ゲーミングPC

ゲーミングPCのエントリーモデルおすすめ12選! 初心者向けの安いモデルを紹介

ゲーミングPCの性能と価格帯は、幅が広いです。

初心者であれば、エントリーモデルのゲーミングPCを選ぶのがおすすめ。幅広いゲームを快適に遊べるゲーム性能と、ある程度の作業ができる作業性能を併せ持つPCが比較的安く手に入ります。

もちろん、ハイスペックなゲーミングPCと比べれば行える作業の幅と遊べるゲームの幅は狭いですが、それでも十分楽しめるのがよいところです。

本記事では、そんなゲーミングPCのエントリーモデルのおすすめ製品を12個紹介していきます。

>>すぐにエントリーモデルのおすすめゲーミングPCをチェックしたい方はここをタップ

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【一覧表】ゲーミングPCのエントリーモデルおすすめ12選

商品名 ドスパラ GALLERIA RM5R-R46 4500搭載 ドスパラ Lightning-G AT5W マウスコンピューター NEXTGEAR JG-A5G5A マウスコンピューター G-Tune DG-A5G60 ツクモ G-GEAR Aim GB7A-B246/B フロンティア FRGK-B760M/SK2 ストーム LB-57X46Ti8G アーク arkhive Gaming Limited GL-I5G46M セブン ZEFT R47HA
CPU Ryzen 5 4500 Ryzen 5 4500 Ryzen 5 4500 Ryzen 5 4500 Ryzen 7 7700 Core i7-14700F Ryzen 7 5700X Core i5-14400F Ryzen 5 7600
GPU GeForce RTX 4060 GeForce RTX 3050 GeForce RTX 3050 Radeon RX 7600 GeForce RTX 4060 GeForce RTX 4060 GeForce RTX 4060 Ti GeForce RTX 4060 GeForce RTX 3050
メモリ 16GB 16GB 16GB 16GB 16GB 16GB 32GB 16GB 16GB
ストレージ 500GB SSD 500GB SSD 1TB SSD 1TB SSD 1TB SSD 500GB SSD 1TB SSD 1TB SSD 1TB SSD

 

商品名 GALLERIA RL7C-R35-5N GALLERIA RL7C-R45-5N G-Tune E5-I7G50BK-B
CPU Core i7-13620H Core i7-13620H Core i7-13620H
GPU GeForce RTX 3050 6GB Laptop GeForce RTX 4050 6GB Laptop GeForce RTX 4050 6GB Laptop
メモリ 16GB 16GB 16GB
ストレージ 500GB SSD 500GB SSD 500GB NVMe Gen4×4 M.2 SSD

ゲーミングPCのエントリーモデルおすすめ9選

メーカーごとに、さまざまなエントリーモデルのゲーミングPCを販売しています。まずはデスクトップPCに絞り、ゲーミングPCのエントリーモデルのおすすめ製品を9つ紹介していくので、気になる方はぜひご参考ください。

ドスパラ GALLERIA RM5R-R46 4500搭載

メリット
  • ミドルクラスのGPUを搭載している
  • Apexなどの軽いゲームを144fpsで遊べる
  • 拡張性が高いケースを採用している
デメリット
  • 作業性能が低い
  • ストレージの容量が小さい

GALLERIA RM5R-R46 4500搭載モデルは、ドスパラのエントリーモデルのなかでは比較的ゲーム性能が高いゲーミングPCです。

その理由となっているのは、GPU。RTX 4060という20万円台のミドルクラスのゲーミングPCによく搭載されるGPUを採用しており、ゲーム性能およびグラフィック性能がエントリーモデルとしては高くなっています。

具体的には、Apexなどの軽いゲームであれば144fps以上のフレームレートで遊べる程度です。

フレームレートというのは、1秒間に画面に表示される画像の枚数を示す値のこと。多くなればなるほど、映像が滑らかになります。

敵の動きが読みやすくなったり、背景やキャラクターの動きがよりリアルになったりするのがよいところです。

ゲーム性能が高い一方で、作業性能はエントリーモデルのゲーミングPCのなかでも低い部類だと言えます。

簡単な事務作業程度には問題ありませんが、重い関数を複数使ったエクセルシートなどでは動作が重くなる場面が出てくるのが難点です。

ただ、ゲーム性能に特化しているおかげで値段が安くなっているので、ゲーム性能を重視する方には最適なエントリーモデルだと言えます。

CPU AMD Ryzen 5 4500
GPU GeForce RTX 4060
メモリ 16GB
ストレージ 500GB SSD

ドスパラ Lightning-G AT5W

メリット
  • 業界最安値クラスの値段
  • 幅広いゲームを60fps以上で遊べる
  • 白いケースに透明なサイドパネルでおしゃれ
デメリット
  • Bluetooth機能が内蔵されていない

