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steamなどのゲーム用外付けSSDのおすすめ15選!SSD増設で快適ゲーミングライフ

近年、人気タイトルの大容量化が進んでおり、100GB以上ある作品も少なくありません。

通信速度の向上もあり、Steamなどのプラットフォームからゲームをダウンロードしてプレイを楽しんでいるユーザーも増加中です。

気軽に人気タイトルを入手できるようになった今、新たな問題として「ストレージの容量不足」が課題になっており、PCにさほど詳しくない人でも簡単にストレージ容量を増やす手段として「外付けSSD」に注目が集まっています。

今回の記事では、ゲーム用におすすめな外付けSSDについて詳しく解説していきますので、ぜひ最後まで見てください。

>>すぐにゲーム用外付けSSDのおすすめをチェックしたい方はここをタップ

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ゲーム用の外付けSSDおすすめ15選

製品名 SDSSDE81-1T00-GH25 WDBAGF0010B WDBAYN0020B MU-PC2T0K/EC MU-PE4T0S-IT/EC CT4000X6SSD9 CT4000X8SSD9 SSD-SCT2.0U3BA/N SSD-PHP4.0U3BA/N STHR2000800 ESD-EMB1000GWH SL-MG5 Technology SXS2000 STKG1000400 SSPH-UA2N/E
メーカー SanDisk Western Digital Western Digital SAMSUNG SAMSUNG Crucial Crucial BUFFALO BUFFALO ELECOM ELECOM SONY Kingston Seagate I-O DATA
容量 1TB・2TB・4TB 1TB・2TB・4TB 1TB・2TB 500GB・1TB・2TB 1TB・2TB・4TB 500GB・1TB・2TB・4TB 4TB 500GB・1TB・2TB 500GB・1TB・2TB・4TB 500GB・1TB・2TB・4TB 250GB・500GB・1TB・2TB 500GB・1TB・2TB 500GB・1TB・2TB・4TB 500GB・1TB・2TB 250GB・480GB・960GB・1TB・2TB
読込速度 最大2000MB/s 最大1050MB/s 最大400MB/s 最大1,050MB/s 最大1,050MB/s 最大540MB/s 最大1050MB/s 最大600MB/s 最大1,050MB/s 最大950MB/s 最大1000MB/s 最大1000 MB/s 最大2000MB/s 最大1,030MB/s 最大1000 MB/s
書込速度 最大2000MB/s 最大1000MB/s 最大400MB/秒 最大1,000MB/s 最大1,000MB/s 最大540MB/秒 最大1050MB/秒 最大600MB/s 最大1,000MB/s 最大950MB/s 最大700MB/s 500GB・1TB・2TB 最大2000MB/s 最大1,030MB/s 最大1000 MB/s
重量 77.5 g ‎45.7g 27g 58g 98g 40.5 g 95.2 g ‎17g 79g 100g ‎36g 130g 28.9g 45g 90g

ゲーミング用におすすめの外付けSSDを紹介します。

形状やデータ転送速度のほか、機能や容量・ブランドなど、さまざまなモデルを紹介しているので、重視している要素に合致するものを探してみてください。

もちろんゲーミング用途以外でも活躍できるモデルばかりなので、お気に入りの製品選びの一助になれば幸いです。

SanDisk SDSSDE81-1T00-GH25

メリット
  • USB 3.2 Gen2による最大2000MB/秒の読み出し・書き込み速度
  • IP55の防水・防塵性能を備えている
  • 256ビットAESハードウェア暗号化に対応している
デメリット
  • Windows 8やmacOS 10以降でのみ利用可能な機能がある

本機は、SanDiskの人気シリーズの2024年時点での最新作です。

約77gの軽量・コンパクト設計で気軽に持ち運びやすいサイズ感になっています。

本機はNVMe M.2 SSDで、2000MB/秒の読み書き速度があるのが特徴です。高速通信ができるため、ゲームのロードなどを素早く行えます。ゲームもそのほかのアプリケーションも、ストレスフリーで楽しめるのが大きな魅力です。

さらに、鍛造アルミ筐体とシリコンシェルを組み合わせている本体も特徴。鍛造アルミ筐体による頑丈さと、シリコンシェルによる衝撃吸収力が合わさり、衝撃に弱いSSDをしっかりと保護する仕組みです。

