ゲーミングPC

ゲーミングPCとクリエイターPCの違いは?どちらがおすすめなのか解説

ゲーミングPCとクリエイターPC、どちらを選択するべきなのか? どちらを選んでも、高性能であることは変わりません。しかし、ゲーミングPCとクリエイターPCの違いと共通点を理解していれば、どちらを選ぶべきかが理解できます。

ゲーミングPCはゲームプレイを最適にし、クリエイターPCはクリエイティブ作業を最適にするのが目的です。この記事を読んで、CPUの性能とグラボの違い、PCケースの種類といった違いを理解しましょう。

ゲーミングPCとクリエイターPCには共通点もあり、使用する目的に合わせて選ぶことでコストを抑えられます。目的を明確にし、バランスのよい一台を見つけるためにこの記事をぜひ読んでみてください。

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ゲーミングPCとクリエイターPCの違いについて

ゲーミングPCとクリエイターPCの違いはどこにあるのか?

ゲーミングPCと聞くと、快適にゲームが楽しめるほどのハイスペックPCというイメージです。クリエイターPCも、快適にストレスなく作業ができる高性能PCという印象があります。

結局どちらもハイスペックなので、どちらを選んでも問題ないと考えるはずです。本格的なクリエイティブ作業をする頻度が少ない人は、この考えかたで問題ありません。

プロのクリエイターなら、間違いなくクリエイターPCを選ぶことをおすすめします。購入するPCを間違えると、作業効率低下を招く恐れがあるからです。

CPU

ゲーミングPCとクリエイターPCの違いは、クリエイターPCのCPUのほうが高性能であることが多いです。CPUメーカーは、Intel、AMDの2社というのは変わりません。

BTOパソコンの商品ページを見ると、一目でわかります。
ゲーミングPCのおすすめモデルは、Intel社でいうCore i7レベルのCPUです。クリエイターPCのおすすめモデルは、最上級のCore i9レベルのCPUを搭載しています。

ゲーミングPCは快適にゲームをするために、高性能CPUであるCore i7です。クリエイターPCは、ゲーム以上に負荷がかかるパフォーマンスを快適におこないます。

そのため、Core i9レベルのCPUが搭載されるので、クリエイターPCのほうが高価格です。どちらも高性能のCPUを要求され、高速で処理ができるものを採用しています。

グラボ(GeForceとQuadro)

ゲーミングPCとクリエイターPCの違いは「搭載されているグラボの種類」です。通常ゲーミングPCには、NVIDIA社の「GeForce」AMD社の「Radeon」が搭載されています。

多くのゲーミングPCに搭載されているGeForceやRadeonはDirect Xを使用した処理が得意です。

クリエイターPCには、画像の処理や動画編集に最適化したNVIDIA社の「Quadro」やAMD社の「FirePro」が搭載されています。

特に業務用の動画編集ソフトや3DCGソフトは、QuadroやFireProでないと動かない場合があります。

本格的なクリエイティブ作業をするなら、クリエイターPCを選ぶのが最適です。

搭載メモリとストレージ容量

ゲーミングPCとクリエイターPCとでは、搭載しているメモリやストレージの容量が違います。一般的にクリエイター用のほうが多くのメモリを必要とし、ストレージの容量も大きいです。
単純なイラストや落書き程度ではオフィス用PCでも充分ですが、高解像度で多数のレイヤーを使用した本格的なイラストやデザインになるとかなりのメモリを消費します。

特に3DCGはメモリの消費が大きく、メモリが少ないとソフトを安定して使用することすらできません。

ストレージも「一度インストールしてしまえば以降あまり容量を消費しない」ゲームと違い、日々ストレージ容量を消費していくクリエイター用のほうが大容量を必要とします。

クリエイター用は高画質な画像や動画をより多く保存する必要があるので、求められる容量は1TB以上です。

価格

ゲーミングPCとクリエイターPCでは、価格帯が少し違います。

クリエイターPCはプロ向けのグラボ、Quadroシリーズの影響で価格帯が高いですが、作業内容によっては、グラボは不要です。
ゲーミングPCと比べるとクリエイターPCは価格帯が低いところからプロ向けの高価なモデルまであります。