Lightning-G AT5Wは、業界最安値クラスのゲーミングPCです。

価格は、10万9,980円。マインクラフトとXbox Game Passが同梱しており、届いてすぐにゲームで楽しめます。

CPUには、Ryzen 5 4500を採用。ゲーム性能はエントリーモデルとして十分なスペックがあるものの、作業性能は最低限に抑えられている安いCPUです。

GPUには、RTX 3050を採用しています。Apexなどの軽いゲームであれば、画質設定を下げれば100fps以上で安定してプレイ可能です。

中量級のゲームまでなら、フルHDで60fps以上で快適に遊べます。FPSやLoLなど競技性の高いゲームで遊んでみたい方だけでなく、一人用のRPGやメトロイドヴァニアなどで遊んでみたい方など幅広い方におすすめです。

さらに、エントリーモデルには珍しい白いゲーミングPCなのも本機の魅力。サイドパネルには透明素材を採用していますが、ライティング機能はありません。

メンテナンスの時期がわかりやすいのが、よいところです。

デメリットは、価格を考えればBluetooth機能が内蔵されていない点のみだと言えます。Bluetooth接続の周辺機器を使いたい場合は、外付けのBluetoothレシーバーを購入しましょう。

CPU Ryzen 5 4500
GPU GeForce RTX 3050 6GB
メモリ 16GB
ストレージ 500GB Gen4 SSD

マウスコンピューター NEXTGEAR JG-A5G5A

メリット
  • Apexなどの軽いゲームを100fps以上で遊べる
  • 幅広いゲームを60fps以上で快適に遊べる
  • ストレージ容量が1TBと必要十分
  • メンテナンスしやすい
デメリット
  • Bluetooth非搭載

NEXTGEAR JG-A5G5Aは、全体的なバランスが優れているエントリーモデルのゲーミングPCです。

CPUとGPUは、Lightning-G AT5Wと同様の構成。作業性能は低いものの、ゲーム性能はエントリーモデルとしては十分です。一人用の大作RPG、メトロイドヴァニア、マイクラ、Apexなど幅広いゲームを快適にプレイできます。

さらに、本機はストレージ容量が比較的大きいです。エントリーモデルのゲーミングPCはストレージ容量が500GB前後が一般的ですが、本機は1TBあります。

1TBでもいずれは不足してしまう可能性があるものの、一般的には1年以上は不足せずに使用可能です。カスタマイズせずとも、快適に使えます。

そして、メンテナンスがしやすいのも本機の大きな魅力です。ケースのトップとボトムに、ホコリの侵入を防ぐためのダストフィルターが装着されています。フィルターはマグネットで脱着でき、水洗いも可能です。

ホコリが入り込みにくいため内部の掃除の頻度が低く済み、フィルターの掃除も水洗いして乾かすだけなので楽。そのうえ、ガラスサイドパネルを採用しているため、内部の汚れが見えやすいのもよいところです。

全体的に、初心者にとって扱いやすいエントリークラスゲーミングPCだと言えます。

CPU AMD Ryzen 5 4500
GPU GeForce RTX 3050
メモリ 16GB
ストレージ 1TB NVMe M.2 SSD

マウスコンピューター G-Tune DG-A5G60

メリット
  • 軽いゲームをフルHDで200fps程度で遊べる
  • 4Kでも原神をプレイできる
  • フロントのポートが充実している
  • メンテナンスがしやすい
デメリット
  • 作業性能は低い

G Tune DG-A5G60は、ゲーム性能に特化したエントリーモデルのゲーミングPCです。

GPUに、Radeon RX 7600を採用しています。GeForceのGPUで言えば、RTX 4060 TiというミドルハイクラスのGPUに匹敵する性能があるのが特徴です。そこからAI性能を抜いて安くしたようなモデルだと言えます。

Apexやフォートナイトなどの軽いゲームでは、フルHDで200fps台を狙える性能です。

原神では、4Kでも快適に遊べます。

幅広いゲームを快適に遊べるだけでなく、競技にも十分使えるほどのゲーム性能があるのが魅力です。

さらに、メンテナンスが非常に楽。トップとボトムにはダストフィルターがあり、ガラスサイドパネルはワンタッチで開きます。サイドパネルを開いて簡単に掃除ができ、掃除が終わった後も簡単にケースを閉められるのがよいところです。

