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オープンフレームPCケースのおすすめ10選。選び方や購入時の注意点を紹介

PCケースは、ミドルタワーやフルタワーのような大きさで分類されています。

一般的な箱型PCケースとは違いオープンフレームPCケースはパネルが設置されておらずパーツがむき出しのPCケースです。独特なデザインのオープンフレームPCケースの選び方やメーカーを紹介をしています。

ゲーミングPCや周辺機器を専門としているスタッフが厳選したおすすめのオープンフレームPCケースも記載。
ほかにも、オープンフレームならではの購入時の注意点もまとめましたので、購入前にチェックするのがおすすめです。

オープンフレームは、箱型PCケースにはないメリットやデメリットがあるため、ケースを購入したい人はこちらの記事を読んで後悔しないPCケースを購入しましょう。


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オープンフレームPCケースおすすめ10選

製品名 SS-NFRAME-ATX Core P6 TG -Black- CRATUS CGR-5LMSB MasterFrame 700 SMZ-2WBT-ATX CONQUER ESSENCE N-FRAME-ATX-WHITE-KAI SS-NFRAME-STACK オープンフレームPCケース MechWarrior MOD-3
メーカー 長尾製作所 Thermaltake COUGAR Cooler Master 長尾製作所 COUGAR 長尾製作所 長尾製作所 Zony HELLOLAND
サイズ(幅x高さx奥行) 282.5x450x190mm 255x565x530mm 283x636x635mm 702x410x306mm 380x260x285mm 233x450x522mm 283x450x190mm 385x335x275mm(最小時)
  • 282x130x365mm
232x647x620mm
対応マザーボード ATX/Micro-ATX/Mini-ITX/Mini-DTX E-ATX/ATX/Micro-ATX/Mini-ITX E-ATX/ATX/Micro-ATX/Mini-ITX SSI-EEB/E-ATX/ATX/Micro-ATX/Mini-ITX ATX/Micro-ATX/Mini-ITX/Mini-DTX Micro-ATX/Mini-ITX ATX/Micro-ATX/Mini-ITX/Mini-DTX mini-ITX / mini-DTX / micro-ATX / ATX / E-ATX ATX E-ATX/ATX/Micro-ATX/Mini-ITX
ドライブベイ 3.5インチ×1/2.5インチ×2 3.5インチ×4or2.5インチ×6
2.5インチ×2
3.5インチ×2/2.5インチ×3 2.5インチ×3 3.5インチ×1/2.5インチ×1 3.5インチ×2or2.5インチ×3 3.5or2.5インチ×1 3.5インチ×1/2.5インチ×4
  •  3.5インチor2.5インチ×6
3.5インチx1or2.5インチ×3/2.5インチ×2
対応電源ユニット ATX ATX ATX ATX×2 ATX ATX ATX ATX ATX ATX

長尾製作所 SS-NFRAME-ATX

メリット
  • ネジ穴の精度が高いため、組み立てやすい
  • さまざまなマザーボードに対応している
  • グラボを垂直設置可能
デメリット
  • 取っ手の材質がプラスチックなので持ち運びに不安がある

長尾製作所のPCパーツの造形美を楽しめるオープンフレームPCケースです。
対応しているマザーボードの種類が豊富なため、さまざまなスペックのPCを組めます。

グラボを垂直に配置することに対応しており、自由度が高いです。
ベースの色が黒なので、黒いパーツはもちろんですが、さまざまな色のパーツに合います。

フレームのみのタイプなため、設置場所には注意が必要です。
パーツ搭載後の画像などを見てから購入を決めるのをおすすめします。

メーカー 長尾製作所
サイズ(幅x高さx奥行) 282.5x450x190mm
対応マザーボード ATX/Micro-ATX/Mini-ITX/Mini-DTX
ドライブベイ 3.5インチ×1/2.5インチ×2
対応電源ユニット ATX

