企業が行うノベルティキャンペーンとは?プレゼント向けのグッズ8選を紹介

更新日:2025年2月18日
投稿日:2025年2月6日
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お客様にプレゼントすることで、ポジティブな印象を与えられるノベルティ。ノベルティを用意したいと考えてはいるものの、どのような商品が喜ばれやすいのか、どのタイミングで渡すべきなのか迷っている販促担当者の方も多いのではないでしょうか。

本記事では、ノベルティキャンペーンの実施案とプレゼント向けの商品を紹介します。制作のコツについても解説するので、ノベルティの費用対効果アップを狙うならぜひ参考にしてください。

ノベルティプレゼントで期待できる効果とは?

ノベルティは企業の認知度やイメージアップだけでなく、貴重な情報収集や他社への流出防止につながることもあります。まずは、ノベルティプレゼントで期待できる効果を把握しましょう。

企業の認知度やイメージ向上につながる

ノベルティプレゼントを行うと、企業の認知拡大やイメージアップ効果を得られる可能性があります。多くの方の手に渡ることで企業名をアピールできるうえに、生活に役立つ商品なら喜んでもらえるでしょう。

たとえば、文具やエコバッグのように実用的な商品は、日常生活のなかで必要になることが多いものです。使用頻度と実用性が高いため、プレゼントすればお客様から喜ばれるでしょう。さらに、商品に企業のロゴやブランド名が印刷されていれば、企業名を認識してもらうことにもつながります。

認知拡大やイメージ向上を狙うなら、ターゲットがほしがる商品を選ぶことが重要です。単なるプレゼントではなくニーズに適したものを選ぶことで、効果アップが見込めます。ターゲットのライフスタイルを分析したうえで、必要な商品を割り出してみてください。

既存・潜在顧客に関する情報収集ができる

ノベルティプレゼントによって、既存顧客や見込み客の興味関心が調査できます。アンケートや会員登録を条件に配布すれば、有益な情報を収集できるでしょう。

たとえば、展示会やセミナーで来場した方にアンケート回答を依頼するかわりに、ノベルティをプレゼントする手法はよく取られています。見返りがないときよりも回答率が上がりやすく、より高い効果が見込みやすいといえます。

公式サイトの会員登録を促すのもひとつの方法です。登録時に年齢・居住エリア・職業などを入力してもらえば、今後の売り出し方の参考になるでしょう。得られた情報は、サービス改善点の発見やニーズに適した商品開発などに活用できます。

さらに、ノベルティと一緒にカタログやリーフレットなどを渡すのもおすすめです。自社のサービス内容を認識してもらうチャンスとして、ノベルティを十分に活用しましょう。

企業に愛着を抱いてもらいやすい

ノベルティをプレゼントすると、受け取る側から企業に対して愛着を抱いてもらいやすいのも魅力のひとつです。商品や企業ロゴを日常的に目にすることで、テレビCMやネット広告と同様の刷り込み効果を期待できます。

目にする機会が多いと、企業に対して親近感や安心感が次第に生じることも。お客様が買い物やサービスの選択などで迷ったときに、自然と自社の商品を選んでもらいやすくなるでしょう。

ノベルティにより、競合他社への流入を防ぎやすくなる効果も見込めます。プレゼントによりお客様を大切にしているメッセージが伝われば、良好な関係を継続できてリピート購入が期待できます。

ノベルティを渡すタイミングとプレゼントキャンペーンのアイデアを紹介

ノベルティは、タイミングを意識して配布するとより高い効果が期待できます。以下では、ノベルティプレゼントキャンペーンのアイディアを紹介します。

SNS投稿キャンペーン

ノベルティプレゼントのアイディアとして、SNS投稿キャンペーンのプレゼントとして活用する方法があります。情報拡散を促しつつ、SNSで多くのユーザーに企業名やサービスをアピールすることが可能です。実際に店舗やイベントに赴く必要がないので、多くのお客様に気軽に参加してもらえるでしょう。

SNS投稿キャンペーンを実施するなら、アカウントのフォロー&リポスト(リツイート)の依頼が基本です。商品やサービスの口コミ投稿なら、幅広い層に自社の魅力を宣伝できます。

キャンペーンを実施するなら、企業のSNSや公式サイトでノベルティの画像を投稿しましょう。実施概要だけでなく画像を掲載することで、視覚効果による注目度アップを期待できます。