初心者でも扱いやすい仕様と手に入れやすい価格で、高いゲーム性能を持つゲーミングPCを購入できるのが本機の最大の魅力だと言えます。

CPU Ryzen 5 4500
GPU Radeon RX 7600
メモリ 16GB
ストレージ 1TB NVMe M.2 SSD

ツクモ G-GEAR Aim GB7A-B246/B

メリット
  • RTX 4060とRTX 4060 Tiから選べる
  • 144fpsから200fps程度で軽いゲームを遊べる
  • 作業性能もある程度は高い
  • 全体的に不足感がない
デメリット
  • エントリーモデルとしては高めの値段

G-GEAR Aim GB7A-B246/Bは、全体的な性能のバランスが良好なエントリーモデルゲーミングPCです。

CPUには、Ryzen 7 7700を採用しています。Ryzen 5 4500と比べると、作業性能も高いのが特徴です。エクセル作業程度なら、重いシートを使っていても問題なく動作します。

動画編集などは重くなる場面もあるものの、短い動画の制作であれば十分対応可能です。

さらに、ゲーム性能は軽いゲームを144fps以上で遊べる程度。RTX 4060 Tiモデルであれば、200fps以上でのプレイも可能です。

全体的に隙がありません。

そして、各パーツにもこだわって組まれています。

たとえばマザーボードは、ASRockのB650M Pro RS WiFiを採用。MicroATXという小さい規格ですが、SSDを3つまで搭載可能と拡張性が高いのが特徴です。

各部のクオリティにまでこだわりたい方には、最適なエントリーモデルのゲーミングPCだと言えます。

CPU AMD Ryzen 7 7700
GPU GeForce RTX 4060
メモリ 16GB
ストレージ 1TB SSD

フロンティア FRGK-B760M/SK2

メリット
  • 動画編集ができる作業性能
  • Apexを144~200fps程度で遊べる
  • AAAタイトルでも快適に遊べる
  • 各種周辺機器が付属する
デメリット
  • 周辺機器付きな分価格は高め

FRGK-B760M/SK2は、初心者向けのセット商品です。

ミドルクラス程度の性能があるゲーミングPCと、エントリーモデルの周辺機器をセットにしています。

PCの性能は、作業なら動画編集が快適に行える程度です。メモリを32GBに増設すれば、より快適に幅広い作業に対応できるようになります。グラフィック性能も高いので、イラスト制作などにも対応可能です。

ゲームなら、Apexなどの軽いゲームを144fpsから200fps程度で遊べる性能があります。重めの最新AAAタイトルでも、フルHDで快適にプレイ可能です。

さらに、以下の周辺機器が付属します。

  • HyperX Alloy Core RGB ゲーミングキーボード
  • HyperX Pulsefire Core ゲーミングマウス
  • フロンティア FR2450B 23.8型 狭額縁ワイドLED液晶モニター
  • HyperX Pulsefire Mat ゲーミングマウスパッド(幅360mm×長さ300mm)
  • HyperX Cloud Stinger2 ゲーミングヘッドセット

モニター以外は、全てHyperXで統一されています。キーボードはメンブレン式ですが、軽い打ち心地が特徴で扱いやすいです。Nキーロールオーバー、アンチゴーストなどの最低限のゲーミング機能も搭載されています。

ほかの周辺機器も、エントリーモデルではありますが使いやすく十分な性能があるので、ゲーミングPC初心者には最適です。

これだけの性能のPCと周辺機器がセットになっている製品としては、比較的低価格に抑えられているのも本機の魅力だと言えます。周辺機器もセットで購入したい方には特に、おすすめのゲーミングPCです。

CPU Core i7-14700F
GPU GeForce RTX 4060
メモリ 16GB
ストレージ 500GB NVMe M.2 SSD

ストーム LB-57X46Ti8G

 

メリット
  • Apexなどの軽いゲームならフルHDで200fpsで遊べる
  • メモリの容量が大きく作業もゲームも快適
  • ケースのデザイン性が高い
デメリット
  • エントリーモデルとしてはやや高め

ストーム LB-57X46Ti8Gは、細部にまでこだわって作られているゲーミングPCです。

CPUには、Ryzen 7 5700Xを採用しています。RTX 4060 Tiの性能を最大限に引き出せるゲーム性能があり、ゲーム向きのCPUです。作業性能はCore i7と比べると低めですが、処理速度が速いため一般的な作業を非常に快適に行えます。

GPUには、RTX 4060 Tiを採用。軽いゲームをフルHDで200fps程度でプレイ可能なうえに、最新のAAAタイトルでも十分快適にプレイ可能なGPUです。

さらに、メモリが32GBと大容量なのがよいところ。メモリは作業机のようなもので、大きくなればなるほどより消費容量の大きな作業ができるようになったり、複数の処理を同時にこなせる数が増えたりします。