ゲームをあまりしない人や、マインクラフト統合版のような軽いゲームのみをプレイする人は安価なクリエイターPCでもよいです。

FPSやMMORPGのプレイを考えている人は、ゲーミングPCを選びましょう。

スペックやパーツが目的に寄り添っている内容になっているため、価格だけで決めるのではなく、目的によってモデルを決めるのがおすすめです。

PCケースの種類

ゲーミングPCとクリエイターPCの違いは、外見に現れています。ゲーミングPCはクリエイターPCよりも低価格で、クリエイターPCほどのスペックを求めていません。ゲーミングPCのほうが購入するユーザーも多く、見た目や種類も豊富です。

ゲーミングPCはとにかく派手さを追及しており、外見もスケルトンボディに内部LEDでキラキラ感を出しています。性能よりも外見のかっこよさにこだわりたいという人は、ゲーミングPCを選択しましょう。

クリエイターPCはとにかく性能がよくないと、快適な動作を期待できません。見た目よりもスペックなので、シンプルなデザインのものが多いです。

ディスプレイの解像度や色域

FPSゲームのプレイを目的としている場合はWQHDで高リフレッシュレートのモニターがおすすめですが、予算に余裕があればクリエイターPCには「高色域でハードキャリブレーション対応」のモニターがおすすめです。

どちらの用途でも「大きな画面の高解像度モニター」が好まれるのは同じですが、ゲーミング用途では滑らかな動きを重視します。大画面で美麗なグラフィックはユーザーの臨場感も高まり、よりゲームの世界観を楽しめます。

クリエイターPCのほうは動画編集時の滑らかな動きやチラつきのなさ、画像編集時の「印刷物と相違ない色再現性」や「sRGBやAdobe RGBの高いカバー率」が必要です。

価格もゲーミング用途のものと比べかなり高額になっており、代表的なものではEIZO株式会社の「ColorEdge」シリーズなどが有名です。

ゲーミングPCとクリエイターPCの比較一覧表

ゲーミングPC
製品名 GALLERIA XA7C-R46T GALLERIA ZA9C-R48S G-Tune DG-I7G7S G-Tune FG-A9G90 GALLERIA XL7C-R46-6 Legion 7i Gen 9:カスタマイズモデル G-Tune E5-I7G60BK-A Titan-18-HX-A14VIG-4003JP
メーカー ドスパラ ドスパラ マウスコンピューター マウスコンピューター ドスパラ レノボ マウスコンピューター MSI
CPU Core i7-14700F Core i9-14900KF Core i7-14700F Ryzen 9 7900X Core Ultra 7 155H Core i7-14700HX Core i7-13650H Core i9-14900HX
グラフィクボード(GPU) GeForce RTX 4060 Ti GeForce RTX 4080 SUPER GeForce RTX 4070 SUPER GeForce RTX 4090 GeForce RTX 4060 GeForce RTX 4060 GeForce RTX 4060 GeForce RTX 4090
メモリ 32GB 32GB 32GB 64GB 16GB 16GB 16GB 128GB
ストレージ SSD 1TB SSD 1TB SSD 1TB SSD 2TB SSD 1TB SSD 512GB SSD 500GB SSD 2TB/SSD 2TB
クリエイターPC
製品名 GALLERIA RM7C-R46-C GALLERIA XA7C-R47-C GALLERIA UA9C-R46-C GALLERIA RL7C-R46-C5N GALLERIA ZL9C-R47-C7 GALLERIA DL7C-IG-C4
メーカー ドスパラ ドスパラ ドスパラ ドスパラ ドスパラ ドスパラ
CPU Core i7-14700F Core i7-14700F Core i9-14900KF Core i7-13620H Core i9-14900HX Core Ultra 7 155H
グラフィクボード(GPU) GeForce RTX 4060 GeForce RTX 4070 GeForce RTX 4060 GeForce RTX 4060 GeForce RTX 4060 インテル Arc
メモリ 16GB 32GB 32GB 32GB 32GB 32GB
ストレージ SSD 1TB SSD 1TB SSD 1TB SSD 1TB SSD 1TB SSD 1TB

