ゲーミングPC

VRにおすすめのゲーミングPC5選!選び方やVRができるプラットフォームを紹介

VR(仮想現実)は、没入感あふれるゲーム体験や臨場感のある映像体験を提供する革新的な技術ですが、VRを最大限に楽しむためには、高性能なゲーミングPCが必要です。

しかし、市場には多くの選択肢があり、どのPCを選ぶべきか迷ってしまった経験ありませんか。
本記事では、VRに最適なゲーミングPCを選ぶためのポイントや、おすすめのモデルを5つ紹介します。

さらに、VRが楽しめるプラットフォームについても解説しますので、これからVR環境を整えようとしている方にとって有益な情報が満載です。
既にVRを楽しんでいる人から、これからVRを楽しみたい人まで幅広い人におすすめの内容になっています。

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VRにおすすめのゲーミングPC5選

VRを快適に楽しめるスペックのゲーミングPCを紹介します。
要求スペックが高いVRですが、推奨スペック以上のモデルをピックアップしました。
すでにVRを楽しんでいる人もこれから体験をしたい人も必見の内容です。

メーカー 商品名 CPU グラボ(GPU) メモリ ストレージ
ドスパラ GALLERIA RM7C-R47S Core i7-14700F GeForce RTX 4070 SUPER 16GB 500GB Gen4 SSD
マウスコンピューター G-Tune DG-I7G7S(ホワイトカラーモデル) Core i7-14700F GeForce RTX 4070 SUPER 32GB 1TB Gen4 SSD
サイコム G-Master Velox II Intel Edition Core i5-14400F GeForce RTX 4060 16GB 1TB Gen4 SSD
セブン ZEFT R57DB Ryzen 7 7800X3D GeForce RTX 4080 SUPER 64GB 2TB Gen4 SSD
フロンティア FRGPLB760W/SG3 Core i7-14700F GeForce RTX 4070 Ti SUPER 32GB 2TB NVMe SSD

ドスパラ GALLERIA RM7C-R47S

メリット
  • バランスの取れた性能と構成
  • 750Wの80PLUS GOLD認定電源を搭載
  • 最新のDDR5メモリを採用
デメリット
  • メモリとストレージサイズが心もとない

ドスパラのハイクラスだけど、コスパも優れているゲーミングPCです。
CPUにCore i7-14700F、グラボにはGeForce RTX 4070 SUPERを搭載しています。

ゲーミングだけでなく、クリエイティブな作業やマルチタスクにも適しており、高性能とバランスの取れた構成が魅力です。
最新のDDR5メモリを搭載しており、負荷のかかるVRゲームをプレイするには適しています。

しかし、メモリ搭載量は16GB、SSDは500GBと大きなサイズのゲームをプレイするには少し心もとないため、余裕があれば、特にSSDのカスタマイズをおすすめします。

さらに、750Wの80PLUS GOLD認定電源を搭載しており、安定した電力供給が可能です。
これにより、長時間の使用でもパフォーマンスの低下を防ぎます。
VRを快適に長時間楽しめるゲーミングPCです。

メーカー ドスパラ
CPU Core i7-14700F
グラボ(GPU) GeForce RTX 4070 SUPER
メモリ 16GB
ストレージ 500GB Gen4 SSD

マウスコンピューター G-Tune DG-I7G7S(ホワイトカラーモデル)

メリット
  • 最新のCPUとGPUの組み合わせ
  • 水冷クーラーで効率的な冷却性能
  • DDR5の32GBメモリ
デメリット
  • 高性能でコストがかかる

マウスコンピューターのゲーミングとクリエイティブ作業の両方に対応する高性能なデスクトップPCです。
本モデルは、第14世代のIntel Core i7-14700FとGeForce RTX 4070 SUPERを搭載しており、非常に高いパフォーマンスを発揮します。

これにより、4K解像度でのゲーミングや動画編集、VRなどの負荷の高い作業もスムーズです。

32GBのDDR5メモリと1TBのNVMe Gen4 SSDを搭載しており、大容量データの処理や複数のアプリケーションの同時使用にも対応できます。
さらに、240mmラジエーターを搭載した水冷CPUクーラーが効率的に冷却し、長時間の高負荷作業も可能です。

メーカー マウスコンピューター
CPU Core i7-14700F
グラボ(GPU) GeForce RTX 4070 SUPER
メモリ 32GB
ストレージ 1TB Gen4 SSD

