学校の卒業祝いや企業の周年祝いなどの記念品には、実用的で印象に残りやすい電化製品がおすすめです。一方で、受け取る側に喜ばれやすくブランディングに効果的な電化製品とはどのようなものかわからず、悩んでいる方も多いでしょう。

今回は、記念品として人気の電化製品を紹介します。商品の選び方や贈るときにチェックすべきポイントも解説するので、記念品を制作する前にぜひ参考にしてください。

電化製品は記念品におすすめ!意識向上や思い出の想起につながる

記念品には、日常使いができる便利な電化製品がおすすめです。電化製品は高価な印象があるうえに、毎日のように活用できます。印象に残りやすく、意識向上や思い出の振り返りにつながることが多々あります。

便利な電化製品を贈れば快適な環境を整えることに役立ち、毎日の生活におけるモチベーションが上がるきっかけになるでしょう。日常的に使用し目に触れる機会が多いので、企業や母校の思い出やもらったときの喜びをたびたび思い返す方もいます。

記念品として贈る際は、わざわざ購入するほどではないものの、あったらうれしいものを選ぶと喜んでもらいやすいといえます。受け取る側がすでに同じものを使用している可能性もあるので、何個持っていても困らない電化製品を選ぶのもおすすめです。

記念品として電化製品を贈るときのポイント

周年記念や卒業記念に贈る電化製品を選ぶ際には、いくつかのポイントを押さえておきましょう。以下では、どのような記念品を贈るべきか解説します。

受け取る側にとって実用性があるか考慮する

電化製品の記念品を用意する際は、受け取る側にとって実用性があるかを考慮しましょう。受け取る側の年齢層・職業・ライフスタイルなどによって、役に立つ電化製品は異なります。

たとえば、デスクワークが多い事務職やクリエイティブな職種の方には、パソコン関連の電化製品がおすすめです。ファミリー層には、インテリアになるデジタル時計やデジタルフォトフレームなどが喜ばれやすいでしょう。

受け取る側のターゲット層を具体的に絞り込むことで、記念品選びで失敗しにくくなります。贈る相手の好みや興味関心を想像しながら、電化製品を選んでみてください。

できる限り軽量かつコンパクトなものを選ぶ

記念品として贈るなら、軽量かつコンパクトな電化製品をおすすめします。持ち帰りで負担になりにくく、日常的にも使いやすいでしょう。

記念品は、受け取る側が持ち歩くバッグに入るほどの大きさが望ましいといえます。たとえばトートバッグの目安はA4サイズのため、21cm×29.7cm以下のものを選ぶと失敗を避けやすくなるでしょう。

軽量であることも大切です。サイズが小さくても極端に重量があるものは負担をかけるので、重さにも配慮しましょう。

サイズが大きいものや重量があるものを贈る場合は、配送の手配も検討が必要です。手間や配送料がかかることを考慮したうえで、適切な記念品を選びましょう。

品質は入念にチェックする

品質の入念なチェックは、記念品制作において欠かせないステップです。質が高い記念品は愛用してもらいやすく、学校や企業の認知度アップにつながる一方で、低品質な記念品は贈る側のイメージを損なう恐れがあります。

高品質な記念品を求めるなら、信頼性の高いメーカーやブランドに依頼することが大切です。実際に記念品が仕上がったら、傷や汚れがつきやすい素材を使用していないか、丁寧な仕上げがされているか、問題なく作動するかなど、基本的な部分のチェックをしっかり行いましょう。

電気で動作する商品なら、PSEマークの表示がされているかを目安にしてください。PSEマークとは、電気用品安全法で定められた検査を実施し、適合を認められた製品を示す印です。

一部の電気で動作する製品ではバッテリー容量が小さいことから、PSEマークが省略される場合もあります。しかし、モバイルバッテリーや充電器などにおいては、PSEマークの表示が必須であるため必ずチェックしましょう。