ゲーミングデスクトップPCのおすすめモデル4選

ゲームのプレイをメインに考えている人向けのおすすめゲーミングPCを紹介していきます。
「自室でどっしり構えて極みを目指すヘビーユーザー」にもおすすめなのは、このデスクトップのタイプです。
ゲームを始めようと考えている初心者にもおすすめなので、気になるマシンは早めにチェックしておきましょう。

メーカー 商品名 CPU グラボ(GPU) メモリ ストレージ
ドスパラ GALLERIA XA7C-R46T Core i7-14700F GeForce RTX 4060 Ti 32GB 1TB Gen4 SSD
ドスパラ GALLERIA ZA9C-R48S Core i9-14900KF GeForce RTX 4080 SUPER 32GB 1TB Gen4 SSD
マウスコンピューター G-Tune DG-I7G7S Core i7-14700F GeForce RTX 4070 SUPER 32GB 1TB Gen4 SSD
マウスコンピューター G-Tune FG-A9G90 Ryzen 9 7900X GeForce RTX 4090 64GB 2TB Gen4 SSD

ドスパラ GALLERIA XA7C-R46T

メリット
  • ドスパラ内でも高い人気
  • ガンメタリック塗装で仕上げられた外装
  • 静音性と冷却性能を両立
デメリット
  • 個性的なゲーミングPCが欲しい人には合っていない

CPUには第14世代のCore i7-14700F、グラボにはGeForce RTX 4060 Tiを搭載したドスパラのゲーミングPCシリーズ「ガレリア」のXA7C-R46Tです。

デザインと真摯に向き合って生まれた新ケースと銘打っていて、ガンメタリック塗装で仕上げられた外装はインテリアとしても部屋の雰囲気に溶け込みます。

長時間の使用を前提として冷却設計にもこだわりを持っており、140mmサイズの冷却ファンが静音性と冷却性能を両立させているモデルです。

コンソールパネルも使いやすいようにななめ45°に設計されているため、作業中でも使いやすさが考えられています。

メーカー ドスパラ
CPU Core i7-14700F
グラボ GeForce RTX 4060 Ti
メモリ 32GB
ストレージ 1TB Gen4 SSD

ドスパラ GALLERIA ZA9C-R48S

メリット
  • 高負荷時でも安定した動作
  • ゲーム以外にも幅広い用途で試合できる
  • ドスパラ内で最高峰のハイスペック
デメリット
  • ゲームプレイだけならオーバースペック

CPUにCore i9-14900KFを使用し、グラボにはGeForce RTX 4080 SUPERを搭載したハイスペックゲーミングPCがこのZA9C-R48Sです。

OSはWindows 11 Home 64bitを使用し、メモリは32GB・高速ストレージSSD 1TBを搭載しているので重量級ゲームもストレスなくプレイできます。冷却に240mm水冷CPUクーラーを使用し、高負荷時の発熱を気にせずCPU性能を存分に発揮できるのでゲームの世界に没入すること間違いなしです。

2024年6月現在「ガレリア」シリーズのなかでは最高峰ハイスペックゲーミングPCになるので、極みを目指すヘビーユーザーにもおすすめのマシンです。

メーカー ドスパラ
CPU Core i9-14900KF
グラボ GeForce RTX 4080 SUPER
メモリ 32GB
ストレージ 1TB Gen4 SSD

マウスコンピューター G-Tune DG-I7G7S

メリット
  • シンプルなデザインで部屋の雰囲気に馴染む
  • カスタマイズでガラスサイドパネルにできる
  • ストレージ(容量)が大きくデータ保存に困らない
デメリット
  • 動画編集もするならストレージ増設が求められる

CPUに第14世代Core i7-14700Fを使用し、グラボにはGeForce RTX 4070 SUPERを搭載したG-TuneシリーズのG-Tune DG-I7G7Sです。

OSはWindows 11 Home 64bit、32GBのメモリに1TBの高速SSDをストレージに搭載しているので、人気タイトルだけでなく重量級ゲームも快適にプレイできます。

カスタマイズでサイドパネルを強化ガラスにできるので、本体内部をLEDで光らせ見た目も楽しみたいユーザーにもおすすめのマシンです。

メーカー マウスコンピューター
CPU Core i7-14700F
グラボ GeForce RTX 4070 SUPER
メモリ 32GB
ストレージ 1TB Gen4 SSD