サイコム G-Master Velox II Intel Edition

メリット
  • カスタマイズの幅がわかりやすい
  • ケースは見た目が美しい
  • 標準構成でも十分な性能
デメリット
  • カスタマイズ幅が初心者向け

サイコムのエントリーモデルとして、特にBTO初心者に適した一台です。
こちらのPCは、標準構成で、Core i5-14400FとGeForce RTX 4060を搭載しており、コスパに優れています。

標準構成でも十分な性能を発揮しますが、必要に応じてカスタマイズも可能です。
本モデルの特徴は、シンプルながらも高品質な構成であり、フラクタルデザインの「Pop Silent White TG Clear Tint ガラスパネル」ケースを採用している点です。

静音性と美しいデザインを両立させ、RGB LEDの追加オプションで個性的な見た目にもカスタマイズできます。
また、標準で16GBのDDR4-3200メモリと1TBのGen4 NVMe SSDを搭載しており、日常の使用からゲーミング、さらには動画編集やVRまで幅広く対応可能です。

メーカー サイコム
CPU Core i5-14400F
グラボ(GPU) GeForce RTX 4060
メモリ 16GB
ストレージ 1TB Gen4 SSD

セブン ZEFT R57DB

メリット
  • CPUとGPUの組み合わせの圧倒的な性能
  • 防音性・冷却性を両立した理想のミドルタワーケース
  • 64GBの大容量メモリと2TBのSSDを搭載
デメリット
  • ガラスパネルでないため水冷CPUのLEDが見えない

ツクモのゲーミングとクリエイティブ作業の両方で高いパフォーマンスを発揮するハイエンドPCです
本モデルは、CPUにRyzen 7 7800X3Dとグラボには、GeForce RTX 4080 SUPERを搭載しており、非常に高い処理能力を誇ります。

これにより、4K解像度でのゲーミングや動画編集、3Dレンダリング、VRなど、要求の厳しい作業にも対応可能です。
電源ユニットは、850WのGOLD認定を搭載しており、安定した電力供給ができます。

また、64GBのDDR5メモリと2TBのGen4 SSDを備え、データの処理速度とアクセス速度が非常に高速です。

ケースには防音パネルを装備したミドルタワーケースを採用。CPUクーラーにはCoolerMaster製の水冷クーラーを搭載するなど、スペック以外にもこだわった構成となっています。

VRのほかにも、さまざまな作業を行いたい人に向いています。

メーカー セブン
CPU Ryzen 7 7800X3D
グラボ(GPU) GeForce RTX 4080 SUPER
メモリ 64GB
ストレージ 2TB Gen4 SSD

フロンティア FRGPLB760W/SG3

メリット
  • CPUとGPUのバランスがよい
  • PCケースは美しさと静音性を両立している
  • ストレージが2TBと大きくデータ保存に困らない
デメリット
  • 予算に制約があるユーザーには不向き

フロンティアのゲーミングとクリエイティブ作業の両方に対応する高性能デスクトップPCです。
本モデルは、CPUにCore i7-14700F、グラボには、GeForce RTX 4070 Ti SUPERを搭載しています。

これにより、4K解像度でのゲーミングやVR、動画編集など、負荷の高い作業もスムーズです。
32GBのKingston FURY Beast DDR4 RGBメモリと2TBのNVMe SSDを搭載しており、大容量データの処理も迅速に行えます。

デザインとしては、ホワイトカラーの高級仕様で、見た目の美しさと機能性を兼ね備えているPCケースです。
USBポートやヘッドセット接続端子などの豊富な外部接続端子を備えており、VR周辺機器との接続も簡単になっています。

メーカー フロンティア
CPU Core i7-14700F
グラボ(GPU) GeForce RTX 4070 Ti SUPER
メモリ 32GB
ストレージ 2TB NVMe SSD

VRに必要なゲーミングPCのスペック

VRコンテンツをスムーズに楽しむためには、一定のスペックが求められます。
こちらは、一般的なVR対応ゲーミングPCに必要なスペックの概要です。

必要スペック
CPU Core i5-4590 or Ryze 1500X 以上
グラボ(GPU) GeForce RTX 1060 or Radeon RX 590 以上
メモリ 8GB 以上

必要スペックはVRの周辺機器を販売しているメーカーが発表しています。
動作はしますが、快適にVRを楽しめるかは疑問です。

これからゲーミングPCを購入する人は推奨スペックを参考にしてください。

推奨スペック
CPU Core i5 or Ryzen 5 以上
グラボ(GPU) GeForce RTX 3060 or Radeon RX 6000シリーズ以上
メモリ 32GB 以上