予算は1,000〜5,000円程度で考える

記念品の予算は、1,000〜5,000円程度が相場といわれています。金額が幅広い理由は、シーンによって目安が異なるためです。

たとえば、学校の卒業記念品と企業の周年記念品とでは予算が異なるので、状況ごとに相場を把握しておきましょう。


  • 卒業記念品:約1,000〜10,000円

  • 周年記念品:約1,000〜5,000円

  • 勤続記念品:約10,000〜130,000円


卒業記念品や永続勤務の記念品は、年齢や勤続年数が上がるにつれ必要になるものが変わり、相場がアップする傾向があります。相場の範囲でどのような電化製品が喜ばれるのかを考慮して、記念品を選びましょう。

学校・企業名やロゴをさりげなく入れる

記念品に学校名や企業名、ロゴを入れるときは、目立ちすぎないように注意しましょう。大きく名入れされたグッズは、プライベートでは使いにくいと感じることがあります。

名入れを施す際は、さりげなく視界に入る程度に留めることが大切です。主張しすぎずワンポイントに抑えることで、普段使いしやすくなるでしょう。

記念品のサイズによっては、文字数やロゴのフォーマットの規格などに制限が設けられる場合もあります。さりげなく入れる程度に留めるとはいえ名入れは大切なポイントなので、発注前やサンプルが仕上がったタイミングで確認しておきましょう。

記念品におすすめの電化製品10選

実際にどのような電化製品を選ぶべきか、悩んでいる方も多いでしょう。以下で記念品におすすめの電化製品をピックアップして紹介するので、確認してみてください。

モバイルバッテリー

電化製品を記念品として贈るなら、モバイルバッテリーがおすすめです。プライベートはもちろん、勤務中でもスマートフォンを長時間使用する方が増えている昨今にぴったりな品といえます。バッテリーの消費が早いと感じる方も多いため、幅広い方に喜ばれるでしょう。

平坦な製品が多いモバイルバッテリーは、学校名や企業名、ロゴを入れやすい点がメリットです。使用頻度が高く多くの方の目に留まることも相まって、学校や企業の認知度向上につながりやすいといえます。複数台所有する方も多いので、受け取る側がすでに持っていてももらって困りづらいのが魅力です。

種類が豊富であるため価格帯もさまざまで、相場に合わせて商品を選べます。たとえば、小さなバッグやポケットに入れて携帯しやすいコンパクトタイプや、短時間で充電できるパワーデリバリー対応のモバイルバッテリーなどがあります。

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薄型・コンパクト~大容量 名入れモバイルバッテリー 一覧|オウルテック

充電器・充電ケーブル

充電器・充電ケーブルも、記念品にふさわしい電化製品のひとつです。現代では、スマートフォン・ノートPC・タブレットなど多くの電化製品が生活に欠かせなくなっています。電化製品の普及に伴い充電器や充電ケーブルの使用数も増加しており、とくに劣化しやすいケーブルは需要が高いでしょう。

充電器・充電ケーブルにも、さまざまな商品が展開されています。ワイヤレスタイプなら端末を置くだけで充電を開始できるので、ケーブルを抜き差しする手間や断線のリスクを防げるでしょう。複数ポートの充電器は数台の機器を同時に充電できるので、コンセントの口数が限られている場所で重宝します。

持ち運びや配線時にごちゃごちゃしがちな充電ケーブルは、巻き取り式が便利です。バッグの中やデスクの上でもきれいにまとまります。充電器と充電ケーブルは、セットで贈るとさらに喜ばれやすいでしょう。

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スマホを置くだけで充電可能なワイヤレス充電器一覧|オウルテック
複数ポートタイプの名入れ可能な充電器一覧|オウルテック

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おしゃれに決まる名入れ可能な充電ケーブル一覧|オウルテック

ワイヤレスキーボード

快適な作業性を実現できるワイヤレスキーボードも、記念品におすすめの電化製品です。ノートPCやタブレットなどで作業する際の負担軽減に役立つでしょう。コンパクトに折りたためるものなら、カバンの隙間に入れて手軽に持ち運ぶことが可能です。

タブレットで直接文字を入力するのは大変ですが、ワイヤレスキーボードがあればノートPCと同じような感覚で文字入力ができます。外出時や顧客訪問時などにも、タブレットとワイヤレスキーボードをサッと取り出して必要な作業を効率よく行うことが可能です。