Thermaltake Core P6 TG -Black-

メリット
  • 強化ガラスでショールームのような美しさ
  • さまざまな置き方に対応できる
  • パネルの着脱によりオープンフレーム型に変更できる
デメリット
  • 囲われている部分があるがケースファンは非搭載

サーマルテイクの強化ガラスを採用しているオープンフレームPCケースです。
フレームのみのタイプとは違い、ショーケースのような形状に仕上げてあります。

USB端子などのインターフェースも搭載しており、箱型とオープンフレームのいい所を合わせた設計です。
搭載可能なマザーボードの種類も豊富で、機能性やデザイン性を重視したPCを組み立てられます。

壁掛けも可能なオープンフレームPCケースなので、インテリアのひとつとしても使用可能です。

メーカー サーマルテイク
サイズ(幅x高さx奥行) 255x565x530mm
対応マザーボード E-ATX/ATX/Micro-ATX/Mini-ITX
ドライブベイ 3.5インチ×4or2.5インチ×6
2.5インチ×2
対応電源ユニット ATX

COUGAR CRATUS CGR-5LMSB

メリット
  • スチールパイプと強化ガラスの融合したデザイン
  • ヒンジ付きカバーで配線やメンテナンスが簡単
  • 熱対流の原理に着想を得た効果的なエアフロー構造
デメリット
  • サイズが大きく重量も重い

クーガー独特の形状をしたオープンフレームPCケースです。

アルミフレームに加え、スチールパイプと強化ガラスを組み合わた最先端のデザインであり、配線やメンテナンスを簡単に行えるヒンジ付きカバーを装備。
オープンフレームながらも、PCパーツを容易に扱うことが可能です。

オープンフレームで弱点となるエアフローに関しても、熱対流の原理に基づいた設計で効果的な風の流れを形成し、冷却性能も高めています。

金属感のある重厚なデザインを重視したい人に向いています。

メーカー COUGAR
サイズ(幅x高さx奥行) 283x636x635mm
対応マザーボード E-ATX/ATX/Micro-ATX/Mini-ITX
ドライブベイ 3.5インチ×2/2.5インチ×3
対応電源ユニット ATX

Cooler Master MasterFrame 700

メリット
  • オープンエアモードとテストベンチモードに切り替えできる
  • 強化ガラスが付属しており、デザイン性にも優れる
  • VESAマウントに対応し、壁掛けディスプレイとしての使用も可能
デメリット
  • サイズが非常に大きいためスペースが必要

Cooler Masterの「MasterFrame 700」は、オープンエアフレームとテストベンチの両方に対応する高いカスタマイズ性を持つオープンフレームPCケースです。

中央のマザーボードトレイと左右のサイドウイングで構成され、特別に設計されたヒンジにより、ユーザーのニーズに応じて柔軟に形状を変更できます。

特にオープンフレームの形状では、パノラマ強化ガラススクリーンを備え、内部コンポーネントを美しく展示できます。

また、VESAマウントに対応しており、壁掛けディスプレイとしての使用も可能です。

シンプルなオープンフレームケースでも、インテリアの一部として組み込みたいかたにおすすめです。

メーカー アンテック
サイズ(幅x高さx奥行) 702x410x306mm
対応マザーボード SSI-EEB/E-ATX/ATX/Micro-ATX/Mini-ITX
ドライブベイ 2.5インチ×3
対応電源ユニット ATX×2

長尾製作所 SMZ-2WBT-ATX

メリット
  • ベンチテーブル型の横置きだけでなく縦置きも可能
  • さまざまなマザーボードに対応している
  • ファンやラジエーターなどの柔軟な設置に対応可能
デメリット
  • 組み立てが初心者には難しい可能性がある

長尾製作所のテーブル型のオープンフレームPCケースです。
ベンチ台や斜め置きとして使えます。

自宅だけでなくPCの展示用として使用している所もあり、自作PCに慣れている人向きです。
大きさはミドルタワーほどで、搭載可能マザーボードもATX以下の大きさになっています。

