ゲーミングPC

RTX 3070の性能・特徴解説|タイトル別FPSも掲載

RTX 3070は世代が古く、現在RTX 3070を搭載したゲーミングPCは基本的に販売されておりません。RTX 3070よりも新しい世代の製品を搭載した次世代機・後継機については、以下の記事で紹介しておりますので、ぜひご確認ください。

本記事では、RTX 3070を搭載したおすすめのゲーミングPCを10製品紹介します。

RTX 3070は、エントリーモデルのRTX 3050、ミドルスペックのRTX 3060と3060 tiの上位に位置する、ハイエンドモデルの性能を持っています。

RTX 3070が人気タイトルでどれくらいのFPSが出せるかについても解説しているのでぜひゲーミングPC選びの参考にしてみてください。

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RTX 3070はどんなCPU?特徴を解説

RTX 3070は2020年10月にリリースされたミドル~ハイエンドクラスのグラボです。

前シリーズの上位モデルを超える性能を有しており、高い人気を誇ります。

購入しやすい価格設定で、リリース当時はさまざまなミドルクラスのゲーミングPCに採用されていました。

フルHDでは高fpsで快適なゲームを楽しめ、WQHD環境でも高いパフォーマンスを発揮するモデルです。

手の出しやすいミドルクラス

RTX 3070はリリース当初から手の出しやすい価格設定がされているモデルです。

下位モデルのRTX 3060 Tiに近い価格ながら、しっかりとした性能強化がされています。

ミドルクラスの選択肢としてRTX 3060 Tiとともに人気を博しました。

現在では、BTOでの取り扱いが少なくなっていますが、RTX 3070そのものの価値が下がったわけではありません。

フルHD環境~WQHD環境でのプレイをメインに考えられている方は、十分に選ぶ価値のあるグラボです。

前モデルの上位版を超える性能

RTX 3070は、前モデルであるRTX 2070の後継機です。

しかし、スペックは前モデルのハイエンドクラスであるRTX 2080 Tiに匹敵します。総合的な性能ではわずかに劣るものの、ゲーミング性能や最大fpsではRTX 2080 Tiを凌駕するほどの性能です。

RTX 2070 SUPER以下のグラボを使用している方は、RTX 3070への買い換えで大きなメリットが生まれます。

RTX30シリーズは、リアルタイムレイトレーシング※に対応。RTX20シリーズよりも新機能が改善されてより、安定して高グラフィックを描画できます。

WQHD環境や4K環境でのプレイを検討している方におすすめです。

★リアルタイムレイトレーシングとは?★

※…水面の反射や、光や影の微妙な描写をよりリアルに表現する技術。

消費電力が低く、アップグレードしやすい

ゲーミング性能や価格だけでなく、RTX 3070には消費電力の面で大きなメリットがあります。

RTX 3070の消費電力は220Wです。

RTX 3070と比較されやすいRTX 3070 Tiの消費電力290Wに比べ、約30%電力が抑えられています。

前シリーズと比較しても、 RTX 2080の215W、RTX 2080 Tiの250Wと大きく違いはありません。

そのため、RTX20シリーズからアップグレードする場合でも、電源ユニットを交換せずにアップグレードが可能です。

RTX 3070 Tiとの差は考慮する必要がある

RTX 3070 Tiは2021年にリリースされたRTX 3070の上位モデルです。

性能はRTX 3070に近く、10%程度ゲーミング性能が上昇しています。

リリース当初は、価格面に比べて性能差がなかったため、RTX 3070を採用するゲーミングPCが多くありました。

しかし、RTX 3070 Tiの価格がRTX 3070並みに下落したため、現在ではRTX 3070 Tiを採用するモデルも増えています。

これからBTOのゲーミングPCを購入しようと検討している方は、RTX 3070 Ti搭載モデルとの比較をおすすめします。

RTX3070のスペックはどれくらい?

RTX 3070はハイエンドのグラボとなっており、フルHDのゲームであれば平均240 fps近く出せるスペックがあります。ゲームや設定、シーンによってFPSは大きく上下しますのであくまで参考程度にしてください。

グラボ 性能の目安 メモリ数 スペック
RTX 3080/ti フルHD:360 fps 10GB、12GB フラグシップ
RTX 3070/ti フルHD:240 fps 8GB ハイエンド
RTX 3060ti フルHD:165 fps 8GB ミドルハイ
RTX 3060 フルHD:144 fps 12GB ミドル
RTX 3050 フルHD:100 fps 8GB エントリー

RTX 3070は人気タイトルでどれくらいのFPSが出せる?