マウスコンピューター G-Tune FG-A9G90

メリット
  • ヘビーユーザー向けハイスペックゲーミングマシン
  • 標準装備されているパーツが高性能
  • 動画編集やゲーム配信にも対応できる
デメリット
  • クリエイティブ作業をしないなら性能を持て余す

CPUにはAMD Ryzen 9 7900Xを使用し、GeForce RTX 4090のグラボを搭載したハイスペックゲーミングPCです。

OSはWindows 11 Home 64bit・メモリは64GB・2TBもの大容量高速ストレージを使用しており、重量級FPSゲームもストレスなくプレイできるヘビーユーザー向けハイスペックゲーミングマシンになります。

水冷CPUクーラーに1200w 80PLUS PLATINUMの電源を搭載しているので、高負荷時にも安定したパフォーマンスでプレイが可能です。

メモリ増設や強化ガラスサイドパネルなどのカスタマイズも可能で、メモリも最大128GBまで増設できます。

メーカー マウスコンピューター
CPU Ryzen 9 7900X
グラボ GeForce RTX 4090
メモリ 64GB
ストレージ 2TB Gen4 SSD

ゲーミングノートPCのおすすめモデル4選

ノートPCは「オフィス用」や「低スペック・遅い」というイメージが強いですが、最近のハイスペックノートPCは重量級タイトルも快適にプレイできるマシンが多くなっています。
そのなかでもゲーミングノートPCは「ゲームをプレイする」のに適した性能を持つマシンで、今では各メーカーが販売しているゲーミングノートPCを購入可能です。
さまざまなゲームを快適にプレイできるゲーミングノートPCを紹介していきます。

メーカー 商品名 CPU グラボ(GPU) メモリ ストレージ
ドスパラ GALLERIA XL7C-R46-6 Core Ultra 7 155H GeForce RTX 4060 Laptop 16GB 1TB Gen4 SSD
レノボ Legion 7i Gen 9:カスタマイズモデル Core i7-14700HX GeForce RTX 4060 Laptop 16GB 512GB Gen4 SSD
マウスコンピューター G-Tune E5-I7G60BK-A Core i7-13650HX GeForce RTX 4060 Laptop 16GB 500GB NVMe SSD
MSI Titan-18-HX-A14VIG-4003JP Core i9-14900HX GeForce RTX 4090 Laptop 128GB 2TB NVMe SSD/2TB SSD

ドスパラ GALLERIA XL7C-R46-6

メリット
  • 全体的なバランスに優れている構成
  • 240Hzのディスプレイを搭載
  • 幅広いゲームタイトルをプレイできる
デメリット
  • クリエイティブ作業は少しで厳しい

CPUには
Core Ultra 7 155Hを使用し、グラボにはGeForce RTX 4060を搭載した全体的なバランスに優れている構成です。

OSはWindows 11 Home 64bit、16GBのメモリに500GBの高速SSDをストレージに搭載しているので、幅広いゲームタイトルをプレイできます。

アルミニウムとプラスチックのハイブリッド筐体が採用されており、頑丈さと軽量性を両立して外出先にも持ち運びやすいです。

Gen4 NVMe SSD搭載でゲームデータやクリエイティブ素材も高速読み込みして、快適な作業に対応しています。

メーカー ドスパラ
CPU Core Ultra 7 155H
グラボ GeForce RTX 4060
メモリ 16GB
ストレージ 1TB Gen4 SSD

レノボ Legion 7i Gen 9:カスタマイズモデル

メリット
  • カスタマイズ幅が広い
  • 最大165Hzの高リフレッシュモニター
  • 搭載されているCPUとグラボのバランスに優れている
デメリット
  • 動画編集やゲーム配信をするにはややスペック不足

CPUにはCore i7-14700HXを使用し、グラボにはGeForce RTX 4060を搭載したミドルエンドゲーミングノートPCです。

OSはWindows 11 Home 64bit、16GBのメモリに512GBの大容量高速SSDをストレージに搭載しているので、ミドルレンジユーザーにもおすすめのゲーミングノートPCになっています。