折りたたんで持ち運び、社内はもちろん外出先でも使用できるワイヤレスキーボードに学校名や企業名を入れて贈れば、宣伝効果が期待できるでしょう。

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ノートPC・タブレットでの作業時に活躍するキーボード|オウルテック

ワイヤレスイヤホン

電化製品を記念品として贈るなら、ワイヤレスイヤホンも選択肢に入れましょう。プライベートからリモートワークまで幅広く活用できるため、多くの方に喜ばれます。

ワイヤレスイヤホンは使用開始前に一度ペアリングすることで、以降はケースから取り出し装着するだけで音楽を再生できるグッズです。ケーブルがないのでバッグの中で絡まることがなく、装着時にわずらわしさも感じません。作業中のハンズフリー通話や、オンライン会議の通話にも役立ちます。

寿命が2〜3年程度と短い消耗品なので、すでに持っている方にも喜ばれやすいでしょう。

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コンパクト~高級まで 名入れワイヤレスイヤホン一覧|オウルテック

ワイヤレススピーカー

スタイリッシュなワイヤレススピーカーも、思い出に残る記念品のひとつです。さまざまな用途に利用できるため、プライベートから在宅勤務まで幅広く活用できます。

ワイヤレススピーカーは、スマートフォンとペアリングするだけで壮大なサウンドを気軽に楽しめる優れものです。音楽再生や動画視聴のほか、マイク機能を用いてオンライン授業や会議にも使用できます。

名入れ面が目に入りやすく印象に残るので、宣伝効果や思い出の想起につながりやすいでしょう。

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音楽~オンライン会議も対応可能なワイヤレススピーカー|オウルテック

タッチペン

スマートフォンやタブレットの操作性をアップするタッチペンも、記念品に適したアイテムです。近年では多くの教育現場や企業でタブレットが導入されていることから、実用性も高いでしょう。タッチペン自体は電化製品ではありませんが、電化製品であるタブレットとあわせて使うことから、需要は高いと考えられます。

ボールペンのようになめらかに線が書けるタッチペンであれば、文字をスムーズに残せます。小さい手でも持ちやすい鉛筆型のタッチペンであれば、小学生向けの記念品としてもおすすめです。

持ち歩きに便利なストラップホール付きやノックタイプ、用途に応じてペン先の使い分けが可能なタッチペンもあります。受け取る側の使用シーンを想像しつつ、最適な種類を選んでください。

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名入れ可能なタッチペン一覧

ポータブル電源

記念品に適した電化製品として、ポータブル電源も挙げられます。自分で購入する機会が少なく保有していない方が多いものの、あったら便利なグッズとして喜ばれるでしょう。

ポータブル電源は、主にアウトドアに用いられます。レジャーのお供として、キャンプやBBQなど屋外で電化製品を使用したいシーンで活躍するでしょう。スマートフォンはもちろん、電気毛布や扇風機の充電、家庭用炊飯器なども稼働できます。備えとして用意しておけば、災害時の非常電源としても役立つでしょう。

ただし、ポータブル電源を用いて家庭用製品の使用を検討する際には、必ず消費電力を確認し、ポータブル電源の出力に対応しているかチェックしてください。家庭用製品の消費電力が大きく、ポータブル電源の出力に対応していないと使えないので注意しましょう。

▼記念品制作例:ポータブル電源一覧はこちら▼
レジャーに活躍するポータブル電源

LEDランタン

自分ではなかなか購入しないものを記念品として贈りたいと考えるなら、LEDランタンもおすすめです。持っている方は少ないものの、もらってうれしいものに該当します。

ポータブル電源と同様に、LEDランタンはアウトドアや非常時に活躍するグッズです。キャンプや夜釣り、停電時など明かりが必要なタイミングで使用できます。普段使いするなら、ベッドサイドに常備しておけば手元に明かりが必要なときに役立つでしょう。

なかには、モバイルバッテリー機能を搭載しているタイプもあります。スマートフォンを充電できるぶん、活用シーンが増えるのが魅力です。

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名入れ可能なLEDランタン+モバイルバッテリー|オウルテック