本記事では「Core i7 12700K」と「RTX 3070」を組み合わせた場合、各人気タイトルでどれくらいのFPSが出せるのかご紹介します。RTX 3070と組み合わされるCPUはintel Core i7 12700Kが採用される場合が多いです。

Apex Legends

画質設定 低 283 fps
画質設定 中 223 fps
画質設定 ウルトラ 127 fps

Valorant

画質設定 低 300 fps
画質設定 中 245 fps
画質設定 ウルトラ 139 fps

RUST

画質設定 低 248 fps
画質設定 中 197 fps
画質設定 ウルトラ 112 fps

Escape from Tarkov

画質設定 低 185 fps
画質設定 中 147 fps
画質設定 ウルトラ 83 fps

フォートナイト

画質設定 低 221 fps
画質設定 中 175 fps
画質設定 ウルトラ 100 fps

Overwatch 2

画質設定 低 526 fps
画質設定 中 417 fps
画質設定 ウルトラ 237 fps

RTX 3070搭載のおすすめゲーミングPC5選

RTX 3070を搭載した製品は現在販売されておりません。RTX 3070の次世代機・後継機については、以下の記事からご確認ください。

ここまでRTX 3070の特徴やゲーミング性能を解説しました。

RTX 3070は現在でもミドルクラス以上のゲーミングPCに多く採用されています。

以下では、RTX 3070搭載のおすすめゲーミングPC5選をまとめました。

【販売終了】ドスパラ GALLERIA XA7C-R37

GALLERIA XA7C-R37は、ドスパラから販売されているミドルハイクラスのゲーミングPCです。

優れたゲーミング性能とコスパを両立したモデルで、同シリーズのなかでも高い人気を誇ります。

CPUとグラボのバランスがよく、ゲーム用途だけでなくクリエイティブユースな場面にも活躍するモデルです。

CPUはCore i7-13700、GPUはRTX 3070を搭載。フルHD~WQHD環境でさまざまなタイトルを快適にプレイできます。

メモリは16GB、ストレージは1TBです。より安定してゲームや作業を行いたい方はメモリの増設を検討しましょう。

性能とコスパを両立したい方におすすめのモデルです。

メーカー ドスパラ
CPU Core i7-13700F
グラボ GeForce RTX 3070
メモリ 16GB DDR4 SDRAM
ストレージ 1TB NVMe SSD

【販売終了】ドスパラ GALLERIA ZA7C-R37 第13世代Core搭載

GALLERIA ZA7C-R37は、より上位のCPUやメモリを採用したミドルクラスのゲーミングPCです。

CPUはCore i7-13700KF、メモリは16GB DDR5を搭載。

RM7C-R37と同じミドルクラスのゲーミングPですが、採用しているCore i7-13700KFは、より処理性能の高いモデルです。

メモリもDD5を採用しており、より素早い作業が期待できます。

ただし、パーツ性能が上がった分、価格面や排熱には注意が必要です。金額の差は大きく、CPUによる排熱もZA7C-R37は大きいデメリットがあります。

CPUの排熱に関しては、水冷式CPUクーラーを採用しているので、高い冷却性能で大きな問題にはなりません。ただし、仕組み上、CPUクーラーに寿命がある点は注意。

ミドルクラスでも上位のゲーミング性能を持ったモデルが欲しい方におすすめです。

メーカー ドスパラ
CPU Core i7-13700KF
グラボ GeForce RTX 3070
メモリ 16GB DDR5 SDRAM
ストレージ 1TB Gen4 NVMe SSD

【販売終了】ドスパラ GALLERIA UA9C-R37 第13世代Core搭載

GALLERIA UA9C-R37は、CPUにCore i9-13900KFを採用したミドル~ハイエンドクラスのゲーミングPCです。

メモリは16GB DDR5、ストレージは1TB SSD/2TB SSDを搭載。CPUやほかのパーツはハイエンドモデルと同等のパーツを採用しています。

カスタマイズで、より上位のグラボにアップグレードできるので、予算に余裕がある方は検討しましょう。

動画編集やゲーム配信など、クリエイティブな場面でも活躍。ストレージに2TB HDDを採用しており、さまざまファイルを取り扱いできるのもポイントです。

外観は、GALLERIAシリーズのハイエンドモデルに採用されているデザインハウス設計のデザイン。美しく仕上げられた外装はヘアライン加工を施したアルミ外装です。

ミドルクラス以上のゲーミングPCが欲しい方におすすめ。

メーカー ドスパラ
CPU Core i9-13900KF
グラボ GeForce RTX 3070 8GB GDDR6
メモリ 16GB DDR5 SDRAM
ストレージ 1TB Gen4 NVMe SSD / 2TB HDD

