画や配信を流したい場合には、エントリークラスのCPUでは処理性能が不足する可能性があります。
Core i5-14400Fならゲームが重すぎない限りは問題ありませんが、Ryzenシリーズの安いCPUを搭載している場合には処理性能が足りない可能性が高いです。
ほかにも、動画編集や配信がしたい場合にはメモリの容量を大きくする必要があるなど、用途によって最適なゲーミングPCのパーツ構成は変わります。
20万円台でも十分選べる幅があるので、用途に合ったモデルを選び、必要に応じてカスタマイズも検討するのがおすすめです。
コスパ選ぶ
遊びたいゲームと用途でモデルを絞り込んだら、コスパで選ぶのがおすすめです。
たとえば同じ「Apexを144fps以上で遊べる構成」という基準だとしても、17万円から20万円台後半までさまざまなモデルがあります。重い作業をしない場合には、17万円程度のモデルのほうがコスパが高いです。
ただ、作業もしたいとなると「自分が行う作業に必要な処理性能を備えるCPU」と「メモリ容量」が必要になります。そのうえで、比較的安いモデルを選ぶことが大事です。
また、同じ構成に見えても比較的低価格なパーツを使っていることがあれば、逆に高価なパーツを使っている場合もあります。同じ構成でも価格差があるので、なるべく予算を抑えたい場合には安いほうを買いましょう。
メーカーで選ぶ
メーカーで選ぶのも、おすすめです。
メーカーごとに、PCのつくりやカスタマイズできる項目の数、サポートの対応などに違いがあります。
たとえば大手のドスパラは王道の構成が多いです。そのうえ、堅牢性が高いのが売り。壊れにくく、より一般的なゲーミングPCを購入したい方におすすめです。
一方同じく大手のマウスコンピューターは、コスパが高いゲーミングPCが多い傾向があります。ゲーム性能を高めて作業性能を落としているモデルも多くラインナップされており、細かい要求に対応しやすいのが特徴です。
ほかにも、メーカーによってフルカスタマイズができたり冷却性能が高いモデルが多かったり、さまざまな特色があります。知っているメーカーがあれば、その評判などを調べ、自分の欲求に合うかどうかをチェックしてみましょう。
20万円で買えるゲーミングPCについてよくある質問
本記事では、20万円で買えるゲーミングPCについて紹介してきました。20万円以下でも、20万円台でも、高性能なゲーミングPCは多いです。最後に、そんな20万円で買えるゲーミングPCに関してよくある質問の答えについて、紹介していきます。
20万円のゲーミングPCは自作と比べてどう?
自作と比べると、市販品やBTOの20万円のゲーミングPCのほうが初心者向きです。
自作は、自分の好きなメーカーでパーツを揃えられたり安いパーツを探すことでコストを落としたりできます。予算を限定するなら、自作のほうが性能が高いPCを作りやすいのは確かです。
ただ、自作には知識が必要になります。GPUの性能を引き出すのに最適なCPUの性能かどうか、互換性があるかどうか、電源容量は十分かなど、気にするべきことが多いです。
そのうえ、組み立てにトラブルがあれば自分で対応しなければなりません。初心者には難易度が高いです。
一方、市販品やBTOであれば自由度は自作より下がりますが、難しいことを気にしなくても性能の高いゲーミングPCが手に入ります。サポートや保証もあるので、トラブルがあっても安心です。
自作知識がない場合は、市販品やBTOの20万円のゲーミングPCを購入することをおすすめします。
20万円のゲーミングPCでApexは快適に遊べる?
20万円のゲーミングPCでも、Apexは快適に遊べます。
Apexは、人気FPS/TPSのなかでは比較的軽めのゲームです。VALORANTと比べると重いものの、20万円もあればフルHDの最高画質設定で144fpsから200fps程度で遊べるゲーミングPCを購入できます。144fpsで遊べるだけでよいのなら、15万円程度のモデルも選択肢に入れられるほど軽いゲームです。
20万円台後半にもなれば、WQHDで200fpsで遊べるモデルも視野に入れられます。
20万円のゲーミングPCは市販品とBTOどっちがいい?
20万円のゲーミングPCは、BTOで購入するのがおすすめです。
家電量販店で売られている有名メーカーのゲーミングPCは、性能に比べて価格が高い傾向があります。そのうえ、BTOと違って購入時のカスタマイズもできません。カスタマイズする際は、自分でパーツを購入し、自分で交換する必要があります。
コスパ面からも、カスタマイズ面からも、BTOのほうがおすすめです。
まとめ
本記事では、20万円前後で買えるゲーミングPCについて解説してきました。
デスクトップもノートPCも、20万円程度の予算であれば選択肢は豊富です。多くのモデルから自分好みのゲーミングPCを選ぶには、予算だけでなく用途に合う性能かどうかをチェックするのが大事。用途に合わなければ、たとえ安く手に入れても意味がありません。
ゲーム性能や作業性能はどれだけ欲しいのか、メンテナンス性が高いほうがいいのかなど、用途や好みを基準にして20万円で買えるゲーミングPCのなかから、自分に合ったモデルを見つけましょう。