ゲームをプレイしながら攻略サイトを開いたり、配信を見ながら作業したりする方には特におすすめです。

また、細部のクオリティも高いのが本機の魅力。

ケースはデザイン性が高いモデルを採用しており、フロントの2面ガラスで内部が見えるようになっています。270°のパノラマガラスパネルには強化ガラスが使われており、耐久性も高いです。

そのうえ、液晶パネルを搭載した水冷クーラーを採用しています。冷却性能が高いうえに静音性を備えたファンを搭載しているため、より静かにかつ強力に冷却できるのがよいところです。

全体的なクオリティを高めているため価格は高めですが、20万円は超えないのが魅力的。予算に余裕がある方には、非常におすすめのエントリーモデルゲーミングPCです。

CPU Ryzen 7 5700X
GPU GeForce RTX 4060 Ti 8GB
メモリ 32GB
ストレージ 1TB NVMe M.2 SSD

パソコンショップアーク arkhive Gaming Limited GL-I5G46M

メリット
  • 処理性能とゲーム性能のバランスが非常に良好
  • 拡張性が高い
  • 各パーツの型番が公表されているため安心
  • RTX 4060搭載モデルとしては比較的安い
デメリット
  • 特になし

arkhive Gaming Limited GL-I5G46Mは、パソコンショップアークのエントリーモデルゲーミングPCです。

CPUには、Core i5-14400Fを採用しています。エントリーモデルにはよく搭載されるモデルですが、近年はモデル数が減りつつあるCPUです。ミドルハイクラスまでのGPUと合わせて使えるゲーム性能と、簡単な動画編集なら可能な処理性能の高さが特徴。

RTX 4060と組み合わせれば、軽いゲームを144fps以上で安定して遊べます。多少重いゲームでも十分快適に動作するので、幅広いゲームで遊びたい方におすすめの構成です。

そのうえ、作業もしやすいため作業とゲームの両立がしたい方にも最適なエントリーモデルだと言えます。

さらに、各パーツの型番が公表されているのも本機の魅力。たとえばストレージはKingston NV3シリーズが使われており、省電力性が高いのが特徴です。耐久性への信頼度も高いメーカーなので、長期間の使用も視野に入れられます。

BTOメーカーで各パーツの型番を公表している製品は少ないので、貴重です。詳しくなくても個別で調べれば、各部の性能が詳しくわかります。

CPU Intel Core i5-14400F
GPU GeForce RTX 4060 8GB
メモリ 16GB
ストレージ 1TB NVMe M.2 SSD

パソコンショップセブン ZEFT R47HA

メリット
  • 幅広いゲームを60fps以上で快適に遊べる
  • 高速のDDR5-5600メモリを搭載している
  • 無線性能が高い
  • 長時間稼働に向いており在宅ワークにも対応可能
デメリット
  • クリエイティブ性能は低い

ZEFT R47HAは、価格と性能のバランスが優れているエントリーモデルゲーミングPCです。

CPUには、Ryzen 5 7600を採用しています。Ryzen 5 4500よりも処理速度が高速で、比較的作業性能に優れているのが特徴です。

動画編集などの重い作業には使いにくいですが、イラスト制作や一般的なオフィス作業などは非常に快適に行えます。

通信速度が高速なDDR5-5600メモリを採用していることもあり、作業の快適性は価格以上。

さらに、ゲーム性能に関しては、幅広いゲームを60fps以上で快適にプレイできる程度です。中量級のゲームまでなら、非常に快適。Apexやフォートナイトなどの軽量級ゲームなら、設定次第では100fps以上で遊べます。

そして、本機は無線性能が高いです。

Wi-Fi 6Eに対応しています。Wi-Fi 6Eのメリットは、高速かつ安定した通信ができることです。電波干渉や混線などもしにくく、無線でも快適に作業やゲームが楽しめます。

Bluetoothも5.0に対応しており、無線機器の使用も快適です。

CPU Ryzen 5 7600
GPU GeForce RTX 3050
メモリ 16GB
ストレージ 1TB NVMe PCIe SSD

ゲーミングノートPCのエントリーモデルおすすめ3選

ここまで、デスクトップ型ゲーミングPCのおすすめエントリーモデルについて紹介してきました。今度は、ゲーミングノートPCのおすすめエントリーモデルを3つ紹介していきます。

デスクトップではなく、ノートPCを使いたい方はぜひご参考ください。

ドスパラ GALLERIA RL7C-R35-5N

メリット
  • 軽い動画編集程度も可能な処理性能
  • 軽いゲームを快適に遊べる性能
  • マイクラとXbox Game Passを同梱している
  • 端子類が充実している
デメリット
  • 競技系のゲームでは物足りない