そして、容量は1TB・2TB・4TBの3種類から選べます。

高性能かつ頑丈で、大容量のSSDが欲しい方におすすめです。

Western Digital WDBAGF0010B

メリット
  • 5色の本体カラーから選べる
  • 最大1000MB/sの読み書き速度
  • 45.7gの軽量設計で持ち運びが容易
デメリット
  • デバイスのロック解除や管理に専用のWD Securityソフトウェアによる設定が必要

Western Desitalから販売されている5色(グレー/ゴールド/シルバー/ブルー/レッド)展開のポータブルSSDです。

容量も1TB/2TB/4TBから選べるため、好みや用途によって使い分けができるのも本機の利点です。

耐衝撃性、耐振性も備えており、最大2mの高所からの落下衝撃にも耐えるボディに加え、内部のデータを不正アクセスから守るロック機能が搭載されているので、万が一の紛失でも大切な個人情報が守られます

また、バックアップソフトが付属しているため、大事なデータを別のドライブやクラウドストレージに簡単にバックアップすることもできます。

Western Digital WDBAYN0020B

メリット
64.5 x 64.5 x 8.7mm、27gでポケットサイズの超小型設計
  • exFATフォーマット済みですぐに使える
  • 約2mの高さからの落下耐性を備えている
デメリット
  • 最大読み込み速度が400MB/sでハイエンドモデルと比べると少し遅い
  • 端子がUSB 3.0 microBで特殊

本体サイズは64.5 x 64.5 x 8.7mmで、重量が27gと超小型・軽量設計のポータブルSSDです。
手のひらに乗るほど小さいサイズであり、かつスマートフォン程度の薄さで持ち運びが全く苦にならないポータビリティを備えています。

データ転送速度は400MB/secで、ほかのモデルと比較して少々速度は落ちますが、数多くの人気タイトルをインストール可能。ゲーミングマシン本体のストレージを圧迫しません。

万が一、紛失や盗難で本体が解体されても内部のデータを読み取られる恐れがないので、大切な個人情報や自身のキャラクターのステータスなどを知られる心配は皆無です。

また、exFATフォーマット済であるため、煩雑な操作なしですぐに使い始めることが可能です。

とにかく小さい・軽いポータブルSSDを探している方におすすめです。

SAMSUNG ‎MU-PC2T0K/EC

メリット
  • USB 3.2 Gen2 インターフェースを採用している
  • 指紋認証技術を搭載
  • 軽量でコンパクトな設計なので持ち運びにも便利
デメリット
  • 機能をフルに活用するためには、専用の管理ソフトウェアが必要

サイズは85x57x8mmのカード型で、指紋認証の機能が搭載されているモデルがこの「T7 Touch」シリーズです。

互換性も高く、パソコンはもちろん家庭用ゲーム機からスマートフォンでも使用が可能で、名刺サイズほどのコンパクトさはポケットのなかに入れてもかさばりません。スタイリッシュなメタルボディは堅牢性が高く、最大2mからの落下衝撃にも耐えられます。

最大転送速度1050MB/secのスピードは、重量級タイトルの起動でも遅延なくパソコン本体の性能を存分に発揮できるので、ハイエンドマシン用の外付けストレージに最適なモデルです。

SAMSUNG MU-PE4T0S-IT/EC

メリット
  • 書き込み速度1,000MB/sでデータ転送が迅速
  • IP65の防塵防水等級と3メートルの落下耐性がある
  • 多くのデバイスとの互換性がある
デメリット
  • 比較的価格が高め

サイズは、‎13x88x59mmのカード型で、滑りにくいラバー素材で本体を包み込んだデザインをした外付けSSDがこちらになります。

外観からもわかる耐衝撃性に加えIP65準拠の防水性や防塵性を備えたモデルで、室内のみならず屋外での過酷な環境でも使用可能。ユーザーは場所の制限に開放されてコンテンツを楽しめます。

データサイズの大きいタイトルも即座に転送できる最大1050MB/secの速度は、重量級タイトルのプレイを妨げることはありません。

ゲーミングだけでなくクリエイティブ方面でも活躍できるスペックがあるので、両方を楽しみたい欲張りなユーザーにもおすすめです

Crucial CT4000X6SSD9

メリット
  • 4TBの大容量で、膨大なデータも簡単に保存できる
  • 最大800MB/sの読み取り速度
  • 2メートルの高さからの落下耐性を備えている
デメリット
  • USB Type-Aとの互換性がない