ゲーミングPCにはもちろんですが、マイニング用としても使われることが多いです。
フレームだけで横置きを求めている人におすすめなオープンフレームPCケースといえます。

メーカー 長尾製作所
サイズ(幅x高さx奥行) 380x260x285mm
対応マザーボード ATX/Micro-ATX/Mini-ITX/Mini-DTX
ドライブベイ 3.5インチ×1/2.5インチ×1
対応電源ユニット ATX

COUGAR CONQUER ESSENCE

メリット
  • ヘリコプターをイメージした印象的なデザイン
  • 両サイドパネルに強化ガラスが搭載
  • パーツの組み込みが容易
デメリット
  • オープンフレームのためこまめなメンテナンスが必要

COUGARの「CONQUER ESSENCE」は、Micro-ATXおよびMini-ITXマザーボードに対応したオープンデザインのPCケースです。

CNC加工されたアルミニウムボディと両サイドの強化ガラスパネルにより、独特の近未来的な外観を持ち、内部コンポーネントを美しく展示できます。

最大350mmのグラフィックカードや160mmのCPUクーラーに対応し、ハイエンドなゲーミング構成にも適しています。

ただし、オープンフレーム構造のため、ホコリの侵入や騒音対策には注意が必要です。

メーカー サーマルテイク
サイズ(幅x高さx奥行) 233x450x522mm
対応マザーボード Micro-ATX/Mini-ITX
ドライブベイ 3.5インチ×2or2.5インチ×3
対応電源ユニット ATX

長尾製作所 N-FRAME-ATX-WHITE-KAI

メリット
  • 白で統一されたデザインが特徴的で見た目が美しい
  • PCI-e拡張スロットが8基備えられている
  • 防振用ゴムスペーサーが備えられている
デメリット
  • E-ATXには対応していない
    デフォルトでのストレージ搭載数が少ない

長尾製作所の「N-FRAME-ATX-WHITE-KAI」は、ATX規格に対応したオープンフレーム型PCケースで、PCパーツの美しさを引き立てるデザインが特徴です。

ホワイトエディションとして、白で統一された、洗練された外観を持ち、ステンレス製の長尾製作所ロゴプレートが付属しています。

電源ユニット搭載部に窓枠や防振用ゴムスペーサーを追加し、フレームの剛性を高めるため背面の補強スペーサーを金属製に変更するなど、細部にわたる改良が施されています。

オープンフレームケースでホワイトカラーの製品を求めている方におすすめです。

メーカー 長尾製作所
サイズ(幅x高さx奥行) 283x450x190mm
対応マザーボード ATX/Micro-ATX/Mini-ITX/Mini-DTX
ドライブベイ 3.5or2.5インチ×1
対応電源ユニット ATX

長尾製作所 SS-NFRAME-STACK

メリット
  • 横置き、縦置き、スタック型の3種類の置き方ができる
  • フレームのサイズは部品の構成に合わせて調整可能
  • USBポートの拡張用に各サイドに2つの穴がある
デメリット
  • 初心者には組み立てが難しい可能性がある

長尾製作所のスタック式オープンフレームPCケースです。
縦置き・横置き・スタックの3wayでの設置が可能で、パーツ動作確認から魅せるオープンフレームケースまで幅広い用途で使用できます。

カスタマイズ性が非常に優れており、パーツの交換が楽です。

また、サイズの変更が可能なため、コンパクトな構成からE-ATXの大きな構成まで多様な構成を組むことができます。

無駄のないデザインになっており、シンプルに自作PCを組み立てたい人におすすめです。

メーカー 長尾製作所
サイズ(幅x高さx奥行) 385x335x275mm(最小時)
対応マザーボード mini-ITX / mini-DTX / micro-ATX / ATX / E-ATX
ドライブベイ 3.5インチ×1/2.5インチ×4
対応電源ユニット ATX