GALLERIA RL7C-R35-5Nは、ドスパラの最安値クラスのゲーミングノートPCです。

CPUには、Core i7-13620Hを採用しています。世代がひとつ前のノートPC用CPUで、軽い動画編集程度ならこなせる程度の性能があるのが特徴です。処理性能が高いので、ゲームだけでなく外出先での作業にも十分使えます。

さらに、GPUにはRTX 3050のノートPC用パーツを採用。デスクトップ版よりも性能は低いですが、軽いゲームを60から100fps程度で遊ぶのには向いています。

競技系のゲームには物足りない部分があるものの、一人プレイのゲームや協力プレイのゲームには最適です。

そして、ノートパソコンとしては比較的端子類が充実しているのも本機の大きな魅力だと言えます。

USB 3.2 Type-Aを2つ、USB 2.0 Type-Aを1つ搭載。ノートPCでは近年少なくなりがちなType-A端子を3つ備えているため、キーボードやマウスの接続に困りません。

そのうえ、Type-C端子も搭載しています。

映像出力ではHDMIだけでなくMini DPまで搭載しており、DisplayPortを使って外付けモニターと接続したい場合にも使いやすいです。

CPU Core i7-13620H
GPU GeForce RTX 3050 6GB Laptop
メモリ 16GB
ストレージ 500GB SSD

ドスパラ GALLERIA RL7C-R45-5N

メリット
  • 軽い動画編集程度になら使える処理性能
  • マイクラとXbox Game Passを同梱
  • 軽いゲームを100fps以上で遊べる
  • SDカードリーダーを搭載
デメリット
  • 特になし

GALLERIA RL7C-R45-5Nは、先述のR35-5NからGPUをアップグレードしたモデルです。

R35-5NはRTX 3050でしたが、R45-5Nは4050になっています。世代が一つ進んだため、性能も上がっているのが特徴です。Apexなどの軽いゲームであれば、フルHDで100fps以上で遊ぶこともできます。

作業性能やポートの充実度などは、R35-5Nと同等です。

SDカードリーダーを搭載しているのも、何気に魅力的。近年のノートパソコンではカットされがちな部分ですが、外出時に画像編集などの作業をする方であれば必須の装備です。作業とゲームの両方に使う場合、本機のコスパは特に高いと言えます。

価格帯を考えれば、デメリットが特にないと言えるほどコスパの高いエントリーモデルゲーミングノートPCです。

CPU Core i7-13620H
GPU GeForce RTX 4050 6GB Laptop
メモリ 16GB
ストレージ 500GB SSD

マウスコンピューター G-Tune E5-I7G50BK-B

メリット
  • 軽い動画編集程度の作業に使える処理性能
  • 軽いゲームを100fps以上で遊べるゲーム性能
  • WQXGA解像度で広い作業領域を確保できる
  • 比較的薄型軽量で持ち運びやすい
デメリット
  • ストレージが小さい

G-Tune E5-I7G50BK-Bは、高解像度のディスプレイを内蔵しているエントリークラスゲーミングノートPCです。

内蔵ディスプレイの解像度は、WQXGA(横2560×縦1600p)。WQHDよりも、縦方向の解像度が高いのが特徴です。

解像度というのは、画面に表示されるドットの数のこと。ドット数が増えることで映像がより高精細になり、高画質になったと感じます。そのうえ、表示領域が伸びるため左右で別のウインドウを表示させて作業する際、フルHDよりも広く画面を使えるのがよいところです。

本機のCPUとGPUであれば、WQXGA解像度でも日常使いに困ることがありません。動作が重くなることもなく、作業効率を高められます。

一方ゲームに関しては、フルHDで表示させるのがおすすめです。フルHDでは100fps以上を狙えるゲームも多数ありますが、WQXGAでは難しくなります。

本機の最大の魅力は、内蔵ディスプレイの解像度の高さと薄型軽量ボディによる持ち運びやすさ。外出先での作業効率を高めたい方には、特におすすめです。

作業用をメインに捉えながら、ゲームも楽しみたいという方には非常におすすめのエントリーモデルゲーミングノートPCだと言えます。

CPU Core i7-13620H
GPU GeForce RTX 4050 Laptop
メモリ 16GB
ストレージ 500GB NVMe Gen4×4 M.2 SSD