LeginのノートPCは最大165Hzの高リフレッシュレートモニターを採用しているので、ハイスコアを目指すプレイヤーにとって最高のマシンです。

メーカー レノボ
CPU Core i7-14700HX
グラボ GeForce RTX 4060
メモリ 16GB
ストレージ 512GB Gen4 SSD

マウスコンピューター G-Tune E5-I7G60BK-A

メリット
  • 幅広いゲームタイトルを快適に遊べる
  • 最大240Hzのリフレッシュモニター
  • コスパに優れている
デメリット
  • メモリとストレージがやや小さい

CPUにはCore i7-13650HXを使用し、グラボにはGeForce RTX 4060を搭載した15.3インチモニターのゲーミングノートPCです。

OSはWindows 11 Home 64bit、16GBのメモリに500GBの高速SSDを使用しているので、人気タイトルから重量級ゲームも快適にプレイできます。

本体サイズは342×245×22.1mmとA3サイズに近く、重さも約2.09kgと少し重いので省スペースな据え置き型PCとして使えます。

240Hzの高リフレッシュレートモニターは、FPSゲームには必須です。素早い敵の動きを見逃がすことなく捉えます。

メーカー マウスコンピューター
CPU Core i7-13650HX
グラボ GeForce RTX 4060
メモリ 16GB
ストレージ 500GB Gen4 SSD

MSI Titan-18-HX-A14VIG-4003JP

 

メリット
  • ビジネスシーンでも使えるデザイン
  • ディスプレイが4K120Hz
  • 18インチで没入感が味わえる
デメリット
  • 高性能なので、高価格

CPUにはCore i9-14900HXを使用し、グラボにはGeForce RTX4090_Laptopを搭載した14インチモニターのゲーミングノートPCです。

黒を基調としたエレガントデザインが特徴として挙げられ、ゲーム以外にもビジネスシーンでも活躍できます。

ゲーム中でもストレスを感じずにプレイできるようにディスプレイリフレッシュレート4K120Hzで、MMOやシミュレーションゲームにおいて有利です。

ディスプレイが18インチと大きめなので、デスクトップと変わらない没入感が味わえます。

メーカー MSI
CPU Core i9-14900HX
グラボ GeForce RTX4090_Laptop
メモリ 128GB
ストレージ 2TB NVMe SSD/2TB SSD

クリエイターPCのおすすめデスクトップ3選

クリエイティブ作業をメインに考えている人向けにクリエイターPCを紹介します。
ひと昔前なら「クリエイター用のPCは業務用レベルのハイスペックマシン」というイメージで、一般のユーザーには手が届かないシロモノだと考えている人も少なくありませんでした。
今はいろいろなメーカーからクリエイター用途のPCが、手ごろな価格で入手可能です。

メーカー 商品名 CPU グラボ(GPU) メモリ ストレージ
ドスパラ GALLERIA RM7C-R46-C Core i7-14700F GeForce RTX 4060 16GB 1TB Gen4 SSD
ドスパラ GALLERIA XA7C-R47-C Core i7-14700F GeForce RTX 4070 32GB 1TB Gen4 SSD
ドスパラ GALLERIA UA9C-R46-C Core i9-14900KF GeForce RTX 4060 32GB 1TB Gen4 SSD

ドスパラ GALLERIA RM7C-R46-C

メリット
  • エントリーモデルとして使いやすい
  • ドスパラ内でも安定した人気
  • ゲームプレイにも対応している
デメリット
  • 重たいソフトを複数起動するにはスペック不足

CPUにはCore i7-14700Fを使用し、グラボにはGeForce RTX 4060を搭載したドスパラのクリエイター向けPCです。

OSはWindows 11 Home 64bit、16GBのメモリに1TBの高速SSDを使用しているので、複数のレイヤーを使用した高解像度画像や長時間動画の保存などもストレスなく完了します。クリエイティブ作業の息抜きにFPSゲームも楽しめる1台で2度おいしいお得なマシンです。

これから本格的にクリエイターとして活動したいユーザーや、趣味で絵を描きたい人におすすめできる入門モデルとなっています。

メーカー ドスパラ
CPU Core i7-14700F
グラボ GeForce RTX 4060
メモリ 16GB
ストレージ 1TB Gen4 SSD

ドスパラ GALLERIA XA7C-R47-C

メリット
  • 高いレベルを目指しているクリエイターにおすすめ
  • 幅広いクリエイティブ作業を快適におこなえる
  • 大容量高速SSDでストレスなく編集・保存ができる
デメリット
  • 使い方次第ではスペックを持て余す

