USB PD(USB Power Delivery)とは?概要や特長を解説
iPhoneを超速充電するPDとは?
PD = Power Delivery
PDに対応する機器を最大100W (20V5A) で充電する給電規格。パソコンやスマートフォンをより早く充電するための規格です。
iPhone 8 以降のモデルが PD 超速充電に対応
充電に時間がかかるようになった。
iPhone 15 proを従来の5V2.4A充電器で充電すると約1時間40分で充電が80%になります。
iPhone 15 proをPD充電器で充電すると
約55分で充電が80%になります。
※PD30W充電器を使用した場合
PD充電器を使うと45分も速く充電可能!
iPhone 14 proを従来の5V2.4A充電器で充電すると約1時間30分で充電が80%になります。
iPhone 14 proをPD充電器で充電すると
約50分で充電が80%になります。
※PD30W充電器を使用した場合
PD充電器を使うと40分も速く充電可能!
選ぶ時の注意点
使用する機器はPDに対応しているか確認してください。
使用する機器の仕様に合った充電器やケーブルを選びましょう。
使用する機器はPDに対応している必要があります。
また使用する機器により必要な最大電力は異なります。
特に消費電力の大きいノートパソコンなどは、必要とする電力を確認しましょう。
必要な電力の目安
◆ スマートフォン
◆ タブレット
◆ ノートPC
※ハイスペックノートPCは約45W~100W
PD対応充電器
PD対応モバイルバッテリー
ケーブルには注意!
ケーブルには60Wまでと60W以上に対応したケーブル。
Type-C to Lightningケーブルがあります。
PD60Wより大きな電力で給電する際にはeMarkerと呼ばれる認証チップを搭載した「100W対応ケーブル」や「240W対応ケーブル」を使用する必要があります。
iPhoneを充電する時は、Type-C to Lightningケーブルを使ってください。
Type-C/Type-Cケーブル
Type-C/Lightningケーブル
iPhoneを超速充電する以外のメリット
最大100Wのハイパワーでパソコンも充電可能!
付属の大きなAC充電器をコンパクトな物にすることができます。
※USB Power Deliveryに対応したノートPCが対象です。
1台で様々な物に充電対応!
スマートフォン、タブレット、ノートPC、モバイルバッテリー、ワイヤレス充電器、ディスプレイなど、1台で様々な物に対応します。
※USB Type-Cコネクタを搭載した機器が対象です。