Zony オープンフレームPCケース

メリット
  • 耐久性の高い航空機グレードの合金を使用
  • 組み込み式のUSBコネクタですっきり見せられる
  • ATX、M-ATX、ITXに対応するバリエーションが豊富
デメリット
  • 初心者には組み立てが難しい

航空機グレードのマグネシウム-アルミニウム合金を用いて製造された質感の高いオープンフレームPCケースです。
厚みが8mmあり、耐久性が高いのも特徴的。水冷クーラーやハイエンドGPUなど重いパーツを組み込んでも問題ありません。

表面は陽極酸化加工が施された銀色となっています。
フレームだけのタイプで黒以外の製品は珍しいため、オープンフレームで黒以外のケースを使って組み立てたい人におすすめです。

また、マザーボードのUSBヘッダーに繋げられるUSBコネクタが備えられており、ハブなどを使わずすっきりとした見た目に仕上げられるのも嬉しいポイントです。

ただし、本製品は説明書が付属していないため、自作PCに慣れている方の購入をおすすめします。

メーカー Zony
サイズ(幅x高さx奥行) 282x130x365mm
対応マザーボード ATX(Micro-ATX/Mini-ITXは別モデル)
ドライブベイ 3.5インチor2.5インチ×6
対応電源ユニット ATX

HELLOLAND MechWarrior MOD-3

メリット
  • ほかにないユニークなデザイン
  • アルミニウム合金と強化ガラスを使用しているため耐久性が抜群
  • 360mmのラジエーターに対応
デメリット
  • ほかのケースに比べて価格が高い

HELLOLANDの前方傾斜させたオープンフレームPCケースです。
搭載可能なマザーボードはE-ATXまでとなっており、拡張性が非常に豊富。

高精度のアルミマグネシウム合金を使用したフレームで、丈夫さと繊細さを併せ持っています。
ロボットのようなデザイン性とカスタマイズ性も兼ね備えているオープンフレームPCケースです。

また、基本フレームが白で統一されている点も特徴的。
白のオープンフレームケースは珍しいため、白系のインテリアに合わせたい方は必見です。

サイズが非常に大きいため、置き場所を確保してから購入をおすすめします。
箱型より冷却性を求めている人に向いているPCケースです。

メーカー HELLOLAND
サイズ(幅x高さx奥行) 232x647x620mm
対応マザーボード E-ATX/ATX/Micro-ATX/Mini-ITX
ドライブベイ 3.5インチx1or2.5インチ×3/2.5インチ×2
対応電源ユニット ATX

オープンフレームPCケースに向いているパーツを紹介

オープンフレームPCケースに向いているパーツを厳選しました。
オープンフレームで組まれているゲーミングPCは数少ないため、これから組み立てたい人は参考にしてください。

マザーボード

マザーボードはPCを組み立てるのに重要なパーツです。

オープンフレームPCケースはスペースがありますが、設置できるサイズは、限られているため、各ケース対応サイズは確認しましょう。

マザーボードが大きいとほかのパーツとの干渉という問題も発生するため、対応サイズだけでなく、ほかのパーツとの関係も調べておくことをおすすめします。

ASUS TUF GAMING Z790-PLUS WIFI

メリット
  • オープンフレームに最適なミリタリーグレードの耐久性
  • 電源周りや冷却性能などハイパフォーマンスを発揮するハイエンドモデル
  • Thunderbolt端子をはじめとした高い接続性
デメリット
  • 本体は光らないため、RGBライティングを求めている方には不向き

ASUSの「TUF GAMING Z790-PLUS WIFI」は、オープンフレームケースでの使用に最適な堅牢性を備えたマザーボードです。
ミリタリーグレードのコンポーネントを採用し、厳しい耐久性テストをクリアしており、他の機種ではエラーを起こすような状況でも対応できる信頼性があります。

特に、TUFゲーミングブランドは「堅牢性・耐久性」に重きを置いているため、ケースによる保護がないオープンフレームでPCを組む際には選択肢として非常に優秀なマザーボードです。

