ゲーミングPC

RTX 4090搭載のおすすめゲーミングPC5選!ハイエンドゲーミングPCで快適にゲームを遊ぼう

NVIDIAのハイエンドモデルであるRTX 4090は性能・サイズ・価格ともにモンスター級のグラボです。

2024年10月現在の最新モデルであり性能の高さもトップクラス、高価格ながらも購入を検討しているユーザーは少なくありません。昨今の為替相場の影響を受け、円安でかなり高額だったにもかかわらず販売開始後は短期間で完売しました。

ゲーミングPCに対してコスト度外視・スコアも性能もトップであり続けたいヘビーユーザー御用達のグラボと言っても間違いありません。

本記事ではRTX 4090を搭載したおすすめのゲーミングPC5選をご紹介します。

最高の環境でゲームを遊びたい方は、ぜひ最後までチェックしてみてください。

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RTX 4090搭載のおすすめゲーミングPC一覧表

本記事で紹介しているRTX 4090搭載のおすすめゲーミングPC一覧表です。

商品名 GALLERIA ZA7C-R49
G-Tune FZ-I9G90 FRGBLSZ790/SG3 ZEFT Z45CD G-Master Hydro Z790 Extreme/D5
メーカー ドスパラ マウスコンピューター フロンティア セブン サイコム
CPU Core i9-14900KF Core i9-14900KF Core i9-14900F Core i9-14900KF Core i7-14700K
グラボ GeForce RTX 4090 GeForce RTX 4090 GeForce RTX 4090 GeForce RTX 4090 GeForce RTX 4090
メモリ 32GB 64GB 32GB 32GB 16GB
ストレージ 1TB 2TB 2TB 4TB 1TB

RTX 4090搭載おすすめゲーミングPC5選

現在RTX 4090搭載PCの多くは「クリエイター向け」として販売されていますが、上級者向けのハイエンドマシンとしてゲーミングPCも出ています。

コスパを考えればRTX 3000番台搭載PCのほうが安価ですが、「常に周りよりも上を目指すヘビーユーザー」を対象にRTX 4090搭載のゲーミングPCもその人気は衰えることを知りません。

ここからはそんなRTX 4090搭載ゲーミングPCを紹介していきます。

ドスパラ GALLERIA ZA7C-R49

メリット
  • ベーシックな構成で扱いやすい
  • ほかのBTO製品と比べてもコスパが高い
  • 水冷CPUクーラーを標準搭載
デメリット
  • 下位モデルと同じケースのためハイエンド感が薄い

CPUに第14世代Core i9-14900KFを搭載したドスパラのゲーミングPCです。
標準で水冷式のCPUクーラーを搭載しており、ハイエンドCPUでも十分に冷却できる性能を持っています。

メモリ容量は余裕の32GBを搭載し、ストレージは高速大容量SSD 1TBで人気タイトルも容量を気にせずインストール可能。ストレージ増設も可能で、最大HDD16TBとSSD4TBを搭載できます。

使用している電源ユニットは1000W、80Plus GOLD認証の効率のよい電源を搭載しているので、長時間のハードなゲーミングでも電力消費量を節約可能です。

32GBメモリとRTX 4090の組み合わせは、ゲーマーだけでなくクリエイターにもおすすめできるマシンとなっています。

メーカー ドスパラ
CPU Core i9-14900KF
GPU GeForce RTX 4090
メモリ 32GB
ストレージ SSD:1TB

マウスコンピューター G-Tune FZ-I9G90

メリット
  • 大容量のメモリ、SSDを搭載
  • フルタワーで拡張性の高いプレミアムなケース
  • 360mmラジエーターを備えた水冷クーラーを標準搭載
デメリット
  • ガラスサイドパネルが標準ではなくオプションになっている

CPUに第14世代Core i9-14900KFを搭載したマウスコンピューターのゲーミングPCで、24コア32スレッドのCPUはゲーミング・クリエイティブともに優れたパフォーマンスを発揮します。

水冷クーラーには360mmの大型ラジエータを備えた高い冷却性能を持つモデルを搭載。
フルタワーケースのサイズを最大限生かした構成となっています。

搭載メモリは64GBと大きく、高速大容量SSD 2TBは数多くの人気タイトルをインストール可能です。

電源には80Plus Platinum認証の電源ユニット1200Wが使われているので、CPUやグラボの高負荷時にも安定した電力を供給できるのでマシンが不安定になりません。