CPUは現行機種か1世代前のCore 5かRyzen 5であれば十分です。
VRにはグラボが重要になるため、CPUに比べて高価なモデルが必要になります。

メモリによる処理も多いため、32GB以上がおすすめです。

VR対応しているゲーミングPCの選び方

VR対応のゲーミングPCを選ぶ際には、いくつかの重要なポイントを考慮することが必要です。
これらのポイントを理解すると、最適なPCを選び、快適なVR体験を楽しめます。

スペックから選ぶ

ゲーミングPCの性能を左右する主な要素はCPU、GPU、メモリ、ストレージです。
VRゲームやアプリケーションは非常にリソースを消費するため、スペックを基準に選びましょう。

VRコンテンツは複雑な計算を多く行うため、Intel Core i5以上、またはAMD Ryzen 5以上のCPUを搭載しているPCが推奨されます。

グラボの選び方は、VR体験の質を大きく左右するため、非常に重要です。
GeForce RTX 4060、Radeon RX 7600以上がおすすめですが、ビデオメモリが重要なのでRTX 3060のようなメモリが多いグラボも向いています。

メモリは最低限16GB以上で推奨されるのは32GB以上です。
ストレージはSSDの1TB以上を搭載しているモデルがVRには向いています。

VRを十分に動かせるスペックを理解してからゲーミングPCを選ぶのがおすすめです。

インターフェースから選ぶ

VRヘッドセットやほかの周辺機器を接続するためには、適切なインターフェースが必要です。
VRヘッドセットやコントローラーを接続するために、複数のUSB 3.0以上のポートが必要になります。

また、差し込みの位置も重要です。
USB 3.0は高速データ転送が可能で、VRデバイスの安定した動作をサポートします。

多くのVRヘッドセットはHDMIまたはDisplayPortを通じてPCと接続するため、PCにこれらのポートが搭載されていることを確認しましょう。
高品質なオーディオ体験もVRには欠かせません。
オーディオポートが充実しているPCを選ぶことで、ヘッドセットやスピーカーを容易に接続できます。

メーカーから選ぶ

信頼できるメーカーからゲーミングPCを選ぶことも重要です。
信頼性の高いメーカーは、品質管理が行き届いており、サポート体制も充実しています。

長年の実績があり、多くのユーザーから高評価を得ているメーカーを選ぶと安心です。
例えば、ドスパラ、マウスコンピューター、サイコム、ツクモ、フロンティアなどは日本国内で人気があります。

また、万が一の故障や不具合に備えて、サポート体制がしっかりしているメーカーを選びましょう。
保証期間やサポート内容を確認し、トラブルが発生した際に迅速に対応してもらえるかをチェックすることが大切です。

カスタマイズ性も重要で、自分の用途に合わせてカスタマイズが可能なメーカーも選ばれています。
サイコムのように、細かなスペック調整が可能なメーカーなら、自分のニーズにぴったりのPCを手に入れることが可能です。

VRゲームができるプラットフォーム

VRゲームを楽しむためには、対応するプラットフォームを理解することが重要です。
こちらでは、代表的なVRプラットフォームを紹介し、それぞれの特徴や利点について詳しく説明します。

SteamVR

SteamVRは、Valve社が提供するVRプラットフォームであり、PC向けのVRコンテンツを多く揃えています。
SteamVRの主な特徴は豊富なコンテンツや定期的なセールです。

SteamVRには数千ものVRゲームやアプリケーションがあり、FPSゲームやアドベンチャー、パズル、スポーツなど、さまざまなジャンルを楽しめます。
有名なタイトルとしては『Half-Life: Alyx』や『Beat Saber』などです。

さらに、Steamプラットフォームでは定期的にセールが開催され、人気のVRタイトルを割引価格で購入できる機会が多くなっています。
これにより、コストを抑えつつ多くのゲームを楽しむことが可能です。

VRChat

VRChatは、仮想空間でほかのユーザーと交流できるソーシャルVRプラットフォームです。
VRChatの最大の魅力は、ユーザー自身がコンテンツを作成し、共有できる点で、ユーザーは自分のアバターやワールド(仮想空間)をカスタマイズし、自由に表現できます。

これにより、無限の可能性を秘めた仮想空間が広がり、VRを堪能できるプラットフォームです。
さらに、VRChatはコミュニケーションに特化したプラットフォームであり、世界中のユーザーとリアルタイムで会話し、共に活動できます。