デジタルフォトフレーム

思い出の写真を飾れるデジタルフォトフレームも、記念品におすすめの電化製品です。贈る方に合わせてデザイン・サイズ・機能性などを選べるので、記念品として人気が高いグッズであるといえます。

デジタルフォトフレームは、印刷しなくても液晶画面に写真を映して楽しめる点が魅力です。スライドショー機能を搭載している商品であれば複数の写真が順番に切り替わるので、多くの写真を飾れます。

時計や温度計などさまざまな機能を付帯した商品も増えており、便利なインテリアとして喜ばれやすいでしょう。

USBメモリスティック

USBメモリスティックも、記念品に適した電化製品のひとつ。コンパクトで持ち帰りやすく、何個あっても困りません。

USBメモリスティックは目新しくはないものの、データの保存に便利なグッズです。プログラミング学習の授業内容や業務に関する資料、写真などの膨大なデータを取りまとめる際に役立ちます。

ベーシックなスティックタイプのほか、デザインできる範囲が広く薄型のカードタイプ、紛失防止につながるストラップ一体型など形状もさまざまです。クラウド上でデータを保存する方法もあるものの、近年でも記念品として人気が高いグッズといえるでしょう。

記念品を制作するときの注意点は?

記念品を制作する際は、避けるべきタブーや包装方法にも気をつけましょう。最後に、記念品制作において注意すべきポイントを解説します。

タブーとされるものを避ける

記念品を制作する際は、タブーとされるものは避けましょう。日本では、贈り物として選ぶには縁起が悪いとされている商品がいくつか存在します。実用性が高いものであっても、受け取る側に嫌な思いをさせる恐れがあるので注意しましょう。

電化製品においてタブーとされるものは、火事や赤字を連想させる品です。具体的には、調理器具やストーブなどのほか、赤一色にデザインした品などが該当します。火気製品を避けることはもちろん、記念品の本体に赤を使用するのは控えましょう。

ただし、会社のロゴに赤色を使用していたり、「祝」など赤い文字が入っていたりするぶんには問題ありません。

手渡しなら外のし、郵送なら内のしで包装する

記念品の包装は、手渡しするなら外のし、郵送なら内のしが基本です。外のしは、贈り物の内容や目的がひと目で伝わりやすい一方で、内のしなら郵送でも熨斗紙の汚損を防げます。

外のし・内のしとは、熨斗(のし)紙の掛け方に対する名称です。


  • 外のし:包装紙の上から熨斗紙をかける方法

  • 内のし:記念品に熨斗紙をかけ、上から包装紙で包む方法



外のし・内のしに関する厳密な決まりはないので、状況に応じて使い分けるとよいでしょう。なお、熨斗紙に入れる文言は次の項目で詳しく解説します。

蝶結びの水引を選び、適切な表書きを入れる

記念品の熨斗紙は、蝶結びの水引を選び、目的に応じた表書きを入れましょう。記念品は、卒業記念や周年記念など何度あっても喜ばしいお祝いごとに際して贈られる品です。繰り返しお祝いしたい出来事には、何度でも結び直せる蝶結びの水引が適切です。

また、状況に応じて適切な表書きは異なるので注意しましょう。状況ごとに適切な表書きは、次のとおりです。


  • 卒業記念:「卒業記念」「卒業記念品」「祝 卒業」「祝 ご卒業」

  • 勤続記念:「勤続◯周年記念」「祝勤続◯年」

  • 周年記念:「創立◯周年記念」「開店◯周年記念」



水引の下部分には、贈り主のフルネームを書き入れます。法人名義で記念品を贈る場合は会社名や店名を、学校やPTAからであれば学校名や団体名を記載しましょう。なお、名前を入れる際は、略称を使用せず正式名称で書いてください。

実用的な電化製品を贈り、受け取る側との関係性を深めよう

記念品は、関係者との絆を強める重要な役割を担う品です。日常的に使用できる電化製品に名前やロゴを施すことで、企業や母校のことを思い出すきっかけにつながるでしょう。

利便性が高く使用感に優れた電化製品であれば、学校や企業に対する好感度が上がりやすくなります。受け取る側の意識向上や将来への励みにつながるような記念品制作のために、本記事を役立ててください。

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