【販売終了】マウスコンピューター G-Tune PP-Z [ Windows 11 ]

 

GALLERIA UA9C-R37は、CPUにCore i9-13900KFを採用したミドル~ハイエンドクラスのゲ

CPUにintel最新13世代ハイスペックCPU「Core i7-13700KF」、グラボに「GeForce RTX 3070」を採用したモデルとなっています。

intelの13世代CPUは2022年10月20日に発売された最新モデル。先代の12世代Core i7 12700Kからコア数、スレッド数が大きく増加しているのが特徴です。

メーカー マウスコンピューター
CPU Core i7-13700KF
グラボ GeForce RTX 3070
メモリ 32GB
ストレージ 1TB Gen4 NVMe SSD

【販売終了】フロンティア FRGHZ790/B

 

GALLERIA UA9C-R37は、CPUにCore i9-13900KFを採用したミドル~ハイエンドクラスのゲ

CPUにintel最新13世代ハイスペックCPU「Core i7 13700K」、グラボに「GeForce RTX 3070」を採用したモデルとなっています。

FRGHZ790/Bにも2022年10月20日に発売された最新13世代CPUが搭載。

CPUクーラーには水冷CPUクーラーが採用されており、12世代CPUよりも消費電力、発熱量が上がった13世代CPUを冷やすために最適な構成となっています。

メーカー フロンティア
CPU Core i7-13700K
グラボ GeForce RTX 3070
メモリ 32GB
ストレージ 1TB M.2 NVMe SSD

RTX 3070搭載のおすすめゲーミングノートPC

RTX 3070を搭載した製品は現在販売されておりません。RTX 3070の次世代機・後継機については、以下の記事からご確認ください。

ここまでRTX 3070搭載のおすすめゲーミングデスクトップPCを紹介しました。

RTX 3070搭載モデルは、デスクトップPCだけでなくノートPCにもラインナップがあります。

以下では、RTX 3070搭載のおすすめゲーミングノートPC2選をまとめました。

【販売終了】レノボ Legion 570i 15.6型

Legion 570iは、レノボが販売しているハイパフォーマンスゲーミングノートPCです。

CPUはIntel第12世代Core i7-12700H、メモリは16GB、ストレージは1TB M.2 SSDを搭載。高いゲーミング性能を有しながら、価格を抑えたコスパのよいモデルです。

15.6型WQHD液晶ディスプレイは、165Hz対応。高fpsでのゲームプレイや美しいグラフィックを体感できます。

即納モデルもあり、最短1~2営業日での出荷は、すぐにゲーミングノートPCが必要な方には嬉しいポイントです。

ゲーミングノートPCでも、ビジネスユースに違和感のないデザインで、さまざまな場面で活躍。アルミニウムとマグネシウムの筐体は耐久性にも優れています。

メーカー レノボ
CPU Core i7-12700H
グラボ GeForce RTX3070 8GB
メモリ 16GB
ストレージ 1TB M.2 SSD

【販売終了】MSI GP76-11UG-1023JP

 

MSI GP76-11UG-1023JPは、十分なゲーミング性能とコスパを両立したゲーミングノートPCです。

CPUはIntel第11世代Core i7-11800H、メモリは16GB、ストレージは1TB SSDを搭載。フルHD環境で高いゲーミング性能を発揮し、WQHD環境でも快適なプレイを楽しめます。

17.3型の液晶ディスプレイは、144Hz対応。ゲーミングノートPCに求められるリフレッシュレートとしては十分な性能です。

スタイリッシュな外観は、万人受けするデザインで人気があります。

ゲーミングノートPCの弱点ともいえる熱対策にもこだわり、高い冷却性能を発揮。複数のヒートパイプと2基のファンで熱を確実に排気させます。

タフなゲーミングノートPCが欲しい方におすすめです。

メーカー MSI
CPU Core i7-11800H
グラボ RTX 3070
メモリ 16GB
ストレージ 1TB SSD

RTX 3070搭載のおすすめコラボモデル

RTX 3070を搭載したコラボモデルは現在販売されておりません。RTX 3070の次世代機・後継機を搭載したコラボモデルについては、以下の記事からご確認ください。

