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GTX 1650の性能解説|人気タイトルのFPSも掲載

GTX 1650は世代が古く、現在GTX 1650を搭載したゲーミングPCは基本的に販売されておりません。GTX 1650よりも新しい世代の製品を搭載した次世代機・後継機については、以下の記事で紹介しておりますので、ぜひご確認ください。

本記事では、Geforce GTX 1650の特徴と搭載ゲーミングPCのおすすめ5選を解説しています。

GTX 1650は、GTX 1050の後継機として登場した、エントリークラスのグラボです。2019年に発売開始して以来、3度のマイナーアップデートが行われています。

RTXシリーズに比べ、性能は控えめですが、GTX 1650の真価は高いコスパと実用十分の性能を両立している点です。GTX 1050に比べ、大きく性能が向上しており、エントリーモデルという位置づけのグラボとして立ち位置を確立。

ライトなプレイスタイルに最適なグラボとして、替えの効かない存在になっています。

本記事では、

  • GTX 1650の特徴や性能
  • 有名タイトルにおけるGTX 1650のゲーミング性能
  • GTX 1650搭載のおすすめゲーミングPC5選

をご紹介します。

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GeForce GTX 1650はどんなグラボ?特徴を解説

GTX 1650は2019年6月27日にリリースされたエントリークラスのグラボです。

ローエンドモデルとして大ヒットしたGTX 1050Tiの後継機として開発され、1.4倍も性能が向上しています。

リリース以降、3回のマイナーアップデートが行われ、メモリの高速化やエンコーダーが最新に変更されるなど、更なる性能upが行われました。

GTX 1650は、RTXシリーズに採用されているRTコアを搭載しておらず、価格面で有用なモデルとして存在感をしめしています。

予算を抑えたゲーミングPCを探す方におすすめのモデルです。

ローエンドの主力モデル

GTX 1650は、ローエンドの主力モデルであり、替えの効かない存在です。

価格の安さ、エントリーモデルとしては高い性能で、ライトユーザーに人気を博しています。

性能こそRTXシリーズに比べ低いという弱点はありますが、GTX 1650を選択するユーザーは、性能の低さは織り込み済みで選択することがほとんどです。

ゲームによっては高リフレッシュレートでもプレイが可能で、設定を「中」「低」にすれば、より快適にゲームをプレイできます。

価格と性能を両立している点から、エントリーモデルのゲーミングPCに多く搭載されているモデルです。

圧倒的に優れた価格で根強い人気

GTX 1650が人気な理由は、圧倒的に優れた価格です。

リリースからすでに3年以上が経過していますが、未だに多くのエントリーモデルのゲーミングPCに採用されており、根強い人気がうかがえます。

また、グラボの高騰が続いている傾向も、GTX 1650の人気を後押しする理由の一つです。

グラボの高騰により、GTX 1660やGTX 1060といったライバルを搭載したモデルが激減。

10万円前後のゲーミングPCの多くが、GTX 1650搭載モデルとなっています。

ゲーミング性能もよく、比較的快適にプレイできるモデルとして知られたことで、より人気が高まりました。

動画編集やゲーム配信などに優れたグラボ

GTX 1650は、ゲーミング性能だけでなく、3Dレンダリングやゲームの録画・配信といったクリエイティブな作業も得意としています。

アップデートにより、搭載されているエンコーダーが第7世代へと向上。

フルHD・60fpsでの動画配信で、コマ落ちなく、快適なゲーム実況配信が出来ます。

RyzenシリーズのライバルモデルであるRX 6500 XTは、動画エンコード機能がないため、エントリーモデルでゲーム配信や動画編集を行うならGTX 1650がおススメです。