メーカー マウスコンピューター
CPU Core i9-14900KF
GPU GeForce RTX 4090
メモリ 64GB
ストレージ SSD:2TB

フロンティア FRGBLSZ790/SG3

メリット
  • RGBと縦配置グラボで魅せるPC
  • メモリ・マザーボードなど高性能なパーツ構成
  • 1500WのPlutinum電源を採用
デメリット
  • CPUの性能がほかのBTO製品と比べると1段低い

CPUにCore i9-14900Fを搭載したフロンティアのゲーミングPCは、MSI製のハイエンドマザーボード「PROZ790-P」を採用したハイエンドにふさわしいマシンです。

搭載メモリは32GB、2TBの高速SSDが使用されているので、OSのファイル容量すら気にせず人気タイトルのインストールが可能。

電源はハイエンドパーツの構成にふさわしい1500W 80Plus Platinum認証が搭載されているので、高負荷時にも安定した電力を供給できます。

本機の最大の特徴は、最大限魅せるPCとなるようさまざまな工夫が施されている点にあります。

GPUは縦に配置する独自のデザインを採用しています。これにより、GPUのライティングを最大限に楽しむことができます。
また、側面が強化ガラスパネルになっており、内部の美しいライティングを楽しむのに適したケースを採用しています。

ストレージ容量が大きいので、ゲームのインストールだけでなく高画質動画も大量に保存可能です。

メーカー フロンティア
CPU Core i9-14900F
GPU GeForce RTX 4090
メモリ 32GB
ストレージ SSD:2TB

セブン ZEFT Z45CD

メリット
  • Cooler Master製のケースを採用
  • 2TBのSSDを2基搭載
  • スモークガラスでRGBライティングをより楽しめる
デメリット
  • RTX 4090搭載モデルのなかでは価格が高め

CPUに第14世代Core i9-14900KFを搭載したセブン製ゲーミングPCのZEFT Z45CDは、スタイリッシュな外観と傾斜面に設けられたフロントコンソールにより、外部機器とのアクセスが容易になります。

搭載メモリは32GB、2TBの高速SSDに加え2TBの容量を持つHDDを搭載しているので、人気タイトルのインストールだけでなく制作した画像ファイルや撮影した動画・TV録画データの保存も可能です。

電源は余裕の1200W、ATX3.0 80Plus Platinum認証の電源ユニット使用で安定した電力供給が可能になり、変換効率のよさは節電の一助となります。

大容量ストレージに加え、惜しみなくハイエンドパーツを使用した当マシンはクリエイター向けPCとしても充分な性能を持つマシンです。

メーカー セブン
CPU Core i9-14900KF
GPU GeForce RTX 4090
メモリ 32GB
ストレージ SSD:2TB
SSD:2TB

サイコム G-Master Hydro Z790 Extreme/D5

メリット
  • 独自カスタマイズの水冷GPUを搭載
  • 拡張性とメンテナンス性の高いFractal Design製のケース
  • マザーボードやクーラーなど高品質パーツを採用
デメリット
  • RTX 4090搭載モデルはないため、標準モデルでカスタマイズしなければならない

CPUに第14世代Core i7-14700Kを搭載したBTOパソコンメーカーのサイコム製デスクトップPC G-Master Hydro Z790 Extreme/D5です。

RTX 4090には独自の水冷カスタマイズが施されており、一般的なBTO製品に搭載されているGPUとは一線を画す冷却性能を誇ります。

マザーボードには、ASRock製のハイエンドモデル「Z790 Steel Legend WiFi」を採用。大型のヒートシンクやM.2SSDソケットに加え、デジタル迷彩のデザインが特徴的です。

搭載メモリは標準で16GB、最大128GBへの変更も可能で、ストレージもノーマルではSSD 1TBですが購入時に増設追加できます。
RTX 4090の性能をフルに発揮するには、メモリは32GB以上にカスタマイズしましょう。

ほかのBTOにはない水冷GPUを搭載した製品であり、高い冷却性能を求める方におすすめです。

メーカー サイコム
CPU Core i7-14700K
GPU GeForce RTX 4090(要カスタマイズ)
メモリ 16GB
ストレージ SSD:1TB