音声チャットやジェスチャー、表情表現を通じて、まるで現実のような交流が可能です。
交流だけでなく、ユーザー主催のイベントや公式イベントが頻繁に開催されています。

XR CLOUD

XR CLOUDは、クラウドベースのVRプラットフォームで、どこからでも高品質なVRコンテンツを楽しめます。
XR CLOUDはクラウド技術を活用しており、ハイエンドなPCがなくても、高品質なVR体験が可能です。

これにより、より多くのユーザーが手軽にVRを楽しむことができます。
アクセスの容易さという特徴もあり、インターネット接続があれば、どこからでもVRコンテンツにアクセス可能です。

そのため、自宅だけでなく、外出先や出張先でもVR体験を楽しめます。
XR CLOUDはさまざまなジャンルのコンテンツを提供しており、教育、エンターテインメント、ビジネス用途など、幅広いニーズに対応しているため、企業向けのトレーニングやシミュレーションに強いです。

VRに関するよくある質問

VR(仮想現実)は、まだ新しい技術であるため、初めて体験する人や導入を検討している人は、疑問を持っている人が多いです。
こちらでは、VRに関するよくある質問とその回答を詳しく説明します。

VRを体験するためにはなにが必要?

VRを体験するためには、いくつかの基本的な機材と準備が必要です。

まず最も重要なのがVRヘッドセットで、代表的な製品にはOculus Rift、HTC Vive、PlayStation VR、Valve Indexなどがあります。
これらのヘッドセットは、頭に装着することで視界を完全にVR空間に変え、360度の没入感を体験可能です。

ほかにも、高性能なPCやゲームコンソールが必要になっており、PCの場合、VR対応のゲーミングPCを用意する必要があります。
コンソールの場合、PlayStation VRはPlayStation 4またはPlayStation 5が必要です。

さらに、VR体験をするためのソフトウェアやプラットフォームも必要になります。
SteamVRやOculus Home、PlayStation Storeから対応するVRゲームやアプリケーションをダウンロード可能です。

ノートPCでもVRはできる?

高性能なノートPCであれば、VRを楽しむことは可能です。
ただし、デスクトップPCに比べてパフォーマンスが劣る場合があるため、注意する必要があります。

VR対応のノートPCは、デスクトップPCと同様に高いスペックが要求されるため、とくにGPU(グラボ)は高性能なものが必要です。
NVIDIA GeForce RTX 4060 Laptop以上のGPUを搭載したノートPCを推奨します。

ノートPCもデスクトップと同様にVRヘッドセットやコントローラーを接続するためのポートも重要です。
ノートPCに十分な数のUSB 3.0ポートやHDMI/DisplayPortがあることを確認しましょう。

ほかにも、ノートPCはデスクトップPCに比べて冷却性能が低いため、長時間のVR体験ではオーバーヒートのリスクがあります。
冷却性能が優れたモデルを選ぶか、外部冷却パッドを使うのがおすすめです。

また、ノートPCはバッテリー駆動ですが、VR体験は多くの電力を消費します。
長時間の使用を考えている場合は、常に電源に接続して使用しましょう。

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VR向きのゲーミングPCでほかのゲームもできる?

VR向けに高性能なスペックを持つゲーミングPCは、VR以外の最新ゲームやアプリケーションも快適にプレイできます。

VRに必要な高性能GPUは、最新のAAAタイトルゲームでも高いフレームレートと高解像度でプレイが可能です。
例えば、NVIDIA GeForce RTX 4070以上のGPUは、多くの最新ゲームを快適に動作します。

GPUのほかにも、高性能なCPUと十分なメモリを備えたゲーミングPCは、複数のタスクを同時に処理する能力が優秀です。
これにより、ゲームプレイ中にストリーミングや録画を行えます。

高スペックのゲーミングPCは、今後数年間に発売される新しいゲームにも対応できるため、頻繁にPCをアップグレードする必要がなくなるというのも魅力です。

まとめ

VR(仮想現実)は、ゲームやエンターテインメントの世界を革新する技術であり、没入感あふれる体験ができます。
しかし、VRを最大限に楽しむためには、適切なゲーミングPCやプラットフォームの選択が不可欠です。

VR技術は日々進化しており、今後もさらなる革新が期待されます。
よりリアルで没入感のある体験、手軽にアクセスできるクラウドベースのVRサービス、新たなコンテンツやプラットフォームの登場など、VRの未来は非常に明るいです。

新しい技術やトレンドに注目し、自分のVR体験を常にアップデートしていきましょう。