最新のタイトルを快適にプレイしたい方には向かない

エントリーモデルとして、高い性能を持つGTX 1650ですが、最新タイトルを最高設定や4K環境でプレイしたい方には向かないモデルです。

高いグラフィックスが求められるタイトルや、MODを導入するようなタイトルは苦手としています。

GTX 1650は、FPS・TPSゲームなど、設定を「低」にすることで有利になるタイトルに適したグラボです。

プレイしたいタイトルが、GTX 1650の性能を発揮できるかを事前に確認しておきましょう。

Apex Legendやフォートナイトなどのタイトルを快適にプレイしたい方には、おすすめのモデルです。

有名タイトルのゲーミング性能を紹介

ここまでGTX 1650の特徴やメリット・デメリットを解説してきました。

GTX 1650はエントリーモデルとして十分なゲーミング性能を持つモデルです。FPS・TPSタイトルを快適にプレイできると評価されてます。

ここからは有名タイトルにおけるGTX 1650のゲーミング性能を解説していきます。

有名タイトルのゲーミング性能比較表

ゲーミング性能を比較するにあたり、CPUはCore i5-11400Fを使用。

フルHD、ゲーム内設定を「高」「中」「低」にて測定しています。

FPSはすべて平均の数値です。

タイトル 高設定 中設定 低設定
Apex Legend 70.6fps 92.8fps 115.6fps
VALORANT 168.4fps 172.6fps 188fps
フォートナイト 112.5fps 170.6fps 220.5fps
Grand Theft Auto V 83.2fps 119.3fps 165.6fps

Apex Legend

Apex Legendは、大人気のバトロワFPSゲームです。

平均のFPSは、高設定では70.6、中設定では92.8、低では115.6でした。

Apex Legendは、比較的CPUに依存しない設計で、グラボの性能が重要なゲームと言われています。

Apex Legendを快適にプレイするなら、低設定がおすすめです。中以上の設定では、激しい戦闘シーンでfpsが100を下回る場面もありました。

VALORANT

日本のプロチームが世界大会で3位という快挙を成し遂げたことで一躍注目を集めた、VALORANT。

軽さに定評がありますが、平均のFPSは、高設定では168.4、中設定では172.6、低では188でした。

高設定でも144fps以上が期待でき、低設定では200fpsを超える場面もあります。

VALORANTを快適にプレイしたい方には、GTX 1650は十分選択肢に入るモデルです。

フォートナイト

フォートナイトはリリースから5年以上が経過してなお、根強い人気を誇るバトロワTPSゲームです。

平均のFPSは、高設定では112.5 、中設定では119.3  、低では220.5でした。中設定では144fps張り付きでプレイでき、低設定では200fps以上でプレイが可能です。