サイズは、69x11x64mmと手のひらに収まるコンパクトさと約40gの軽量ボディに、4TBもの大容量のストレージが収まっている製品がこのCT4000X6SSD9です。

落下衝撃耐性はもちろんのこと、振動や極端な温度差のある環境での耐性もあるので、年中を通して屋外での使用に問題はありません。

ストレージ容量は500GB・1TB・2TB・4TBの4種類から用途に応じて選択可能。最大800MB/secの転送速度は、数多くの人気タイトルのロードを高速かつストレスフリーにします。

ゲーミングだけでなく、映画などの動画コンテンツを持ち運びしたいユーザーにも最適なモデルです。

Crucial CT4000X8SSD9

メリット
  • USB 3.2 Gen 2による1,050MB/秒の高速読み出し
  • さまざまなデバイスに対応している
  • 過酷な条件にも耐えうる耐久性
デメリット
  • 極端な軽量化を求めるユーザーには不向き

サイズは、110x11x53mmと細長いカード型で、パソコンはもちろんiPadやPS5・Xboxでも使える外付けSSDがこのCT4000X8SSD9です。

低消費電力に加え耐久性に優れたモデルで、極端な温度差や振動・衝撃にも強く、アルミニウム仕上げのボディは稼働時の熱を効率的に冷却します。

ストレージ容量は1TB・2TB・4TBの3種類から用途に応じて選択可能。最大1050MB/secの転送速度は一般的なUSBフラッシュドライブの約100倍に相当し、重量級タイトルも高速でロードできます。

人気タイトルの保存だけでなく、写真や映画などの動画コンテンツの保存にも適しているので、マルチに使いたい人におすすめのモデルです

BUFFALO SSD-SCT2.0U3BA/N

メリット
  • USB 3.2 Gen2に対応している
  • MIL-STD規格に準拠した耐衝撃性
  • 本体重量は約17gと軽量
デメリット
  • 大容量を求めているユーザーには不向き

サイズは23×11×68.2mm、本体質量約17gのスティック型、USBフラッシュメモリと同じ大きさの外付けSSDです。

小さいので衣類のポケットに入れていても邪魔にならず、ノートPCでもフラッシュメモリと同じように使えるのでパソコン周りがすっきりします。最大転送速度600MB/secの速度は遅延のない快適なプレイが可能で、パソコン本体の性能を妨げません。

フラッシュメモリとの違いは「少し幅が広い」ことなので、横並びのUSBポートでは隣に接続しているデバイスに干渉する恐れがあるので注意してください。

ゲームデータだけでなくテレビ番組の録画にも使用できるので、一家に一台あると便利なアイテムです。

BUFFALO SSD-PHP4.0U3BA/N

メリット
  • 読み取り速度1,050MB/s、書き込み速度1,000MB/s
  • 高い耐久性と安全性を確保している
  • 自動でUSBドライブを取り外す機能が付いている
デメリット
  • 高性能な特徴を持つため、価格が高め

本体サイズは、57×12.2×106.5mmと少し大きめのカード型で、紛失・盗難防止のストラップホールが付いているモデルになります。

重さは約79gと軽量で、カバンのポケットにも簡単に収まるので持ち運びも楽です。パソコンだけでなくPlayStationでも使える互換性の高さは、ストレージ拡張のハードルを下げ快適なゲーミング環境構築の一助になります。

大容量のデータ転送でも速度が低下しにくく、最大速度1050MB/secのスピードは重量級タイトルの高速なロードとプレイが可能です。

本体下部に滑り止めの足が付いているので、机の上でも滑りにくく据え置き型のストレージとしても使えます

LaCie STHR2000800

メリット
  • 最大950MB/s の高速転送が可能
  • IP67規格に準拠した究極の防水性・防塵性
  • 信頼性の高いSSDと5年保証で購入後も安心
デメリット
  • 性能が高い分ビット単価は高い
  • サイズが大きめで分厚いためポータビリティは劣る

本体サイズは、98x65x17mmのカード型、約100gの高い防水・防塵性能をもつポータブルSSDです。

本体を覆うゴムバンパーを見ればわかる通り、本機は防水・防塵性が非常に高く、さらに耐衝撃性にも優れています

本体の耐久性が高いだけでなく、ゲーミング用途に必要な高速データ転送速度を持ち、最大950MB/secという速度は重量級タイトルのインストールや起動でもストレスを感じることなくプレイを楽しめます。