RTX 4090搭載のゲーミングPCでできること


RTX 4090搭載のゲーミングPCでできることをまとめました。

描画負荷の高いゲームを快適に遊べる
高fpsでゲームを楽しめる
3DCADをスムーズに動かせる
高画質、高fpsで配信ができる
動画の編集やエンコードが快適にできる

ハイエンドゲーミングPCなので、高画質かつ高fpsでゲームを楽しめます。さらに、ゲームのグラフィック品質を落とさずに配信が可能です。

また、動画編集やエンコード、3DCADなどのワークステーション向けの作業も快適にこなせます。3DCADを使用する場合は、ゲーム向けの「Game Ready Driver」から「Studio Driver」に変更するとさらに快適に使えます。

ゲームはもちろん、ワークステーション向けの作業まで快適にできるので、RTX 4090搭載のゲーミングPCは、「高水準で何でもできる」ゲーミングPCだといえます。

人気ゲームではどれくらいのfpsが出る?ベンチマークをチェック


RTX 4090搭載のゲーミングPCで人気タイトルをプレイすると、どのくらいのFPSが出るのか調査しました。現在は数多くの大人気ゲームタイトルが出ており全てのベンチマークスコアを掲載できませんが、いくつかのタイトルに絞って測定しました。

搭載パーツの構成やゲームの設定・アップデートなどにより、多少ずれが生じる可能性があります

フォートナイト

プレイヤー数600万人超えの大人気タイトル「フォートナイト」のベンチマークスコアを測定しました。

レイトレ「オフ」
DLSS「オフ」
レイトレ「最高」
DLSS「オフ」
レイトレ「最高」
DLSS「パフォーマンス」
フルHD WQHD 4K フルHD WQHD 4K フルHD WQHD 4K
GeForce RTX 4090 247 222 143 115 78 35 123 107 92
GeForce RTX 3090 217 166 90 89 56 25 119 95 72
Radeon RX6900 XT 206 146 75 58 35 16

比較に使用したのは「RTX 3090」と「RX6900 XT」で、それぞれレイトレ・DLSSをオンオフを切り替えて測定したのが上の表とグラフです。

負荷の高い設定でもRTX 3090が60FPSを超えていますが、RTX 4090はさらに高い数値を叩き出しています。レイトレ最高&DLSSパフォーマンスでも100FPSに迫る数値を出せるので、高画質&高フレームレートでFPSゲームを楽しみたいヘビーユーザーならRTX 4090を選択すべきです。

Apex Legends

大人気バトルロイヤルゲーム「Apex Legends」でもベンチマークスコアを測定しました。

フルHD WQHD 4K
GeForce RTX 4090 295 286 236
GeForce RTX 3090 227 200 135
Radeon RX6900 XT 236 197 127

こちらは描画設定を高く設定し、フルHD・WQHD・4Kでの平均フレームレートを測定しました。テスト時の最大フレームレートは300FPSです。

RTX 4090はフルHDやWQHDではフレームレート上限である300FPSに近い数値を叩き出しており、4K画質でも200FPSを上回る性能があるのが上の表からわかります。

比較に使用したRTX 3090と比較しても約1.3倍から1.7倍のスコア上昇が見られ、3000番台グラボより快適で滑らかな画質でのプレイが可能です。

VALORANT

VALORANTは最近のゲームタイトルのなかでは「非常に軽い」部類のゲームなので、RTX 4090のようなハイエンドグラボではオーバースペックになってしまいます。GTX 1650といったミドルクラスのグラボでも144FPSは余裕です。

フルHD WQHD 4K
GeForce RTX 4090 759 771 585
GeForce RTX 3090 645 550 369
Radeon RX6900 XT 634 544 355

VALORANTは非常に軽いので、上の表では全て300fpsを超える結果となっております。

コスパ重視なら「VALORANTプレイのためだけ」にRTX 4090搭載PCの選択はおすすめできませんが、ほかの重量級タイトルのプレイも考えているなら選択はアリです。RTX 4090搭載PCなら煩わしい動作の遅延から解放されます。

PUBG

PUBGは最近人気のある「バトルロワイヤルFPSゲーム」の元祖といわれ、シンプルなルールとリアリティのある世界観がいまだに衰えない人気の要素です。

最近のタイトルと比較しても「ゲームとしては重い部類」に入る作品なので、100FPS以上で安定したプレイを楽しむならミドルクラス以上のグラボが搭載されたPCが必要になります。