エントリーモデルでありながら、戦闘シーンでも144fpsを下回ることがほとんどなく、快適にプレイできます。

フォートナイトを楽しみたい方へおすすめのモデルです。

Grand Theft Auto V

Grand Theft Auto Vは、世界で2番目に売り上げた、大人気のオープンワールド型アクションゲームです。

平均のFPSは、高設定では83.2 、中設定では119.3、低では165.6でした。中設定であれば安定して100fps以上を出力。

一方で、グラフィックスを楽しみたい方には、fps不足を感じる場面もありました。

戦闘などを楽しみたい方は、低設定でプレイすることをおすすめします。

おすすめのGTX 1650搭載ゲーミングPC5選

GTX 1650を搭載した製品は現在販売されておりません。GTX 1650の次世代機・後継機を搭載した製品については、以下の記事からご確認ください。

ここからはおすすめのGTX 1650搭載デスクトップゲーミングPCをご紹介します。

GTX 1650搭載デスクトップゲーミングPCは、各メーカーの主力モデルです。

CPUや電源ユニット、マザーボードなどに違いがありますので、購入する際の参考にしてください。

【販売終了】ドスパラ Monarch MH

Monarch MHは、ライトユーザー向けエントリークラスのゲーミングPCです。

CPUはCore i5-14400F、メモリは16GBを搭載。独自のエアフローで効率的な排熱を可能にしています。

9基のドライブベイを備えているため、購入後のアップグレードも可能です。

コストを抑えたエントリークラスながら、幅広いカスタマイズと拡張性を持ったモデルで、長く愛用できます。

動画編集やゲーム配信などに優れており、快適なゲームプレイにクリエイティブな作業にと、マルチに活躍するゲーミングPCが欲しい方におすすです。

メーカー ドスパラ
CPU Core i5-14400F
グラボ(GPU) GeForce GTX 1650
メモリ 16GB
ストレージ 500GB SSD

【販売終了】マウスコンピューター G-Tune DG-A5G1B

G-Tune DG-A5G1Bは、CPUにRyzen 5 4500を採用したエントリークラスのゲーミングPCです。

メモリは16GB、ストレージは512GBを搭載。独自のエアフローにより、効率的な排熱を可能にしています。

Ryzen 5 4500は、6コア12スレッドでよりゲーミング性能が最適化されたミドルクラスのCPUです。

フォートナイトを中設定では、144fps張り付き、低設定では200fps以上を安定して出力します。

VRなどで活用されるHDMI端子を、前面インターフェース部へ設置するなど、オリジナリティある設計が人気のモデルです。

拡張性にも優れており、コストを抑えながら、ゲームを楽しめるゲーミングPCが欲しい方におすすめ。

メーカー マウスコンピューター
CPU Ryzen 5 4500
グラボ(GPU) GeForce GTX 1650
メモリ 16GB
ストレージ 512GB SSD

【販売終了】マウスコンピューター G-Tune PG-I5G1B

本モデルは、カスタマイズが豊富な、エントリーモデルのゲーミングPCです。

CPUはCore i5-13400F、メモリは16GBを搭載。よりスペックを求める方には、メモリやストレージをアップグレード可能です。

本モデルの魅力は、税込15万以下という価格の安さ。

メモリが最大32GB、ストレージはSSD 4TBとHDD 8TBまで搭載できます。

安価で高性能なゲーミングPCを欲しい方、拡張しながら長く愛用したい方におすすめ

メーカー マウスコンピューター
CPU Core i5-13400F
グラボ(GPU) GeForce GTX 1650
メモリ 16GB
ストレージ 1TB SSD

ドスパラ GALLERIA RM5C-G50

GALLERIA RM5C-G50 は、CPUにCore i5-14400Fを搭載したゲーミング仕様のPCです。

メモリ16GB、ストレージがSSD 500GBになっており、ゲーム以外の作業にも向いています。

ミドルタワー型のケースは通気性と拡張性が優秀です。
CPUにCore i5を採用しているため、CPU依存の高いマインクラフトやヴァロラントなどを快適にプレイできます。

GTX 1650を搭載したゲーミングデスクトップPCで、真っ先に候補にあがるモデルです。

メーカー ドスパラ
CPU Core i5-14400F
グラボ(GPU) GeForce GTX 1650
メモリ 16GB
ストレージ 500GB SSD

【販売終了】ASUS TUF Gaming FA506IH-R5G1650

CPUはCore i7-12650H、メモリは16GB、ストレージはSSD 512GBを搭載しているゲーミングPCです。

価格と性能のバランスにも優れているだけでなく、ビジネスシーンでも活用できるようなシンプルなデザインが特徴として挙げられます。

LEDバックライト内蔵の打ちやすいキーボードが搭載されているため、自分自身の好みや気分に合わせてカラー変更が可能です。

初めてのゲーミングノートPCを探している場合には第一候補に挙げられるモデルなので、どれを購入するか迷っているならおすすめの1台といえます。

メーカー ASUS
CPU Ryzen 5 4600H
グラボ(GPU) GeForce GTX 1650
メモリ 8GB
ストレージ 512GB SSD

まとめ

本記事では、Geforce GTX 1650の特徴と搭載ゲーミングPCのおすすめ5選を解説しました。

GTX 1650は、エントリークラスの主力モデルで、価格の安さとエントリークラスとしては、高いゲーミング性能が人気のモデルです。

グラボの高騰が続いているなかで、10万円代前半から購入できるゲーミングPCは再注目を集めています。

初めてのゲーミングPCとして、予算に限りがあるけれど、快適にゲームをしたい方は、ぜひチェックしてみてください。