また、本機は購入後5年の長期保証が付属しています。多くの外付けSSDが3年間の保証期間中、それより2年長い保証期間は本機の信頼性の高さを表しています。
さらに、1回のみ無償で「内部のデータ復旧」のサービスがあり、水没・破損はもちろん破損や誤消去・データ上書きなどの状況でもデータを復活できるサービスが魅力的です。

ELECOM ESD-EMB1000GWH

メリット
  • USB 3.2 Gen 2 インターフェイスを採用している
  • 重さ約13gとコンパクトで持ち運びやすい
  • さまざまなデジタル機器との接続が可能
デメリット
  • 読み込み速度に比べて書き込み速度が低い

本体サイズは67.3×23×8.6mm、重さは約13gのスティック型、先端を本体内部に収納できるフラッシュメモリと同様の外観を持つ外付けSSDです。

小さな本体ですが、読み込み最大1000MB/sec・書き込み最大700MB/secという高速データ転送速度はカード型SSDにも引けを取りません。この高速なデータ転送速度は、ゲーミング以外のあらゆる用途でもオールマイティーに利用でき、使えるシチュエーションはユーザーのアイデア次第です。

付属のセキュリティ機能を利用すれば、あらかじめ登録しているPCでの使用ならパスワードの入力が不要なのは便利な機能です。

SONY SL-MG5

メリット
  • 最大1000MB/sの読み出し・書き込み速度
  • 外出先での使用に非常に適している
  • PlayStation 4、PlayStation 5との互換性がある
デメリット
  • 最大速度を活用するためには、USB 3.2 Gen 2対応の機器が必要

本体サイズは、‎110x55x13mmのカード型で重さは約130g、表面に施された波面処理と識別用のバンドが特徴的なモデルです。

最大データ転送速度は1000MB/sec。IP67準拠の防水性・防塵性に加え強固な耐衝撃性・曲げ耐性はカバンのなかに無造作に入れられていても破損の心配がなく、通勤ラッシュ時の外部からの圧力でも大切なデータを守ります。

「コネクター部分まで支える」という独自の構造は、ケーブルの破損によるトラブルを最小限にしますが、ケーブル接続時には一般の製品よりも端子部の異物混入には注意が必要です。

価格は少々割高ですが、過酷なアウトドア環境にも耐えられるハードな製品を探している人におすすめします。

Kingston Technology SXS2000/1000G

メリット
  • 最大2,000MB/sの読み取りおよび書き込み速度
  • IP55等級の防水・防塵性能を備えている
  • ポケットサイズでありながら最大4TBのストレージ
デメリット
  • スリーブを装着することでサイズが若干大きくなる

本体サイズは70x33x13mmのカード型で重さはわずか29g、手のひらに収まるコンパクトなボディに大容量と高速データ転送能力が備わった外付けSSDです。

最大データ転送速度は業界トップクラスの2000MB/sec類を見ない高速性能は、簡易ストレージだと感じない快適さと利便性を提供し、ストレスフリーなゲーミングライフを味わえます。

コンパクトな本体に防水・防塵・耐衝撃を備えた本モデルは、アウトドアでの過酷な環境でもその利便性を余すことなく享受できるので、一度使うと手放せません。

価格は少々割高ですが、類を見ない速さと容量の大きさはヘビーユーザーにもおすすめできるモデルです。

Seagate Technology STKG2000400

メリット
  • 最大1030MB/sの読み出し速度
  • Windows、Mac、Androidと互換性がある
  • データ復旧サービス付き
デメリット
  • 耐久性が物足りない

本体サイズは、‎70x50x10mmのカード型で約65g、手のひらサイズの本モデルは持ち運びに適した外付けSSDです。

そのコンパクトさは旅行や屋外でのゲーミングでも邪魔にならず、小さなボディに大容量と高速性能を詰め込んだモデルになっており、オールマイティーな用途で活躍の場を選びません