ゲーミングPCのエントリーモデルの選び方

ここまで、ゲーミングPCのエントリーモデルのおすすめ製品を合計12個紹介してきました。エントリーモデルに絞ったうえで厳選したとはいえ、数が多いです。

そのうえ、エントリーモデルに限定すると性能も似通ってきます。どれを選べばよいのか、わからなくなりがちです。

そこで今度は、ゲーミングPCのエントリーモデルの選び方について紹介していきます。

自分に合ったスペックのゲーミングPCを選ぶ

まずは、スペックで選ぶのが重要です。

自分に合ったスペックのゲーミングPCを選ばなければ、安いモデルを購入したとしても安物買いの銭失いになりかねません。

特に重要なのは、CPUとGPUです。この2つから、作業性能とゲーム性能をある程度はかることができます。

CPUの選び方

CPUは、コンピューターのメイン頭脳です。PCのさまざまなデータ処理、プログラムの実行、システム制御などを行います。CPUの性能が低ければ、高性能なGPUを搭載させてもそのGPUの性能を最大限引き出せません。

PCにおいて、最も重要なパーツです。

エントリーモデルの場合、2025年4月時点で最も搭載されることが多いCPUは以下になります。

  • Ryzen 5 4500
  • Ryzen 5 7600
  • Core i5-14400F

エントリーモデルに多いのは、Ryzen 5シリーズあるいはCore i5シリーズです。

Ryzenのメリットは、ゲーム性能が高くても値段が安いこと。そのうえ処理速度が速いです。

一方で、マルチタスクが苦手という傾向があります。複数のアプリケーションを開いて作業したり、タブを複数開きっぱなしにしたりするのであれば、Ryzen 5は不向きです。

Core iシリーズのメリットは、処理性能の高さ。マルチタスクが特に得意なので、エントリーモデルでも、動画編集などのクリエイティブな作業にも対応できるのが強みです。

もちろん、ゲーム性能も高くなっています。

デメリットは、値段が比較的高いことです。

以上から、ゲーム特化ならRyzenシリーズ搭載モデル、作業もしたいならCore iシリーズ搭載モデルを選ぶのがおすすめということになります。

GPUの選び方

GPUは、グラフィック処理を担当するパーツのことです。

GPUの性能が低ければ、どれだけCPUの性能が高くともゲームのフレームレートは上がりません。高い解像度で運用したい場合にも、GPUが重要になります。

エントリーモデルに搭載されるGPUは、「RTX 3050」「RTX 4050」が最も多いです。

ただ、近年はCPUをRyzen 5 4500にして価格を落としながら、GPUを「RTX 4060」などのミドルクラスのモデルを使うという構成が流行っています。この構成の場合、10万円台前半から15万円程度の価格帯で、20万円台前半のモデル並のゲーム性能が得られるのが魅力的です。

基本的には、RTX 4050を選ぶのがおすすめ。

ただし、ゲーム特化の構成でもよいという場合には、Ryzen 5 4500とRTX 4060のモデルを選ぶのもおすすめです。

メモリの選び方

メモリは、CPUが処理するデータを一時的に保存しておく領域のことです。

よく作業机にたとえられます。作業机が大きいほうがより多くの素材を置いておけるように、メモリが大きいほうがより多くのデータを同時に処理できるのが特徴です。

もちろん、同時処理がしやすくなるだけでなくメモリ消費が大きな作業も行えるようになります。

パソコンの動作速度、快適性に大きく影響する部分です。

基本的には、BTOメーカーで購入する場合、16GBを下回ることはありません。

16GBであれば、よほど重いゲームや作業をしない限りは不足しないので、増設しなくとも快適に使えます。

ただ、動画編集などもしたい場合には32GBに増設しておくと、より動作が安定するのでおすすめです。

ストレージの選び方

ストレージは、パソコンにインストールしたデータを保管しておくための倉庫です。

大きく分けて、HDDとSSDの2種類があります。

HDDは、安く堅牢なのが特徴です。衝撃などに強く壊れにくく、安いのでコスパが高いと言えます。安く大容量にできるため、ゲーミングPCでは、サブストレージに使われることが多いです。

SSDは、HDDよりもデータ通信速度が速いのが特徴。PCの起動、ゲームの起動とロード、ストレージを参照するあらゆる作業の速度が上がります。

ただ、HDDよりも高いです。

エントリーモデルのゲーミングPCには、500GB程度のストレージが搭載されるのが一般的。

容量に関しては1TB以上がおすすめですが、モデル数が少なくなるのがネックです。ストレージに関しては、容量は大きければ大きいほうがよいものの、それだけでモデルを選ぶ必要はありません。

BTOメーカーなら、購入時の増設も可能です。

拡張性で選ぶ

エントリーモデルのゲーミングPCを選ぶ際、拡張性も重要です。

たとえば、ストレージが3枚まで搭載できるケースを使っている場合、購入後にストレージに不足感を抱いたとしても2枚追加できます。SSDやHDDを増設し、ストレージ容量を大きくしてより快適に使えるのがよいところです。