購入者限定でノベルティプレゼント

商品やサービスを購入した方向けに、限定ノベルティをプレゼントするのもおすすめです。ノベルティ目当てに、購入を促せます。

購入金額が一定の基準を上回った方を対象に実施すると、より効果的です。基準ラインを超えるために多くの商品を手に取ってもらいやすくなり、購入単価アップも狙えます。ほかに、新商品を購入した方限定にノベルティをプレゼントするのもいいでしょう。

ノベルティが非売品であれば、プレミア感を抱いてもらえることも。お金では購入できない特別感から、リピーターに求めてもらいやすくなります。

オープン・周年記念キャンペーン

オープン記念や周年記念イベントも、ノベルティの配布に適切な機会といえます。魅力的なノベルティで集客や認知拡大を狙い、信頼性をアピールしましょう。

記念を祝うキャンペーンなら、来店しただけでプレゼントがもらえるなど手軽さを打ち出してみてください。はじめての店舗やサービスでも、利用するきっかけにつながります。

単価が低いバラマキ用のノベルティなら、許可を取ったうえで店先の歩道や最寄駅で配るのも手段のひとつ。ノベルティを渡すことで、興味を持ってもらえるかもしれません。

店舗名やサービスをアピールするために、名入れを施すとより効果的です。企業の公式サイトやECサイトのQRコードを掲載すれば、訪問のきっかけも作れます。

イベント参加キャンペーン

店舗や施設が開催するイベント参加の特典として、ノベルティを配布する手もあります。イベント関連のキャンペーンはSNSで話題になりやすく、情報拡散による認知度向上を期待できるでしょう。

季節に応じたイベントキャンペーンは、企画しやすくニーズも高いもの。たとえば、1月から2月中旬にかけては、企業ロゴなどが印刷されたチョコレートやクッキーなどのお菓子をノベルティグッズとして配布する、バレンタインイベントを企画できるでしょう。年度末であれば、新生活に関連するイベントの需要が高まります。

理由もなくノベルティプレゼントを行うと不審に思うお客様もいるなか、季節のイベントキャンペーンはノベルティ配布の理由付けに最適です。新商品の発売や新店舗オープンなどを控えていないときこそ、季節関連のイベントを企画してみてください。

ノベルティの費用は1個あたり数十〜数千円。目的に応じて決定しよう

ノベルティグッズの費用相場は、1点につき数十〜数千円と差が生じやすいのが特徴です。どのようなノベルティを配布すればよいのかは状況により異なるので、目的に応じて予算を決定しましょう。

たとえば、不特定多数の方に向けて宣伝する街頭配布のノベルティは、安価なものが選ばれやすいといえます。一方で、取引先企業や購入のお礼としてお客様に贈るものなら品質やデザインにこだわりが生まれるので、おのずと単価がアップするでしょう。

機能性やデザインにもよりますが、商品1点あたりの単価の目安は、次のとおりです。


  • 100円以下:ボールペン・ウェットティッシュ・クリアファイル・エコバッグ

  • 200〜500円ほど:タオル・タンブラー・印鑑ケース

  • 600〜1,000円ほど:モバイルバッテリー・USBメモリスティック・折りたたみ傘

  • 1,000円以上:スマホケース・PCバッグ・ワイヤレススピーカー・ワイヤレスイヤホン・キーボード



なお、購入ロットによって価格が変動するケースもある点に注意が必要です。基本的には、ロット数が多いほど1点あたりの単価は安くなります。注文する際は、ロット数ごとの単価も忘れずに確認してください。

プレゼントすると喜ばれるノベルティとは?おすすめ8選を紹介

多くの方を惹きつけるなら、実用性が高いノベルティを選びましょう。ここでは、とくにおすすめの商品を8つ紹介します。

充電器・ケーブル

多くの方に配布するなら、充電器やケーブルのノベルティがおすすめです。幅広い世代で日常的に利用されているスマートフォンやタブレットにおける必需品で、需要は非常に高いといえます。毎日目にするものなので、刷り込み効果も得やすいでしょう。

シンプルな商品でも喜ばれますが、機能性をプラスすると他社との差別化を図れます。たとえば複数台同時に充電できるタイプや、高速充電が可能なパワフルタイプ、巻取り式の充電ケーブルなどを採用すると、優先的に活用してもらえる可能性が高まります。