もちろんスペックにも妥協はなく、コンデンサーをはじめとする電源周りや、放熱性を考慮した多層構造の基盤、大型ヒートシンクなどハイエンドCPU・GPUにも対応できる設計となっています。

本モデルはLGA 1700(Intel 13・14世代)に対応、RAMはDDR5のモデルとなっています。

これらの特徴により、オープンフレーム環境でも安定したパフォーマンスを発揮し、長期間にわたり安心して使用できます。

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CPU

CPUは、コンピュータの心臓部とも言える部品であり、コンピュータのさまざまな計算やデータの処理を行う役割があります。
さまざまの選ぶ要素がありますが、とくに重要なのはコア数とスレッド数です。

現代のCPUは、複数のコアを持つものが一般的です。
各コアは、独立したプロセッサとして機能し、複数のタスクを同時に処理できます。

スレッドは、CPUコアが複数のタスクを同時に処理する能力です。
一部のCPUは、マルチスレッディング技術を利用して、1つのコアが複数のスレッドを同時に処理できます。

 Intel Core i7-14700K

メリット
  • 基本周波数は3.4 GHzで、最大で5.6 GHzまでブーストする
  • ゲーミング性能や静音性において好評価
  • ハイブリッドアーキテクチャを採用しており、効率と性能が向上している
デメリット
  • 発熱があるため、適切な冷却システムが必要

こちらの製品は、Intel Core i7-14700Kで、基本周波数は3.4GHz、最大で5.6GHz(Pコア)まで動作します。
ゲームのパフォーマンスやAdobeのソフトウェアの使用において高評価です。

また、このCPUはLGA1700フォームファクタを採用しており、16本のPCIe 5.0レーン、4本のPCIe 4.0レーンをサポートしています。
そのほかにも、LPDDR4、LPDDR5、DDR4、DDR5に対応したメモリコントローラもサポートしており、使いやすさに定評があります。

コストと性能のバランスが非常によいモデルのため、自作ユーザーに向いています。

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GPU

GPUは、コンピュータのグラフィックスを処理するための専用プロセッサです。
3Dゲームや動画の再生、画像の編集、そして最近では機械学習などの計算処理にも使用されています。

GPUを選ぶ要素はさまざまありますが、とくに重要なのは、VRAMと演算プロセッサです。
VRAMとは、ゲームのテクスチャやフレームバッファはVRAMに保存されるため、VRAMの容量は重要になります。

とくに、高解像度でのゲームプレイやテクスチャの質を高く設定する場合には、より多くのVRAMが必要です。
演算プロセッサとは、NVIDIAのGPUではCUDAコア、AMDのGPUではストリームプロセッサと呼ばれています。
これらのコアの数が多いほど、グラフィックス処理性能は高いです。

MSI GeForce RTX 4060 VENTUS 2X BLACK

メリット
  • リアルタイムレイトレーシングに対応している
  • 「TORX FAN 4.0」を2基搭載しており、冷却性が優秀
  • 最大4画面出力
デメリット
  • 推奨電源容量が550W必要

MSIの性能とコスパのバランスが非常によいグラボです。
こちらのグラボは、NVIDIA GeForce RTX 4060を搭載しており、3072ユニットのCUDAコアが特徴になっています。

8GBの高速GDDR6メモリを備え、強力なAIアルゴリズムとリアルタイムのレイトレーシングが可能です。
これにより、ゲーム中の光源、反射、影の描写がリアルになり、没入感が増します。

出力インターフェースとして、HDMI 2.1aとDisplayPort 1.4aが用意されており、最大4画面の出力が可能です。
また、このグラボは、「TORX FAN4.0」を2基搭載しており、ヒートシンクへの風の流れを効率よくし、グラボを冷却します。

CPUクーラー

CPUクーラーは、コンピュータのCPUが発生させる熱を冷却する装置です。
CPUの熱を効率よく放散し、CPUが適切な温度で動作できるように保ちます。

適切な冷却が行われないと、CPUの寿命が短くなったり、性能が低下したり、最悪の場合、CPUが損傷する可能性があるため、注意が必要です。
オープンフレームPCケースの場合は、熱がこもりにくいため、静音性を重視することをおすすめします。