ほかにも、メモリの増設ができればより重い作業をする必要が出たときに対応できます。

拡張性は、高いに越したことはありません。

拡張性の高さは、ケースの大きさとマザーボードの仕様によって変わります。比較的大きなケースを採用していれば、CPUやGPUをより高性能なモデルに換装可能。

マザーボードにストレージ用のソケットが多数あれば、前述のようなカスタマイズもできます。

また、電源容量も重要です。電源容量に余裕がある場合、後からのカスタマイズがしやすくなります。パーツを増やしたり性能を強化したりすれば、消費電力も上がるためです。

後からカスタマイズする可能性がある場合は、ケース・マザーボード・電源容量をチェックして拡張性の高さを見極めましょう。

コスパで選ぶ

エントリーモデルと言っても、さまざまな価格のモデルがあります。

もちろん、違いは価格だけではありません。価格が高いモデルはより性能が高かったり、パーツの信頼性が高かったりします。表面上は同じ構成に見えても、パーツの性能が微妙に異なるということは少なくありません。

大事なのは、コスパの高さです。

とはいえ、予算の都合もあります。

まずは許容できる予算の限界を決め、その限界のなかで最も自分に合う性能を持つモデルを選ぶのがおすすめです。そうすれば、自ずと自分にとってコスパの高いゲーミングPCが見つかります。

エントリーモデルのゲーミングPCを購入する際のおすすめメーカー

ここまで、エントリーモデルのゲーミングPCのおすすめ製品と選び方について解説してきました。今度は、エントリーモデルのゲーミングPCを購入する際のおすすめメーカーを紹介していきます。

メーカーで選びたい方は、ぜひご参考ください。

ドスパラ

ドスパラは、取り扱っているゲーミングPCの価格帯の幅が広いBTOメーカーです。

本記事でも紹介したLightning-G AT5Wは、ゲーミングPC業界では最安値クラスの製品。2025年時点で税込み12万円以内で購入できるゲーミングPCは、非常に貴重です。そのうえ、構成のバランスも良好。

さらに、サポート体制も万全。365日24時間いつでも対応可能なだけでなく、実店舗もBTOメーカーのなかでは比較的多く、持ち込みによる相談にも対応しています。

魅力的なエントリーモデルのゲーミングPCが多いだけでなく、初心者が安心して購入できる環境が整っているのがドスパラの魅力です。

マウスコンピューター

マウスコンピューターは、高品質・高コスパなゲーミングPCを多く取り扱っているBTOメーカーです。

NEXTGEARというエントリーモデルを多く取り揃えたブランドがあり、低価格帯の製品が比較的多いのが特徴。性能と価格のバランスも良好で、なおかつRyzen搭載モデルとCore iシリーズ搭載モデルの両方を備えているケースも多いのが魅力的です。

さらに、初心者向けのマニュアルなども充実しています。

これらの特徴から、初めてゲーミングPCを購入する方によく選ばれているメーカーです。

フロンティア

フロンティアは、ヤマダ電機グループのインバースネット株式会社が展開しているBTOメーカーです。

全国のヤマダ電機の店舗で、サポートが受けられます。展示なども行っているため、実際に実店舗で見てから選べるのもよいところです。

さらに、高品質な部品を使っているモデルが多かったり、初心者向けの周辺機器セットモデルが豊富に用意されていたりするのも魅力的。

性能が低めのモデルのラインナップは少ないものの、ミドルクラスのPCとエントリーモデルの周辺機器がセットになった商品が安く販売されているため、初心者にもおすすめのメーカーです。

ゲーミングPCのエントリーモデルに関するよくある質問

ゲーミングPCのエントリーモデルのおすすめモデルなどについて、解説してきました。最後に、ゲーミングPCのエントリーモデルに関するよくある質問の答えについて、簡単に紹介していきます。

ゲーミングPC初心者はどこで買うべき?

ゲーミングPC初心者の方は、BTOメーカーで購入するのがおすすめです。

初心者ほど家電量販店で買いがちですが、量販店に売られているようなモデルはコスパがあまり高くありません。たとえば、BTOメーカーなら16GBメモリ搭載モデルが購入できる価格で、8GBメモリ搭載モデルが売られていることがあります。

さらに、BTOメーカーの公式サイトで購入すれば購入時のカスタマイズも可能です。細かく自分好みに調整できるので、BTOメーカーのほうが優位性があります。

また、通販特有の届くまで時間がかかるという問題はあるものの、大手BTOメーカーは出荷の速さを売りにしている会社が多いです。たとえばドスパラなら、最短翌日出荷に対応しています。

デメリットも特になく、メリットが大きいのがBTOメーカーのよいところです。

エントリーモデルのゲーミングPCに最適なモニターの解像度は?