最大データ転送速度は1030MB/sec。重量級タイトルの保存や起動も高速で快適にこなし、ハイエンドマシンの性能を損なうことなくゲームの世界に没入できます。

パソコンだけでなく家庭用ゲーム機のストレージ増設にも使えるので、遊びたいタイトルが多くて困っているユーザーにおすすめできる製品です。

アイ・オー・データ ‎SSPH-UA2N/E

メリット
  • 読み書き速度は約1,000MB/秒と非常に高速
  • コンパクトで軽量なデザインで、持ち運びに便利
  • 静かな環境での使用に最適
デメリット
  • 価格が高め

本体サイズは、72x46x11mmのカード型で重さは約90g、このiPhoneよりも小さなボディに高速2TBストレージが詰まった本モデルは、シネマカメラにも対応した製品です。

1000MB/secの最大データ転送速度は、手持ちのゲーミングマシンにとってボトルネックにならず、マシン本来の性能を活かしたプレイができます

屋外でカメラとの使用を想定して振動や衝撃に強く設計してあるので、ゲーミングに夢中になっているあまり「何らかのはずみ」で落としても大事なデータは保護されるので安心です。

本製品が故障してデータが破損した時も、有償にてデータ復旧サービスがある本モデルは、初めての人におすすめできる製品です。

外付けSSDとは?

外付けSSDとは、USBなどでパソコンに接続して使用する簡易的なストレージデバイスのことです。

形状もカード型やスティック型などさまざまなものがあり、内蔵型SSDと違ってカバンやポケットに入れて手軽に持ち運びができるので、ゲーミング以外にもクリエイティブ・ビジネスなどで活躍しています。

近年は単位容量当たりの低価格化が進み、1TB以上の容量を持つ外付けSSDも気軽に購入できるので、ストレージの増設が難しいノートパソコンやプレイステーション・Xboxのユーザーにも人気の外部ストレージです。

ゲーム用に外付けSSDを導入するメリット・デメリット

ゲーミングマシンのストレージ容量を、パソコンに詳しくない人でも簡単に増設できるアイテムとして人気の高い外付けSSD。

ゲーム用途で外付けSSDを使用するメリットと、起こりうるデメリットを簡単に解説していきます。

ゲーム用に外付けSSDを導入するメリット

一番のメリットは「容量の少ないパソコンでも簡単にストレージの増設ができる」ことです。

内蔵ストレージの増設には少なからず自作PCの知識を必要としますが、外付けSSDなら接続ポートに挿すだけで簡単に増設が可能になります。

そのほかのメリットとして「リスク分散」が可能なことです。

万が一の内蔵ストレージ破損でも外付けSSDを使用しておけば、ゲームのセーブデータなどの消失を最小限にできます。HDDと違い内部に駆動部品を使用していないので、外部からの衝撃に強く書き込み・読み込み速度もHDDよりも高速です。

静音で消費電力が少ないためノートパソコン使用時のバッテリー節約にもなり、長時間のプレイも可能になります。

ゲーム用に外付けSSDを導入するデメリット

一番のデメリットは「単位容量当たりの価格が割高」になることです。

近年低価格化が進んでいるとはいえ、HDDや内蔵型SSDと比較してまだまだ価格が高めなのが現状で、高価なモデルになると10万を超える製品も珍しくありません。

製品そのもののコンパクトな形状が影響し、発生した熱の冷却性能が低く高温になりやすい傾向があります。そのため耐久性に難があり、内蔵ストレージよりも故障するリスクが比較的高いのもデメリットです。

持ち運びしやすくコンパクトというメリットの半面、盗難や紛失のリスクがあるので製品の管理には充分注意する必要があります。

外付けSSDの選び方

ゲームを快適にプレイするのが目的で外付けSSDを選ぶ時、注目すべきポイントは3つあります。

  • ブランド・メーカー
  • 形状
  • 書き込み・読み込み速度

有名ブランドで価格の高いものがゲーミングに向いているとは限りません。使用時の環境や必要な容量・サイズを含め、この3点をよく確認して選ぶのが大切です。

ほかにも、衝撃吸収のクッション付きや指紋認証機能のある製品もあるので、興味のある人は探してみてください。

ブランド・メーカーで選ぶ

現在「外付けSSD」を販売しているメーカーは数多くあり、メーカーにより形状や特徴に違いがあります。

特定のメーカー推しなら、メーカーやブランドで選択するのも選び方のひとつです。
日本国内のメーカーや海外の有名メーカーなど、外付けSSDはさまざまなメーカーが販売しています。
データを記憶するパーツになるため、容量や価格だけで選ばないようにしましょう。