フルHD(低) フルHD(ウルトラ) 4K(低) 4K(ウルトラ)
GeForce RTX 4090 638 237 409 110
GeForce RTX 3090 543 214 330 100
Radeon RX6900 XT 539 215 329 98

しかし、RTX 4090を使用すれば余裕で100FPSを超えるフレームレートが可能です。今回、比較として使用したグラボでも100近いスコアが出せるので、快適なフレームレートでプレイしたいならこれらのグラボを選択すれば間違いありません。

Overwatch2

「ヒーローもの」ジャンルの大人気タイトル「Overwatch2」でも、ベンチマークスコアを測定しました。

「Overwatch2」から基本プレイが無料になり、プレイヤー人口が爆発的に増えた本タイトルは「比較的軽い」部類のタイトルです。

フルHD WQHD 4K
平均 最小 平均 最小 平均 最小
GeForce RTX 4090 364 233 313 219 182 129
GeForce RTX 3090 263 185 198 144 110 72
Radeon RX6900 XT 255 201 180 133 98 63

公式サイトでは推奨環境として、GTX 660やRadeon HD 7950などの比較的古いグラボが掲載されているので、RTX 4090のようなハイエンドグラボではオーバースペックになります。フルHDでは最小でも200FPSを超えており、4K画質でも余裕の100FPSを突破

コスパ重視でOverwatch2のプレイだけを考えるならRTX 4090搭載PCはおすすめできませんが、4K設定で滑らかな画質でプレイしたいヘビーユーザーにはおすすめのグラボです。

RTX 4090搭載ゲーミングPCの選び方

RTX 4090搭載ゲーミングPCの選び方について解説します。

グラボが決まっているため選び方の選択肢は多くありませんが、RTX 4090搭載ゲーミングPCを選ぶ際に意識しておくべきポイントを紹介しますので、ぜひ参考にしてみてください。

パーツの冷却方法で選ぶ

RTX 4090搭載ゲーミングPCを選ぶ際は、パーツの冷却方法で選びましょう。

理由は大きく分けて2つで、高負荷時などにパーツが熱をもつとパフォーマンスの低下や故障につながるのが1つ。もう1つは、冷却方法によっては騒音がひどくなるためです。

グラボとCPUを水冷式で冷やすのが一番ですが、ほとんどのBTOメーカーでは水冷式のグラボを取り扱っていません。CPUクーラーだけでも水冷式にすると、PCケース内の温度上昇を抑えられるため、高負荷時の冷却性能や騒音が低減されます

空冷式でも問題なく使えますが、高負荷時のパフォーマンスの低下や騒音が気になる方は冷却方法で選びましょう。

価格で選ぶ

RTX 4090搭載ゲーミングPCを選ぶ際は、価格で選ぶのも重要になります。

RTX 4090を搭載するハイエンドゲーミングPCは非常に高価なため、数%の割引でも大きな金額差になります。

RTX 4090搭載のゲーミングPCの価格は50万円ほどなので、10%の割引で約5万円、5%の割引でも約2万5千円と、非常に大きな金額になります。高価なモデルなのでセール対象になりにくいですが、大規模なセールでは対象になっています。

少しの割引でも大きな金額になりますので、できるだけ安く購入したい方はセールを狙うなどで価格を重視して選びましょう。

RTX 4090搭載のゲーミングPCのメリットとデメリット


RTX 4090搭載のゲーミングPCのメリットとデメリットについて解説します。

RTX 4090を搭載したゲーミングPCのメリットとデメリットを知りたい方は、ぜひ参考にしてみてください。

RTX 4090搭載ゲーミングPCのメリット

RTX 4090搭載ゲーミングPCのメリットをまとめました。

4Kなどの高解像度環境で快適にゲームを楽しめる
高fpsをだせるため、FPSゲームなどの撃ち合いで有利になる
参加人数などで負荷が変動するオンラインゲームでも安定して動作する
Live2Dや3Dモデルを使用したVTuber活動が快適にできる
動画エンコードの速度が速い
3DCADが快適に使える

高性能なため、PCで行うほとんどの作業を快適にできるのが大きなメリットになります。

もちろんRTX 4090搭載のゲーミングPCでなければ快適にできないわけではありませんが、下位モデルのゲーミングPCでゲームや作業するよりも確実に快適になります。