CPUにはCore i7-14700Fを使用し、グラボにはGeForce RTX 4070 を搭載したドスパラのクリエイター向けハイエンドモデルです。

OSはWindows 11 Home 64bit、32GBのメモリに1TBの大容量高速SSDを使用しているので、大量の高画質画像データや長時間動画の編集・保存も快適におこなえます。

こちらは新登場したクリエイティブ向けの「ガレリアシリーズ」で、クリエイターの「さらなる高み」を目指すためのマシンです。

現状に満足せず「もっと創造したい」を追求するクリエイターにおすすめの商品となっています。

メーカー ドスパラ
CPU Core i7-14700F
グラボ GeForce RTX 4070
メモリ 32GB
ストレージ 1TB Gen4 SSD

ドスパラ GALLERIA UA9C-R46-C

メリット
  • メンテナンス性が高くて手入れがしやすい
  • 読み込みから保存までストレスなくこなせる
  • クリエイターの意見や希望を元に開発されたマシン
デメリット
  • ゲームプレイだけではボトルネックが発生する

CPUにはCore i9-14900KFを使用し、グラボにはGeForce RTX 4060を搭載したドスパラのハイエンドモデルです。

OSはWindows 11 Home 64bit、32GBのメモリに1TBの高速SSDが搭載されているので、読み込みから保存までストレスなくこなせるハイエンドクリエイターPCとなっています。

業界最前線クリエイターの意見や希望を元に開発されたマシンなので、クリエイティブに没頭したいユーザーにおすすめの1台となっています。

メーカー ドスパラ
CPU Core i9-14900KF
グラボ GeForce RTX 4060
メモリ 32GB
ストレージ 1TB Gen4 SSD

クリエイターPCのおすすめノートタイプ3選

ノートPCでもクリエイティブ作業をしたい人向けにノート型のクリエイターPCを紹介します。
YouTubeで動画を配信する「YouTuber」が増加していることもあり、クリエイター向けノートPCの需要も高いです。
ノートPCは野外やイベント先では機動性が高く、バッテリー内蔵のため電源のないアウトドアで動画を撮影・編集したりするには欠かせません。

メーカー 商品名 CPU グラボ(GPU) メモリ ストレージ
ドスパラ GALLERIA RL7C-R46-C5N Core i7-13620H GeForce RTX 4060 Laptop 16GB 1TB Gen4 SSD
ドスパラ GALLERIA ZL9C-R47-C7 Core i9-14900HX GeForce RTX 4070 Laptop 32GB 1TB Gen4 SSD
ドスパラ GALLERIA DL7C-IG-C4 Core i7 Ultra 7 155H インテル Arc 32GB 1TB Gen4 SSD

ドスパラ GALLERIA RL7C-R46-C5N

メリット
  • 価格が手頃なスタンダードモデル
  • 高色域ディスプレイが搭載されている
  • 場所を選ばずに活躍できるスペック
デメリット
  • 快適性を高めるならメモリ増設も視野に入れる

CPUにはCore i7-13620Hを使用し、グラボにはGeForce RTX 4060を搭載した15.6インチ高色域ディスプレイのモデルです。

OSはWindows 11 Home 64bit、16GBのメモリに1TBの大容量高速SSDが搭載され、sRGBカバー率約95%と高色域は制作物の妥協を許しません。

本体サイズは360×245×28mmとB4サイズに近く重さは約2.2kgと軽量、約5.1時間のバッテリー稼働が可能なので動画撮影から編集まで「現地」でおこなうことも可能です。

価格も手ごろなスタンダードモデルなので、これから動画編集や配信を始めたい人におすすめのマシンです。

メーカー ドスパラ
CPU Core i7-13620H
グラボ GeForce RTX 4060
メモリ 16GB
ストレージ 1TB Gen4 SSD

ドスパラ GALLERIA ZL9C-R47-C7

メリット
  • デスクトップ級の性能を持っている
  • 効率的な作業をサポートするインターフェイス
  • 高いマルチタスク性能
デメリット
  • リフレッシュレートは60Hz