最近はセキュリティ機能を備えた製品も各社から出ているので、情報漏洩などが心配な人はそういった製品を選択してみるのをおすすめします。

形状で選ぶ

使用するデバイスに合わせた形状の製品を選ぶことは、ゲーミングの快適さに繋がる重要な要素です。

大容量の製品はサイズも大きくなるため、ノートPCでの使用は必要な容量と持ち運びやすさを考えないと不便に感じてしまい、快適さが損なわれてしまいます。屋外での使用の場合、耐衝撃性・耐水性・耐防塵性を備えた形状が必要です。

安さとコンパクトさだけで購入するのは「安物買いの銭失い」になる恐れがあるので、使用する環境やシチュエーションを考慮して選択してください。

書き込み・読み込み速度で選ぶ

ゲーミング用途の場合、データの書き込み・読み込み速度も重要な要素で、速度の高さはそのまま「プレイの快適さ」に繋がります。

容量ばかりに気を取られて低速な製品を購入してしまうと、せっかく高性能なゲーミングPCを使っていても快適にプレイできません。楽しいゲームも使用しているストレージがネックになり、遅延ばかりで台無しになってしまいます。

高速なモデルは一般向けの製品よりも高額ですが、予算が許す限り書き込み・読み込み速度が速いものを選択するのが賢明です。

外付けSSDを販売しているおすすめメーカー

外付けSSDを販売しているメーカーは非常に豊富です。そこで、さまざまなメーカーからおすすめをピックアップしました。

外付けSSDを購入する際に、こちらのメーカーを選んでおけば間違いなしです。

BUFFALO(バッファロー)

バッファローは愛知県名古屋市に本社を置くメルコホールディングスの子会社です。

パソコン用の周辺機器のほか、メモリーカードやストレージ・ネットワーク機器などを販売している国内ブランドで、外付けSSDも多数ラインナップされています。

カード型やスティック型などシチュエーションに応じた形状のラインナップがあり、保証期間内の軽微な論理障害は無償対応可能なのがポイントです。
BUFFALOの外付けSSDは、高速データ転送、堅牢な耐久性、使いやすさが特徴になっており、耐久性やUSB 3.1やUSB 3.2 Gen 2などの最新の接続技術を使用しています。

BUFFALOの外付けSSDは、個人使用からビジネス利用まで幅広く活用されており、特に日本国内では信頼性と性能で高評価です。
さらに、価格も比較的リーズナブルなので、コスパを重視する人におすすめのメーカーになります。

SanDisk(サンディスク)

サンディスクはフラッシュメモリの世界トップシェアブランドです。
SDカードやマイクロSD・スティック型メモリが有名で、周辺アクセサリーも数多くの製品を販売しています。

外付けSSDについては、野外での使用を想定した防水性能のほか、落下・衝突などの耐衝撃性能が備わったモデルが多数ラインナップされているので、屋外でのゲーミングに最適な製品が探しやすいメーカーです。
SanDiskの外付けSSDには、いくつかのシリーズがあります。

これらの製品は、写真、ビデオ編集、ゲームなどの大容量ファイルの保存と転送に適しており、モバイル環境でも利用しやすい設計です。
それぞれのモデルによって容量や速度、耐久性の面で異なっていますので、ゲーミングに最適なモデルを探しましょう。

ELECOM(エレコム)

エレコムは日本の大阪市中央区に本社を置き、記憶媒体からネットワーク機器までさまざまな商品を販売しているコンピュータ周辺機器メーカーです。

現在のニーズに迅速対応できる商品開発力や市場展開力が強みで、一般向け周辺機器はもちろんゲーミングに特化したマウスやキーボード・ゲームパッドなど豊富なラインナップが揃っています。

外付けSSDも例外ではなく、スティック型やカード型など用途や使用環境に合わせた形状を選択可能で、セキュリティ機能を搭載した製品もあるので、ゲーミングだけでなく普段使いにも最適です。

価格も一部の耐衝撃性のモデル以外は比較的リーズナブルなので、価格を抑えたい人にもおすすめできるメーカーです。

ゲーム用外付けSSDに関するよくある質問

ここからは「外付けSSDに関するよくある質問」について回答していきます。

初めて購入する人には、疑問や不明点はつきもの。限られた費用で購入する以上、製品についてもっとよく知る必要があると考えるのは自然な流れです。

特に頻出している質問を選んで解説しているので、外付けSSD購入の参考にしてください。

外付けSSDと外付けHDDの違いは?