目に入りやすい部分には、企業名やロゴ入れを施すと効果的です。名入れを施したケーブルのノベルティを制作し、成功した事例も参考にしてみてください。

▼制作の成功事例と商品はこちら▼
実用性と品質を兼ね備えたケーブルのノベルティ

スマホスタンド

もらってうれしいノベルティに、スマホスタンドも挙げられます。自分では購入を後回しにしがちな商品であるものの、実際に使うと便利で喜ばれやすいでしょう。

種類にもよりますが、スマホスタンドはデザインできる部分が広い点がメリットです。オリジナルデザインを反映しやすく、名入れやロゴを施しやすいでしょう。また、デスク・ベッド・キッチンなどさまざまな場所で使えるため、複数個あっても困りづらいのが魅力です。

オーソドックスなアルミやステンレス製は、耐久性が高く高級感もあります。角度調整や回転が可能な仕様にすると、利便性もアップします。変形アームであれば、寝転びながらハンズフリーでスマートフォンの固定が可能です。スタンドの役割を兼ねたスマホリングも、選択肢のひとつです。

機種ごとにサイズが異なるスマホケースとは異なり、大抵の機種に対応できるのもポイント。サイズが合わず使えないと思われる心配はありません。

エコバック・トートバッグ

ノベルティには、エコバックやトートバッグもおすすめです。レジ袋有料化の影響によって生活必需品となりつつあるため、あると便利だと喜ばれやすいでしょう。

エコバックやトートバッグのノベルティは、環境に配慮している企業であることをアピールできる一面もあります。近年高まっているSDGsへの貢献により、企業のイメージアップにつながります。

エコバッグとひとくちにいっても、保冷機能がついたものや大容量タイプ、丈夫なキャンバス生地を使ったもの、折りたたんでコンパクトにできるタイプなど、アレンジやカスタマイズ案は豊富です。
いくつあっても困らないので、定期的に配布してもよいでしょう。

ボールペン・メモ帳などの文房具

ボールペンやメモ帳などの文房具は、ノベルティの定番です。使用頻度が高く視界に入る機会が多いので、刷り込み効果を期待できます。

文房具類はオフィスや学校、自宅などでシーンを問わず日常的に利用できます。多くの方の目に触れるので、デザイン性が高い商品に仕上げれば認知向上につながるでしょう。

ボールペンやメモ帳のほかにも、電子メモパッドや付箋、蛍光マーカーや修正テープなど、種類はさまざまです。どれも機能性やデザインなどアレンジしやすいので、目的やニーズに応じてオリジナリティあふれる商品にできます。

ものによっては比較的安価で制作できるため、バラマキ用のノベルティにもおすすめです。来場特典など大人数に配布する際は、文房具類を選択肢に入れてみてください。

カレンダー

年末や年度末など区切りとなる時期には、カレンダーのノベルティも喜ばれます。自宅やオフィスなどさまざまな場所に設置できて、1年を通して目にするので愛着を抱いてもらいやすいでしょう。

壁掛け型だけでなくデスクに置ける卓上型は、コンパクトで制作費を抑えやすいのが魅力です。万年カレンダーならインテリアにもなり、繰り返し使えるでしょう。予定を書き込めるタイプがよいのか、サスティナブルなものがよいかは、ターゲットに合わせて選択してください。

タオル

生活用品であるタオルも、ノベルティに選ばれやすい商品です。さまざまな用途で日常的に活用できて、認知度アップにつながりやすいでしょう。

ノベルティとしてプレゼントするなら、気軽に受け取れるハンドタオルやミニタオルがおすすめ。購入者限定などでプレミア感を演出するなら、今治製や泉州製など、ブランドにこだわったフェイスタオルやバスタオルが喜ばれます。ワンポイントとして自社のロゴを刺繍すると、デザイン性と宣伝効果を両立できるでしょう。