空冷式と水冷式は、搭載しているパーツやサイズを調べてから決めていきましょう。

アイネックス ID-COOLING SE-226-XT-BLACK

メリット
  • 可動式バックプレートが付いており、複数のCPUソケットに対応可能
  • 取り付けが簡単で、初心者でも安心して使用できる設計
  • 銅製のヒートパイプ6本による高い冷却性能
デメリット
  • 重量が1.3kgと重いため、耐久性の高いマザーボードが必要

アイネックスが取り扱うID-COOLINGの「SE-226-XT-BLACK」は、オープンフレームPCに最適な高性能CPUクーラーです。

6本の6mm径銅製ヒートパイプと銅製ベースにより、優れた熱伝導性を実現し、オープンフレーム構造のPCでも効果的な冷却が可能です。

また、全体がブラックで統一されたデザインは、オープンフレームPCの美観を損なうことなく、スタイリッシュな外観を提供します。

Intel LGA1700を含む多様なソケットに対応しており、幅広いシステムでの使用が可能です。

さらに、120mmのPWMファンを搭載し、静音性と冷却性能のバランスが取れています。

オープンフレームPCの特性を活かしつつ、冷却性と静音性の高さを求めるユーザーにおすすめのCPUクーラーです。

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電源ユニット

電源ユニット(Power Supply Unit, PSU)は、コンピュータの各部品に適切な電力を供給するためのパーツです。
電源ユニットは、外部からAC電源を受け取り、それをコンピュータの内部パーツが使用できるDC電源に変換します。

電源ユニット選びにとくに重要なのは、出力容量と変換効率です。
電源ユニットの出力容量(ワット数)は非常に重要になっており、PCの全パーツが必要とする電力の合計よりも十分な容量が必要になります。

また、将来的にアップグレードをする場合はより多くの容量が必要です。
電源ユニットの効率は、消費電力と実際にPCパーツに供給される電力の比率を示します。80 PLUS認証には、Bronze、 Silver、 Gold、 Platinum、 Titaniumのレベルがあり、高い認証を持つほど効率がよいです。

オウルテック ATX電源 1000W VERTEX-GX-1000

メリット
  • 80 PLUS Gold認証
  • 最新規格に対応
  • 静音性に優れたファンでオープンフレームPCに最適
デメリット
  • 160mmの筐体サイズが大きく、ケースが対応しているか確認が必要

オウルテックのATX電源「VERTEX-GX-1000」は、Seasonic製の高品質な電源ユニットで、最新のATX 3.0およびPCIe 5.0規格に対応しています。

80PLUS GOLD認証を取得し、優れた電力変換効率を実現しています。
さらに、全てのケーブルには耐熱性に優れた16AWG線を採用。1000W級の大容量電源に対応できる高い信頼性を誇ります。

また、全てのコンデンサーに日本メーカー製のもの採用し、オープンフレームPCにも耐えうる信頼性と耐久性を提供します。

ファンには静音性と耐久性の高い135mmのFDB(高性能流体軸受け)ファンを搭載し、静音性と冷却性能のバランスが取れています。

さらに、12年間の長期交換保証が付帯。長期間安心して使用できます。

信頼性の高いパーツで構成されており、さらに長期保証も付帯しているため、負荷がかかりやすいハイエンド機やオープンフレームPCでの使用に適しています。

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オープンフレームのPCケースを購入する際の注意点


箱型のPCケースと違い、オープンフレームには独自の注意点があります
購入する前に熟知することにより、後悔しないPCケースを選択可能です。

USB端子やイヤホンジャックの有無

オープンフレームPCケースには、フレームのみの構成のケースとパネルが数枚採用されているケースがあります。

検証用などで使用する予定の場合はUSBなどはむき出しで問題ありませんが、箱型に近い使い方をする人はUSBやイヤホンジャックがケースに付属しているのが望ましいです。
箱型に近い形状でもUSB端子などを搭載していないモデルもあるため、確認をおすすめします。