RTX 4090搭載のゲーミングPCであれば、ゲームや仕事において、これ以上ない最高の環境を構築できます。

RTX 4090搭載ゲーミングPCのデメリット

RTX 4090搭載ゲーミングPCのデメリットについてみていきましょう。
基本的にRTX 4090搭載ゲーミングPCのデメリットはありませんが、強いて挙げるならば以下のデメリットが挙げられます。

ゲームのfps制限に引っかかる
故障した際のパーツ交換が高い

PCゲームでは、ゲームクライアント側でfpsの上限が設けられている場合があります。例えば、ゲーム側のfps上限が120fpsであれば、そのゲームでは120fps以上出せません。

このように、ゲームによっては本来の性能を出し切れないケースがあるのがひとつのデメリットです。

また、故障した際のパーツ交換が高いのもデメリットとして挙げられます。とくにRTX 4090の価格は約30万円なので、グラボが壊れてしまうとかなりの痛手になります。

RTX 4090搭載ゲーミングPCでよくある質問

RTX 4090搭載のゲーミングPCのよくある質問をまとめました。

RTX 4090搭載のゲーミングPCを購入する場合の予算は?

RTX 4090搭載のゲーミングPCを購入する場合の予算は、最低でも60万円となります。

青天井ではないものの、上を見ると予算はいくらあってもいいので、可能な限り用意しましょう。

ただ、RTX 4090搭載のゲーミングPCを購入するなら、最低限60万円は準備しましょう。60万円あれば、さまざまなモデルから選べるようになるうえ、カスタマイズする余力ができます

妥協せずに最高のゲーミングPCを購入するためにも、予算は最低でも60万円用意しましょう。

RTX 4090のサイズはどれくらい?

RTX 4090の本体サイズはメーカーにより若干の違いがあります。例としてZOTACから発売されているRTX 4090は横356mm×奥行き150mm×高さ71mm。使用するマザーボードにもよりますが、PCIの拡張スロットを3スロット占有するので、サウンドボードやUSB増設インターフェイスカードなどを取り付ける時は注意が必要です。

重さも約2.1kgとノートPC並みの重量があるので、取り付けの際は重さによるマザーボードの変形や破損を防ぐためのサポーターやブラケットを併用します。

横置き可能なPCケースを選択することで、グラボの重量によるマザーボードの負担を軽減可能です。

RTX 4090にはTiやSuperのような上位モデルはある?

RTX 4090にはTiやSuperのような上位モデルはありません。

前世代のRTX 3090には上位モデルのRTX 3090 Tiがありましたが、RTX 4090の上位モデルは発売されていません

RTX 4090 Tiのリーク情報などがありましたが、RTX 4090に迫る性能を持つ競合製品がないことや、非常に高価になってしまうなどの理由からRTX 4090 Tiの発売は見送られたとされています。

RTX 4090の発売から時間が経っていますので、今後もRTX 4090の上位モデルは販売される可能性は低いです。

ハイエンドゲーミングPCは電気代が高いって本当?

ハイエンドゲーミングPCは、電気代が高くなる場合があります。

PCの性能を引き出すには、多くの電力を消費しなければならないため、必然的に電気代が高くなります。ただし、これはCPUやグラボの性能を引き出さなければならない高負荷時の話です。

動画鑑賞やブラウジングなどの低負荷時の消費電力は、一般的なPCと大きな違いはありません。常時高負荷がかかるマイニングなどをしないのであれば、さほど気にする必要はありません。

ゲーミングPCの電気代については、「ゲーミングPCの電気代を解説!スペックごとの消費電力や電気代を抑える方法も」の記事で詳しく解説していますので、電気代が気になる方はこちらの記事もチェックしてみてください。

まとめ

RTX 4090は非常に性能が高く、レベルアップした機能などが搭載されています。それらの機能・性能を活かせる人やクリエイター・ゲーマーに強くおすすめしたいのがRTX 4090です。

現在のスペックに物足りなさを感じる人や、最高峰スペックのグラボがほしい人はRTX 4090搭載PCは検討する価値のあるマシンになります。

  • RTX 3090から大幅なスペックアップ
  • DLSS 3.0搭載
  • 8Kのゲームプレイ・キャプチャに最適
  • 多数のクリエイティブ制作ツールに対応

価格やサイズ・重量もモンスター級のハイエンドグラボであるGeForce RTX 4090、あなたのゲーミング環境を頂点へと進化させる一助となりうるパーツです。

次なるステージを目指す人は購入を検討してみましょう。