ここまでRTX 3070搭載のおすすめゲーミングノートPCを解説しました。

RTX 3070搭載モデルには、コラボPCも多く登場しています。

以下では、RTX 3070搭載のおすすめコラボモデル3選をまとめました。

【販売終了】ドスパラ GALLERIA CRA7C-R37 Crazy Raccoon コラボモデル

GALLERIA CRA7C-R37 Crazy Raccoon コラボモデルは、Crazy Raccoonロゴがデザインされたオリジナルケースを採用したPCです。

Crazy Raccoonカラーである黒と赤をベースにしたデザインで、美しい外観を楽しめます。

CPUはCore i7-13700F、メモリは16GB、ストレージは1TB SSDを搭載。さまざまな人気タイトルを快適にプレイできる性能を発揮します。

カスタマイズ性や拡張性にも優れたモデルなので、長く活躍できるのも嬉しいポイント。

コラボ特典として、コラボモデルオリジナルの壁紙がゲーミングPCにプリインストールされており、CrazyRaccoonファンにはたまらないゲーミングPCです。

メーカー ドスパラ
CPU Core i7-13700F
グラボ GeForce RTX 3070 8GB GDDR6
メモリ 16GB DDR4 SDRAM
ストレージ 1TB NVMe SSD

【販売終了】ドスパラ GALLERIA SHA7C-R37 渋谷ハル コラボモデル

 

GALLERIA SHA7C-R37 渋谷ハル コラボモデルは、渋谷ハル氏をイメージしたオリジナルケース採用のゲーミングPCです。

オリジナルケースは、渋谷ハル氏ディレクションのスペシャルデザイン。デザインだけでなく、スペックも同氏のこだわりで選ばれています。

CPUはCore i7-13700F、メモリは16GB、ストレージは1TB SSDを搭載。

熱対策には特に力を入れているモデルで、高熱伝導の高性能グリスやCPUファンに水冷式を採用しています。

コラボ特典として、コラボモデル限定壁紙がプリインストール。渋谷ハルからのメッセージ付きコラボモデル限定梱包箱に入ってゲーミングPCが届きます。

メーカー ドスパラ
CPU Core i7-13700F
グラボ GeForce RTX 3070 8GB GDDR6
メモリ 16GB DDR4 SDRAM
ストレージ 1TB Gen4 NVMe SSD

【販売終了】ドスパラ GALLERIA ZA9C-R37 ぶいすぽっ!コラボモデル

 

GALLERIA ZA9C-R37 ぶいすぽっ!コラボモデルは、オリジナルステッカーとオリジナル壁紙2種が付いてくるハイスペックのゲーミングPCです。

CPUはCore i9-13900KF、メモリは16GB DDR5、ストレージは1TB SSDを搭載。最新タイトルも快適にプレイできる性能を発揮します。

ハイスペックなゲーミング性能ながら、購入しやすい価格に抑えたモデルです。スングルスレッド、マルチスレッドに優れたCPUを採用しているので、クリエイティブユースにも活躍します。

予算に余裕がある方は、メモリの増設も検討しましょう。

コラボ特典は、定期的に更新されており、新たにデビューしたVtuberも追加されているのも嬉しいポイントです。

メーカー ドスパラ
CPU Core i9-13900KF
グラボ GeForce RTX3070
メモリ 16GB DDR5
ストレージ 1TB Gen4 NVMe SSD

RTX 3070 Tiとの違いは?

RTX 3070とRTX 3070 Tiではほとんど性能差がありません。RTX 3070 Tiは消費電力も大きく、性能差を感じる場面はほとんどないため、無理にRTX 3070 Tiを採用するメリットは少ないです。

一方、RTX 3070 Tiの価格が下落している点は考慮しましょう。

価格面で大きな差がないのであれば、RTX 3070 Tiの購入も視野に入ります。

現状では、ほかのパーツや価格面といった総合的な比較を行い、どちらを選択するか決めるのがおすすめです。

まとめ

本記事ではRTX 3070搭載のおすすめゲーミングPCと、RTX 3070のスペックなどについて解説しました。

RTX 3070はほとんどのゲームをフルHDであれば240fpsで遊べるかなりハイスペックなグラボとなっています。

リフレッシュレート240Hz対応のディスプレイを持っている人や、検討している人にぜひおすすめのグラボです。