消耗品である点も、選ばれやすい理由のひとつ。いくつあっても困らず好みが影響しにくいので、幅広い世代に配布したいときに選びましょう。

ウェットティッシュ・マスクなどの日用品

ウェットティッシュやマスクなどの日用品は、使うとなくなるためいくつあっても困らないノベルティです。使用頻度が高く、認知度アップにもつながりやすいでしょう。

もらってうれしい日用品として、除菌アイテム・ポケットティッシュ・スポンジ・お掃除クロスなどが挙げられます。その都度新しいものを購入する必要のある消耗品をプレゼントしてもらえるとお得な気持ちになる人は多いため、幅広い方に便利だと感じてもらいやすいでしょう。

感染症対策の一環としても、高い需要があります。とくに冬など、風邪や感染症が流行りやすい時期にもぴったりです。

ハンディファン・カイロなどの季節のグッズ

ハンディファンやカイロなどの時期限定で活躍する商品も、ノベルティにおすすめです。期間は限られるものの、ターゲット層を問わずに需要があります。

季節の商品はうちわ・扇子・ブランケットなどバラエティ豊かで、その場ですぐに活用できることが魅力です。暑い日や寒い日に役立ったことへのポジティブな印象が残り、自社へのイメージ向上につながるでしょう。

ただし、季節が終わると使われなくなる可能性が高い点はデメリットです。長期的な刷り込み効果は期待しにくいので、贈る目的を検討したうえで選びましょう。

プレゼントに適したノベルティを制作するときのコツ

プレゼントキャンペーンに向けてノベルティを制作する際は、ターゲットのニーズを汲み取り話題性のある商品作りを意識しましょう。ここでは、ノベルティ制作のコツを紹介します。

ターゲット層のライフスタイルや興味関心を分析する

ノベルティを制作するときは、まずお客様のライフスタイルや興味関心を分析しましょう。分析結果をもとにターゲット層を割り出し、需要の高い商品を制作することによって効果を得やすくなります。

分析をする際は、次の要素に注目してみましょう。


  • 年代

  • 性別

  • 趣味・嗜好

  • 家族構成

  • ライフスタイル



たとえば、お客様が家族と一緒に住んでいて日常的に料理をしている方なら、購入した食料を持ち運べるエコバッグが喜ばれるでしょう。オフィスワーカーなら、タンブラーやモバイルバッテリー、キーボード、マウスパッドなどデスクで活用できる商品が求められるかもしれません。

反対に、ターゲットのニーズと異なるものを配布すると、よいイメージにはつながりにくいので注意しましょう。

SNSや話題性を意識したグッズを制作する

SNSや口コミで話題を集めそうな商品を企画することも、ノベルティ制作のポイントです。インターネット上で掲載され話題に上るノベルティになることで、配布した数以上の情報拡散効果を狙えます。

たとえば、デザイン性が高くユニークなデザインやロゴは、おしゃれでセンスがいいとポジティブに捉えられやすいでしょう。人気商品や有名なキャラクターとのコラボレーションも、話題性を集めやすくおすすめです。

使いやすさを意識したノベルティを制作する企業もありますが、シンプルすぎるデザインは埋もれやすい傾向があります。多くの方に受け入れられやすいものの認知度向上につながりにくいため、シンプルでも印象に残る商品を目指しましょう。

企業名やロゴを入れる

ノベルティを制作するときは、デザインに企業名やロゴを反映させましょう。ノベルティは認知度アップを狙う販促品です。企業名が広く知れ渡るように工夫し、知名度の向上を図ってみてください。

名入れをする際は、まず印字する内容を決めます。宣伝効果や購買促進のためなら自社名・サービス名・ロゴなど、お祝いが目的ならお祝いの内容を加えるのもいいでしょう。内容を決めたうえで、フォント・色・デザイン・レイアウト・印刷方法などを決定してください。

ただし、企業名やロゴが大きすぎると、普段遣いしにくく逆効果となることも。大きいほどよい印象が残るわけではないので、普段から使いたいと思えるような魅力的なものを目指しましょう。

ノベルティをプレゼントして顧客獲得とリピートにつなげよう

ノベルティを贈ると、企業の宣伝やイメージアップにつながり、ゆくゆくは企業への愛着を抱いてもらえるでしょう。配布時にアンケートや会員登録を促せば、効率的に情報収集も行えます。

キャンペーンを企画すれば、ノベルティをプレゼントするきっかけを作ることが可能です。参加を促しやすいSNS投稿や購入者限定キャンペーンで話題性を作り、宣伝や販促効果を高めていきましょう。

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