CPUにはCore i9-14900HXを使用し、グラボにはGeForce RTX 4070を搭載した17.3インチディスプレイのモデルです。

搭載されているCPUとグラボのバランスに優れているため、動画編集やゲーム配信などのクリエイティブ作業にも柔軟に対応しています。

標準構成でもメモリ32GB・ストレージ1TBと十分な大きさが確保されているだけでなく、各種作業を効率的に進められるような機能も豊富です。

高性能なだけあって価格も高額になっていますが、作品に妥協を許さないクリエイターにはおすすめのマシンです。

メーカー ドスパラ
CPU Core i9-14900HX
グラボ GeForce RTX 4060
メモリ 32GB
ストレージ 1TB Gen4 SSD

ドスパラ GALLERIA DL7C-IG-C4

メリット
  • 14インチとコンパクトサイズで持ち運びやすい
  • 場所を選ばずに動画編集やイラスト制作ができる
  • sRGBカバー率約99%
デメリット
  • 14インチは人によっては画面が見づらい

CPUにはCore Ultra 7 155Hを使用し、グラボにはCPU内蔵のインテル Arcを搭載した14インチクリエイターPCです。

クリエイターとして場所を選ばずに動画編集やイラスト制作をしたいと考えている方にはおすすめであり、ほかにも軽いゲームプレイも問題ありません。
グラボは非搭載のため、ゲーミングは得意ではないですが、低価格でクリエイティブ作業を行いたい人に向いています。

14インチという点から一般的なクリエイターPCと比較しても小柄で持ち運びがしやすいため、さまざまな場所で作業をしたいクリエイターにおすすめです。

メーカー ドスパラ
CPU Core Ultra 7 155H
グラボ インテル Arc
メモリ 32GB
ストレージ 1TB Gen4 SSD

ゲーミングPCとクリエイターPCならどちらがおすすめ?

ゲーミングPCとクリエイターPCのどちらを選べばよいか?スペック面で迷っているなら、ゲーミングPCを選べば間違いありません。

画像や動画の編集・高性能3DCGソフトをメインに使いたいなら、クリエイターPCを選びましょう。どちらを選んでもハイスペックであることには変わりなく、エントリーモデルかミドル、ハイエンドかを選べばよいだけです。

重要なのは「どんな用途でPCを使うのか」であり、それを明確にしてから購入することをおすすめします。

ゲーミングPCは普段使いや仕事に向いている?

ゲーミングPCとクリエイターPCは、普段使いや仕事で使用する時も快適に動作します。

どちらもオフィス向けのPCとは違い「高性能なCPUやグラボ」「大容量メモリ&ストレージ」を搭載しており、性能は比べものになりません。比較的メモリを消費するエクセルなども、FPSゲームや画像編集ソフトに比べれば負荷にすらならないです。

仕事でPCの処理速度が遅くフリーズしてしまい「最初から作業をやり直し」などのストレス体験をした人は少なくありません。

ゲーミングPCはゲームしかできないPCではないです。同時にクリエイターPCも「動画や画像の編集」しか能がないわけではありません。どちらも高スペックなので、普段使いや仕事用に購入を検討してもよいPCです。

まとめ


ゲーミングPCに比べてクリエイターPCのほうが全体的なスペックは高い傾向ですが、スペックが高ければよいというわけではありませんでした。

ゲーミングPCでもクリエイティブ系のソフトは動きますし、クリエイターPCでもゲームプレイは可能です。

また、ノートPCに関してはディスプレイを搭載しているため、ゲーミングPCとクリエイターPCには大きな違いがあります。

そのため、自分がメインでやりたいことを基準に判断してゲーミングPCかクリエイターPCかを選ぶのがおすすめです。

なお、当メディアが最もおすすめするゲーミングPCは『GALLERIA XA7C-R46T』です。

商品名 GALLERIA XA7C-R46T
メーカー ドスパラ
CPU Core i7-14700F
グラボ GeForce RTX 4060 Ti 8GB
メモリ 32GB
ストレージ 1TB SSD

総じてゲーミングPCとクリエイターPCの違いはあるものの、ゲームもクリエイティブ作業も行いたい人はハイエンドのゲーミングPCを選択することをおすすめします。