SSDは内部のフラッシュメモリにデータを書き込むため、静音であまり熱が発生せず省電力です。

対してHDDは高速で回転する磁気ディスクにデータを書き込むという構造上、データの書き込みや読み込み時間がSSDよりも遅いのが特徴です。外部からの物理的衝撃にも弱いので、ほとんどの外付けHDDは据え置き型となっています。

単位容量当たりの価格はHDDのほうが安くて経済的です。

外付けSSDが認識しないときは?

外付けSSDが認識しない主な原因は、パソコン側のエラー、電力供給不足です。

パソコンにシステムエラーが発生すると、一時的にSSDを認識しなくなることがあります。急に認識しなくなったときは、まずこれを疑いましょう。一時的なものなので、パソコンを再起動すると改善する可能性があります。

さらに、購入後すぐ接続しようとして認識しなかった場合は、電力供給不足を疑いましょう。

外付けSSDは、消費電力が大きいです。バスパワー式のUSBハブでは、電力供給が足りず、認識しないケースがあります。その場合は、ACアダプターで電力供給ができるセルフパワー式のUSBハブに切り替えましょう。

また、外付けSSDが故障している場合も、認識しなくなります。何を試してもダメだった場合や、長い間使っていた場合、直近でSSDに衝撃を加えてしまった場合などには故障を疑いましょう。

故障している場合、メーカーや修理業者に依頼するのがおすすめです。このとき、内部のデータが全て初期化されてしまいます。

消したくないデータがある場合は、修理前にデータ復旧業者に依頼しましょう。

外付けSSDにゲームをインストールする方法は?

基本的にはコピー&ペーストでインストールできます。手順としては…、

    1. ゲームのインストールドライブ内で、ゲームのフォルダにカーソルを合わせて右クリック→コピーを選択
  1. ファイルエクスプローラーでインストールしたいSSDをダブルクリックで開き、保存先にしたい場所で右クリック→ペーストを選択

の手順でおこなってください。

外付けSSDが壊れる前兆は?

外付けSSDの故障の前兆として挙げられるものは次の4点です。

  • 処理速度の低下
  • デバイス(SSD)が認識されない
  • 何かしらのエラーメッセージが出る
  • 読み込み・書き込み時にフリーズする

などの症状が現れます。

HDDと違い故障の前兆がわかりにくいのもSSDの特徴で、ある日突然故障する可能性もあるので、定期的なバックアップは必要です。

外付けSSDが壊れるとどうなる?

インストールしたデータにアクセスできなくなるのはもちろんのこと、場合によっては容量が実際よりも少なく認識される可能性があります。

これは内部のメモリーチップの破損により「ストレージ」として認識できない領域ができるため、実際の容量よりも小さく表示されるためです。データの書き込み回数が増えてくると、内部のメモリーセルの劣化により症状が顕著になってきます。

ひとつのデバイスを過信せず、常にバックアップを取っておくのが大切です。

外付けSSDのデータ保存期間は?

データの保存期間は内部のメモリーセルの劣化具合と置かれている環境によって決まってきます。

トータルで1000回以上データの書き込みを繰り返している場合でも、よほど過酷な環境でない限り5年間はデータが消失することはありません。

10年間放置してもデータが消えないという報告もあり、HDDと比較して寿命は長い傾向にありますが、心配ならバックアップを取っておくのが賢明です。

まとめ

昨今のゲームタイトルの大容量化に対応するために、なくてはならない外付けストレージ。今回はコンパクトで持ち運びがしやすい外付けSSDについて解説しました。

現在は、今回紹介したメーカーやブランド・モデル以外にも数多くの外付けSSDが販売されています。

ゲーミング用途に必要な選び方や特徴・HDDとの違いなどを考慮し、自身のゲーミング環境に適したモデルを選択することは、プレイの快適さに直結する大切なことです。自作PCの知識がなくても簡単にストレージ増設ができる外付けSSDは、これからもっと需要が上がる「ゲーミングデバイス」になること間違いなしです。

本記事が快適なゲーミングライフの一助になれば幸いです。