置き場所を確保しておく

オープンフレームPCケースは、パネルで囲われていないため、窮屈なスペースですと外的要因による故障が起こりやすくなってしまいます。

通気性のよい場所を確保しておくことが必要です。
箱型のように足元に置けないタイプなため、棚の上などの置き場所を確保しましょう

フレームよりも外側にパーツが飛び出す可能性も考慮するのがおすすめです。

ペットを飼っている人には不向き

オープンフレームはパーツがむき出しのため、ホコリに弱いです。
ペットの毛にも弱いため、抜け毛を要するペットを飼っている家庭には向いていません

特に、猫は棚の上にも登ったり、暖かい電化製品の裏に行ったりするため危険です。
飼っているペットがパーツの突起などによりケガする恐れもあります

ペットを飼っている人は、箱型のPCケースがおすすめです。

オープンフレームPCのメンテナンス方法

オープンフレームPCケースを保守することは、長期間にわたり高性能なゲームプレイを続けるために重要です。
こちらでは、オープンフレームPCケースのメンテナンス方法について、代表的な方法を紹介します。

ケース内のほこりの除去

オープンフレームPCケースは、内部が視覚的に開放的で美しいデザインですが、それゆえにほこりや微小な粒子が内部に入り込みやすくなります。
これらのほこりは、冷却ファンやヒートシンクに付着し、熱効率を低下させる可能性が大きいです。

定期的にエアダスターを使ってケース内のほこりを吹き飛ばしましょう。
さらに、掃除機を用いて吸引すると、ほこりを完全に取り除けるのでおすすめです。

とくに冷却ファンの羽根に付いたほこりは、冷却効率に大きな影響を与えることがありますので、注意深く取り扱いましょう。

パーツを固定しているネジの確認

オープンフレームPCケースには、各コンポーネントを固定するためのネジが多く使われています。

ネジが緩んでいると、パーツが不安定になり、振動によるダメージが生じてしまうため、定期的にケース内のネジを確認し、緩んでいるものがあれば締め直すことが大切です。

オープンフレームPCケースはケースの開閉が手軽にできるため、ネジの確認も簡単なので、定期的な確認をおすすめします。

とくにGPUやCPUクーラーの固定ネジは注意が必要です。

グリスは拭き取って塗り直す

CPUクーラーやファンの軸受け部分にはグリスが使われており、それがさまざまな動作を支えています。

しかし、長期間使用するとグリスが劣化し、動作効率の低下が顕著です。

定期的にこれらの部分のグリスを確認し、必要に応じて新しいグリスを塗り直すことをおすすめします。

使用状況にもよりますが、最低限2年で確認するようにしましょう。

これにより、パーツの寿命を延ばし、冷却効果を最適化できます。

まとめ


今回は、オープンフレームのおすすめPCケースを紹介しました。

当メディアが最もおすすめするオープンフレームPCケースは、『長尾製作所 SMZ-2WBT-ATX』です。

商品名 SMZ-2WBT-ATX
メーカー 長尾製作所
前面インターフェイス 380x260x285mm
対応マザーボード ATX/Micro-ATX/Mini-ITX/Mini-DTX
ドライブベイ 3.5インチ×1/2.5インチ×1
CPUクーラー ATX

『長尾製作所 SMZ-2WBT-ATX』は、ベンチ型のユニークなデザインのオープンフレームPCケースです。

ゲーミングPCのケースとしてはもちろん、おしゃれにゲーミングPCを展示することも可能なPCケースなので、ぜひチェックしてみてください。

オープンフレームPCケースは取り扱いが難しい製品ではありますが、おしゃれで個性的なインテリアにもなります。ぜひ、本記事を参考に、自分に合ったオープンフレームPCケースを見つけてみてください。