モバイルバッテリーは機内に持ち込める?

旅行中や長時間の移動で欠かせないモバイルバッテリーですが、「飛行機では持ち込めるの?」と疑問に思う方も多いのではないでしょうか。
結論から言うと、モバイルバッテリーは機内持ち込みのみ可能です。一方、預け入れすることはできません

モバイルバッテリーを預け入れすることができない理由

モバイルバッテリーに内蔵されているリチウムイオン電池は、外部から強い衝撃を受けると発熱や発火のリスクがあります。そのため、航空貨物では「危険物」として扱われており預け入れ荷物に入れることは禁止されています。
もし誤ってスーツケースに入れてしまうと、検査時に呼び出されたり、没収される可能性があるので注意が必要です。荷物を預け入れする際は、モバイルバッテリーを事前に機内持ち込みの手荷物として取り出しておきましょう。

機内に持ち込む際の注意点

機内に持ち込む場合でもモバイルバッテリーにはいくつかの規定があります。これらを守らないと、搭乗時にトラブルとなる場合があるため、事前に確認しておきましょう。

モバイルバッテリーのワット時定格量(Wh)の確認

モバイルバッテリーの持ち込みには、容量や個数に制限があります。本体に記載されているワット時定格量 (Wh)を確認しましょう。記載がない場合は、公称電圧 (V)と定格容量 (mAh)を用いて以下の式で算出可能です:

ワット時定格量 (Wh) = 公称電圧 (V) × 定格容量 (mAh) ÷ 1000

弊社のモバイルバッテリーは、ほぼすべての製品にワット時定格量の記載があり簡単に確認できます。

航空会社の規定を事前に確認

国内線の場合


  • 100Wh以下:個数制限なし

  • 100Wh~160Wh以下:2個まで

  • 160Wh超:機内持ち込み不可


※2023年5月時点

国際線の場合


  • 100Wh以下:持ち込み可能(個数制限は航空会社による)

  • 100Wh~160Wh以下:2個まで

  • 160Wh超:機内持ち込み不可


※航空会社によって異なる場合がありますので、搭乗前に最新情報をご確認ください。ワット時定格量の記載がない製品や経年劣化で印字が消えている場合も注意が必要です。

まとめ

モバイルバッテリーは飛行機に欠かせないアイテムですが、機内持ち込みの際は規定を守ることが重要です。搭乗前にワット時定格量と航空会社のルールを確認し、安全で快適な空の旅を楽しみましょう。

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