エントリーモデルのゲーミングPCと合わせるなら、フルHDモニターが最もおすすめです。

エントリーモデルのスペックは、フルHDでの運用を前提にしています。ゲームの場合は特に、フルHDなら100fps以上を出せる作品があるというモデルも多いです。

一方、WQHD以上であれば60fpsを下回ることもあります。

そのため、ゲームで使うならフルHDの144Hzモニターがおすすめです。

ただ、軽い作業に使うならWQHD以上も視野に入れられます。

ゲーミングPC初心者におすすめのカスタマイズは?

ゲーミングPC初心者におすすめのカスタマイズは、ストレージの拡大です。

エントリーモデルのゲーミングPCは、ストレージ容量が小さいモデルが多い傾向があります。500GB程度では、ゲームを多くプレイする方ならすぐに埋まってしまうのがネックです。

近年はゲームの容量が増大傾向にあり、大作RPGなどを遊びたいなら500GBでは足りません。

最低でも、合計1TB以上のストレージは欲しいです。

最もおすすめなのはSSDを1TBにすることですが、予算があまりない場合はHDDを追加するのもおすすめ。SSDと比べると通信速度が遅いですが、耐久性が高く値段が安いのがよいところです。

ゲーミングPCのエントリーモデルでできないことはある?

ゲーミングPCのエントリーモデルでは、3Dモデリングや配信などはできません。

これらの作業はより多くのメモリを消費するうえに、より高性能なグラフィック性能が必要になります。エントリーモデルでは、不足になりがちです。

動画編集は、CPUの性能によってはできます。

また、ゲームの場合は最新のAAAタイトルなどは出来ない可能性もあるので、気をつけましょう。

とはいえ、画質設定などによっては十分快適に遊べるAAAタイトルもあります。この点に関しては、ゲームによって大きく異なるので、各ゲームの推奨スペックをチェックしましょう。

ゲーミングPCの掃除は初心者には難しい? 方法は?

ゲーミングPCの掃除は、初心者でも案外簡単です。

掃除道具としては、次のものを用意しておきましょう。

・除電ハケ
・ピンセット
・エアダスター
・掃除機またはハンドクリーナー
・静電気防止手袋
・マスク

精密機器なので、静電気が発生すると故障の原因になる可能性があります。除電ハケや静電気防止手袋などは、必須です。

掃除の際の環境も、なるべく静電気が発生しにくい環境を選びましょう。衣服も同様です。

掃除の方法および手順は、以下の通り。

  • 電源を切りコンセントを抜く
  • 全ての周辺機器のケーブルを抜く
  • 事前に金属に触り静電気を除去しておく
  • エアダスターなどで埃を飛ばす
  • 除電ハケで細かいホコリを落とす
  • 落としたホコリをハンドクリーナーなどで吸い取る
  • ファン周りの大きなホコリはピンセットでつまむ
  • 最後に全体をエアダスターで拭いて再度掃除機で吸い込む

また、ケースの開け方に関してはケースによって異なります。エントリーモデルの多くはネジで開けるタイプを採用していますが、なかにはワンプッシュで開けられるモデルもあるので、各モデルの説明書などをしっかりと読みましょう。

ゲーミングPC初心者だけど水冷のほうがいいの?

ゲーミングPC初心者には、水冷より空冷のほうがおすすめです。

水冷のよいところは、一般的な空冷クーラーよりも冷却効率が高いことと静音であること。冷却水の減りや流れ、温度を見てメンテナンスの判断ができることです。

ただ、値段が高く定期的な水の入れ替えや調整が必要になるなど、デメリットもあります。接続部からの水漏れがあったり、水の流れが見えず故障に気付けなかったりするのも水冷の短所です。

さらに、エントリーモデルの構成の場合、空冷クーラーで十分冷却できます。エントリーモデルのゲーミングPCを購入する場合は、水冷を使う必要は特にありません。

まとめ

本記事では、ゲーミングPCのエントリーモデルについて紹介してきました。

エントリーモデルと言っても、メーカーによって定義が異なります。

そのため、性能や構成の幅は広いです。ドスパラやマウスコンピューターが業界でも特に安い部類なので、予算を抑えたい方にはそちらがおすすめ。

フロンティアやストームなどは構成にこだわったモデルが多いため、値はある程度張るものの構成にこだわったエントリーモデルのゲーミングPCが欲しい方には適しています。

今回紹介したおすすめモデルや選び方などを参考に、自分に適したゲーミングPCを選びましょう。